■ N市における魔術的脅威 ■


【登場PC】

PC1三井只人(みい ただひと)
PC2槇真理 (まき まり)
PC3白萩雪 (しろはぎ ゆき)

【関連セッション】

GM:事前に読んでおくことで、ストーリー並びにPCへの理解度が大幅に上昇します。
第11支部セッション:ドスケベ洗脳女装クロスⅡ~絶対女装戦線バラノソノ~メイン 見学
第11支部セッション:ドスケベ洗脳女装クロスⅢ~ドスケベトリロジーファイナルオールドスケベ総進撃~メイン 見学

【トレーラー】


 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。たとえ不安定であろうとも、君たちが守ってきた世界。
 ここN市では比較的ありふれてしまっている任務、すなわちワイバーンハントへ向かった2人のイリーガル。
 しかしごくごく当然ながら、伝説の存在などというのは、ありふれたものじゃないわけで。
 あるいはそれはおぞましく、瞳に映るものなのだろう。

 ダブルクロス The 3rd Edition 大N市ステージ『N市における魔術的脅威』
 ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。


GM:とゆーわけで、まずはPC1担当の缶詰さん!自己紹介とキャラシを見せてもらおう!
三井只人:はい!
三井只人https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY8urFtQIM
三井只人:三井只人、変哲もない高校一年生です!
三井只人:特に部活や勉学に打ち込むでもなく、のらりくらりと男子高校生してます。
三井只人:母親と妹の女性が強い家族で育ちましたので、できれば女性との争いを避けたいと思いつつ、家族の目が届かないところでは普通に思春期男子して行こうと思います
三井只人:医者の母に影響されて将来の夢は一応医者。趣味は軽い人助けですが、受験までには自分の足場を固めたいと思ってます!
GM:地に足付いてる男子高校生いいね~!
三井只人:過去に事故に巻き込まれた時に父親に庇われて生還し、その影響で人助けに自己犠牲は重荷になるのでNG、という思いがあります
三井只人:高校上がってから、朝の支度の時に前髪の決まりを気にするようになりました
三井只人:自分ではクール枠を目指してます
GM:平凡なかわいさ
三井只人:Dロイス「奇妙な隣人」により、自称最強のドラゴンの「センセイ」と共存しています。
三井只人:気さくな感じでバロールの魔眼を使って意思表示し、皆に声を伝えてきたりします。多分そんな感じです。
三井只人:データ的にはバロール・ノイマンの精神白兵型です。
三井只人:センセイの知識で体を動かすイメージで、近づいて殴る。頑張ります
三井只人:そんな感じでちょっと不慣れながらも剣使い頑張ってます。
三井只人:最近、友達の恋愛相談ばっかして列車や麺と戦ってるのでそろそろ自分にも春がほしい
三井只人:以上、三井只人でした!
GM:OK!無理しないように頑張ろうね!命を張らなくても人助けはできるとお母さんが示してる!
三井只人:がんばるぞー!
GM:続いてPC2!メギド怪文マンさんお願いします!
槇真理:はい!
槇真理http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYosC8rQIM
槇真理:槇真理! 元UGNチルドレンにして元FHチルドレン! 大N市でも有数のダブルクロス女です!
GM:なんだその恥知らずな経歴は!
槇真理:チルドレンとして厳しい日常の中で、憎悪と自分しか見えなくなって悪の道に堕ちたあげくジャームになったのですが!
槇真理:運命の男性との出会いと自らの死によって浄化され、第二の人生をレネゲイドビーイングとしてやりなおしています!
槇真理:得意技は遺産を活かした木遁RC攻撃! ノイマン特有の精神暴力を活かしてガンガン異能バトルしちゃうぜ!
槇真理:情報収集も範囲攻撃も恥知らずにやってのける恥知らずやりたいことやったもんがち女!
GM:これからはまともな異能で戦ってくれ!とても楽しみ!
槇真理:槇真理ちゃんをよろしくね!
槇真理:以上!
GM:生まれ変わった真理くんよろしくね!恥の上塗りをするんじゃないぞ!
GM:そんでもって、君たち二人のハンドアウトがこれじゃい!
GM
 HO-06-A:三井只人&槇真理
 シナリオロイス:ホラーハンター
 あなたたち2人は第5地区に出現したワイバーンを討伐しに向かった。
 いざこれから戦闘、という時にさらに横から入ってきた謎のオーヴァード、ホラーハンター。
 臭いがするとか失礼なことを言いながら襲い掛かってくる彼女に、なぜか君たちの攻撃は通用しない。
 ここはひとまず逃げておき、対策を練る必要があるだろう。

槇真理:よっしゃあ~! 逃げ恥で上塗りしていくぞ!
三井只人:逃げるは恥だと思わない!(OP曲が流れる)
槇真理:(始まる恋ダンス)
GM:まずは20分ばかしワイバーン会話してもらい
GM:すると謎のオーヴァード、ホラーハンター+αが急に襲い掛かってくるので
GM:抵抗虚しく敗走してしかるのち反撃してくれ!
GM:じゃあ次!
GM:PC3にして初登場のあの子を紹介してください!すらいさん!
白萩雪:押忍
白萩雪http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYn8DcuQIM
白萩雪:知らざあ言って聞かせやしょう。星辰館高校3年生にしてUGNチルドレン第5支部所属の白萩雪でござい
白萩雪:かつてUGNの遺産持ちチルドレン教室“ギアストレイジ”の生徒であり、崩落戦前の不穏な空気を察して一抜けした経歴があります。
白萩雪:今でもそのことを引きずっており、自分は人を見限れるタイプなので、あまり友達を作らないようにしようと立ち回っております。立ち回っているんだってば。
GM:とてもクールな女の子に違いない
白萩雪:性格は見た目に反してクールで教師のように語りかけるタイプ。ボクっ娘だぞ。あと久しぶりに胸が小さいキャラを作りました。
白萩雪:ジュラシックレコードの遺産継承者であり、能力は莫大な磁場を精密に操ります。
白萩雪:性能としてはシンプルな白兵!ジュラシックレコードのおかげで白兵の割には高めな機動力。高い装甲。高い打点。オールラウンダーとして割と優れたスペックで戦います。
GM:(しまった、ボスのコンボ名に炎ってあるけど特にデメリット考えてないな……)
白萩雪:しかもエフェクトの都合上、射撃にスイッチしてもなんら不自由が無い!マイナーで《ポルターガイスト》しても射撃で追い打てる特性があります。
白萩雪:えっマジで…
白萩雪:そこは特定の誰かにビビってすがります
GM:クールなのに!
白萩雪:自主的にダイス2個くらい減らしたりするよ
白萩雪:そう、忘れてはいけない。この子はクールなんだ…
GM:完全なデメリットを思いついたので心配しなくていいぜ!
GM:せいぜいクールさを保てるよう頑張りな!あるいはイチャつけ!
白萩雪:今回のPCメンバー、旧友(あまり会いたくない方)に知り合い(上記の理由で遠ざけてるのにグイグイ来る)と
白萩雪:負荷がスゲーメンバーなので、色々やってけるといいな!よろしくおねがいします
GM:普通に可哀そう。よろしくお願いします!
GM:というわけで負荷の凄いハンドアウトはこちら!
GM
 HO-06-B:白萩雪
 シナリオロイス:HO-06-Aを取得したPC(どちらでも良いのだぞ)
 第5支部のUGNチルドレンである君に、副支部長から任務が与えられた。
 その内容とは、何者かの襲撃を受けている2人のイリーガルの救援だったのだが、
 どうやらあなたの知人であるらしい。
 あとなんか旧い知り合いにそっくりな奴もいる。

白萩雪:負荷!
白萩雪:不本意ながらハンドアウトAを持ってる人の片方が固定ロイスに入ってしまってるので
白萩雪:なんでだろうね?
白萩雪:もう片方を不本意ながら取得することになります
GM:可哀そう
GM:第5支部所属のきみは、昔からお世話になってる副支部長に呼び出されて
GM:こういう羽目になってもらいます。
白萩雪:あっ旧知の仲(頼れる人)だ!
白萩雪:たすかる
GM:胃が痛いのは一緒………
GM:とまあこんなところで!
GM:セッションを開始していきましょう!いえい!

【OP1】

GM:登場PC 三井只人&槇真理
GM:登場侵蝕どうぞ!
三井只人:三井只人の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:32->35)
槇真理:44+1d10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+4[4] → 48


GM:────第5地区。公園にて
GM:UGNイリーガルである君たちは、一つの任務を受けてここへやってきた。
GM:ワイバーンと呼称される謎のレネゲイドビーイングが近辺で目撃されたのである。
GM:君たちの使命はその無力化だ。このN市ではなぜか結構頻繁に発生している。
GM:特に槇真理くんはワイバーンとの交戦経験もあることだし、先輩風を吹かしちゃったりしてもよいのではないか。
槇真理:(うわぁ、ここジャームだった時に作戦ついでに破壊しようと思ってた公園だ~)
槇真理:(ジャームだった頃の私、マジ死んで正解だったな~)
三井只人:「…………………」
三井只人:「(ワイバーンってセンセイ、普通に竜生きてるじゃん)」
槇真理:「──さて! 三井くん!」
三井只人:「あ、はい、なんでしょう真理さん。……真理先輩かな」
槇真理:「我々はワイバーンを倒し、人々の日常を守らなくてはなりません!」
槇真理:フンスフンスとやる気に満ちた表情。
三井只人:「えぇ、そうですね。そのためのUGNってわけですし」
三井只人:こないだまで色々有ったし大丈夫かな?という心配顔
槇真理:「高校一年生扱いなのでタメで良いですよ!」
三井只人:「あ、一年生なんだ。じゃあタメな感じで」
槇真理:「それはさておき!」
三井只人:「はい。聞きましょう」
槇真理:「その一緒に居るレネゲイドビーイングさんとはどのような関係でしょうか?」
三井只人:「あぁ、そこからでしたか」
三井只人:「えーっと、この人は自称最強のドラゴンさんで、力貸してもらってます。名前はわかんないので僕はセンセイって呼んでます」
センセイ:『そんな感じである。ヨロシク』
センセイ:『あと自称ではなく客観的な事実である』
槇真理:「つまり運命の二人……相棒、二人で一人のオーヴァードそういうことですね?」
槇真理:「いえ! 強いのは存じております!」
槇真理:「邪悪なジャームに囚われた私を助けてくださった時の勇姿! 見ておりましたので!」
三井只人:「まぁー、運命かどうかはわかんないけどそんな感じですね」
三井只人:「半人前なのをサポートしてもらってる感じで。人じゃないけど」
槇真理:「半人前!!!!!!!!!!」
槇真理:「ハーフボイルド!!!!!!!」
三井只人:「ハードよりマイルドの響きですねぇ…」
槇真理:「それを支えるダンディなセンセイ……!」
槇真理:「“関係性”じゃないですか~~~~~!」
三井只人:「………関係性」きょとん
槇真理:「関係性ですよ。三井くんはセンセイとの関係性、絆を抱いて戦っている」
槇真理:「その関係性が持つ強さは、とっても素敵なものだと思います」
三井只人:「あー、そういう。オーヴァードは関係性が大事だって聞きますしね」
三井只人:UGNの教習で習ったぞ!
槇真理:「これはオーヴァード戦闘のセンパイとしてアドヴァイスしたいのですが!」
三井只人:「おぉ、聞きましょう」
槇真理:「関係性は大事などというものではありません。関係性が、命なんです」
三井只人:「命……」妙に含蓄のある言葉だ…
槇真理:「我々オーヴァードは死に至るダメージからでも簡単に復活できます」
三井只人:「……ですね」
三井只人:あの感覚は慣れない。
槇真理:「しかし、砕かれた絆は繋げない……」
三井只人:「体の傷は治っても心の傷は治りにくい、ともいいますしね」
槇真理:「ジャームになることを敗北と考えるなら、ジャーム化を促進する絆の崩壊の方がよっぽど大きなダメージなのです……」
槇真理:「そうです。心の傷が治りにくいってのも大きいですし……」
三井只人:憂い気な顔にちょっと気を使いつつ。
槇真理:パッと表情が変わる。
槇真理:「なので! 三井くんもちゃーんと身近な人を大事にしましょうね! うちの多々羅くんみたいに!」
三井只人:「おっと」その気遣いが無駄だったことを知る
三井只人:「ノロケられちゃいましたね、これ?」
槇真理:「ぐへへ……すいやせんねぇ~」
三井只人:「まぁ、多々羅さんが貴方を取り戻すための大立ち回りは凄かったですからね」
三井只人:「ここはごちそうさまとしておきましょう」
三井只人:「先程の発言も含めて、ええ」
三井只人:「やっぱり、前から戦ってた人は同年代でも先輩っぽいですね」
三井只人:「しかしソレでいうと真理さんもアレですね。結構ダメな感じに取り込まれてたと思うんですけど、その後いかがです?」
三井只人:「後遺症とか、あるいは新しい絆とか」
槇真理:「んまあ、かなりやばかったのですが」
三井只人:「ですよねぇ」変なこと叫んでたし、とは言わない
槇真理:「今の私は遺産を核としたレネゲイドビーイングなので、そこらへんは比較的大丈夫です」
槇真理:「むしろ三井くんが女装により心の傷を負っていないか……そういうことのほうが心配です……」
三井只人:「女装?いやぁハハハ、なんのことですかねぇ」
三井只人:「僕は女装したことなんて無いですよ。ちょっと面積の広い布だっただけです」
三井只人:「マジで」
槇真理:「……あっ(察し)」
三井只人:立ち絵がめっちゃホップしてる
槇真理:「そうでしたか! ちょっと生前の記憶なんて曖昧でしたねえ~!」
三井只人:「そうですよねぇ~~~!!今までに例のない復活ですからちょっと曖昧ですよねぇ~~~!」
槇真理:「はい! セルとかチルドレン部隊の記憶とか相当曖昧なもので!」
三井只人:「まぁ女装させるなら僕なんかよりすごい人いっぱいいるので、わざわざこっちに回しませんよねぇ~~」
三井只人:「あぁ、ソレは大変ですね!絆が大事なのに過去があやふや……今と未来で補っていきませんと!」
槇真理:「……」
槇真理:(そういうノンケを堕とすのが良いんだよなあ……)
三井只人:「…………?」
槇真理:「ですね! 今後ともよろしくおねがいします!」
三井只人:なんでだろう、悪寒がする。風邪かな?
三井只人:「えぇ!同級生だけど頼らせてもらいますよ、せーんぱい!」
槇真理:「任せ給え! 後輩クン!」
三井只人:「あははははは!」
槇真理:「ははははははは!」
槇真理:(もう二度と、仲間は失わない)
槇真理:(だって、仲間ってこんなに幸せなんだもの)
三井只人:「そういや真理さん、一年扱いってことは学校とか来る感じ?」
三井只人:「……っていうか今何処に住んでるのかも知らないや。寮とかあるんだっけ」
槇真理:「え? そうですね。今は多々羅くんの家に住んでいるんですが……来週から学校にも行きますよ」
槇真理:「星辰館高校! 漫研があるって聞いているんで気になるんですよね~」
三井只人:「うおっ」予想外に同棲の話が出てビックリ。
三井只人:思春期高校生なのだ
槇真理:「多々羅くん、朝から激しいんですよ……」
三井只人:「(何が!!!!!?????)」
槇真理:※修行が
三井只人:修行だった
三井只人:「………………(言葉を飲み込む顔)ははー。それはそれは。そういえばそんな部活もあるらしいですね」
槇真理:「信じられないくらい体力があって……」
三井只人:「(コレもうアウトだろ!!!!!!!)」※修行の話です
槇真理:「付き合ってる私のほうがもう疲れちゃいますね。動いてないのに」
三井只人:「……………(言葉を噛み殺す) あぁ、結構鍛えてそうですしね」
三井只人:「(アカンて!!!!!!同年代やぞ!!!!!!)」※修行の話です
槇真理:「あっ、修行の話です!」
三井只人:「ですよね~~~~~~~~~~」
三井只人:「日々是修行ですもんね~~~~~」
三井只人:「(ビビった!!!!!)」
槇真理:「やだもうごめんなさい! えっ、三井くん彼女とか居ないんですか?」
三井只人:「え?なんでいきなり人の心を抉るんですか?いませんよ」
GM:と、その時である。
槇真理:「じゃあ見つけにいかないと──」
ワイバーン:バッサバッサバッサ………
槇真理:「──チッ」
三井只人:「見つけにいきたいんですけどね~」
三井只人:「…おっと」真理さんに遅れて気付く
槇真理:(楽しいお話タイムの邪魔しやがったな……)
ワイバーン:「ギャーーーーース!」咆哮!
槇真理:「話の途中ですがワイバーンですね。まずはサクッとぶちのめしましょう」
三井只人:(あんなにはしゃいでたのに、やっぱ経験かなこれ)
ワイバーン:恐るべき貌、力強い羽ばたき、刺々しい鱗。
ワイバーン:まぎれもなくワイバーンなのだ!
三井只人:「…………ほんとに居たよ、ワイバーン」
三井只人:「センセイ、最強の名前返上する?」
センセイ:『我の方が強いが???』
槇真理:「むっ、ナイス関係性」
三井只人:「おっと、話に夢中になってしまった。とりあえず頑張りましょう、真理さん」
槇真理:「ええ! 勿論です!」
槇真理:(そして三井×センセイをもっと観察しなきゃ!)
三井只人:(なんかさっきから嫌な予感がするけど、これが殺気というやつかな…)
ワイバーン:「ギャーーーーース!」威嚇するように叫びながら、君たちに襲い掛かろうとしたワイバーンは
???:「ああ、臭うな………」君たちの後ろから聞こえるかすれた声と
槇真理:珪素結晶により構成された樹木を召喚しようとするが──
???:BLAM!
槇真理:「!?」
三井只人:「!?」
槇真理:本能的に危険を察知し、攻撃を中止、驚異に対して身構える。
槇真理:(この私が、声がするまで気づけなかった!?)
三井只人:取り出した剣をそちらに向ける
???:追って響く破壊的な銃声によって、その命を失った。
三井只人:(今まで二人……だったよな?)
GM:君たちの視界に現れるのは二つのもの。
???:大仰なショットガンを構えた女。時代錯誤なマント、帽子、分厚く長いスカート、その全てが血で赤黒く染まっている。
歩行機械:黒い奇妙な機械。二本の足で歩行し、いかにもジャミングとかしそうな円盤状の頭は胴と一体化している。
槇真理:「……誰、ですか?」 珪素結晶の茨を自身の周囲に展開し、身構える。
三井只人:「……………えーっと、増援の人、だったりします?」 そうだったらいいのになぁ、と思いつつ聞く
槇真理:(先に撃たせる。正当防衛の為に、一発だけくれてやる。一発貰ったら即殺す)
???:「この街は、どこもかしこも化生だらけだ………」ワイバーンを抹殺した長銃を肩に担ぎ上げ、呟きながら
???:あなたたち2人を見て────否、視線は通っていない。
ホラーハンター:「………だから、私はここに来た。"ホラーハンター"の仕事場だからな」その両目は隠されている。赤黒く染まった布が覆い隠しているのだ。
三井只人:(なんか人の話聞いてくれないけど、それだけで敵対ってのもな…)
ホラーハンター:「増援………増援」
ホラーハンター:「間違っていない。そう、私は仕事で来た。あのような化生を殺すために」
三井只人:「あーっと」味方かな…?「UGNの人、だったりするのかな?」
槇真理:「三井くん、構え解いちゃ、絶対に駄目ですよ」
三井只人:「あ、はい」緩めそうになった気を引き締める
三井只人:危ない危ない、頼りになる先輩だ
三井只人:UGNには変な人が多いけど、イコールで変な人はUGNとは言えないのだ…
槇真理:(リザレクトの感覚は覚えている。腕一本飛ばされても遺産によるRC攻撃は可能。三井くんが戦いを決断できるように、最悪私が初撃を受ける)
槇真理:相手を睨んだまま一歩だけ前に出る。
三井只人:(こう、サラっと出てくるくせに敵の幹部クラスだったりすることもあるしな……やだなぁ)先日の苦い記憶
ホラーハンター:「うむ、だが、お前たちのは臭いは────」
歩行機械:『そうですね、あなたのご懸念通り。私のセンサーもそのように』機械音声が遮る。
歩行機械:『この2人こそが、当初の依頼内容ですねえ』
ホラーハンター:「やはりか!」ショットガンを再び構え、左腕は懐に。
ホラーハンター:「ああ、今こそ"ホラーハンター"の狩りを始める時………」
槇真理:「──以上の発言を敵対行為として判断しました」
三井只人:「うっわ不穏な展開!話し合いません!?」言ってる間に先輩の覚悟が決まっている!
槇真理:「駄目です! 三井くん、動きますよ!」
ホラーハンター:「化生め!私は二度と後れを取らぬぞ!」明らかに興奮している!
三井只人:「わかりました!!」指示に従うのは得意だ!
槇真理:「ああいう芝居がかった連中は!」
槇真理:両手をパチンと打ち鳴らす。
槇真理:同時にホラーハンター一行の背後から結晶の蔦が伸びて彼らを襲う。
槇真理:「まともに相手してると馬鹿見ます!」
三井只人:射線重ならないようにセンセイの思考を通して身体を操作。
三井只人:「ガッテンです!」
槇真理:(最悪、何か起きても主に私の責任なので、なんとかなるでしょうきっと)
三井只人:(怒られたらめっちゃ謝ろう)
歩行機械:『なんでこういう人たち進んで情報漏洩するんですかねギャー!』蔦に絡めとられて身動きできなくなる。
槇真理:「今です!」
三井只人:凡人とは思えない手慣れた動きで接近、そして
三井只人:「偽竜顕現<ドラゴンズレイヤー>──」
三井只人:現れた人物の方へ、剣を振るう!
三井只人:「────形態:邪竜<システム:ファフニール>!」
三井只人:…………コレなら当たる!
三井只人:それなりの戦闘経験の中、自身の思考でそう思い。しかし。
ホラーハンター:蔦の動きを軽やかな足捌きで回避したその先に、振るわれる一撃。
ホラーハンター:即席のコンビネーションとは思えない、見事な致命の一撃は
三井只人:重力操作による、人の身を超えた竜の一撃は過たず吸い込まれ──
ホラーハンター:「………うむ」
ホラーハンター:当たる直前で、光の壁に押し留められた。
三井只人:「………なっ!」
三井只人:流石にこれは、経験がない!
槇真理:(防御型ではないはずだ。しかも完全に攻撃を遮断している)
槇真理:(三井くんの動揺もある)
三井只人:避けられるならまだしも、完全に防がれるとは!
ホラーハンター:「なるほど、悪くない………」
ホラーハンター:「これがあれば、邪神といえど何するものぞ!」興奮している!
槇真理:「逃げますよ、三井くん」
三井只人:動揺しつつも、思考によって反射を制御し、剣を取り落とすこともない
三井只人:「………はい!」
槇真理:珪素結晶の茨をすかさず分解、煙幕に変えてホラーハンターたちの動きを封じにかかる。
三井只人:攻撃の効かない相手にどうしろっていうんだ! 思いながらも、身体は指示通りに距離を取るように動く
ホラーハンター:「ヌゥーッ!前が見えん!」
槇真理:(狂信者の類い、レネゲイド嫌いのジャームの可能性が高い)
三井只人:「………!(そんな布してるからでは!?)」声は出さない!位置を知られるから!
歩行機械:『元からでしょうが!』
三井只人:「(やっぱ元からかよ!)」声は以下略!
槇真理:「こちらです三井くん!」 小声で誘導を開始する。
三井只人:「………はいっ」
三井只人:やっぱ場馴れしてるなぁ、と付いていく
槇真理:(レネゲイド嫌いのジャームだなんて、昔のことを思い出しちゃいますねえ……)
三井只人:「(邪神ねぇ…………こないだの麺類とかの類かね)」
ホラーハンター:「レディ!レディヒラメキ!ヘールプ!」
歩行機械:『コンプライアンス意識ー!』
GM:叫び声を背に受けながら、君たち2人は逃走に成功した………
三井只人:「……………」
三井只人:「(僕が関わる人、なんか変な人ばっかな)」

GM:シーン終了です。ロイス取得のみ可能!
槇真理:4.三井只人 恩義◯/憐憫→こいつに手を出さない女どもは何をしているんだ……何か理由があるのか?
三井只人:槇真理 ○P信頼/Nたまに僕にはわからないような遠い目をしている。
三井只人:あ、Nは隔意

【OP2】

GM:登場PC 白萩雪
白萩雪:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+9[9] → 42

白萩雪:早速ストレスがマッハ
GM:かわいそう………

GM:第五支部、副支部長室。
GM:シンプルだがよく整理された部屋に二人の姿
GM:一人はこの部屋の主たる榎木孝史。
GM:もう一人はこの支部所属のチルドレン、白萩雪。
白萩雪:眼鏡を丁寧に磨いている
榎木孝史:「休日だというのに、急に呼び出しちゃって悪いね」
榎木孝史:ハーブティーを可愛らしいマグカップに注ぎ、力なく笑う。
白萩雪:「いやあ、榎木副支部長たってのお頼みでしたら、余程ではない限り断る義理は無いですから」
白萩雪:緩やかに笑って、眼鏡をかけ直す
榎木孝史:部屋の中にも穏やかなラベンダーの香りが漂う。威厳も威嚇性も、極力そぎ落とすのがこの男の姿勢であった。
榎木孝史:「あっつ」もとより削るものがあるのか、はなはだ疑問ではあるが。
白萩雪:「で、案件は?最近は学園生活が長くて本分を忘れそうでしたからね。丁度いい機会ですし、何でもやりますよ」眼鏡を直す
榎木孝史:「うん、とても心強いよ」
榎木孝史:「端的に、順を追って説明しよう」
白萩雪:(そう、本当に丁度良かった…三井君が最近とみに話しかけてくるし、つられて周りまで近寄ってくる始末だ。不登校になったように装って、空気感を取り戻すチャンスだぜこれは)
榎木孝史:「最初に謎のレネゲイドビーイング群、通称ワイバーンの出没が確認されてね」
榎木孝史:壁面モニターで地図を表示しながら説明をする。
白萩雪:「ははあ。」ワイバーン程度ならば少し腕の立つオーヴァードならば十分に狩れる。非番を呼ぶということは、緊急対応の必要な案件ということだろう。こと自分を呼んだとあれば
榎木孝史:「近隣にいたイリーガル2名に連絡をとり、対処を要請したんだけど………」
榎木孝史:「非常に厄介な反応も現れてね」
白萩雪:「続けてください」
榎木孝史:「予測されていた交戦区域に、遺産と思しき強烈かつ特異なレネゲイド反応」
榎木孝史:「そして、非常に僅かなRクリスタル反応」モニター上に一人の男が映し出される。
GM:腰におもちゃのベルトみたいなものを巻いた、白髪のアラサー男性である。
白萩雪:「彼は?」
榎木孝史:「彼はFHセル・アベンジャーズのセルリーダー。マスターエロス」
白萩雪:「成程。音に名高い蒙昧なるマスターエージェント。」
榎木孝史:「ほんとにね」
榎木孝史:「部下にごく少量のRクリスタルを分け与えて強化する特徴が見られてね、たぶん後者の反応はそれによるもの」
榎木孝史:「この二つの反応が、瞬間的に感知された。恐らくは何らかのジャミングで隠蔽されてたんだろうね」
白萩雪:(部下とマスターエロスか。撃破例も報告されていたと思うけど、遺産による慣性消去で大気圏外に追放とか…。純粋な出力勝負だとボクに分はない。逃げは常に選択肢の最上に置く。)
榎木孝史:「マスターエロスは多分ここに居ないだろう。彼が戦えばもっと派手に検出される」
榎木孝史:「問題は、アベンジャーズの刺客の目的がイリーガル抹殺ではないかということでね」
白萩雪:「それならば多少は安心出来ますね。彼とやりあえる自信はボクにはない」
白萩雪:眼鏡を直す
GM:モニター上に、イリーガル2名の顔が映し出される。
白萩雪:「つまり、今回の任務としてはイリーガル…2名でしたね。その増援、及び刺客のげき……たい……」
榎木孝史:「………………」
槇真理:笑顔
三井只人:自然体
白萩雪:「いたた!」直していた眼鏡が目頭に食い込んでしまった
榎木孝史:「ハハッ、大丈夫かい?」
榎木孝史:「リラクゼーション作用のあるハーブティーだ。程よく冷めてるから飲みながら聞くと良い」
白萩雪:「副支部長、これはドッキリですか?真理君?確かジャームとして見つかったとか…」
白萩雪:「副支部長?」
榎木孝史:「うん、真理くんね、うん………」申し訳なさそうに言う。
白萩雪:その隣にある顔も知らない顔ではない。というか最近嫌というほど見てる
榎木孝史:「確かに彼女はジャームとして見つけて、僕がこの手でとどめを刺したはずなんだけどね………」
榎木孝史:「なんか生き返っちゃったみたいでね………」遠い目
白萩雪:「榎木副支部長でありませんでしたら悪質な冗談だと判断していましたよ、ええ」ハーブティーに口をつけつつ
榎木孝史:「まあ、今の彼女はレネゲイドビーイングだ。厳密には別人さ」
白萩雪:「レネゲイドビーイン………」
白萩雪:冷静で余裕ある目つきが途端に怪訝に
白萩雪:「だーから真理君は!昔からおかしいんですよあの娘は!!」
榎木孝史:自らもハーブティーを口につける。
白萩雪:「榎木副支部長が手ずから蹴りをつけたと聞いた時には、そりゃあ普段のこともあって殊勝な気持ちにもなりましたよ。ええ、それくらいは。」
榎木孝史:「きっちり送ったのに本当生き汚いよねえ」
白萩雪:「だからって、この短期間で容易く転生もどきをしてくるとか……面の皮が厚すぎる!」
白萩雪:「………失礼しました。……ちょっと感情的になってしまって……」眼鏡を直す
白萩雪:「…まあ、でも」
白萩雪:「本当に少しだけですけど、良かったんじゃないですかね。」
榎木孝史:「………………うん」
榎木孝史:「………ちなみに恥知らずなことに、記憶と意識はおおむね連続してるみたい」
白萩雪:「…」はぁ。と一口のため息
白萩雪:「良いでしょう。旧知とかは関係なく、任務ならば吝かではありません。」
榎木孝史:「雪くんならば大丈夫だと思ったし、君の能力と対応力は素晴らしいからね」
榎木孝史:「まぁ内にも一人似たような経歴の子はいるし………いや琴城さんに失礼だねうん」
白萩雪:「彼女は慎み深く、そして一生懸命だ。比較するのも烏滸がましいですよ」
榎木孝史:「うん、オフレコでお願い」
白萩雪:「いえ。…とにかく、状況は急いだほうが良いわけですよね?」
白萩雪:「真理君の戦闘能力をして、増援が必要と判断したならば、余程でしょう。三井?君?(せいいっぱいの関わってないアピール)彼の能力が如何程かは分かりませんが」
榎木孝史:「うん。早速向かってもらおう。"マンチニール"」
白萩雪:「委細承知しました。“星震林檎”、“パーティ・ビーチ”の命のもと、出撃します。」
白萩雪:席を立ち上がり、ホルスターに手をかけて確認する。
榎木孝史:「………こちらが出来るバックアップは、全て行う」
榎木孝史:「必要なことがあれば、なんでも言ってくれ。君はそうすることができると信じている」
白萩雪:「ええ。あの時から、その点は信用しておりますよ。」
榎木孝史:「………ああ、いってらっしゃい。気を付けてね」

GM:シーン終了です。ロイス取得のみ可能!
白萩雪:何故か三井君は固定ロイスに入ってるんでもうひとりをシナリオロイスとして取ります
三井只人:不思議ですね
白萩雪:槇真理 P信用/Nスーパー食傷○/ロイス

【ミドル1】

GM:登場PC 全員
GM:登場侵蝕どうぞ!
白萩雪:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+9[9] → 51

白萩雪:高いね!?
三井只人:三井只人の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:35->40)
槇真理:48+1d10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+8[8] → 56

GM:OK!
GM:今回はSSSCなので、プライズポイントを貯めることでシナリオ目的を達成できるようになります。
三井只人:プライズ!
GM:各員頑張って情報収集したり、その横でイチャイチャするように
槇真理:まあ任せてくださいよ
白萩雪:押忍
三井只人:控えめな性能しか無いから、先輩達に任せっきりだぜ~!
槇真理:Fateのアーチャーばりに時間稼ぎしてくるからよぉ!
三井只人:別に、アレで1冊描いても構わないんでしょう?
槇真理:最悪だ!?
槇真理:いただきます
GM:内容はこちら!共有メモにも貼ってるぜ!
GM
リサーチシーン
使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:神秘>、<知識:レネゲイド>
目標値 :9
上限   :30
プライズ:0/8
シーン数:0/6

三井只人:噂話で素振りかなぁ。初期だと生き字引も持ってない後輩だ。
GM:じゃあ、さっそく判定をどうぞ!!
白萩雪:あ、いんですね
三井只人:噂話で行きます!
三井只人:2dx+1>=9 噂話
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 9[6,9]+1 → 10 → 成功

三井只人:いけた
白萩雪:じゃあ一応UGNコネ起動して振ります
白萩雪:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 6[2,6,6]+2 → 8

白萩雪:だめ
槇真理:マイナーでオリジン:レジェンド
槇真理:メジャーで生き字引+コンセ
槇真理:見せてやろう、人間の意志の力を
槇真理:56→61
三井只人:真理さん頑張れ~!
槇真理:6dx8+1+2 情報:UGN
DoubleCross : (6R10+1+2[8]) → 10[2,3,4,6,8,10]+10[3,10]+5[5]+3 → 28

槇真理:財産点2点使用
槇真理:残り財産6
槇真理:意思なので常に固定値1がついてくるの美味しいですね
GM:ウギャ~~~
三井只人:最速最短まっすぐな女子だ
白萩雪:恥知らず!!!
槇真理:「情報は空けておくからきさまらはちちくりあっておけぃ!」
三井只人:これがジャームから生き延びたオーヴァードの力かよ!
槇真理:絶望を越え、ジャーム化を越え、死を越えた女……
三井只人:イキハジーノです…
白萩雪:プライズ4点だぜ
GM
プライズ:4/8
シーン数:1/6

GM:優秀なやつよ
GM:情報開示!
GM: プライズポイント2:"ホラーハンター"
 "ホラーハンター"はコードネームである。思いっきり情報漏洩しちゃってたらしい。
 主に北米を拠点として活動しているフリーランスのオーヴァードであり、性格は寛容、というか緩い。
 1週間前に合衆国東部で消息を絶ったようだがなぜここに………?

GM: プライズポイント4:"ホラーハンター"の書置き
 やたら長い。
 要約すると《シュブ=ニグラスの化身》なるジャームを倒すため、苦汁を飲んでFHセルへの協力を選んだようだ。
 葛藤部分の記述がやたら長い。
 また本名はラヴィニア・クランベリーであるらしい。


GM:────第5地区。セーフハウス。
GM:UGNが非常時に備えて複数用意してある施設の一つである。
GM:その情報は所属エージェントやチルドレンにも全て通達されているわけではなく、一時的な拠点とするには十分であろう。
GM:襲撃を受けた三井只人と槇真理は、後方支援エージェントの連絡と白萩雪の助力のもとここへたどり着いた………
白萩雪:支部から預かった電子キーを通し、入室する
白萩雪:「まあまあ綺麗じゃないか。管理が行き届いている」買い出した食料品を抱えた手で眼鏡を直す
白萩雪:「さあ来たぞ。ボクが増援の“星震林檎”だ。真理君、また相まみえるとは思わなかった………」セーフハウスに二人が待っている体で部屋に入っていく
白萩雪:そう、旧知の仲たる真理とお話することでツーンとした先輩の印象を植え付ける作戦なのだ。完璧だ。完璧過ぎる
三井只人:「あ、おかえりなさーい。」先に調査に出た真理さんかと思いつつ
三井只人:「……………おや、先輩?」
白萩雪:「……って、真理君は」
三井只人:「真理さんは、先に心当たりを当たってくるとかで……僕は入れ違いにならないように留守番ですね」
白萩雪:「なっ……!真理君が、いない……!!」出鼻をくじかれた
白萩雪:「ま……まあいいだろう。ホラ、補給だ。」食料品のビニ袋を机に置きつつ
三井只人:「しかし、誰か来るとは聞いてましたが白萩先輩でしたか!心強いですね。あ、何か飲みます?」
三井只人:「わ、ありがとうございます~」袋を確かめる
三井只人:セーフティハウスというだけ有って、保存の効くものはいくつかあったが味気ないのだ
白萩雪:「カルピスを取ってくれ…」
三井只人:「濃いめですか?薄め派ですか?」台所に向かいつつ
白萩雪:「牛乳で割ってくれ」
三井只人:「牛乳で? わかりましたー」
三井只人:普段は水派だけど、先輩の真似して牛乳割り
白萩雪:「勘違いしないで欲しいけど、今回来たのは三井君と真理君という知り合い二人がいたというわけでなく、支部からの要請で来たんだ…君たちを慮ってではないからね。」
三井只人:グラスを2つ持って戻る
三井只人:「………あ、そうなんですか?なんかちょっと残念ですね」
三井只人:「とか言ってる場合じゃないですけど。はは」
白萩雪:「ふっ……」眼鏡を直す
白萩雪:「ボクだってチルドレンだからね。支部からの求めにはきちんと応じるのさ」
三井只人:「おぉー……仕事人だ」感心したような顔で
三井只人:「でも、僕は白萩先輩が来てくれて嬉しいですよ」
三井只人:笑顔。
三井只人:「(知らない人と二人ってのも気まずいし…)」
白萩雪:「うっ……」冷たく当たったせいで気まずい
白萩雪:「そ…そうかい。」
三井只人:「えぇ。頼りにしてますよ、白萩先輩のこと」
白萩雪:「うん……まあ、やることはやるさ…」
白萩雪:すっかり勢いを削がれている
三井只人:「………ま、頼りっぱなしでも、ちょっと男としてカッコつかないですけどね」苦笑
三井只人:「お……牛乳で割るのも美味しいですね、これ」
三井只人:カルピス飲みながら
白萩雪:「!だろう?」ふふんという顔
三井只人:「いつもは水なんですけど、カルピス以外にも牛乳の味で引き立ってるっていうか…」
三井只人:感心したように。
白萩雪:「元々カルピスは三島海雲という元僧侶が、牛乳の発酵したものを“もったいない”と言って発見したものなんだ。牛乳と相性が悪いわけがないのさ」
三井只人:「へぇ~! じゃあ元々同じものなんですね。初めて聞きました!」
白萩雪:「そういうことさね。……じゃない。なんで薀蓄を披露してるんだボクは…!」
三井只人:「物知りですね白萩先輩。やっぱそういうの、本とか読んでると分かるんですか?」
白萩雪:「ま、まあ色々だよ…」
三井只人:「僕は結構、先輩の話聞くの楽しいですけど……(やること無いし)」
白萩雪:「う、うん…そう、それよりも真理君だよ…彼女に何か変なことは吹き込まれていないかい!?」
白萩雪:「いくらボクとはいえ、君が彼女に妙なことを教え込まれるのは忍びない。旧知の被害は食い止めないと」
三井只人:「あ、真理さんですか?いい人ですよね。特に変なことは聞いてないですけど…」
三井只人:「さっきも色々アドバイスしてもらいましたし」
三井只人:三井くんは彼女の化けの皮の部分しか知らないのだ
三井只人:「白萩先輩も真理さんの知り合いなんですか?」
白萩雪:「ええ…?あの娘に後輩の世話をする要領があるとは……」
白萩雪:「え?ああ、彼女はチルドレンの養成時代にちょっ……っとだけ、ね……」
三井只人:「へぇ、結構長いんですね。じゃあ白萩先輩が来てくれたのも真理さんと繋がりがあるからなのかな?」
三井只人:三井くんはスパモンに取り込まれた真理さんしか知らないから、割と所属をUGNチルドレンと思っているフシがある...
白萩雪:「それはないんじゃないかな」スンッ…
三井只人:「真顔」
三井只人:「……あれ?こう、別にお友達的なアレでは……無い…?」
三井只人:「ビジネスライク的な…?」
白萩雪:「ハハハ」
白萩雪:「ともかく」
三井只人:「はい」そっとしておこう
白萩雪:「戦闘行動に関しては彼女は信頼出来るさ。だがそれ以外に余計なコトをしてくるようなら、自己判断をしたまえよ。君のためを思っていってるんだからね」
三井只人:「はい」こんなに真剣な顔の先輩は初めて見るかもしれない
三井只人:「白萩先輩の忠告ですからね。ちゃんと気をつけます」
白萩雪:「よろしい」ほほえみ
三井只人:可愛い
三井只人:「しかし、こうやって現場でご一緒するのって初めてでしたっけ?学校だと結構話しますけど」
白萩雪:「そういうことになるな…」
三井只人:「じゃあ、普段と違う所も見れるかも知れませんね」
槇真理:「その学校での話詳しく聞かせてくださぁあああああいっ!」
槇真理:ドアを勢いよくあけて、紙束をテーブルに叩きつける。
三井只人:「うおっ」ビックリ
白萩雪:「うわっ出た」
三井只人:机の上のグラスとかを避ける
槇真理:「つまり普段から“接点”があるんですか! あなたたちは!」
白萩雪:「……あああっっ!?」
白萩雪:一番知られたくない人間に一番知られたくない情報が!!
槇真理:「かたや旧友! かたやクラスメイト!」
槇真理:「そんな二人に! “接点”……!」
槇真理:溢れ出る妄想の渦をあえて抑え込む。
槇真理:(落ち着いて、槇真理。ここで下手にガッツリ行けば二人の関係性を崩してしまうわ)
三井只人:「………大丈夫ですか?真理さん」
三井只人:かつて、洗脳されてた(されてない)時の彼女がこんなテンションだったなぁ、とうっすら
槇真理:「だ、だいじょうぶです」
槇真理:「そ、それは……奇遇、ですね」
槇真理:(私はもうジャームじゃない……あくまでクールに……二人の関係性を)
槇真理:(二人の関係性を応援しなくちゃあ~~~~~~~~~~!)
白萩雪:「真理君…」
槇真理:「久しぶりだね、雪ちゃん!」
白萩雪:「相変わらずだな君は!!!」
槇真理:「え、え~!? ひどいよぉ~!」
三井只人:「この束、あの間に調べてたとかすごいね…」机の上のビニ袋とかを避けて書類を整理整理
槇真理:(あっ、そうだ! 情報!)
槇真理:「あいや~! ごめんごめん! 情報がサクッと見つかって嬉しかったからつい興奮しちゃったんだ!」
槇真理:白萩雪には分かるだろう。
槇真理:槇真理は、男男カップルも男女カップルも女女カップルも、良さげだと思うとこんな感じで興奮すると。
白萩雪:「“ひどい”?普段の態度を指して酷いと認識するということはやましさがあるんじゃないか?」
三井只人:「おー、なるほど。すごいね……」
槇真理:「アッ!? アヤヤッ!? 違うよ! 久しぶりに会ったんだから優しくして欲しいって、ダケダヨー!?」
GM:UGN内の管轄も大きく異なる北米での活動記録ともなれば、容易く調達できる情報ではない。
GM:高い能力と、躊躇ないコネクションの駆使によって行われたことは間違いないだろう。
白萩雪:「おおかた三井君とボクに対して節操のない発奮をしたが自分の影響を鑑みて敢えてここは鎮めそれはそれとしてきちんと情報を仕入れてきたアピールで誤魔化そうといったとこだろう!!」
槇真理:「ぎゃあああああああああああああっ!?」
GM:それはそれとして間違いなく小賢しいムーブではあるが
三井只人:「おぉー…(旧友ならではの理解だ)」
槇真理:突如として胸を抑えて蹲る。
槇真理:「あ、あんまりだ……」
槇真理:「三井くんにはこの最悪カプ厨性は隠していたのに……」
三井只人:「カブチュウ…?」お菓子かな?
白萩雪:そして白萩はやらかした。目の前の暴走人間をやり込める一念で推理を繰り出したことが
白萩雪:傍らにいる三井君に「この二人は互いの行動を言い当てられるくらいの関係性はあります」と言っているようなもんだと気づいていないのである
三井只人:「白萩先輩も、結構そういう声出すんですね」
三井只人:珍しいもの見たなぁ、という顔
三井只人:そしてやっぱり、友達っぽい。悪友ってやつかな?
槇真理:「そう、雪ちゃんは……クールな知性派だけども、熱いハートの持ち主だからね」
槇真理:「そういう声も偶には出ちゃうんだよ。覚えてますよ私は」
白萩雪:「なっっ………」
白萩雪:はたと気づく。完全に装っているキャラと違う。
三井只人:「(白萩先輩、結構面倒見いい人だもんなぁ)」
三井只人:「なるほど、覚えておきます」
槇真理:(ほ~、惚れてやがるな三井く~ん! 雪ちゃんによぉ~!)
槇真理:(これで惚れてなかったら処刑もんだぜ~!)
三井只人:「……真理さん、なんか楽しいこと有りました?」
三井只人:さっきまで頭抱えてたのに妙に楽しそうだ
槇真理:「……いえいえ! 今日は良い日だなって!」
三井只人:「なるほど。友達と再会するとそんなもんですか」
白萩雪:「ぬぬぬ……」
槇真理:「ともかく情報を共有しましょう!」
白萩雪:眉をしかめて頬を赤らめている
槇真理:(ひゃ~~~~~~~~~! こっちもにくからずおもってやがる!)
槇真理:(早くくっついちまえよなぁあ~~!)
三井只人:ははは、と微笑みつつ資料などを確認してみる……が、多いぜ!紙が!
三井只人:「………(先輩の照れてる顔ってあんな感じなんだなぁ。さすが友達)」
槇真理:「私たちを襲ったのはホラーハンターと呼ばれるオーヴァード」
槇真理:「シュブ=ニグラスの落とし子なるジャームを殺す力を求めてFHに与した邪悪なオーヴァードです!」
槇真理:「FHの手先とか最悪ですね! 殺しましょう!」
三井只人:「お、要約助かります」
三井只人:「シュブ=ニグラス……………」最近聞いたなぁ、という名前
槇真理:「FHは日常を破壊するこの世界の敵ですからね……許せませんよ、ねえ雪ちゃん!」
白萩雪:「戦闘した所感は?」ぺらぺらとめくって要点を確認
槇真理:「謎バリアが厄介です!」
槇真理:(あ~こうしてると昔を思い出すなあ~作戦会議の授業~!)
三井只人:「全力でやったんですけど、なんか弾かれました」
白萩雪:「原理不明の壁ね。磁束も通るか謎だし、原理の把握を優先しよう」
槇真理:「その部分に対してさらなる調査が必要ですよね!」
三井只人:「(……やっぱ、UGNで活動してる人はFHに対しても厳しいんだなぁ)」プロっぽい、と雑な関心
三井只人:「ですね。近接攻撃がダメなのか、単に僕の火力が足りないのか……若しくは他の特別な能力なのか」
白萩雪:「ボクはまだ能力を見せていない。増援くらいは想定してるだろうけど、視認性が悪い能力だし不意打ちが決まるかもテスト。あとは随伴していた機械の影響も関わっていそうだ。」
槇真理:「そういえば、あの機械の支援が有った可能性も捨てられませんね」
白萩雪:「そういうことだ。敵の言動でなにか不審な点は?」
槇真理:「うーん……!」
槇真理:「レネゲイドビーイングに対して敵愾心を持っていましたね」
槇真理:「におうって……」
槇真理:「年頃の女の子にまで!」
三井只人:「あとは、「悪くない」とか言ってましたね。つい最近手に入れた力を試してる、みたいな」
白萩雪:「ハハハ」スン…
白萩雪:「成程?見れば、フリーのオーヴァード。過去の遍歴からみて、機械が随伴していた様子はない。」
三井只人:「(帰ったら洗濯するか……)」女子二人の前で臭いがあると恥ずかしいぞ
白萩雪:「マスターエロスの関与があると言うふうに聞いている。そのオーヴァードの能力原理、その2点を重視して調べよう。OK?」
槇真理:「オッケー! 戦略レベルでの判断は、やっぱ雪ちゃんに任せて安心だね!」
三井只人:「(マスターエロス………………………)」
三井只人:(あの変な人か…)
槇真理:(エロス野郎か……)
三井只人:「りょーかいです、先輩」
白萩雪:「三井君、正直君の戦闘能力は把握出来ていない。」
三井只人:「はい」
槇真理:「二人で確かめ合う……」ボソッ
白萩雪:「真理君、君から見て彼はどうだね?十分でなければ、支部へ帰したほうが良い」
白萩雪:真面目な意見が5割、クールっぽさの演出が5割
槇真理:「そうですねぇ~! 雪ちゃんが実際に目で見て判断するのが一番ですが」
三井只人:「?」先輩の声に集中してたので何か言われたか聞こえていない
槇真理:「私から言えることは一つ!」
槇真理:「彼は色んな人の思いを背負う程強くなるタイプです!」
三井只人:「…………」微妙な顔。いや、女装とか何のことかわかりませんが
白萩雪:「抽象が過ぎる」
槇真理:「雪ちゃんが頑張れって言ったら、彼最強になりますよ」
白萩雪:「はあ…はあ?」
白萩雪:「それとこれとにどう関係があるんだ!?」
白萩雪:「三井君、君からも言ってやるんだ!」
三井只人:「まぁ、ちょっと忘れがたい記憶ではありますが否定できないので…」
槇真理:「今回の戦いも頑張ってください! 私は応援してますよ! 三井くん!」
三井只人:「あ、でも先輩が頑張れって言ってくれるなら。頑張ります」
白萩雪:「ええ……」乗っかるとは思っていなかった
三井只人:「ははは、ありがとうございます真理さん」
槇真理:ね? という顔で雪ちゃんに向けて笑顔を見せる。
槇真理:(ほら、女の子の頑張れをプレゼントしちまえよ~!)
白萩雪:「い、いや、ボクは軽々しく人に発奮を促すのは……」
白萩雪:(クールだ。ここはクールを保つ意味でもかんたんに頑張れというわけには…)
三井只人:「じゃあ、言いたくなる時を待ってましょうか。ひとまず」
三井只人:あえて引く
白萩雪:「うぇっ」
槇真理:(おっと、あえて焦らす作戦か)
槇真理:(可愛い顔してとんだドSだぜ)
槇真理:「そうですね! 無理強いはよくないですもんね~!」
白萩雪:「…うん。良いでしょう。」
白萩雪:心なしか寂しげなトーン
白萩雪:(う、上手くいったはずだ…なのになんだこの余裕は…真理め…!)
白萩雪:「さ、作戦行動を始めるぞ…!」
槇真理:(オーヴァードの力は心に直結する。その心に翼を与えるのは、絆なのです……)
槇真理:「おー!」
三井只人:「…………」ガツガツするとアレかと思ってカッコつけたけどやっぱりもったいなかったのでは?という顔を頑張って出さない
三井只人:「おーっ」
槇真理:(エロス野郎の言葉を借りるのは癪ですが、期待していますよ……二人の絆! 関係性!)
三井只人:(頼れる男になろう。頑張ろう)
白萩雪:「………」やっと眼鏡を直す

GM:シーン終了です。ロイス取得と調達が可能!
白萩雪:ロイスはホラーハンターに
白萩雪:ホラーハンター/興味/脅威○/ロイス
槇真理:ロイスは白萩雪ちゃんに!
槇真理:5.白萩雪 懐旧◯/やきもき→抱けっ! 抱け~~~~~~っ!
三井只人:先輩に!
三井只人:素敵な先輩 白萩雪 ○P幸福感/N頑張って役に立たなきゃなぁ
白萩雪:みんなに取られてく
白萩雪:購入は、射撃武器が欲しいな
白萩雪:範囲は真理君がやるので、攻撃力を当てにボルトアクションライフルを買おう
白萩雪:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 10[10]+3[3]+1 → 14

白萩雪:上振れ!財産1点で購入します。
三井只人:ボディアーマーを狙おう
三井只人:2dx>=12 ボデマ
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 9[1,9] → 9 → 失敗

槇真理:じゃあボディアーマー狙うかなあ
槇真理:3dx>=12 ボデマ
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 8[2,7,8] → 8 → 失敗

GM:さすが白萩さん、一流って感じだな……
三井只人:一流だよなぁ…
槇真理:一流なんだよねぇ~!
白萩雪:(せき)
白萩雪:以上!
三井只人:情報とかは他の人が取りそうだから3点財産使っておこう!購入!
三井只人:装備!
三井只人:装甲
三井只人:以上!

【ミドル2】

GM:登場PC 三井只人 ほか任意
GM:登場侵蝕どうぞ!
三井只人:三井只人の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:40->47)
槇真理:61+1d10
DoubleCross : (61+1D10) → 61+3[3] → 64

白萩雪:51+1d10
DoubleCross : (51+1D10) → 51+8[8] → 59

GM:OK
白萩雪:だから高くない!?
槇真理:恋する乙女か?
GM:果たしてミドルは爆破されてしまうのか……
GM:リサーチイベントのお時間です!
GM:リサーチシーン
使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:神秘>、<知識:レネゲイド>
目標値 :9
上限   :30
プライズ:4/8
シーン数:1/6

GM:ジェネシフトも可!判定してくれや関口!
三井只人:噂話で素振り!
三井只人:2dx+1 噂話
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[3,6]+1 → 7

三井只人:はい雑魚
白萩雪:コネフリ
白萩雪:3dx+2 UGN
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 9[4,6,9]+2 → 11

槇真理:「私は個人的に良さげな男女が睦み合う為ならどんな労苦も厭わん」
槇真理:「力を貸して! 欲望の姫君《モウヒトリノワタシ》!」
槇真理:マイナーでオリジン:レジェンドを宣言
槇真理:メジャーで生き字引+コンセ
槇真理:64→66→70
槇真理:さらにコネ:UGN幹部も使っちゃおうかと思ったけど生き字引の関係でルール的に微妙だから一旦飛ばして…‥…
槇真理:7dx8+1+2
DoubleCross : (7R10+1+2[8]) → 10[2,2,2,5,8,9,10]+10[6,7,8]+2[2]+3 → 25

三井只人:さすが先輩方だ
GM:よし!
槇真理:財産点を5使用して達成値30
GM:アー!
白萩雪:一流だなあ
槇真理:爆破完了、イチャイチャ開始
GM:おのれディケイド!マゼンタ野郎!
GM:リサーチシーン
使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:神秘>、<知識:レネゲイド>
目標値 :9
上限   :30
プライズ:8/8
シーン数:2/6

槇真理:財産点は残り1だが何の悔いも無い
GM:このリサーチシーンも破壊されてしまった……絶対許さねえ……
槇真理:通りすがりのカプ厨だ
三井只人:他人のイチャイチャにカネを使うのはオタクの本能だもんな
GM:というわけで、情報が2つ開放されもす!
GM:プライズポイント6:シュブ=ニグラスの化身とは
 古来より活動を目撃され、N市においては三井只人らに撃退された強大なジャーム、暴食の獣は多くの名を持った。
 ヴァルプルギスの夜、フライングスパゲッティーモンスターと同様に得た名前の一つが、シュブ=ニグラスである。
 これは本来は20世紀アメリカに端を発する創作群「クトゥルー神話」に登場する架空の神の名であり、その歴史は新しい。古いジャームが持っていた名前としては不適切だ。
 しかしクトゥルー神話は最後発であるが故に、旧来の伝説を吸収するミーム汚染性が存在する。
 他者のミームを食らって拡張を行う"暴食の獣"や、自己の基礎を物語や集合意識に依存するオリジン:レジェンドのRBであれば、その影響を受けやすいだろう。
 前者と密接に関わった2人には、その影響が残っているかもしれない。

GM:プライズポイント8:遺産:長き槍のひと欠片
GM: 感知されたレネゲイド反応を調査した結果、遺産の正体が割り出された。
 今は亡きFHセル、シャンバラがUGNドイツ支部から奪取したこの遺産は、人ならざる者の力を寄せ付けぬ守護の光壁を生み出す。
 その代償は未だ不明であるが、おそらくはマスターエロスが譲渡したRクリスタル粒子の力で稼働しているものと思われる。
 この遺産は"ホラーハンター"ラヴィニア・クランベリーに以下のEロイスを与えている。
 【不死英雄:精神】【ファイトクラブ】
 前者を解除するためには、特定の判定に成功する必要がある。

槇真理:あの野郎、敵にすると厄介だなああああああああああ!
白萩雪:えっじゃあホラーハンターさんってジャームなんですか
白萩雪:ファイトクラブか!
GM:【不死英雄:精神】:LM134
GM:指定された能力値(精神)による攻撃を受け付けない。
槇真理:ホラーハンターさん、ルートが見えてきたな…・・
三井只人:特定の判定の攻撃を喰らわないやつぅ
槇真理:道理でな
GM:永遠にワイバーンを狩り続けられるね!
槇真理:ワイバーン相手に無双するジャーム……
白萩雪:ワイバーンを殺すために生まれてきた
三井只人:街を守るためにワイバーンハントにせいを出しすぎたのかな…?
GM:ともあれ、このシーンが終わったらミドル判定やって、そしたらクライマックスですねー

GM:第5地区。6番セーフハウスにて。
GM:槇真理がどこからか調べてきた情報を3人で検討し、軽食を取ったり、
GM:今後の方針を考えたりなんだりしていた、そんな時である。
白萩雪:卵蒸しパンをもちもち食べている
三井只人:マーガリンバターロールを食べてる
槇真理:(やはり私の見立通り……この二人、友情以上恋慕未満)
槇真理:(“接点”がある!)
槇真理:ローストビーフサンドをバリバリ頬張っている。元気だ。
GM:突如、セーフハウスを停電が襲う。支部との通信が途絶えていることにもすぐに気付くだろう。
白萩雪:「さて、光の壁を攻略する意味でも、色々テスト出来る手段を…なっ…!?」
槇真理:(カプを観ながら食うメシは美味い……)
槇真理:「ッ!」
三井只人:「うおっ」
白萩雪:即座に携帯を開き、緊急通信を飛ばす
三井只人:「先輩、真理さん、大丈夫です?」懐中電灯あったっけ?
三井只人:危機感が、ない!
白萩雪:「………駄目だな。“飛んで”ない。」電磁波を感じない。
槇真理:「敵襲に備えておきましょっか」
槇真理:ゴクリと水を飲んでから、珪素結晶の蔦を自分の周囲に展開する。
白萩雪:「ああ。ボクが前衛だ。真理君は広く見てくれ」
三井只人:「あ、はいっ」言われて気付く。残ったパンの欠片を飲み込む
白萩雪:ホルスターのロックを外しておく
槇真理:「懐かしいですねえ~。三井君は雪ちゃんを助けてあげてくださいよ! 私は大丈夫なので!」
白萩雪:ホルスターから抜き放つは、全体が白銀の手斧。雪の結晶の如く格子構造が走っている。
三井只人:「じゃあ僕は後衛の護衛を……あ、はい。白萩先輩のほうですね」
槇真理:(カプを視界におさめるとレネゲイドが高まる……!)
三井只人:剣を手にして白萩さんの邪魔にならない程度に寄る
白萩雪:「三井君、ボクは平気だよ。君は君の心配で手一杯じゃないかい?」クールムーヴ!
三井只人:「ははは……一番素人ですからね、僕」へらっ
槇真理:(チッ、ツンデレしてんじゃねえぞ雪ちゃ~ん!)
槇真理:(そこは甘い言葉囁いておけよぉ~! 内心喜んでるのは分かってるんだぞ~!)
三井只人:「足手まといにならないようになんとかやります」
白萩雪:「…殊勝な心がけだ。」
槇真理:(三井~! 君も~! 良いんだぞ守るとか言って~!)
三井只人:「女性にばっかり頼ってると、お母……母に怒られますからね」
槇真理:(……いや、いきなり進行を焦るのは悪いオタク仕草……まずは見守ろう)
槇真理:多々羅くんに作ってもらったローストビーフサンドの残りを一気に口に放り込む。
白萩雪:多少強くあたりすぎた気がする
三井只人:一人だけお手製弁当食っとる
GM:緊張しながらも和気あいあいしている最中!
GM:CRaaaaaaSH!!! 耳障りな音が響き渡る!
槇真理:「そこだっ!」
槇真理:あたりに張り巡らせていた珪素結晶の蔦を伸ばし、音を鳴らしたものを拘束しようとする。
白萩雪:真理君の迎撃に合わせて防御の構え。反撃があれば最も丈夫な自分が受ける準備をする。
三井只人:「なんだ!?」びっくり
三井只人:自身は驚きつつ、レネゲイドを介した体捌きに切り替える
ホラーハンター:「ここかァァァ!仔山羊どもの隠れ家は!」飛び込み前転しながら特殊強化ガラスを破り、ダイナミックエントリーする赤黒い影!
ホラーハンター:やはり謎の光壁が発生し、槇真理の拘束を跳ね除ける!
槇真理:「なにっ!? 飛び込み前転!?」
三井只人:「変な人だ!」またこのタイプか!
槇真理:「くっ、飛び込み前転とあの光壁を出されては私は無力……! 推しの部屋の花瓶に等しい……!」
白萩雪:「これが、例の。」
槇真理:「雪ちゃん! そのみなぎる(女子)力で! ぶっとばしてやってください!」
ホラーハンター:「……合ってるよなレディ!?一回怒られたので名前は呼ばないぞレディ!ここで合ってるよねレディ!」
歩行機械:「一応生身なんだからそういうの私に任せましょうね!?」ガションガションと音を立て、黒い機影も姿を現す。
歩行機械:「あと飛び込んでから確認しますか普通」
三井只人:「気をつけてください先輩、何するかわかんないタイプの人です」
白萩雪:「オッケー。意味はなくても撹乱は頼むよ!」更に別のホルスターのロックを解除。砂鉄が流れ落ちる
槇真理:「ッ殺ァ!」 蔦が黄金に輝く珪素結晶の茨に変化して、頭上からホラーハンターに襲いかかる! あくまで陽動だ!
歩行機械:「そしてYES。一人増えていますが彼女はきっと狂信者の類いですね」
三井只人:「……………………!(あの流暢な機械、AIとかなのかな)」意識を反らすために突っ込む
歩行機械:「ここは貴女の狩場です。存分に仕事を全うしてください」ガキョン、という音と共に、2門の砲塔が現れる。
白萩雪:珪素結晶の蔦は、ダメージこそ無いが量が多く視界の占有量が多い。それに紛れて接近する隙は十分だ
三井只人:機械の砲門を惑わせるぐらいはでき…ればいいなぁ!
歩行機械:BLAM! 三井只人に向けて砲弾が放たれる!
三井只人:「!」意識の反応は遅れる。しかし、すでに体は剣を振っている
三井只人:「……このっ!」
ホラーハンター:砲弾をしのぎ、剣を振り抜いた懐に飛び込んでいる!
三井只人:砲弾を切り払うようにした体制のまま、どうにか避けようとするがーー
白萩雪:「おっと、君のダンスペアはボクだよ!」ホラーハンターの武装に向けて強力な磁場を展開する。いくら筋力が優れていようと、予兆の無い引力には狙いがずれるだろう
ホラーハンター:「ヌウッ!」大鉈の一撃で脳天をかち割ろうとしたものの、その軌道が逸らされる!
槇真理:「ナイスッ!」
三井只人:「うぉう!」ブォン、と耳元で風を切る音がすぎる
歩行機械:「ありゃりゃ、これは面倒な相手ですね」砲撃で槇真理の茨を破壊しながら。
槇真理:珪素結晶の茨がホラーハンターの目の前で砕け散り、煙幕になる!
白萩雪:「『形態:細剣士(モデル・フェンサー)』」左手で磁場を展開しながら右手も開放。砂鉄が手斧へと結集し、黒鉄のレイピアを形成。
槇真理:(あの歩行機械、随分迎撃が手慣れているな)
槇真理:(私の動きを知ってるのか?)
ホラーハンター:「またこれか!ロスマリヌスの霧!」
三井只人:「ええい!」その空振りした体を蹴り飛ばすために足を伸ばす!
三井只人:効かなくても反動で距離を取る!
ホラーハンター:その動きを感じ取ったかのように足裏を合わせ、蹴り飛ばす!
白萩雪:狙いはホラーハンターのナタを握る手。最小限のストロークでレイピアの突きを放つ。
三井只人:自身の勢いに蹴られる勢いがプラスされて思いの外体制を崩す、が
三井只人:コッチに気を取られた分、先輩の攻撃への反応は遅れる!
三井只人:ーーーはず!
ホラーハンター:鉈を上に放り、突きを掌で受ける。否、貫かれながら手を伸ばす!
白萩雪:「っ!」突き刺さるのを確認すると同時、磁場を解除。レイピアがもとの砂鉄へと戻り、互いの束縛を外す
白萩雪:こちらも同じく蹴りを放ち、一旦距離を取る
ホラーハンター:「……なるほど、厄介な」
ホラーハンター:「動きを封じて一撃、とはいかんか。放てていても防がれたかもしらん」
ホラーハンター:「攻めるも守るも器用にこなす。判断が早い。優秀だな」
槇真理:(広域ジャミング、機械類の遠隔操作、こういうのが得意なマスターエージェントが居たような……駄目か、うまく思い出せない)
槇真理:(二人の役に立ちたいのに……!)
白萩雪:(…光壁が展開されない。あの歩行機械はわざわざ真理君の茨を破壊した。壁が無敵ならばわざわざ出張らなくとも一人で済むはず)
三井只人:(…………先輩の攻撃は通じる、わけだ)
槇真理:(ま、ともかく攻撃の通じる雪ちゃん支援で良いっぽいですね、今は)
白萩雪:(少なくともあの機械には誰の攻撃も通用しうる。)
三井只人:「ふふん。そうだ。すごいだろう」煽る
三井只人:放っておくと先輩が狙われるかもなので、存在ぐらいはアピールしておこう
ホラーハンター:「うむ、すごい」
白萩雪:「じ、自分の功績みたいに…」(即ち、あの機械が光壁を展開しているわけではない。ホラーハンター自身が新たに手に入れた機能。そしてそれは私には適用されない。)
槇真理:(おっ、イチャつきの時間か……)
三井只人:「いえいえ、先輩は自分の手柄を誇る方じゃないのはわかっているので。これぐらいは任せてください(普通に問答されると話題の続け方に困るな?)」
槇真理:こそこそとセーフハウスの壁に穴を掘って逃げる準備を始めている。
白萩雪:「ふたりとも。ホラーハンターは私が対応しよう。あの機械はアドバイザーの如く振る舞っている。」
白萩雪:「謎の防御手段の原理は完全ではないが、少なくとも攻撃は通った。この調子で攻撃して更に反応を引き出そう。タネが割れればいくらでも対処出来る。」
三井只人:「了解です。じゃ、機械はこっち担当ですね」
槇真理:「オッケー! 任せて雪ちゃん!」
ホラーハンター:中空に投げ上げていた大鉈を回収し、ぶつぶつと語る。
歩行機械:……その背中に、語り掛ける黒い影。
歩行機械:「流石に優秀ですね。"ギアストレイジ"の生き残り。機を見出すにも長けている」
槇真理:「むっ、何故その名を!」
三井只人:「………顔、広いですね真理さん」
槇真理:「まあ、ちょっとね?」
槇真理:(私が騒げば雪ちゃんのことだとは思われないよね」)
槇真理:(三井くんの前で旧友の秘密は守ってあげたい……槇真理なのです!)
歩行機械:「ですがこちらは既に種を割っているわけで、弱点も把握済みです」
白萩雪:「…(ネタが割れている?もし私のことを差して言うのならば…)」
歩行機械:「"ホラーハンター"」
ホラーハンター:「うむ」ボタボタと手から零れ落ちる血液は、ぬらぬらと虹色に光を放っている。
三井只人:「(うわぁ……何あれ表現規制?)」
槇真理:「あっ、やばっ」
ホラーハンター:色だけではない。その量は明らかに異常、その流域は明らかに意図的。
ホラーハンター:ブラム=ストーカーの血液操作術!
槇真理:慌てて大量の砂を撒き散らし、この後に起きるであろう出来事を妨害しようとするが間に合わない!
白萩雪:「…!モデルーー」砂鉄を再び武器へと集める。破壊力の高い武装で一気にケリをつけたい
三井只人:「!」攻撃に合わせようと、構える
ホラーハンター:「《グレコの聖焔》!」
三井只人:「偽竜顕現<ドラゴンズレイヤー>―― ッ!」理想の動きを思い描きーー
ホラーハンター:錬金油を混ぜた血液が、瞬間的に燃焼!辺りが一瞬で緑色の炎に包まれる!
槇真理:「──ッ!」 白萩雪の方を見る。
三井只人:「炎ッ…!?」
三井只人:活性したレネゲイドの働きにより、強化された思考速度と肉体でその攻撃を、そして真理の視線の先を視認する
白萩雪:「なっ」整えていた磁束が乱れ、武装が崩れ去る
白萩雪:怖い。
白萩雪:こわいこわいこわいこわいこわい
白萩雪:「やっ………」
三井只人:明らかに。
三井只人:その怯えた態度と呟きを知覚して。
三井只人:「………!」地を蹴った
三井只人:方角は機械に……ではなく。
三井只人:怯えを見せた先輩を守るように。
白萩雪:足に力が入らない。先程の流麗な動きから想像出来ないほどに、かよわく崩れる
ホラーハンター:もちろん炎への対策は万全である。首元に巻いたマフラーをずり上げ、口と鼻を覆い、鉈を振り上げ白萩に迫る!
槇真理:二人へのフォローは諦める。そして珪素結晶の大樹を全速力で構築、即分解。三人で逃走できる巨大な穴を開ける。
三井只人:ダンッ! と地を踏みしめた音を立てて、ホラーハンターと先輩の間に体を、そして剣を滑り込ませる
三井只人:片手で先輩を支えるように、剣を持つ手でナタに備えるように。
白萩雪:「ぁ…三井、くん」
三井只人:「大丈夫ですか」普段より若干硬質な、シリアスな声音
三井只人:想像より華奢な体がくずおれないように、しっかりと抱きとめる
ホラーハンター:この街ですでに幾頭の怪物を殺したその一撃は、それ相応に重く鋭い、が。
ホラーハンター:「チィッ!」ワイバーンの血に塗れていたことで、三井の剣の上を滑る!殺しきれず!
三井只人:恐らく、通用しない。しかし物理的に反らすことは出来る!
白萩雪:「う、ん」
白萩雪:想像以上に逞しい腕にしがみついて、必死で体を支える。こっちが完全に崩れれば彼もまた引きずられてしまう
三井只人:か弱い、小さな女の子のような声
槇真理:「逃走経路確保しました。退きますよ!」 屋外につながる巨大な穴を空け終わっている。
三井只人:「流石、です!」
三井只人:強化した身体能力、バロールシンドロームによる重力制御を行い、その方面に地を蹴る
白萩雪:「むかって、くれ。三井くん」
三井只人:「はい!」
三井只人:急な制動で先輩の体を取り落とさないようにしっかりと抱きしめた
槇真理:(うっひょー! ハグですよ!!!!!!)
槇真理:「(推しの距離感で)みなぎってきた!」
三井只人:「前向きっすね!」
槇真理:「時間はかせぐぜご両人! 万華結晶綺羅恋色刃《アンリミテッドブロッサムブレード》!」
三井只人:一蹴りで宙を舞うように、その穴にたどり着く
ホラーハンター:「ええい、また逃したか!邪悪なる眷属を!ゲッホゴホ!」咆哮!狼狽!明らかに興奮している!
歩行機械:『……やはりジャーム化で弱体化する性質ですよね、この人』
歩行機械:『予定より火力出しすぎですし、判断も鈍りまくりですし』関節部が融解して動けずにいる。
槇真理:珪素結晶で構成した桜並木を連ね、物量によって時間を稼ぐ。
槇真理:そして彼女もまた、三井・白萩両名の後を追うように走り出す。
三井只人:「ありがとうございます!」
三井只人:剣をしまい、まだ力を取り戻してない先輩の体を両手で抱えて逃走した
歩行機械:『あ~もう。これだから遺産って奴は!』
白萩雪:炎の気配。それが遠ざかるまで震える体を
白萩雪:必死で支えるように、目の前の後輩の確かさに甘えるのであった
三井只人:「大丈夫です。守りますから」
白萩雪:「……うんっ」
GM:────────────────────
GM:再びの交戦、再びの逃走。
GM:互いの手の内を明かし、互いの力と弱みを知りながら逃げた君たちは
GM:万が一を想定して、事前に連絡されていた次の逃亡先へ向かった。
GM:────────────────────
白萩雪:「はぁ~…………」
白萩雪:羞恥と情けなさが入り混じったため息
白萩雪:「本当にすまない……向こうが知己の相手だったなんて」
三井只人:「ふぅ………」
三井只人:「いえ、顔が知れてると、大変ですね」
槇真理:(やべえ……私居ると邪魔では?)
槇真理:(いやそれよりも、ギアス先生が雪ちゃんの情報まで売ったのか?)
槇真理:「……」
槇真理:「雪ちゃん、三井くんに、話したら?」
三井只人:「えっと………」
三井只人:(聞いて、いいのかな?)
槇真理:何を、とは言わない。
槇真理:だが、この三井只人が知るべきだと、槇真理は判断したのだ。
白萩雪:「……真理君。君は」
槇真理:故にほんの少しのおせっかいを口にした。
槇真理:「いやほら、助けてくれたお礼ですよお礼」
白萩雪:「問題のある性癖もそうだが…、少々頭と気が回りすぎるところがある」
白萩雪:「だけど、今回ばかりは君が正しいようだね…」
槇真理:「ふふふ…」
三井只人:「………………」多分、その決断に僕が口を挟むことではないんだろう
三井只人:(…………問題ある性癖?)関係ないことで頭を紛らわせて、表情をフラットに務める
榎木孝史:「……一歩前進だね」銀のトレーの上に人数分のホットミルクを載せてやって来る。
榎木孝史:「もちろん任務のことだけど」
槇真理:(チッ!!!!!!!!!!!)
槇真理:(榎木さ~~~~~~ん! ここは男女の時間ですよ榎木さ~~~~~~~~~~ん!)
榎木孝史:(はっはっは、きみも邪魔ってことだろう)
槇真理:「あっ、榎木先生お久しぶりです! 男装体で会うのも久しぶりですね!」
槇真理:「情報の整理をしたいのですが少々お時間良いでしょうか! あちらの方で! あちらの方で!」
槇真理:(分かってるなら行きますよ! ほら!)
槇真理:(カプが一つ成立するかどうかの瀬戸際なんですよぅ!)
榎木孝史:「雪くんの健康管理もぼくの仕事なんだけどね……」背中をずいずいと押されていく。
榎木孝史:「"自動人形"くん!彼女をよろしく頼むよ!」
三井只人:自分の分と、先輩の分のミルクのカップを取り、片方を渡す
三井只人:「あ、はい」
三井只人:レジェンドの人、という言葉を飲み込んだ
槇真理:「では少し情報業務に行ってくるので二人はごゆっくり! 小一時間ほどごゆっくり!」
榎木孝史:《ゆっくり退場》
三井只人:ただの退室…!
槇真理:《空気を読みすぎて露骨な退場》
三井只人:「はい、お願いします真理さん」
白萩雪:「真理君は……」
白萩雪:「…まあいいか。三井君。まずは礼を言うよ。助かった」
白萩雪:「冷たいことを言っておきながら情けないところを見せてしまったね…」
白萩雪:いつになく弱々しい。自分なりに責任を感じているのだ
三井只人:「いえ。気にしてませんよ、先輩」
三井只人:嘘である。
三井只人:冷静になると意外と女性らしい体つきだったことをすごく気にしている
三井只人:「あんな先輩、初めてみましたね」
三井只人:そんな内心を努めて噛み殺す。今そんなこと言ってる場合じゃない。
白萩雪:「忘れてほしい…」
白萩雪:しおしお
三井只人:「それは難しいなぁ」
白萩雪:「ぬぐぐ」
三井只人:苦笑しつつ、ホットミルクに口をつける
三井只人:「普段見れない姿ですから、約得と思っておきます」少々おちゃらけた感じで
白萩雪:「…真理君は、君の前では上手くしているほうだが」
三井只人:「……ん、真理さん?」
白萩雪:「こと、私の“遺産”は直截に過ぎる代償がある。」
三井只人:「遺産……」
白萩雪:「知ってるかい?」
三井只人:「言葉通りじゃなく、レネゲイド関連でそういった物があるぐらいは……」
三井只人:多分、講習みたいななにかで
三井只人:「えっと、その遺産ってやつの副作用が……?」
三井只人:先程の先輩の姿。
白萩雪:「古のレネゲイドに感染したアイテム群を指す」
三井只人:「ふむふむ」
白萩雪:「通常のオーヴァードでは得られない力を得られる伝説級のアイテム。エルダーウェポンというやつだ。」ホルスターに入った手斧に触れつつ
白萩雪:「だが、その適合者には代償が伴うのさ。真理君は特定のものを収集することが代償。ボクは、火に対する強烈な恐怖。」
三井只人:「火……」
三井只人:炎を見た瞬間に明らかに怯えていた。
三井只人:「それはまた……なんというか」大変ですね、と。
三井只人:僕なんかが共感を示して、いいのだろうか。
白萩雪:「ボク達は、そういう爆弾のような代物に適合してしまった子供達を集めた教室に通っていたわけだ」
三井只人:「教室なんてあるんですね。 ………あ、それがもしかして」
三井只人:あの機械が言っていた言葉を思い出そうとする。
白萩雪:「通称“ギアストレイジ(道具箱)”。」「とうに無くなった、遺産継承者(レガシー)チルドレンの養成教室さ。」
白萩雪:「今はもうない」
三井只人:「えっ…」
三井只人:教室がない、というのは。
三井只人:そう、例えば。その遺産とやらを持つチルドレンが全員卒業してしまえば、そう入学者も多くはない条件のはずだ。
三井只人:しかし、それを語る先輩の顔は、そんな自然な消滅理由とは関係なさそうに見える
白萩雪:「戦争が近くてね。そのうち未熟なまま駆り出されてしまう予定だった」
三井只人:「戦争………」
三井只人:今の自分には、あまりに遠く聞こえる言葉。ソレを当然のように、経験者のように語っている
三井只人:「っと、いうことは……」
三井只人:よぎるのは、当たり前にして最悪の想像
白萩雪:「まあ、有り体に言って“詰み”だね。いくら遺産継承者とはいえ、軍隊としては全然稚拙なものだったよ。」
白萩雪:「…強い娘がいた。未だに彼女には勝てる気がしない。その娘が、詰みを解決するべくFHへの寝返りを提案したのさ。」
白萩雪:「無垢で、本当に強くて、教室の皆のことが大好きな娘だった。そんな彼女だから、寝返りが現実的だと思えたのだろうし…」
三井只人:「それは…………」戦争相手への寝返り。あまりに現実感のない言葉を受け止めながら「強い、人だったんですね」
白萩雪:「そんな彼女だから、すぐ謀略はバレた。」
三井只人:「…………」
白萩雪:「強かった」
白萩雪:「……そういうこともあって、教室の皆はUGNを離れた、」
白萩雪:「その後は、まあ……余り語りたくないものだよ。」
白萩雪:当時のことを思い出すように語る。17歳とは思えないくらい、重いものを抱えてきたことが伝わる声色と、語り口だ
三井只人:そう言って。
三井只人:昔話を締めた先輩の顔に浮かんでいた感情は、何といえばいいだろう
白萩雪:「真理君の経歴も、君がどれくらい知っているかはわからないが。そういうことを経てきたんだ。」
三井只人:「……………そんな事があったんですね」
白萩雪:「うん。」
三井只人:「仲がいいとは思ってましたが、真理さんとはその頃の付き合いでしたか」
白萩雪:「思いがけず長い付き合いになってしまったな。」
白萩雪:「…彼女は、ボクのことを恨んでなければいいのだがね。」
三井只人:「まぁ……あの人もあの人で、恨んでる暇なさそうな生活みたいですが」
三井只人:ワイバーンと戦う前の会話を思い出す
三井只人:「彼氏ができて大変みたいですよ」
白萩雪:「彼氏!!」
三井只人:「はい。多々羅さんっていう方ですね」
白萩雪:「どんな人物だ?彼女に騙されているんじゃないか?副支部長が対応してくれればいいが…」
白萩雪:「………コホン。」
三井只人:「実直で、僕と違って結構戦えるタイプの人で、その人のおかげで復活してあんなに………」
白萩雪:「…そうか。」
三井只人:「…あー」
三井只人:それかけていた話題に気付く
白萩雪:「彼女は、ボクと違って呪縛から解き放たれたのだな。それは良かった。」
白萩雪:力なく微笑む
三井只人:「そうじゃないな。あー……」
三井只人:「まず、先輩の話したくないだろうことを聞いちゃって、すみませんでした」
三井只人:頭を下げる
白萩雪:「あ、いや…」
三井只人:「………そうですね。真理さんもまぁ色々大変だったんですが、結果オーライって感じで。楽しそうに生きてるみたいです」
白萩雪:「どうも調子が狂うな。先に謝られると」
三井只人:「いや、そこはほら、あんまり話したくないことでしょうし」
三井只人:弱めの笑顔になる
白萩雪:「私は、まだ教室のことを引きずっている人間だよ。」
白萩雪:「過去を反省して今に繋げたほうが良い。私の気分は気にするな。」
白萩雪:「…そう。」
三井只人:「そうですか………先輩がそういうなら………いや、違うな」
白萩雪:「ボクのことは気にしないで良いんだよ。…私は、上等な人間じゃないから」
三井只人:「今に繋げたほうがいいって言うならなおさらじゃないですか。今生きてるのは先輩でしょう」
白萩雪:「そうだな。」
白萩雪:「私はどうやって生きてきたか言ってなかったな。」
三井只人:「それに、僕は先輩のこと、上等な人だと思ってますよ。素敵な先輩だって」
三井只人:「どうやって生きてきたか、ですか?」
白萩雪:「………」褒められて、たしかに嬉しい気持ちと、後ろめたい気持ちの半々
白萩雪:「教室が、まあ、無くなる前に。ボクは」
三井只人:「……」言葉を待つ
白萩雪:「教室を一足先に抜けた。さっき言った、本当に強い子の摘発が終わってすぐにね」
三井只人:「!」
白萩雪:「“ここまでなのだ”と分かってしまったからね。私は、クラスメイトに先生、全員を見限って、辞めたのさ」
白萩雪:「その中には真理君も入っていた。」
三井只人:「…………」
三井只人:「なるほど」
白萩雪:「わかったろう」
白萩雪:「ボクは、そういう人間さ。」諦めたように、君にほほえみを向ける
三井只人:「…………………」
三井只人:その微笑みを見て。
三井只人:ふっ、と肩の力を抜いた
三井只人:「代わり……と言ってはなんですか」
三井只人:「次は僕が、過去の話をしていいですか?」
三井只人:先輩の目を見ながら、問う
白萩雪:「…?うん。ボクばっかりが話してしまったね。」
三井只人:「ありがとうございます」
三井只人:「……………僕の家はシングルマザーで」
三井只人:「父は僕の幼い頃、事故に巻き込まれて亡くなりました」
三井只人:「…………僕を、かばうようにして」
三井只人:弱々しく笑うように。
白萩雪:「それは…」
三井只人:「実はコレも後から聞いた話で。僕自身はほとんど覚えてないんですけど」
三井只人:「それでも、薄っすらと覚えてるんですよ。意識が朦朧とする中、誰かが僕に覆いかぶさるように守ってくれたのを」
三井只人:「それを聞いた時、僕…………」
三井只人:「『なんてことをしてくれたんだ』…………なんて、思っちゃったんです」
三井只人:じわりと手のひらに汗をかいた
三井只人:「わかってます。父はきっと、子供である僕を守ってくれた。自分の命を犠牲にして」
三井只人:「でも、でもね先輩」
白萩雪:「………」
白萩雪:何を伝えようとしているのだろう
三井只人:「死んだ人の命って、重いですよ」
白萩雪:「…うん」
三井只人:言葉をなんとかまとめようとして、何を伝えようかと忘れないように
三井只人:「子供である僕と、立派な大人である父。きっと、生き残って役に立つのは、父でした」
三井只人:「もちろん面と向かって言われたわけじゃないですけど、小学、中学にでも上がれば、自然とそんなことを考えます」
三井只人:「だから僕は思うんですよ」
三井只人:「誰かを助ける時に、自分を犠牲にしちゃいけないって」
三井只人:「自分が命をかける理由を、他人のためにしちゃいけないって」
三井只人:「自分の命を背負えるのは、自分だけですよ」
三井只人:震える手をなんとか律して、先輩の手に重ねる
三井只人:「僕が今から言うことは、凄く酷いことかも知れません。でも、」
三井只人:「さっきの話を聞いて、僕、安心しました」
三井只人:「先輩が、他の教室の人達と同じように死んでしまわないで、ホッとしてました」
白萩雪:「………!」
三井只人:「貴方が生き延びてくれて。生きてくれて。そして、」
三井只人:弱く、手に力を入れて
三井只人:「僕と出会ってくれたことに、凄く、安心してます」
三井只人:知らずに体に入っていた力を、フッと抜いた
白萩雪:「君は……なんだい。」
三井只人:「…………ええと、何、とは」凄く、恥ずかしいことを言った気がする
白萩雪:自分も、何を言おうとしたのか、全然まとまらずに言ってしまって困っている
白萩雪:客観視はずっと得意だった。いつも大局を見ながら、展開を予想して喋るのが常だった
白萩雪:でも、今。自分から自分を引き上げられない。なんて言ったら良いんだろう
三井只人:「………………えーっと、そうですね」単純に考えよう
三井只人:「自己紹介しましょう」
三井只人:「僕の名前は三井只人。高校一年生。」
三井只人:「ドコにでも居る普通の高校生として……」
三井只人:「美人で、いろんな事考えて頑張ってる先輩を助けたいと思う」
三井只人:「普通の男子です」
白萩雪:「あはは…」
白萩雪:「普通って、2回言ってる」
三井只人:「…………………………………………」笑顔のまま、首筋に汗が増える
三井只人:「大事なことなので。」
三井只人:真顔
白萩雪:「…あははは!締まらない…うん。」
白萩雪:「ありがとう、三井君。……ねえ」
三井只人:「………あ、はは!勘弁してくださいよ。いきなりカッコつけるとか荷が重いですって」
三井只人:「なんでしょう」
白萩雪:重ねてくれた君の手を、きゅっと握って
白萩雪:「雨…すごいね。」うつむいている
白萩雪:外は普通に晴れている
三井只人:「…………え?」目線を外に向け
三井只人:「えっと、雨なんて………」
三井只人:降ってないですよ、と言葉は、先輩を見て飲み込む
白萩雪:「うん」
白萩雪:「土砂降り、だね」
白萩雪:悔悟なのか、謝罪なのか
三井只人:「………………………えぇ」
三井只人:「そうですね、すごい雨です」
白萩雪:あの時、教室を離れて、生き残りとなった自分の置き場所が
白萩雪:ようやく見つかった気がする。
白萩雪:「…ぐすっ……ぅ………」うつむいたままで
白萩雪:雨の中で、それでも差し伸べられた手を離さないようにしていた
三井只人:「風邪、引いちゃうかもですね」
三井只人:その姿が、とても小さく見えて
三井只人:慰めるように、空いている手で頭をなでた
三井只人:「……………よしよし」
三井只人:泣いてる子を慰めるのは
三井只人:得意だから

槇真理:「ふぃ~~~~」
槇真理:「先生ェ……こりゃあデキますぜあの二人!」
榎木孝史:「真理くんは直截的だなあ」
榎木孝史:「ぼくも否定はしないし、ぜひそうなって欲しいとも思うけどね」
槇真理:「やっぱ生きてるって楽しいってことじゃないですか?」
槇真理:「その楽しいとか幸せな顔が増えると、私の中の欲望の姫君が満たされるんですよねぇ~!」
榎木孝史:「………」ホットミルクを飲みながら、その顔をじっと見つめる。
槇真理:「いやあ、一度殺した顔で現れるのも恥知らずかなあ~とは思ったんですが」
槇真理:「殺してくれる程真剣に向き合ってくれた相手からこそこそ逃げ隠れするのも不義理だよな~って思って?」
槇真理:「お会いできて嬉しいですよ、先生」
榎木孝史:「初めて見たときは流石に面食らったけど、うん」
榎木孝史:「……僕としても嬉しかったよ。"ローズマリーゴールド"」
榎木孝史:彼女の新しい名を呼ぶ。繋がっていて、別のものである彼女の新しい名前。
槇真理:「ふっふっふ、そう呼んでくれて幸いです」
槇真理:「そう、今の私はローズマリーゴールド。通りすがりの笑顔の味方ですので!」
榎木孝史:「……これは内緒の話だけど」
槇真理:「……はい」
榎木孝史:「雪くんも、なんだかんだ言って喜んでたよ」
槇真理:「……ふふっ」
榎木孝史:「言わないでね?」
槇真理:「知ってましたよ」
槇真理:「私も久しぶりに彼女の顔を見た時……思ってたのよりずっと嬉しくて」
槇真理:「ジャームになっている間は会ったらぶち殺そうとか思ってた記憶があるんですが」
槇真理:「いや~、ジャームって本当にクソですね!」
榎木孝史:「身をもって理解したね、お互い」
槇真理:「先生に女装を強いたのは反省していますが、それはそれとして出来は最高だったこともお伝えしておきます!」
槇真理:ラッコ鍋のことは忘れたのか?
槇真理:それは誰にも分からない。
榎木孝史:「二度とジャームにならないでよね本当!」
榎木孝史:ほとんど声を荒げない男が、中々に必死である。
槇真理:「はい! 今はもう……大切な人が居ますから……」
槇真理:「そして、仮に大切な人が世界に裏切られてジャームになったとしても、今度は」
槇真理:珍しく真面目な表情を浮かべ
槇真理:「今度は、止める側になります。なって分かりました。あれは辛い」
槇真理:そう力強く言い切った。
榎木孝史:「……君の特別な来歴と、その身に宿した力は」
榎木孝史:「有り体に言って危険な力だ。他の多くのオーヴァード以上にね」
槇真理:静かに頷く。
榎木孝史:「だけど、僕はさ」
榎木孝史:「それを誰かの為に活かすことができると信じている。今度こそは、必ずしてみせる」
榎木孝史:「だから真理くんはきみと大切なものの為に頑張りなさい」
榎木孝史:「それを多くのために波及させるのは、大人の仕事だからね」
槇真理:「ええ、あと、これは推測なんですが」
槇真理:「マスターギアス、ギアストレイジ、幸塚セシル先生は」
榎木孝史:「……………」
槇真理:「きっと……私たちに、幸せになってほしかった」
槇真理:「だからがんばりますよ。今の私の幸せの為に」
槇真理:「この場所で、この仲間たちと」
榎木孝史:「……逞しくなった、は違うか。それは昔からだね」
槇真理:「はい! 恥知らずですから!」
榎木孝史:「立派に育ったね。槇 真理」
榎木孝史:「自分を、今を大切に出来るなら恥じるべきじゃあない」
槇真理:「まあ私の性根は腐ってますが──」
槇真理:脳裏をよぎる人々の顔。
槇真理:師、恋人、オーヴァードのセンパイ、そして目の前の優しい大人。
榎木孝史:「雪くんに君を見習ってほしいゆいい、数少ない美徳だよ」
槇真理:「良い人に────」
槇真理:「?????」
槇真理:「唯一って聞こえた気がしますが?????」
槇真理:「少ないならまだしも唯一とは?????」
榎木孝史:「妄想癖も大概にしたまえ」
榎木孝史:「はっはっはっはっは」
槇真理:「妄想しますよ!!!!! あの第十一支部の陰険そうな喫茶店マスターとの!!!!!」
榎木孝史:「さて」
槇真理:「はい」
槇真理:スンッ
槇真理:真面目な顔である。
榎木孝史:「こうして話している間にも、改めて君のメディカルチェックをさせてもらったわけだけど」
榎木孝史:ホットミルクに一口。
槇真理:「まあ! 乙女の身体を隅々まで……!」
槇真理:(まあ実質女同士みたいなものではありますが)
榎木孝史:(まだ乙女なんだね)下世話な話ではない。チルドレンの管理も仕事の一つ。
榎木孝史:「君の構成要素は大まかに三つ」
槇真理:「友情・努力・勝利!」
槇真理:(あとは多々羅くんとの愛も~~~~!)
榎木孝史:「人間、槇真理。遺産、欲望の果実。そしてジャーム、暴食の獣」
榎木孝史:しれっと否定する。
槇真理:「え゛っ」
槇真理:「ジャーム稼業からは足を洗ったんですけど!? 私が、あの、クソ忌々しいジャームと同じだなんて……!」
榎木孝史:「レネゲイドビーイングの起源は大まかに7つへ分類されると言い」
榎木孝史:「君の反応はなぜかヒューマン類ではなくレジェンド類へと分類されていた。ちょっと不思議に思ってたんだよね」
槇真理:「ああ、遺産の方が核ですしね」
榎木孝史:「おそらく三つ目も絡んでくる。あれはミームを捕食して自己を確立させるジャームだった」
槇真理:「槇真理と欲望の姫君の間に入るジャーム」 
槇真理:「百合の間に入ってくる男みたいなもんじゃないですか
榎木孝史:「その中に組み込まれて、離脱する際に取り込んだ」
槇真理:「それで、そいつの力もあって今の私があると?」
榎木孝史:「どっちかというと君が居直り強盗では?」
槇真理:「?」
槇真理:「人間はレネゲイドには負けないことを証明しているだけですが?」
榎木孝史:「……まあ、そこはこれからも示し続けてもらいたいところだけどさ」
榎木孝史:「少なくとも、真理くんにその因子が組み込まれているのは間違いない」
槇真理:「あのジャームはそいつを狙っていると」
榎木孝史:「立ち向かい、あの戦場で人の思いをその身に背負った三井くんもね」
槇真理:「女装……」
槇真理:「ウッ、頭が」
槇真理:こめかみを押さえる。
榎木孝史:「そこは重要じゃないから忘れて良し」
槇真理:「まあともかく、レネゲイドビーイングに縁のある者から狙われていると」
槇真理:「特に、オリジン:レジェンドに分類されるものから……」
榎木孝史:「うん。"ホラーハンター"は元々古代種や危険なレネゲイドビーイングとの交戦が多いUGNイリーガルだったようだ」
榎木孝史:「急にイリーガル登録を断ち切って、そのまま行方をくらませたみたいでね」
槇真理:「ミイラ取りがミイラ。嫌な話ですねえ」
榎木孝史:「現在の状況を鑑みるに、イリーガルでなくなることでFHとの協力は裏切りでない、とそういう発想をしたのかな」
槇真理:「まあそういうことでしょうね。あの奇妙な防壁はジャームの能力で、その手の改造をアヴェンジャーズセルで受けた……ってところでしょう」
榎木孝史:「エキセントリックだけど、北米支部は昔からヴィジランテ色が強いしね。向こうじゃあ通じるんだろうか……」
槇真理:「まあ舐めた真似した奴は殺すだけですよ」
槇真理:「特に、ジャームはね?」
榎木孝史:「うん、頼もしい姿勢だ」
榎木孝史:「どの面下げてと思わないでもないけどとても頼もしい」
槇真理:「泣く子も黙るUGNの一員ですからね!」
榎木孝史:「その謎の防壁についても解析が進んでね、少しノートルダム協会の方面に確認して時間を食っちゃったけど」
榎木孝史:「……あれは遺産の力だ」
槇真理:「……遺産」
榎木孝史:「ナチスアーネンエルベ、UGNドイツ支部、そして少し前に滅びたFHセル、シャンバラ」
榎木孝史:「次々にその持ち主を移してきてアベンジャーズ・セルの手に渡り、暴食の獣対策の切り札として使われるはずだったんだろう」
榎木孝史:「……ぼくらが先に倒しちゃったんだけどさ」
槇真理:「皮肉なことに、あのマスターエロスの言う絆の力の証明ですね……」
槇真理:げんなり顔である。
榎木孝史:「効果は知っての通り強力だ。レネゲイドビーイングの力を完全に封じ込めてみせた」
槇真理:「ええ、手も足も出ませんでした」
榎木孝史:「持ち主も非常に高い練度を誇るベテランで、優秀なナビゲーター……というか黒幕も随行している」
槇真理:「記憶はありませんが、非常に厄介な相手でしょうね……それだけは分かります!」
榎木孝史:「恐らくはダブルクロスである君を抹殺させようと上手いこと誘導してるわけだね」
榎木孝史:「しかし、対抗策はある」
槇真理:「裏切ったんじゃなくて表帰っただけなのにひどい言いがかりですよダブルクロスなんて」
槇真理:「その対抗策でズバーっとしてやりましょう!」
榎木孝史:「ははっ」冷たい笑い
榎木孝史:「彼女らの反応は、黒い機械群のジャミングによって隠蔽されている」
榎木孝史:「しかし、遺産が起動された時には隠蔽しきれずに感知された。それによって遺産の特定も出来た」
槇真理:(遺産である限り、代償が、弱点が、ある)
榎木孝史:「隠蔽が塗り潰せなかったのは、より強く世界を書き換える力がその場で発動されたからだと見ている」
槇真理:「世界法則への干渉ですか。まあそれを隠すのは難しいですね……‥」
槇真理:「逆に、ある程度隠せる程の腕があるエージェントが彼女の後ろについている……表に出ない」
槇真理:「マスターエロスの影に……」
槇真理:(マスター・●●ム)
槇真理:(思い出せない……!)
榎木孝史:「……」その反応を僅かに様子見しつつ
榎木孝史:「周到……いや、今回は少し場当たり的かな?ともあれ頭の回るコントローラーが、この瑕疵を放置しているとは思えない」
榎木孝史:「つまり、必要だからRクリスタルを行使しているはずだ」
槇真理:「Rクリスタルでも使わなければいけないほどの力……」
槇真理:「防御のためにそれほどの力を使ってるとしたら、なんだか少し使い方が勿体ないですね」
槇真理:(──あっ)
槇真理:(今、ラブコメの波動を感じる)
槇真理:安らかな表情を浮かべる。
榎木孝史:(なんか別のこと考えてるなこの子)
槇真理:「そ、それで!」
槇真理:「そのヤバいバリアをぶっ潰す方法ですよ!」
榎木孝史:「うん」ホットミルクをぐいと飲み干す。
槇真理:「それを私は知りたいんです! 男装でも水着でもやりますよ!」」
榎木孝史:「そんな手段で対抗できるのは真理くんだけだよ」
榎木孝史:冷たい視線
榎木孝史:「遺産:長き槍のひと欠片の行使には繊細かつ強力な入力が施されている」
槇真理:「くそーっ! 絶対無敵のジャームなんてズルですよズル!」
榎木孝史:「うん、そうだね」
槇真理:真面目に聞く姿勢に戻っている。
榎木孝史:「繊細であればこそ、余計な負荷を与えれば歪むはずだ。精密機械に無駄は禁物」
榎木孝史:「だから、こちらも相応の強力なレネゲイドをぶつけてジャミングすれば良いわけだ」
榎木孝史:「例えば、遺産の力とかね」
槇真理:「遺産には遺産ぶつけろって話ですね!」
榎木孝史:「とはいえ、真理くんの力は無効化されてしまうわけだから……」
槇真理:「なるほど、ギアストレイジ創設時に想定されていた本来の運用をまさか私が担うことになるとは……」
槇真理:「あっ」
槇真理:「つまり…‥…雪ちゃん?」

GM:シーン終了です。ロイス取得と購入判定をどうぞ!
槇真理:では
槇真理:ロイス
槇真理:6.榎木孝史 懐旧◯/隔意→この人は変わらないなあ……
槇真理:購入はアーマー!
槇真理:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 9[2,5,9] → 9 → 失敗

槇真理:駄目!
白萩雪:はい。固定ロイスの三井只人君をSロイス指定します
白萩雪:あとロイス取りそこねてたから榎木副支部長にも
白萩雪:榎木孝史/誠意○/負い目/ロイス
三井只人:白萩さんへの感情を「○P好意/Nか弱い女の子」に。
三井只人:私も榎木さんに
三井只人:レジェンド 榎木さん ○P男性/N男性……?
三井只人:購入は……アーマーあるので強化素材で
三井只人:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 10[5,10]+10[10]+10[10]+8[8] → 38 → 成功

三井只人:やる気……
白萩雪:あ、購入も!
白萩雪:ぼであま!
白萩雪:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 4[4]+1 → 5

三井只人:装備!白兵武器の攻撃+1!
白萩雪:さすがになー!!
白萩雪:ぼであまあれば防御能力はトップクラスになったが致し方ない。以上!
三井只人:以上!

【ミドル3】

GM:登場PC 白萩雪 あとは任意
GM:登場侵蝕どうぞ!
槇真理:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+7[7] → 77

GM:ラッキーセブン!
槇真理:ギアストレイジ教室、出席番号7番の女の力よ
白萩雪:59+1d10
DoubleCross : (59+1D10) → 59+8[8] → 67

三井只人:三井只人の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:47->55)
GM:OK!
GM:このシーンではある判定をこなすことで、クライマックスに進めるようになります。
GM:・遺産の力を阻害せよ
判定可能PC:白萩雪
使用技能  :<RC>
目標値   :12
支援技能  :<意志><交渉>
支援難易度 :9
達成値増加 :3

GM:RCによる判定に挑めるのは白萩雪だけ。
GM:他の2人は支援判定に成功すれば、白萩雪の達成値を3点増やせます。
白萩雪:遺産の力の阻害だから、イージーの《ショート》は使えんか
GM:ふむふむ
白萩雪:無理っぽそう
三井只人:意志判定かなぁ
槇真理:強い意志の力で後押しするぜ
GM:機械的処置を行っているので
GM:《ショート》による達成値+1を認めます!
GM:エクスでマキナ!
白萩雪:ありがたい!
三井只人:オリジンレジェンドで精神達成値+2だぁ~~
槇真理:オリジンンレジェンドで達成値+2するか~!
GM:ジェネシフトも可!
槇真理:7dx+1+2>=9 意思
DoubleCross : (7R10+1+2[10]>=9) → 10[2,4,4,5,9,9,10]+10[10]+7[7]+3 → 30 → 成功

槇真理:推しカプを見たので
槇真理:77→79
三井只人:三井只人の侵蝕率を+2した(侵蝕率:55->57)
三井只人:ダイス増やしとこう!ジェネシフト!2個!
三井只人:57+2d10
DoubleCross : (57+2D10) → 57+9[6,3] → 66

三井只人:ふるぜ!
三井只人:6dx+2>=9
DoubleCross : (6R10+2[10]>=9) → 7[1,1,2,3,5,7]+2 → 9 → 成功

三井只人:あぶない!
三井只人:凡人の意志をみせてやったぜ
白萩雪:達成値がどんどん流れ込んでくるぞい!
三井只人:6点の支援だ~~!
白萩雪:二人の支援判定合計+6!ショートの達成値+1!
白萩雪:更に元々のRC技能値をあわせてオリャー!!!
白萩雪:3dx+8
DoubleCross : (3R10+8[10]) → 10[7,7,10]+1[1]+8 → 19

白萩雪:や…やったッ
白萩雪:すごい妨害!
三井只人:割と自前でやってる!
三井只人:コレが先輩後輩パワーだぜ~~
GM:ヌワー!
白萩雪:イェーっ
GM:ならば無事に解除されてしまうぜ
槇真理:やったぜ!
GM:これが遺産と向き合い続けてきたものの力……!
三井只人:付け焼き刃に負けるわけには行かない

GM:第5地区。公園。
GM:高度なジャミングによって神出鬼没を実現した刺客、"ホラーハンター"。
GM:しかし敵の行動原理が分かったならば、誘導できるのは黒幕だけではない。
GM:周囲には人っ子ひとりない。そこにあるのは一つの赤い影、黒い機影。そして
ホラーハンター: ぐぽっ ぐちゅっ
ホラーハンター:水袋を叩くような湿った音が辺りに響く。死肉に凶器を振り下ろすたびに。
ホラーハンター:「多い……」
ホラーハンター:「化生が多い……多すぎる!」
ホラーハンター:「なんなのだこの街は!いかにして保っている!どう考えてもおかしいだろうが!」
歩行機械:「優秀なUGNの皆様の努力あってのことでしょうねえ」
ホラーハンター:「偉いぞUGN!」
槇真理:(く、狂っている……死体を相手に……!)
三井只人:(…………えげつな)
槇真理:(もうちょっとまともな集団かと思ってましたが、アヴェンジャーズセル……邪悪ですね?)
歩行機械:「そうですねえ、ほんとうに優秀で参ったものです」
歩行機械:「ワイバーンを利用して誘導とは、組織力、指揮力、どちらも抜群」
歩行機械:「第5支部の安定性はさすがのものですね、うんうん」
白萩雪:「このままワイバーンをずっと狩り続けてくれるならば多少はマシなのだが」
三井只人:「色んな人が呼びだされてるらしいですしね、あれ」
白萩雪:「…三井君。」
三井只人:「はい、先輩」
歩行機械:「私の機体の多くも、襲撃を受けちゃってるみたいですしねえ」砲塔を展開、君たちへ向き直る。。
槇真理:(おっ、二人の距離感が~)
槇真理:(キテる~~~~~~~~~~~~~~~~~~!)
白萩雪:「…その、打ち合わせどおりに頼むよ…ボクの、弱いところを任せるようで後ろめたいけど」
白萩雪:「君が頼りだ」
槇真理:(実質告白……)
三井只人:「わかってますよ、先輩」
三井只人:「苦手なことならカバーします」
三井只人:「言ってませんでしたっけ、人助けが趣味なんです。僕」
三井只人:冗談めかして笑う
槇真理:(実質添い遂げ宣言)
槇真理:「お二人が調子良さそうで何よりです! 私も戦いに向けてみなぎってきました!」
白萩雪:「君が何を考えてるかだいたい分かるぞ」
槇真理:「分かっているなら──幸せになれよな、雪ちゃん」
三井只人:仲良さそうな先輩のやり取りを邪魔しないようにする
槇真理:「多分、私よりよっぽどその資格があるんだからさ」
白萩雪:「…………」
白萩雪:「………今回だけだからね」
槇真理:無言でニコリと笑う。
槇真理:──良かった。
槇真理:と聞こえるような笑顔で。
歩行機械:「ふむ、この3人で向かってきたということは対策も用意済みということでしょうが────」
ホラーハンター:「うむ。こちらにも迎撃の備えあり」
ホラーハンター:「我が身よ、我が血よ、邪悪を祓え……」
ワイバーン:辺りに散らばるワイバーンの血肉が、昏い虹色に光を反射する。
ホラーハンター:「《グレコの聖焔》よ!」
ホラーハンター:再び緑色の炎が迸る。辺り一帯を舐めるように。
白萩雪:「ひぃっ………!」
白萩雪:足がすくむ。身が縮まる
三井只人:強ばる先輩の手に手を重ねて
三井只人:「大丈夫ですよ、先輩」
白萩雪:「うんっ……うんっ……」
白萩雪:ぎゅうう、と、差し伸べられた手を強く握って
白萩雪:「大丈夫…ボクは、生き残った…」
三井只人:「そうです、先輩」
白萩雪:「“ギアストレイジ”の生き残り、“星震林檎”なんだ…!」
槇真理:「ギアストレイジの意地! 見せてやれッ!」
ホラーハンター:真っ直ぐに視線を向けたその時、首元に揺れる護符
GM:【長き槍のひと欠片】
ホラーハンター:君は克服すべき遺産を、その目に収める。
三井只人:「えぇ、生きて、幸せにならなきゃ」
三井只人:「弱い所は僕も手伝います」
三井只人:「だから、頑張りましょう」
白萩雪:左手を翳す。
白萩雪:遺産:星の吐息(サヴラ・ブロンティ)。肉体表面を覆う結晶の壁と、莫大な磁力を齎す隕石の遺産
白萩雪:イメージは螺旋。腕の金属結晶をコイル状に展開し、そこに磁束を走らせる
三井只人:行動と同時に。守るように一歩、前に出る
三井只人:地面を疾走る緑の炎を見た。
三井只人:正直、少し怖い。
三井只人:炎が怖いだなんて。あぁ、そんなのは生き物なら当たり前だ。…………けれど、
三井只人:「ドラゴンが炎を怖がっちゃ話にならない………だよな、センセイ」
三井只人:小声で呟いた。
三井只人:ここからまずは、先輩のターンだ
三井只人:あの人ならきっと、なんとかしてくれる
白萩雪:「…飛べっっ!」
白萩雪:握り込んだ砂鉄をコイルガンの要領でぶっ放す!大気すら含んだ水分の反磁性で押しのけられる莫大な磁場が込められた弾丸が…遺産を過たず穿つ!
ホラーハンター:「ッ!」
槇真理:「やったか!」
GM:果たして遺産は砕け散り、眩い輝きが辺りを包む、
ホラーハンター:「……うーむ」目元を抑え、一唸り。
歩行機械:「……むう、お見事」
槇真理:「やった!」
三井只人:「……………………」
槇真理:「この状況ならバリアーは張れないですね!」
三井只人:いや、先輩のことは信用していたけれど。
三井只人:「(不安になるようなことを言わないでほしい…!)」
ホラーハンター:「いかんな。シュブ=ニグラスの化身を討つ前に失ってしまうとは……頭も痛むし……」
ホラーハンター:「これでは死ぬ気で頑張るしかないではありませんか……!」
ホラーハンター:右手に大仰なショットガン、左手はやはり懐中に。
ホラーハンター:動揺を見せることもなく、戦闘態勢に移行する。
歩行機械:『……そうそう、その意気ですよ!』
歩行機械:『正気を取り戻す前に一当ていきましょう!』
白萩雪:「………」
白萩雪:火を生み出す遺産ではない。故に目の前の火は残るし、未だ怖いままだ
槇真理:「雪ちゃん!」
白萩雪:「心得ている!」
三井只人:「先輩!」
槇真理:(頑張って帰りましょうね……大切な人が居る者同士!)
白萩雪:強く手を握り返す
白萩雪:「…大丈夫。」
三井只人:「………ですね」
白萩雪:握り返した手を離して
白萩雪:「ありがとう。ボクは…大丈夫だ」
白萩雪:ホルスターから手斧を取り出す
三井只人:「えぇ、頼りになります」
槇真理:「守りたいこの笑顔……この勝負……負けられない!」
三井只人:「………さて、悪く思わないでくれよ、ホラーハンターさん」
三井只人:「ほら、魔王のズルいバリアってのは、お姫様のパワーで解除されるのがお約束らしいからさ」
三井只人:「コレで、ようやく対等だ」
歩行機械:「……ズルくないですよう」
歩行機械:「こっちもこっちで頑張ってるのに……」
ホラーハンター:「なに、構わんさ」
ホラーハンター:「あの力が無くとも、私は勝ってみせるとも」
ホラーハンター:「私はFHと手を組んででも、邪悪を打ち破り、人々を守らねばならんのだからな!」

GM:シーン終了です。ロイス取得のみ可能!
三井只人:うーん、ひとまず保留!思いついたら取ろう!
白萩雪:取るべきロイスは取っている。後は戦闘で取るぜ!以上!
槇真理:特になし! ゴー!

【クライマックス】

GM:登場PC 全員
GM:登場侵蝕どうぞ!
槇真理:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+3[3] → 82

白萩雪:67+1d10
DoubleCross : (67+1D10) → 67+1[1] → 68

三井只人:三井只人の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:66->72)
歩行機械:「遺産も壊れちゃったし、これも用済みですね」円盤状の頭部から、強く発光するアンプルがせり上がる。
白萩雪:ここに来て
歩行機械:「それならここで、パーッと励起しちゃいましょう」
槇真理:「うっ、なんだろうあの光……見ているだけで頭が痛いような……!」
白萩雪:「系統からして、RBに強く作用しうるものかもしれない。警戒をしておいてくれ」
GM:光が強まりアンプルが砕け散ると共に、君たちのレネゲイドが強く反応する!
GM:難易度9の衝動判定だ!
白萩雪:(まだ炎が消えてないので足ガクガク)
槇真理:8dx+1>=9
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 8[1,1,2,2,2,4,8,8]+1 → 9 → 成功

三井只人:6dx>=9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 10[1,2,2,3,8,10]+6[6] → 16 → 成功

白萩雪:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[3,4,10]+8[8] → 18

白萩雪:パワード!
三井只人:メンタル!
槇真理:みんなこころがつよい
GM:侵蝕率増加も忘れないでね!
三井只人:負けてらんないのよ!
三井只人:72+2d10
DoubleCross : (72+2D10) → 72+3[1,2] → 75

三井只人:どんだけ落ち着いてるんだ
GM:あるある
白萩雪:68+2d10
DoubleCross : (68+2D10) → 68+17[7,10] → 85

白萩雪:パワード
槇真理:82+2d10
DoubleCross : (82+2D10) → 82+12[5,7] → 94

GM:それでは配置と行動値の発表!
GM
ホラーハンター(11) ブラムハウンド(11)
    10m
槇(14)、白萩(8)、三井(7)

GM:()内が行動値
GM:第1ラウンド セットアップ!
三井只人:エフェクトもアイテムもなし!
槇真理:なにもなし!
白萩雪:なし!
GM:イニシアチブ!行動値最高は真理くんだが、
ホラーハンター:《加速する刻》
槇真理:よかった~~~~~~~~~~~!
白萩雪:おのれ
ホラーハンター:本当に良かったかい?
槇真理:ひっ
ホラーハンター:ウェポンケースを使用してをフラググレネード装備。
ホラーハンター:メジャーでコンボ【イブン=グハジの手榴弾】《コンセントレイト》+《ペネトレイト》+《カスタマイズ》
ホラーハンター:フラググレネードによる装甲無視、範囲攻撃。対象はPC全員!
白萩雪:げっペネトレイト!ジュラレコが!
槇真理:うおー! 一縷の望みを欠けてドッジするぞ~! 達成値こい!
ホラーハンター:13dx7+9
DoubleCross : (13R10+9[7]) → 10[1,2,3,5,5,7,7,8,8,9,9,9,10]+10[1,2,3,3,5,6,6,9]+5[5]+9 → 34

槇真理:3dx>=34 回避
DoubleCross : (3R10[10]>=34) → 8[4,8,8] → 8 → 失敗

槇真理:食らう!
三井只人:回避!
白萩雪:ガードするぜ!
ホラーハンター:ほほう、ガードとな!
ホラーハンター:(なんらかのフラグが立ちました)
ホラーハンター:ではダメージ!
ホラーハンター:17+4d10
DoubleCross : (17+4D10) → 17+24[7,10,5,2] → 41

三井只人:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[2,6]+1 → 7

白萩雪:威力高いな!
白萩雪:ガード分差し引いても死ぬ!リザります
白萩雪:(何かを察する)
槇真理:リザレクトタイム!
白萩雪:85+1d10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+6[6] → 91

槇真理:94+1d10
DoubleCross : (94+1D10) → 94+2[2] → 96

三井只人:リザレ!
三井只人:75+1d10
DoubleCross : (75+1D10) → 75+1[1] → 76

三井只人:出目…
ホラーハンター:懐にしまった左手がはたりとひらめく、次の瞬間!
ホラーハンター:擲たれていた陶製の手投げ弾が君たちの足元で炸裂!激しい衝撃波が襲う!
槇真理:「ちぃっ!」 当然反応しきれずに直撃する。しかし、脳と神経へと集中的にリザレクトを行い、RC攻撃が可能な状態を維持して様子を伺う。
白萩雪:「ぐっ…!」体表の鉄壁たる格子構造が…機能しない!「そちらも把握済みというわけか…!」
三井只人:「ッ!」咄嗟に急所をかばう、が…間に合わない!
三井只人:凡人として思考がパニックになるが、もう一つの頭脳はすでにリザレクトしつつある体の状況を確認している
三井只人:冷静な竜の言葉が、声なき声として伝わった『………さて、次は』
白萩雪:通常の肉体再生を行う。機能が十全に使えない程度で死ぬようならば三流。ここは戦場だ。この歳にして歴戦の思考は、繰り出す手を吟味することをやめない
ホラーハンター:「まずは一手……順当に削っていくか」足を止めず、次の攻め手を模索し続ける。
GM:イニシアチブ!槇真理のメインプロセスをどうぞ!
槇真理:……
槇真理:待機!
GM:OK!
ブラムハウンド:《アタックプログラム》ヘヴィマシンガンによる射撃攻撃。対象は三井只人。
ブラムハウンド:7dx+8
DoubleCross : (7R10+8[10]) → 7[2,2,3,4,4,7,7]+8 → 15

三井只人:回避ー!
三井只人:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[1,10]+2[2]+1 → 13

三井只人:惜しい
ブラムハウンド:12+2d10 ダメージ!
DoubleCross : (12+2D10) → 12+17[10,7] → 29

ブラムハウンド:装甲有効の29!
三井只人:当たり前の死!ザレクト!
三井只人:76+1d10
DoubleCross : (76+1D10) → 76+1[1] → 77

三井只人:戦場を舐めてるのか
ブラムハウンド:「ええ、確実に殺していきましょう」炎熱を強く受けすぎないよう位置取りながら、冷たい砲塔を三井へと向ける。
三井只人:「………ッ!」
三井只人:回避行動。
ブラムハウンド:「素人から、丁寧に潰します」BLAM! 狙いすました致命の砲弾!
三井只人:思考からロスのない挙動、本来なら避けられる、が…
三井只人:足の再生が、すこし、遅れた!
白萩雪:「三井君!」
三井只人:「~~~~~ッ!」
三井只人:あげそうな悲鳴をこらえる!
三井只人:「大、丈夫!」
三井只人:肉体が受けるダメージを把握し、最小限のリザレクト!大きな隙を見せればそれこそ蜂の巣だ!
槇真理:(その素人、只の素人じゃないんだぜ~?)
槇真理:ニッと笑う。
白萩雪:「OK。」
白萩雪:「打たれ強さは見せていこう。向こうだって無尽蔵じゃない。へこたれない相手ほど面倒なものはないんだ」
三井只人:「はは……諦めの悪さ、なら自信ありますよ」
槇真理:「ギアストレイジ教室式戦術、撃たせて殺すですよ!」
三井只人:なんとか、先輩二人にカッコつけるように
三井只人:不敵な笑みを浮かべようと頑張った
ブラムハウンド:温度のない冷徹な視線が、その様子を観察している。
GM:イニシアチブ。ホラーハンターの通常手番
ホラーハンター:メジャーでコンボ【イブン=グハジの手榴弾】《コンセントレイト》+《ペネトレイト》+《カスタマイズ》
ホラーハンター:フラググレネードによる装甲無視、範囲攻撃。対象はPC全員!
ホラーハンター:13dx7+9
DoubleCross : (13R10+9[7]) → 10[1,3,3,4,4,5,6,8,10,10,10,10,10]+10[1,2,2,3,5,8]+3[3]+9 → 32

槇真理:回避!
白萩雪:ドッジ!
槇真理:3dx>=32
DoubleCross : (3R10[10]>=32) → 7[4,6,7] → 7 → 失敗

白萩雪:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[2,3,6,6,7,7,9] → 9

白萩雪:だめ…
三井只人:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[2,7]+1 → 8

ホラーハンター:17+4d10 ダメージ!
DoubleCross : (17+4D10) → 17+14[6,1,6,1] → 31

ホラーハンター:これでもくらえ!
ホラーハンター:31の装甲無視!
槇真理:リザレクトォ!
槇真理:96+1d10
DoubleCross : (96+1D10) → 96+8[8] → 104

三井只人:リザァ!
三井只人:77+1d10
DoubleCross : (77+1D10) → 77+7[7] → 84

白萩雪:91+1d10 リザ!
DoubleCross : (91+1D10) → 91+5[5] → 96

ホラーハンター:再び懐から手榴弾を投げる、だけでは下策。同じ手を繰り返すつもりはない。
ホラーハンター:「TAKE THAT YOU FINED!」BLAM! 上空に放り投げた陶器をショットガンで破砕!
ホラーハンター:内包された薬液が撒き散らされ、周囲に広がる緑の炎が勢いを増す!
白萩雪:「うううう………!」
三井只人:「ばっ……!」かやろう、という言葉は続かずに
白萩雪:悲鳴が漏れる。恐怖。ひたすらの恐怖。そして肉の焼ける激痛
三井只人:「先輩…………!」
槇真理:「まだ……まだだ……」 あえて再生を加速し、静かにレネゲイドを高める。
槇真理:(雪ちゃん、三井くん、君たちの頑張る姿も力に変えさせてもらうよ……!)
三井只人:タイミングをずらされ、真正面から受けながら
三井只人:再生する体は、怯える先輩の姿を視界に捉えていた
GM:イニシアチブ!白萩雪の手番だが……?
白萩雪:待機!
GM:それでは三井只人くん!格好いいところを見せてくれ!
三井只人:よし!
三井只人:マイナーでオリジン:レジェンド&斥力跳躍! 精神達成値を+2して移動!接敵!
三井只人:メジャーでコンボ:偽竜顕現<ドラゴンズレイヤー> C<ノイマン> + コントロールソート + 瞬速の刃 + 巨人の斧!
三井只人:ホラーハンターさんへ!
ブラムハウンド:《ジャミング》ラウンド1回、判定ダイスを三つ減らす。
GM:判定どうぞ!
三井只人:84→87
三井只人:ダイス6個+2のC8、攻撃力18!
三井只人:6dx8+2
DoubleCross : (6R10+2[8]) → 10[2,4,6,6,10,10]+7[4,7]+2 → 19

ホラーハンター:コンボ【黄金の蜂蜜酒】《屍者の肉体》(+《イベイジョン》)
ホラーハンター:ドッジの達成値が26で固定される。
白萩雪:なんだこいつ
槇真理:26、なかなか強力なドッジ型
三井只人:駄目でした!
三井只人:三井只人の侵蝕率を+10した(侵蝕率:87->97)
GM:偽竜顕現何するものぞ!
三井只人:「……偽竜、顕現<ドラゴンズレイヤー>……!」
三井只人:思考を持って、技術を理想へ近づける!
三井只人:しかし、
三井只人:その視界に、怯える先輩が、写る
センセイ:『ーーー我が英雄!』
三井只人:「!」
三井只人:思考が、ぶれた
ブラムハウンド:(観測情報、送信)
ホラーハンター:「ぬるいわ!」
三井只人:顕現する竜の一撃は、軌道を逸れ
三井只人:只の高校生の振る鉄塊としてホラーハンターを狙いーーー
三井只人:ーーーそして、三井只人は、ただの高校生であるがゆえに
三井只人:「く、っそ…!」
ホラーハンター:当然、それが通用する相手ではない。
ホラーハンター:難なく躱し、掌底を叩き込む!
白萩雪:「っ…三井、くん」
三井只人:「ぐっ、はっ!」
ホラーハンター:「貴様はその程度かっ!小さき仔山羊!」
白萩雪:必死に彼は戦っている。出来ることをやろうとしている
白萩雪:手練、それも2人に対して。小さいながらも、出来る限りを尽くしている。
三井只人:臓物を抉られる……ほどではない
三井只人:咄嗟に発生させた斥力により、掌底にそうように体を運んでいる
三井只人:「ッ、誰がっ、仔山羊だ」少しの距離をとり、息を整える
三井只人:「僕は……ドラゴンだよ」
三井只人:精一杯の啖呵。
三井只人:この場において、意志だけは、折ってはならないから
ホラーハンター:「ほう、ドラゴンか」炎の向こうに姿を消しながら呟く。
ホラーハンター:「そうであれば幾多も屠ったぞ。数こそ多いが弱かった」
三井只人:「………………ははっ」
三井只人:一山いくらのドラゴンだなんて、悪い冗談だ
三井只人:だけど
センセイ:『………我は、"最強"の竜であるがゆえ、な』
三井只人:聞き慣れた肩書が、どうしてこんなに頼もしいのやら
ホラーハンター:「吠えるだけでは不十分。 やってみせろ 」嘲笑するでもなく、自信をもって答えてみせる。
GM:イニシアチブ 白萩雪!
白萩雪:マイターン!
白萩雪:許さぬぞ貴様!
ホラーハンター:やってみせろ!
白萩雪:マイナーで接敵!
白萩雪:メジャーコンボ【スタークエイク】 《コンセ:ブラド》+《アームズリンク》+《ライトニングリンク》!対象はホラーハンター!
GM:判定どうぞ!
白萩雪:12dx7+2 オラーッ
DoubleCross : (12R10+2[7]) → 10[1,1,2,2,4,4,4,5,5,7,7,10]+2[1,1,2]+2 → 14

白萩雪:エエーッ!?
ホラーハンター:コンボ【黄金の蜂蜜酒】《屍者の肉体》(+《イベイジョン》)
ホラーハンター:ドッジの達成値が26で固定される。
ホラーハンター:回避!
白萩雪:スカーッ
白萩雪:炎にビビりすぎ
白萩雪:あとバックファイアで死ぬのでリザ後侵食+8!
白萩雪:96+1d10
DoubleCross : (96+1D10) → 96+8[8] → 104

白萩雪:侵食112になります
白萩雪:「真理君…すまない。」炎に竦む肉体を奮い立たせる。「冷静な判断が厳しい。故に、最も動ける君に指揮権を預ける。」
槇真理:「ガッテンよ!」
槇真理:「思う存分やっちゃってよ!」
白萩雪:「ああ…ボクは、やるべきことでなく」「やりたいことを優先する。」
白萩雪:戦略的に言えば、レンジをバラけさせてダメージを与える方法もあった。だが
白萩雪:自分が十全ではないこと。向こうの回避技術の高いこと。故に高い打点で確実に決めたいこと…
白萩雪:…何より、三井君が、一人で戦っているのを放って置けなかった。
白萩雪:故に、白萩雪は、思い切り手斧を振りかぶって突進する。十全の彼女からすれば、稚拙の一言で済む大上段からの一撃を振るった
ブラムハウンド:『それは下策じゃないですかねえ』冷ややかな声が耳を撃つ。
ホラーハンター:炎の中に揺らめく影に、その一撃が届くかどうか。
白萩雪:磁束を込めた大上段の一撃は、なるべくして空を切った。
白萩雪:…だが、プラズマたる炎はどうか。強烈な磁場は、突風が吹いたように割り開かれ、少なくとも白萩の周囲のものは吹き飛ばされる
白萩雪:「ハァッ…ハァッ……大丈夫かい三井君」
白萩雪:顔面は蒼白、脈拍は早い。どう見ても自分のほうが危険そうだ。それでも
白萩雪:「先輩の意地が、あるからね」
三井只人:「…………あ、はは」
三井只人:「すげぇ頼りになる先輩で、安心してます」
白萩雪:はははと苦笑しながら「…ありがと」
ホラーハンター:「……なるほど、悪くない」燃料を垂れ流しながら、再び姿をくらませる。
ブラムハウンド:「そうですね。幼いドラゴンを攻める手。このまま続けていきましょう」
GM:イニシアチブ 槇真理の手番!
槇真理:行くぞ!
槇真理:オリジン:レジェンド!
槇真理:104→106
槇真理:メジャーでコンボ:万華結晶綺羅恋色刃《アンリミテッドブロッサムブレード》
槇真理:砂の刃+コンセ+虚構のナイフ+クリスタライズ+フェイタルヒット
槇真理:これに神機妙算も使用!
槇真理:範囲(選択)化して対象はホラーハンター&ブラムハウンド!
槇真理:判定よろしいでしょうか!
GM:来い!
槇真理:9dx7+4 RC
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,2,3,4,5,6,7,9,10]+10[2,8,10]+6[6,6]+4 → 30

槇真理:イエス!
ホラーハンター:ゲェ~ッ!
ホラーハンター:コンボ【黄金の蜂蜜酒】《屍者の肉体》(+《イベイジョン》)
ホラーハンター:ドッジの達成値が26で固定される。命中!
ブラムハウンド:《イベイジョン》ドッジの達成値が10で固定される。命中!
槇真理:フェイタルヒットものるので~~~~!
GM:ダメージ!
槇真理:ダメージ行きます!
槇真理:27+3d10+4d10 装甲無視 ガード-5
DoubleCross : (27+3D10+4D10) → 27+12[3,2,7]+25[10,10,2,3] → 64

GM:ウギャ~!
ブラムハウンド:死亡!
ホラーハンター:《赤河の支配者》ダメージを1d10+6点軽減する。
ホラーハンター:1d10+6
DoubleCross : (1D10+6) → 5[5]+6 → 11

GM:64-1d10-6
DoubleCross : (64-1D10-6) → 64-3[3]-6 → 55

GM:55ダメージ!大分きつい!
槇真理:演出行くぜ!
槇真理:「恋する二人の前に立ちふさがるFHども」
槇真理:「一つ良いことを教えてやろう」
槇真理:「今、私の目の前には未来に向けて駆け出そうとする若人が二人居る」
ホラーハンター:「うむ」
槇真理:「すると、私のレネゲイドはな──」
ブラムハウンド:無言で砲塔を向ける。
槇真理:武者震いをして、不敵に笑う。
槇真理:「み な ぎ っ て く る」
槇真理:ロイス取得
ホラーハンター よくやってくれた/貴様はここで用済みだ◯ → カプの立て役者

槇真理
遺産の代償は一般的にデメリットだと言われている。
しかし例外というのは常にあるものだ。
それをUGN・FH双方に実感させた戦術。それこそギアス教室が崩落戦末期・FH移籍時期において生み出した代償利用戦闘法「誓約と制約《プロトコル・ギアス》」。
代償による強制力を戦闘能力に直接変換するマインドセットの総称である。
生徒ごとに扱いは異なるが、槇真理の場合はこうだ。
彼女の抱える遺産の代償“収集癖”は彼女の行動と思考を著しく制約する。
だが同時に、それは狙った物をコレクションする為ならば、彼女の肉体のリミッターを用意に外してくれる。
槇真理はこれを狙い、あえて動きを止め、眺めていたのだ。
三井只人、白萩雪、この二人の織りなす人間関係と未来へ進もうとする意思を。
己の愛すべき“カップリング”の勇姿を。

槇真理:今の彼女に、限界は無い。
槇真理:「降り注げ、降りしきれ、私《アイ》でセカイを染め上げろ! 万華結晶綺羅恋色刃《アンリミテッドブロッサムブレード》!」
槇真理
瞳の奥に桜色の輝きが宿る。
両手を打ち鳴らすと同時に、金色の珪素結晶で出来た樹木が立ち並び、一斉に花びらを散らす。
その一つ一つが鋭利な刃であり接触と同時に攻撃対象への結晶化・侵蝕・分解を行う『欲望の姫君』の端末。
皮肉にもホラーハンターの狙ったジャームの力と入り混じったそれは、彼女の怨敵が持つ暴食の特性そのままに、貪欲に彼女と隣の機械砲台へと殺到する。

ホラーハンター:「────レディ!」降り注ぐ恐るべき剣雨を銃撃、爆破で最大限に凌ぐ備えをしつつ
ホラーハンター:依頼主に意識を向けるが
ブラムハウンド:『……ふむ、まあこんなものでしょう』抵抗は無為と切り捨て
ブラムハウンド:『マキ・マリ』攻撃者へと呼びかける。
槇真理:「?」 首をかしげる。
ブラムハウンド:『貴方は一体、何者ですか?』冷たい、確認するような一声。
槇真理:脳裏に浮かぶのは自分の居場所。
槇真理:偶然だ、全ては偶然に過ぎない。
槇真理:運命に導かれるように、幸運にも、自らがここに立っているだけ。
槇真理:「通りすがりの──」
槇真理:脳裏に浮かぶのは出会った人々。
槇真理:偶然だ、全ては偶然に過ぎない。
槇真理:けどそれはきっと、もうかけがえのない人々、かけがえのない顔たち、日常。
槇真理:「──笑顔の味方だ!」
ブラムハウンド:『……なるほど、悪くありません』機体のあちこちから火花を散らしながら、音声が流れだす。
ホラーハンター:「こちらはそうでもないのだがな……」全身からどくどくと血を流しながら、立ち上がる。
ブラムハウンド:『超過損傷──帰還不可──自己消去』
ブラムハウンド:KABoooM!
GM:謎の黒い機械は爆発四散!その一切の部品を残さず消滅!
GM:その爆風に押し消され、辺りを包んでいた緑の悪夢が幾らか消し飛ばされる!
ホラーハンター:「……全然良くないが、まあいい」
ホラーハンター:「独りになろうとも、勝たねばならぬのは変わらんからな」
ホラーハンター:「私は邪悪を狩るもの……"邪精狩人"だ!」
GM:クリンナップ 特に無し!
GM
ホラーハンター(11) 白萩(8) 三井(7)
    10m
    槇(14)

GM:第2ラウンド セットアップ! 特に無し!
白萩雪:なし!
三井只人:なし!
槇真理:なし!
GM:イニシアチブ! 槇真理の手番!
GM:待機とかする?
槇真理:うす!
槇真理:ちょっと相談させて!
槇真理:という訳で待機!
GM:イニシアチブ! ホラーハンターン!
ホラーハンター:ウェポンケースを使用してメカニカルフィストを装備。
ホラーハンター:メジャーでコンボ【機械仕掛けの切り札】《コンセントレイト》+《ペネトレイト》+《カスタマイズ》+《ギガンティックモード》
ホラーハンター:メカニカルフィストによる装甲無視、ガード不可、範囲選択。自分の装備中の武器破壊。対象は白萩雪と三井只人!
GM:13dx7+12
DoubleCross : (13R10+12[7]) → 10[1,1,1,3,4,4,4,6,8,8,8,8,10]+10[3,6,7,9,10]+6[2,3,6]+12 → 38

ホラーハンター:《剣精の手》命中判定ダイスの出目を1つ10に変更。
GM:1dx7+42
DoubleCross : (1R10+42[7]) → 10[10]+10[7]+10[9]+5[5]+42 → 77

白萩雪:とばしおる
白萩雪:ドッジ!!
三井只人:ドッジ!
白萩雪:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,1,1,5,5,8,8,10]+10[10]+2[2] → 22

白萩雪:伸びたけど駄目!
三井只人:3dx+1>=77
DoubleCross : (3R10+1[10]>=77) → 7[3,5,7]+1 → 8 → 失敗

三井只人:当たり前に無理!
ホラーハンター:17+8d10 ダメージ!
DoubleCross : (17+8D10) → 17+27[1,2,4,6,5,2,5,2] → 44

ホラーハンター:なんか出目悪いね?そりゃ相手邪神じゃないもんね!
ホラーハンター:勘違いだバカ!
白萩雪:死ぬる
三井只人:死ザレ!
三井只人:三井只人の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:97->102)
槇真理:来たぞ! 三井くんの全力モード!
白萩雪:炎/意地○/怨敵/ロイス で取って昇華復活!
三井只人:教えてやる、コレが手加減だ!
ホラーハンター:「────トランプを切る!」撃ち尽くしたショットガンを放り投げ、
ホラーハンター:その両腕を懐中に忍ばせ、再び現れたその手には異形の一振り。
ホラーハンター:中心には拳大の環。濁った黄土色。金属質。
ホラーハンター:環に繋げられた3本の鎖。萎びた黄褐色。金属質。
ホラーハンター:鎖の先に備わるはぶあつい斧剣。青ざめた石灰色。その容貌は石板の如く。
ホラーハンター:「────世界を歪める化生ども、悉く去ねィッ!」
ホラーハンター:両手で高く掲げられた円環を中心に、輝く石板と鎖が高速回転!
三井只人:「ッ!」
白萩雪:「つううっ………!!」腹部を切り裂かれる!炎への恐怖が多少マシになったおかげで一命はとりとめたが、それでも酷い被弾だ
三井只人:異形の武器、その軌道が予測出来ない!
三井只人:せめて先輩を、と思うもその手数に行動が足りない!
三井只人:「………いってぇ……!」
三井只人:ズタズタに引き裂かれた体をリザレクトする……その回復も、少し遅い
三井只人:早めにケリをつけなければ
白萩雪:「やってくれる…!だが」
白萩雪:激痛を堪える。ここで引けば、組んだプランが瓦解する。やることは決めた。後は覚悟のみ
白萩雪:「覚悟したまえ……。ここは、私の引いた線の内側だ」
ホラーハンター:「………」
ホラーハンター:「やってみせろ!」
GM:イニシアチブ 白萩雪の手番
白萩雪:マイターン!
白萩雪:マイナーで《ポルターガイスト》指定はジュラシックレコード。エピックにより破壊無視。攻撃力+16
白萩雪:マイナーメジャー合体コンボ【ミラーミラー//ブリッツ・アンサー】《コンセ:ブラド》+《アームズリンク》+《ライトニングリンク》で攻撃!
ホラーハンター:来い!
白萩雪:ホラーハンターへのロイスを切って、C値─1!行くぞ!
白萩雪:14dx6+2
DoubleCross : (14R10+2[6]) → 10[1,3,3,3,4,4,5,5,5,5,6,8,9,10]+10[3,5,7,8]+10[5,6]+2[2]+2 → 34

白萩雪:まあこんなもんか!
ホラーハンター:コンボ【黄金の蜂蜜酒】《屍者の肉体》(+《イベイジョン》)
ホラーハンター:ドッジの達成値が26で固定される。命中!
GM:ダメージをどうぞ!
白萩雪:ダメージ!
白萩雪:4d10+52
DoubleCross : (4D10+52) → 17[6,2,2,7]+52 → 69

白萩雪:諸々有効
ホラーハンター:それはダメージを軽減したも落ちる!
ホラーハンター:《不死不滅》HPを30まで回復!復活!
GM:演出どうぞ!
白萩雪:「出し惜しみは無しだ……“終系展開・毒林檎”」
砂鉄が磁場に引かれて、白萩の背に楔の螺旋が築かれる。自然科学法則とは別に、白萩のレネゲイドを介して磁束を収束させる黒鉄の木。
圧倒的な磁束のうねりが、周囲から炎を遠ざける。

ホラーハンター:「ッ!これは………?」
白萩雪:背に砂鉄を回した分、武装に割ける砂鉄は少ない。わずかに手斧の刃を拡大させ……強烈な磁束の応力を持ってホラーハンターの懐に飛び込む
白萩雪: 
白萩雪:人類が生み出せる磁力は、定常磁場の場合45テスラが限界だとされる。
20テスラもあれば、大概の食品やネズミなどの小動物が浮く。水分は反磁性体であり、体内に含有される量もあれば磁力に反発して重力に逆らうのだ。
一方で、磁気は生物に対する影響としてはかなり曖昧だ。人類の生み出せる高い定常磁場程度を受けても血行が良くなる、多少ガンが増える。これでさえ個体差のある現象だ。
これまた一方で、人類の科学ならば、本当に瞬間的に2000テスラが出る。ここまで巨大な磁場を瞬間的に出すと誘導された電流と強烈な応力により爆発が生じうる。

白萩雪:───ところで “星震林檎”白萩雪が、最大出力で“星の吐息”を稼働させると。
白萩雪:「1MT(メガテスラ)」「局所適用」
白萩雪:───ホラーハンターの肉体が 爆ぜた
ホラーハンター:大鉈と短銃を構えて迎撃態勢ではあるが、それは剣戟に備えてのもの
白萩雪:爆発的な磁場が、体内の水分を弾き飛ばす
白萩雪:局所的に細胞レベルまで肉体を破壊し、“副産物として”爆発的な電流と、空気の爆発が発生した
ホラーハンター:「────────がぁぁぁぁぁ!?」
白萩雪:「…ゲホッ……」当然、それは至近距離で使った白萩にもバックファイアが伴う。多少壊死した内臓出血を口から吐き出して
白萩雪:「……回避が優れているのは、身軽な証拠」
白萩雪:「故に。当てさえすれば、十分に倒しうる」
白萩雪:侵食124
ホラーハンター:大きく吹き飛ばされ、落下する────
ホラーハンター:「ゥォォォッ!」瞬間、受け身を取って立ち上がる。
ホラーハンター:「……いけませんね、血も酒も飛んでしまって」足を止めない。寝転んでいる暇はない。
ホラーハンター:「素面の戦いは好ましくありません。直ちに終わらせねば」まだ、お互いに立てるうちは。
GM:イニシアチブ 三井只人
三井只人:メインで先程と同じくC<ノイマン> + コントロールソート + 瞬速の刃 + 巨人の斧!
三井只人:ダイス11!C7!攻撃21!
三井只人:振ります!
ホラーハンター:やってみせろ!
三井只人:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,6,7,9,9,9]+10[1,3,8,10]+10[3,9]+10[8]+5[5]+4 → 49

ホラーハンター:コンボ【黄金の蜂蜜酒(醒め気味)】《屍者の肉体》(+《イベイジョン》)
ホラーハンター:ドッジの達成値が26で固定される。命中!
GM:ダメージどうぞ!
三井只人:行きがけの駄賃だ!オートでフェイタルヒット!+4d!
三井只人:9d10+21
DoubleCross : (9D10+21) → 51[5,9,3,10,7,10,3,3,1]+21 → 72

ホラーハンター:《赤河の支配者》ダメージを1d10+6点軽減する。最後まで抵抗する意志!
GM:72-1d10-6
DoubleCross : (72-1D10-6) → 72-6[6]-6 → 60

ホラーハンター:ぶっ倒れます!戦闘終了です!
三井只人:三井只人の侵蝕率を+10した(侵蝕率:102->112)
三井只人:三井只人の侵蝕率を+4した(侵蝕率:112->116)
三井只人:よし!
GM:演出どうぞ!
三井只人:「あぁ、終わらせよう」
三井只人:ホラーハンターの言葉を受け、答える
三井只人:今度こそ無様は見せられない
三井只人:いや、見せる理由がない
三井只人:先輩はそばにいて、真理さんはここまで繋げてくれた
三井只人:「偽竜顕現<ドラゴンズレイヤー>??」
三井只人:言葉を乗せる。
三井只人:平凡な男子高校生が、理想を遂げるために
ホラーハンター:ざりざり 焼け焦げた砂利をしっかりと踏みしめながら、竜の元へ向かう。足を進め続ける。
三井只人:思考の速度で肉体が活性化する。
三井只人:剣を正面に。その向こうに、敵を見る
白萩雪:「三井君………」
三井只人:「…………!」
三井只人:声が、耳に届く
白萩雪:動きの指示。狙うべき場所。考慮すべきこと。
三井只人:いつもどおりの仕草。
白萩雪:……いいや。 彼に本当に、伝えるべきことなのは
三井只人:エフェクトに変わりはない
三井只人:ーーーーなのに。
白萩雪:……いいや! 彼に本当に、伝えたいことは
白萩雪:「がんばれ」
三井只人:「ーーーーーーー」
三井只人:こんなに、力が湧いてくる!
三井只人:「うん、頑張る」ニッ、と
三井只人:笑顔と同時に、疾走する!
三井只人:「────形態《システム》」
三井只人:人を凌駕し
三井只人:獣を超え
三井只人:邪竜を屠る
三井只人:英雄すらも、超えて
三井只人:「三井只人<ヒーロー>ォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」
三井只人:咆哮。
三井只人:吠えて、吠えて、吠えて
三井只人:幼き竜は、その喉笛に食らいつく
ホラーハンター:恐るべき者どもを殺すための、強靭な武装と武技を以て
三井只人:右、左、
三井只人:いや、まっすぐに!
三井只人:敵の武装も気にせずに!
三井只人:思考の速度すら超えて、その敵に、剣を
三井只人:「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
三井只人:真正面から、振り下ろす
ホラーハンター:「ハァァァァァァァ!!!!!」
ホラーハンター:最強の怪物──或いはただのえいゆう──を迎え撃つ!
三井只人:その迎撃を打ち崩すのに、小手先はいらない
三井只人:邪竜/英雄/凡人の一撃を防げるものなど
三井只人:その世界にあるものかーーー!
ホラーハンター:その一撃を大鉈でかち上げ、空いた胴に魔弾を撃ち込まんとする、が────
GM:その一撃は、あまりにも重い。
三井只人:ガ ギ ィ ン!
ホラーハンター:「────────かふっ」
三井只人:「ーーーーーフッ」一息
ホラーハンター:大鉈、短銃、片膝と続いて、顔を覆っていた布帯が地に落ちる。
三井只人:「どうだい、神殺し」
三井只人:「ただの凡人の力は、お目に適ったかな」
三井只人:残心。言葉を待つ
ホラーハンター:「────────ええ」ぼんやりとした彫像のようなその瞳に
ホラーハンター:ただの少年、ただの少女たちが映り込んで
ホラーハンター:「悪くない……いや」
ホラーハンター:Majestic. かすかに漏らしながら、ラヴィニア・クランベリーは地に伏せた。
三井只人:『「ーーーーだろう?」』
三井只人:2つの声が重なって。
三井只人:笑顔を浮かべた
三井只人:「……………はー」
三井只人:どさり、と。
三井只人:後ろに倒れた。
三井只人:怪我をしたわけでもない。ただ
三井只人:「…………つっかれたー」
三井只人:叫び疲れた喉で、小さく呟いた

【バックトラック】

GM:それでは未だオーヴァードたるみなさん、バックトラックのお時間です。
GM:今回登場したEロイスは【不死英雄】【ファイトクラブ】の2つです。
GM:振りたきゃ振りな!
槇真理:124-2d10
DoubleCross : (124-2D10) → 124-14[7,7] → 110

槇真理:よし、確実に等倍で帰れるやろこれは
三井只人:116-2d10
DoubleCross : (116-2D10) → 116-15[10,5] → 101

三井只人:絶対に帰るという意志
白萩雪:ふる!
白萩雪:124-2d10
DoubleCross : (124-2D10) → 124-11[4,7] → 113

白萩雪:うむ、素振り!
白萩雪:113-5d10
DoubleCross : (113-5D10) → 113-19[7,7,2,2,1] → 94

三井只人:素振り!
三井只人:101-6d10
DoubleCross : (101-6D10) → 101-32[7,5,7,8,2,3] → 69

白萩雪:帰還!
槇真理:110-6d10
DoubleCross : (110-6D10) → 110-44[8,6,9,6,9,6] → 66

三井只人:帰還!
GM:全員おかえりなさい!GMカンゲキ!
槇真理:恥知らずの最低値
三井只人:良かった!
GM:経験点も今ここで出しましょう!
槇真理:いぇー!
三井只人:よし!
白萩雪:やったぜ!
GM:シナリオの目的をぱぱっと達成したので10点!いつもの5点!Eロイスが2つで2点!
GM:17点に侵蝕率の点数を各自加えよ!
白萩雪:押忍
三井只人:りょ
白萩雪:Sロイス込で27点になります
GM:そうだった!
槇真理:ええと……51~70で4点なので
槇真理:21点貰います!
三井只人:21点か!
GM:合計を3で割って私は23点!
GM:各自忘れずに持ち帰ること!
槇真理:は~い!
三井只人:はーい!
GM:それではEDに行きましょー!
三井只人:わぁ~~~い
槇真理:ヒューッ!
白萩雪:押忍

【ED1 槇真理】

GM:第5地区。病院にて。
GM:君たち3人が撃退したジャーム"ホラーハンター"、ラヴィニア・クランベリー
GM:彼女の侵蝕率はその後、急激に減退。もはやジャームとは言えない状態まで持ち直した。
GM:負傷の治療および、経過を確認するために彼女は、地区内のUGNが管理する病院へと収容された。
GM:そしてきみ、槇真理は彼女の様子を見るために、彼女の病室へやってきたのであった。
槇真理:「ふぃー、元裏切り者として、裏切り者への説得も出来るイリーガルのお仕事ですよね~」
槇真理:「こんにちは! クランベリーさん!」
槇真理:「UGNイリーガルの槇真理です! お元気ですか~?」
ラヴィニア・クランベリー:「ええ、マキさんこんにちは」
槇真理:「……おお、思ったよりも正気って感じですね」
ラヴィニア・クランベリー:ほっそりとした、青ざめた肌。昏い緑がかった無造作な髪。その下からのぞく穏やかな表情。
ラヴィニア・クランベリー:「ええ、恥ずかしいところを見せてしまいましたが」
槇真理:「何を言っているんですか!」
ラヴィニア・クランベリー:「お陰さまでこのように……はい?」
槇真理:「結果的には邪悪なFHの陰謀に踊らされてしまったとはいえ! クランベリーさんは真面目に頑張っただけです!」
槇真理:「今回は非常に……非常に……頑張ってくれました……!」
槇真理:(また一組の男女が結ばれるくらいに……!)
ラヴィニア・クランベリー:「それならば良かったのですが……」
ラヴィニア・クランベリー:(邪気………?)
槇真理:「コホン」
槇真理:「ともかくですね、クランベリーさん」
ラヴィニア・クランベリー:「はい」姿勢をすっと伸ばす。
槇真理:「一緒にUGN戻りましょうよ」
槇真理:「何を隠そう、私もUGN→FH→UGNと動き回った女です」
槇真理:「しかもジャーム化経験まであります」
ラヴィニア・クランベリー:「なるほど、活動的ですね」
槇真理:「ふふふ、お褒めに預かり恐悦至極!」
槇真理:「こんな私でも一先ず置いてもらえるくらい寛大な場所ですし、遠慮せずに戻ってきてください」
ラヴィニア・クランベリー:「ふむふむ」
ラヴィニア・クランベリー:「……改めて経緯を話しますと」
槇真理:じっと彼女の瞳を見つめて話に聞き入る。
ラヴィニア・クランベリー:「この街に私が倒すべき敵がいるのだと、私に依頼を持ちかけてくる女が現れました」
槇真理:「依頼をした女」
ラヴィニア・クランベリー:「裏取りをしていくうちに、どうやらこの女はFHであること、そして以来内容は虚偽でないと突き止めまして」
ラヴィニア・クランベリー:「……敵が現れる時間に通常の手段では間に合わなさそうだったので、彼女の足を使った次第です」
槇真理:「乗っかっていったら操られたと……汚いですねFH、実に汚い」
槇真理:「目的の為に、手段選べなくなる瞬間、ありますよね」
槇真理:「……だったら」
ラヴィニア・クランベリー:「ええ。私は正しき目的のため、その状況下において取るべき手段を用いたという自負があります」
ラヴィニア・クランベリー:「そこには、瑕疵がないと……そこまでは良かったのですが」
ラヴィニア・クランベリー:「一度、暴食の獣と戦って。なすすべもなく負けてしまって……」
槇真理:(……やっべー)
槇真理:(これ、完全に取り込まれた私の女装ビームのせいでは……?)
槇真理:(これは半分、三割、いやいやいや一割くらいは……私のせいでは?)
槇真理:「負けてしまって?」
ラヴィニア・クランベリー:「……その結果、怪しい遺産の力に頼ってはどうかと持ち掛けられて」
ラヴィニア・クランベリー:「そのまま呑まれて、貴方たちに危害を加えてしまった。そこは紛れもなく私の過ちです」
槇真理:「良いじゃないですか!」
ラヴィニア・クランベリー:「………おや」
槇真理:「過ちの原因がハッキリ分かっているならば! それに気をつければ今度は大丈夫!」
槇真理:「今のクランベリーさんは昨日より強い!」
槇真理:「あと、似たような事件がこっちで起きたら私も手伝います! そうしたら、FHなんかと手を組まなくても済むようになるかもしれないですよね!」
槇真理:「なので! それはそれ! これはこれ!」
槇真理:「これからも、クランベリーさんは悪い化け物をぶっ飛ばすために突き進んでくださいね!」
槇真理:(そう! UGNと共に!!!!!!!!!!)
ラヴィニア・クランベリー:「……状況の整理、改善すべき問題の提示……前向きさ」
ラヴィニア・クランベリー:「マキさんはとても立派な方ですね」
槇真理:「えっ!? いやぁ~、そう見えるなら、きっと先生が良かったんじゃないですかね?」
ラヴィニア・クランベリー:「そうですね。私も大学講師の末席……しょっちゅう休講する面汚しながら」
ラヴィニア・クランベリー:「ええ、教師の端くれとして、こう考えます」
ラヴィニア・クランベリー:「あなたはきっと、教え甲斐のある生徒だったことでしょう」彫像のように端正な顔が、僅かに微笑む。
槇真理:「……!」
槇真理:なんとも言い難い、嬉しいような、懐かしくてたまらないような、そんな表情を浮かべる。
槇真理:「……ありがとう、ございます……」
槇真理:「クランベリーさん、いえ、ラヴィニアさん。ぜひUGNに戻ってきてくださいね」
ラヴィニア・クランベリー:僅かに首を傾げて、戻して、一呼吸。
ラヴィニア・クランベリー:「ええ……マリ。次に会う時の私は、頼れる狩人であると約束しましょう」
槇真理:「良かった……次にあう時は、私も頼れる仲間になるって約束します!」
槇真理:(──元気だった頃の先生に、少し似ている)
ラヴィニア・クランベリー:「それでは、指切りをしましょう」すっと右手を差し出して
槇真理:(──ああ)
槇真理:自らも手を差し出す。
槇真理:(私たち、この人も守ったんだ)
ラヴィニア・クランベリー:「護りたい願いを交わす時には、このように誓いを捧げるのですね」
ラヴィニア・クランベリー:「……悪くない。日本人は奥ゆかしいですから」
槇真理:「ゆびきりげんまんっ!」
ラヴィニア・クランベリー:「貴重なボディタッチです。鋼をかち合わせるよりも、よっぽど良い……」
ラヴィニア・クランベリー:「なんと続けるのでしたっけ?」
槇真理:「嘘ついたら針千本飲~ますっ!」
槇真理:リアクションを待たずに続ける。
槇真理:「指切った! ハイ成立~!」
ラヴィニア・クランベリー:「コワイ」
槇真理:「これは日本にまだサムライが居た頃から続く儀式ですからね」
槇真理:「血なまぐさいんですよ」
ラヴィニア・クランベリー:「完全に呪詛の類いですねこれ」
ラヴィニア・クランベリー:「……破らないようにしなければ、ですね」
槇真理:「ええ、お互いに……ですね!」
ラヴィニア・クランベリー:ふふっと、気の抜けたような笑みをこぼしながら、小さな友人を見つめる。
槇真理:えへへ、と無邪気に微笑む。
GM:血腥さとは無縁な、穏やかなひと時を
GM:確かに守り抜いた一つの日常を、君たちは静かに過ごした────────

【ED2 三井只人 白萩雪】

白萩雪:………というわけで、支部。
白萩雪:事後処理の聴取も兼ねて、榎木副支部長の招集を受けて三井只人と白萩雪は支部へとやってきたのであった。今は一段落の休憩中。
白萩雪:「…うん。やはり、榎木副支部長の紅茶は格別だな。」ゆっくりとグラスを傾けて飲んでいる。
三井只人:「…………そうですね」
三井只人:紅茶はよくわかっていない。午後ティーぐらいだ
三井只人:ただ、飲みやすいことは分かる
白萩雪:「三井君」優しく君に視線を向ける
三井只人:「はい、なんですか、先輩?」
三井只人:目を合わせる
白萩雪:「今回は沢山醜態を見せてしまったが、君のおかげで無事こうして紅茶を楽しめている。」
白萩雪:「本当に感謝しているよ」深い微笑み
三井只人:「…………っ」
三井只人:中々見る機会のない先輩の笑み
三井只人:「………いえ、少しでも役に立てたのなら」
三井只人:「嬉しいです」
白萩雪:「う、うむ……」なんでこう、前のように爽やかにリアクション出来なくなったんだろう
白萩雪:(…だが、それもここまで。弱いところを見せたが、先輩の威厳を取り戻す意味でも熟慮した一手を用意してきたんだぜ)
三井只人:「……?」
三井只人:(色々と、聞かれたくないものも聞いただろうに)
三井只人:(いつもどおりな先輩は流石だなぁ)
三井只人:紅茶を飲む
白萩雪:「そこで、だよ。君に借りを作ったままでは先輩として忍びない」
白萩雪:「1つだけ」
三井只人:「そんな、気にしなくても…」
三井只人:「1つ?」
白萩雪:「…なんでも、1つだけ、君の希望を聞いてあげよう。」
三井只人:「なんでも」
白萩雪:「…勿論、度の過ぎたことは駄目だぞ?」
三井只人:つい反応してしまった
白萩雪:(……ふっふっふ。)
三井只人:「あ、はい、もちろんです」
三井只人:「んー。…………希望かぁ」
三井只人:ずずず、と紅茶で口を湿らせる。
白萩雪:(どうだ?実際に何でもと言われれば、選択肢が多すぎて無難なものになりがちだ。人間は選択肢が多すぎるとむしろ本当の望みを叶えづらくなる)
三井只人:………どうやら緊張しているようだ
白萩雪:(結果多少無難になるだろう。そこを先輩として軽く大きめに願いを叶えてあげれば…度量の深さから、彼も態度を尊敬あるものに変えるだろう。なんて完璧なプランなんだ)
白萩雪:心の中でほくそ笑む
三井只人:そんな先輩の心中には気付かない
三井只人:(なんでもかぁ…………………………)
三井只人:沈思黙考
三井只人:(ギブアンドテイク……後に引くと、もう先輩後輩じゃねぇよなぁ)
三井只人:「うーん、じゃあ」
三井只人:まとまりきらない内に口を開く。
三井只人:閃きに賭けよう
三井只人:無意識にポケットに入れた手に、何かが振れた
三井只人:(あっ)
三井只人:「じゃあ、アドレス教えて下さい」
三井只人:スマートフォンを取り出しながら、聞いた
白萩雪:「ふふん、勿論。それくらいでいいのかい?私なら……」
白萩雪:「あっ、えっ」
三井只人:あえて。
白萩雪:「……う、うん。」
三井只人:上位的に叶えようのないお願いになってしまった。
三井只人:「ありがとうございます」
白萩雪:拍子抜けてしまった。
三井只人:言葉尻をとらえる用に、メッセージアプリの画面を開いた
白萩雪:(………私って、三井君にとって……)
白萩雪:軽く首を振って、携帯を取り出す。
白萩雪:「…さ、ボクの番号と、アドレスはこれ。任務用のとは違うから。」
三井只人:先輩の操作を待って、アドレスの交換を行う
三井只人:「やった。ありがとうございます」
三井只人:アドレス帳への登録。
三井只人:『白萩先輩』……と、入れようとして
三井只人:『白萩雪』と登録した
白萩雪:「じゃあ電話なりなんなり送ってくれたまえよ。」
三井只人:「えぇ、そうしますね。これで学校以外でも話せますね」
三井只人:「まぁ…………」
三井只人:(それどころじゃなくなるかもなぁ)
三井只人:と、スマホをポケットにしまいつつ、腰を落ち着ける
三井只人:「では、コレで貸し借りなし……ってことで、大丈夫ですか?」
白萩雪:「ああ。君が満足ならばね。」
白萩雪:ちょっと拗ねたような調子で
三井只人:「よかった、じゃあーー」
三井只人:これで、遠慮苦なく
三井只人:「僕の方からも、一つ、話をしていいですか?」
白萩雪:「?うん。いいよ」
三井只人:「えぇ、それでは」
三井只人:小さく呼吸をして
白萩雪:なんだろう
三井只人:「白萩」先輩、という言葉を飲み込んで「……雪、さん」
三井只人:「僕は、」
三井只人:口の中が乾く。水が飲みたい。
三井只人:だけど、水を飲むと言葉が紡げない
三井只人:ええい。行ってしまえ。
三井只人:「貴方が、好きです」
白萩雪:「うんうん」
三井只人:まっすぐに
三井只人:相手の目を見ながら、言った
白萩雪:「      ……うん」
白萩雪:ガタァン!!
白萩雪:盛大に椅子から滑り落ちる音
白萩雪:「~~~~!?」
三井只人:「先輩!?」
三井只人:すごい音がした
白萩雪:「? ? ?」
三井只人:見たことのない顔をしている
三井只人:あれはどんな感情だろう
三井只人:まだまだ知らない顔があるんだな、と思った………当たり前か
三井只人:白萩……さん、の過去を知ったのすら、最近なのだ
白萩雪:たぶん、人生で1度も作ったことのない表情をしてるのはたしかで
白萩雪:「あ ええと、その」
三井只人:こちらも、不安と覚悟がないまぜになったような、変な顔をしているに違いない
三井只人:「はい」
白萩雪:「~~~~!?」
白萩雪:血の昇る音が聞こえる
三井只人:「………あの」
白萩雪:「き」「きみは」
三井只人:真っ赤になったその姿も初見だ
三井只人:「はい」
三井只人:言葉を待つ
白萩雪:「~~ばかぁ………」
三井只人:「……………………割と、自覚してます」
白萩雪:不意にぐじゅぐじゅと、顔を歪めてしまう
三井只人:へな、と。
三井只人:なんだか笑えてきたのだ
三井只人:「…………えっと、驚かせてすみません」
白萩雪:「なにわらってんのさ……」ぽすぽすと、胸元を叩いて
三井只人:倒れた白萩さんを助け起こそうと思って、ぽすぽすと叩かれる
三井只人:全然痛くない
白萩雪:「……ボクは、重いんだぞ。人を見限れるし、駄目だと思ったらすぐ切り捨てちゃうんだから」
三井只人:「………自立した人、僕は好きですよ」
白萩雪:「もうっ」
三井只人:崩れ落ちた白萩さんに語りかけるように。
三井只人:「優しい貴方が、好きです」
三井只人:「誰かを気にできる貴方が、好きです」
三井只人:「自分をひどい人だと、だから誰も近づけないようにと、そんな優しい貴方が好きです」
三井只人:「だから、」
三井只人:「僕と、付き合ってくれませんか?」
白萩雪:ぐじぐじと涙を拭いて
白萩雪:「…後輩の癖に、生意気だ」
白萩雪:「……でも。」
三井只人:「はい」
白萩雪:「わがままを聞いてあげるのが、先輩の努めだもんな」
白萩雪:腕を伸ばして、三井君を抱き寄せる
三井只人:「あはは、そうですね」
三井只人:「わっ」
三井只人:不意に抱き寄せられる
白萩雪:「いいよ。よろしくおねがいします。」
三井只人:ぽすっ、と白萩さんの体が近くに
三井只人:それに混乱して。
三井只人:一瞬言われた意味を理解出来ず
三井只人:「あ、」
三井只人:だんだんと染み渡るように、その言葉がストンと落ちた
三井只人:「あ、はははは」
三井只人:自然と溢れた笑み
三井只人:嬉しさから、自然とこちらからも抱きしめ返した
白萩雪:「わらうなー!」
三井只人:「いや、その、あははは!違うんです、違うんですって!」
三井只人:「その……嬉しくって、つい」
白萩雪:「うえええ………」なかなかぐずって泣き止まない
三井只人:「あはははははは…」
三井只人:泣いてる顔も初めてみた
三井只人:「ありがとうございます。白萩さん」
三井只人:「未熟者ですが、これからよろしくおねがいします」
三井只人:泣いている白萩さんを宥めながら
三井只人:安心している目尻にもうっすらと涙が浮かんでいた
白萩雪:「仕方ないな……」
白萩雪:「知らないぞ。忠告はしたんだからな!」
白萩雪:「ボクを大事にするんだぞー!」
白萩雪:…………ありがとう 本当に小声で、囁いた。
三井只人:「えぇ、大事にします」
三井只人:「すげぇ大事にします」
三井只人:「………大好きです、白萩さん」
三井只人:最後に噛みしめるように、静かに言った

【ED3 槇真理】

GM:病院からの帰り道にて。
GM:僅かに肌寒くなってきて、日が沈むのも早まった空の下。
GM:静かな並木道を、ひとりで歩いているときのこと。
槇真理:「今晩何にしようかなあ」 精力の付きそうな食材をスーパーのチラシアプリで探している。
???:一人の少女、見知らぬ少女が前から歩いてきた。
???:背は低い。明るい緑色の瞳は眼鏡の下に。手足はけっこう逞しい。
槇真理:「……」
槇真理:(なんだ、この感覚)
槇真理:(理屈はさっぱりだけど、ヤバい気がする)
槇真理:「んむむ……」
槇真理:スマホのアプリで食材を検討するフリをしているが、緊張は抜けない。
???:そのまま、ただ歩くままの速度で、距離が狭まっていく。
槇真理:(UGNか? FHか? 偶然か、狙ってきたのか)
槇真理:(見たこと無い顔……よし)
槇真理:ふ、と顔を上げる。
槇真理:瞳を見つめる。
???:くしゃくしゃと、乾いた落ち葉を踏み分ける音。確かに近づいていって
???:瞳を見返す。その表情は観察するようであり
槇真理:(敵かもしれない、味方かもしれない)
槇真理:(ただまあ──強いな)
槇真理:家に帰れない自分の姿を、今度こそ土に還る己の姿を想起する。
???:瞳孔が絞られる。瞳の奥を、脳の底まで視通すような目つき。機械の眼。
槇真理:(抵抗をすれば死ぬ)
???:「……ふむ」
???:「悪くはないですね」
槇真理:「まあ美人だとはよく言われます」
槇真理:「ですが、貴方も中々顔が良い」
???:「お褒めにあずかり光栄です」つまらなさそうに応える。
槇真理:(仮に死ぬとしても、それまで暴れ倒せたらまあいいや)
???:「さて」
???:「このまま見つめ合って、ついでにお茶でも飲んだりしてもそれはそれで心安らぎますが」
???:「私は忙しいので時計の針を進めましょう」
槇真理:「おっと、私が同性もいける趣味だと何処で……!?」
槇真理:「まさか、タイムラインで交流などあったり……?」
???:「まあ、把握はしてますよ。ファンってほどではないですが多少読みましたし」
???:「こちらだけ知っているのはよろしくないですね?なので端的に自己紹介です」
槇真理:「え? ああ、お伺いしますとも」
槇真理:(ビビり散らして損しちゃったなあ……同年代の女の子だし、きっと仲良し相互さんに違いない!)
蛍塚閃:「私は、蛍塚閃と申します」
蛍塚閃:じっと観察を続けながら。
蛍塚閃:軽々しくその名を語る。
槇真理:「蛍塚閃……ホタルですか」
槇真理:(相互さんじゃない……)
槇真理:(となると、やっぱり敵)
槇真理:(FH、アヴェンジャーズセル、記憶を失ったか見に来た)
槇真理:(UGNのセキュリティの隙間をかいくぐる能力)
槇真理:(暗殺者系か? だとすると、正体を知っているか確かめに来た……)
蛍塚閃:「………………」
槇真理:(ラッキー……かな、私は“覚えていない”んだから)
蛍塚閃:「………………ふむ」
槇真理:(これまでの観察の間に読心に類する能力を持っていると見ても良い)
槇真理:(ならば私が知らないのも読み取っている)
槇真理:(油断してスッパリ、でも無い限りは、別に今殺すつもりはない)
蛍塚閃:「なるほど、なるほど」
槇真理:「どうしました?」
蛍塚閃:「いえいえ、一安心していたところです」
槇真理:「これは奇遇ですね。私も今一安心していたところです」
槇真理:「これから彼ピとイチャラブ甘々ディナーをする予定なので」
蛍塚閃:「おやおや、それは一大事ですね」
槇真理:「でしょう? 女の子の一大事なんですよ」
蛍塚閃:「貴重な時間をありがとうございました」
槇真理:「いえいえ、時間はお互い様です」
槇真理:(流石にお茶に誘うのはふてぶてしすぎるな、やめとこ)
蛍塚閃:「貴女が二度と私たちの視界に入らないことを心から祈っています」
蛍塚閃:「どうかお幸せに」にこりと、微笑む。可憐に笑う。
槇真理:「……っ」
槇真理:(あんな顔、するんだ)
槇真理:「ええ」
槇真理:自分の中の誰かが、一瞬だけつぶやいた。
槇真理:けど、その誰かは今は眠らせる。
槇真理:槇真理は無防備にも背中を見せて、歩き始める。
蛍塚閃:「……ああっと、それからもう一つ」
槇真理:振り返り、首をかしげる。
蛍塚閃:「どこかのだれかさんの現在のお住まいに、どこかのだれかさんが残していった私物(検閲済み)を送りましたので」
蛍塚閃:「家族に見せたくないものがあった場合はきっと大変ですね」
槇真理:「……」
槇真理:「…………」
槇真理:「お、お、お、お……」
槇真理:「おぼえてろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
槇真理:ノイマンにあるまじき猛ダッシュが始まった。
槇真理:彼女は日常に向けて、駆けていく。

【マスターシーン】

GM:■■■■。アベンジャーズセル。会議室にて。
マスターブラム:「ダブルクロス、元ローズマリーメアリー、現ローズマリーゴールド」
マスターブラム:「抹殺計画の発生により、尋問内容等の情報保全へと向けた動きを誘い、混乱に乗じて窃視に成功」
マスターブラム:「さすがにセキュリティは堅かったですが、限定的なトラフィック干渉程度は問題なく」
マスターブラム:「彼女がもたらした、我々の情報。今の彼女が持っている、我々の情報」
マスターブラム:「そこに相違はなく、我々の障害たりうる情報も残っていないことを確認」
マスターブラム:「────────故に彼女はただのオーヴァードに過ぎません」
マスターブラム:「これ以上手間を取るのは無駄であると、マスターブラムは判断しました」
マスターブラム:「それ以上を望むなら、止めはしませんが手は貸しませんのでご理解頂きたいですね?みなさん」

GM:これにて『N市における魔術的脅威』終了となります。
GM:お疲れ様でした!
白萩雪:お疲れさまでした~!
三井只人:お疲れさまでした~~~!!
槇真理:お疲れさまでしたああああああああ!
三井只人:良かった…
白萩雪:良かったですね~
槇真理:本当に
槇真理:良かった