『超人ども、山賊退治に赴くこと』 GM:中村


キャラクターシート

PC1:双ヶ岡 薊(ならびがおか あざみ)キャラクターシートURL
PC2:黒瀬 直(くろせ なお)     キャラクターシートURL
PC3:レミナ・ローレンス&デビー   キャラクターシートURL
ED扉絵:そごう様

PC紹介:トレーラー

GM:ではセッションを開始します。
GM:まずは自己紹介をPC1の双ヶ岡さんからお願いします
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY4YrmvwIM
双ヶ岡 薊:はーい!
双ヶ岡 薊:名前の読みは「ならびがおかあざみ」、16歳の女子高生チルドレン!
双ヶ岡 薊:なんだけど、今回のセッションでは山賊です。働きたくなさのあまりUGNを脱走してふらふらしているところを拾われた。
山賊ども:げっへっへいい拾い物をしたぜ
双ヶ岡 薊:性格的にはとにかく働くのが嫌い、特に一人で働かされるのは絶対いやな怠け者。
山賊ども:そんなにいい拾いものじゃなかった
双ヶ岡 薊:山賊としても可能な限り怠けてるんじゃないかなぁ
山賊ども:働いてくれよ嬢ちゃん!!俺たちの商売結局歩合制なんだぞ!!
双ヶ岡 薊:怠けたいけど落ちぶれるのはいやなので、ノーフューチャーな山賊暮らしからの脱出を試みます。
双ヶ岡 薊:そんな感じの、かなり身勝手ちゃん!適当にあしらったり呆れたりしてね!
GM:世間の厳しさを味あわせてやる!!
双ヶ岡 薊:いやだー!
双ヶ岡 薊:性能的には、セットアップで周囲の味方に達成値と攻撃力、行動値のバフをかけるのが仕事。
双ヶ岡 薊:自分にも効果があるのでメジャーアクションでは殴りに行ける!べんり!
GM:強い
双ヶ岡 薊:ただ、達成値上昇は武器を持ってる人じゃないと効果がないです。
双ヶ岡 薊:そんな感じ!以上!
GM:ありがとうございます。
GM:そんな君のHOはこれだ!
GM:PC1 双ヶ岡 薊
シナリオロイス:黒瀬直 推奨/P:期待/N:不安
 君は勢いでUGNを辞めて山賊になったことを後悔しない日はない元UGNチルドレンだ。
 居着いた場所で略奪を繰り返してヤバくなったり略奪するものがなくなったら逃げる。
 そんないきあたりばったりな山賊ライフを繰り返したら絶対いつか詰む。赤眉軍や史実の宋江だってそうだった。
 君は仲間のような根っからのクズとは違うチャンスがあれば立ち直れる人間だ。
 ある日、君にそのチャンスが訪れる。
 君と山賊どもを軽く吹き飛ばしたあの女なら、君をこのクソみたいな生活から抜け出させてくれるかもしれない。

双ヶ岡 薊:きゃー!強い人、好き!
双ヶ岡 薊:自分が楽できるから……!
GM:こんな感じだ!頼れるお姉さんと出会って社会復帰を目指してくれ!!
GM:上手いこと甘えるんだ!!
GM:では次、PC2の黒瀬さんお願いします!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY6uqnsQIM
黒瀬直:うむ。
黒瀬直:くろせ なお 第12支部に所属するベテランUGNエージェントだ。
黒瀬直:昔から怪物ぶっ殺す系の生業を続けてきた家の末裔なので山賊も殺す。
黒瀬直:家に代々受け継がれてきた遺産"華金弓"(必中の弓)や、モルフェウス能力で瞬時に形成した色んな武器で殺す。
山賊ども:俺たちは化け物じゃねえ!人間だ!
黒瀬直:では一旦様子を見て殺したり殺さなかったりする。
黒瀬直:鳴き声は「殺ァッ!」
山賊ども:あんた俺たちに姐さんって呼ばれる人間じゃない?
黒瀬直:UGNに鞍替えするなら鑑みないこともない。うちの支部には真っ当に生きられない者が多いからな……
黒瀬直:データとしては最強遺産必中の弓を《砂の加護》《砂塵霊》でぶつけます。
黒瀬直:シーン1回まで《スプリットアタック》で4体ぐらい同時にぶっ殺せます。
GM:ひどい
黒瀬直:優秀なアタッカーであり、どんな判定にも強い。そんな感じで頑張るぞ!
黒瀬直:HOお願いします!
GM:頑張って山賊どもを皆殺セ!
GM:HOはこれ!
GM:PC2 黒瀬 直
シナリオロイス:山賊
 君は街を歩いていたら最近噂になっていた山賊に襲われたUGNエージェントだ。
 勿論そんな奴らは返り討ちにしてやったが、その中の一人が君に山賊討伐に協力してくれないかと言ってきた。
 なんでも街から街へ略奪を尽くしながら移動しているイナゴのような連中らしいので何とかした方がいいかもしれない。
 なんか、この生活から抜け出したいという気持ちは本物っぽいので協力してあげてほしい。

GM:襲いかかってきた山賊の中に足を洗いたいっていう子がいるから
GM:その子を助けてあげてほしい!
GM:悪いやつじゃないんだ、きっとなんらかの事情があって山賊に身を落としてるだけなんだ!
黒瀬直:つまり……女は攫って男は皆殺しって訳だな!
GM:違う山賊に組み込まれるだけなのかな…?
黒瀬直:事情があるなら仕方ねえな~
GM:ちゃんと性根を見極めて、助けてあげてほしい。
GM:そんな感じでお願いします!
黒瀬直:見極めるぜ~!
GM:じゃあ、ラスト!PC3のローレンスさん!
レミナ・ローレンス:ハイ!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYt96jsgIM
レミナ・ローレンス:「ハァイ!レミナ・ローレンスよ!」
レミナ・ローレンス:「最近アメリカから遥々ここ日本にやってきたの! 駆け出しの奇術師レミーとして活動中!」
レミナ・ローレンス:「まだまだ実力不足だけど……いつかはあの「デビー」のような奇術師になるのが夢!」
山賊ども:テンションの高い目隠れお姉さんだ!!
レミナ・ローレンス:そんな感じで新人奇術師UGNイリーガルのレミナちゃんです。
レミナ・ローレンス:奇術師としての実力は普通にそこそこあるくせに緊張しいのあがり症のため、失敗が多いぞ!
山賊ども:山賊になって場馴れしようぜ!
レミナ・ローレンス:あと緊張が頂点に達すると別人格の「デビー」が表に出てくるぞ!
レミナ・ローレンス:「デビー」の方はDロイス「生きる伝説」にあたるスーパーレジェンド奇術師という設定だ! でもレミナ本人はデビーがもうひとりのボクということには気づいていないのであった! フシギダネ!
GM:フシギ!
レミナ・ローレンス:戦闘はハヌマーンの風や音を操るレネゲイドを得意とするレミナが「エンジェルボイス」やらでC値を下げたりダイス増やす支援を行います!
レミナ・ローレンス:危なくなったらデビーが現れて光とか奇術のミスディレクションで敵を撹乱したりしますぞ!
GM:攻防両立した支援マンレディだ!厄介!!
レミナ・ローレンス:そんな紆余曲折あったレミナがついに大舞台に立てることに……やったぜ。
レミナ・ローレンス:だがしかし!現実は非情だった……そんな感じでひとつ
GM:まだ前座だけどね!頑張って栄達の道を歩んでくれ!
GM:そんな君の栄光に満ちたHOはこちら!
GM:PC3 レミナ・ローレンス
シナリオロイス:両親からの贈り物
 君は駆け出しの奇術師だ。
 今回君は久々に大きな舞台でショーをすることになった。
 とはいってもまだ前座だが、この舞台を成功させれば君の奇術師としてステップアップすることが出来るだろう。
 と思ってたら準備中に山賊が現れ部隊を壊滅させ金目の物とかも奪っていった。その中には君が両親からもらったものもあった。
 取り戻させねばならない。山賊に荒らされた舞台の上で、君はそう固く誓った

レミナ・ローレンス:許さない…! パパとママから貰った大切なステージ衣装をよ…!
山賊ども:ぎゃーーはっはっはっは!!
山賊ども:人の努力を踏みにじるのは最高に気分がいいぜーーー!!
レミナ・ローレンス:チクショウ!なんだってあたしがこんな目に!
レミナ・ローレンス:そして絶対に取り返す決意を固めるのであった!
GM:そうだ!取り戻せ!ついでにステージを台無しにされた腹いせもしよう!!
GM:そんな感じでお願いします
レミナ・ローレンス:「ショー」を見せてやりますよ
GM:そしてトレーラー
GM
 かつて山は異界であった。
 里に住まう者は山に棲くうものを天狗、或いは鬼と恐れた。
 然し時代が下るにつれ神秘は薄れ異界はただの高地と成り果てた。
 ならば、かつて山に棲くったものどもは人へと堕ちたのか
 否!
 やつらに山を追い出されて生きる術があったのか
 否!
 まともに暮らせねえ。まともに働く気力はねえ。けど欲と力だけは人一倍ありまってる。
 それが山賊だ!そんなやつらが山賊になるんだ!俺たちは何かを育てる気はねえ!ただ奪うだけだ!!
 そうだ!それが山賊だ!!
 そんな迷惑な奴らがこの街にやってきた、ので、退治しろ!!
 こいつらは殺したり奪ったりすることしか興味がねえクソどもだ!!


 ダブルクロス The 3rd Edition『超人ども、山賊退治に赴くこと』

 山賊──それはクズどもを意味する言葉。

GM:というわけでタイトルの通り皆さんには山賊退治に赴いていただきます。
GM:頑張れ!!
黒瀬直:殺ァッ!
GM:ではセッションを開始していきます。よろしくおねがいします!
双ヶ岡 薊:よろしくお願いしまーす!
レミナ・ローレンス:おねがいしま~す!
黒瀬直:よろしくお願いします!

OP1『黒瀬直、山賊を返り討ちにし少女を拾うこと』

GM:PC1とPC2の合同OPです
GM:登場をお願いします
黒瀬直:30+1d10
DiceBot : (30+1D10) → 30+2[2] → 32

双ヶ岡 薊:双ヶ岡 薊の侵蝕率を++4(1D10→4)した(侵蝕率:30→34)
GM:──────
山賊ども:むさ苦しい男たちが街を闊歩していた。
山賊ども:明らかにカタギではない。
山賊ども:どう考えても正業につける連中ではない。
山賊ども:かといってヤクザと呼べるほど社会に溶け込む努力をしているようにもみえない。
山賊ども:ボロボロの衣を纏い髭は伸びたままであり髪もほとんどが総髪だ。
山賊ども:この連中を形容するなら、そう、『山賊』という言葉がふさわしいだろう。
山賊ども:「ぎゃははは!」
双ヶ岡 薊:「……」その後ろ、やや離れた位置をついていく少女が一人。
双ヶ岡 薊:こいつらと一緒にされたくないなぁ、くさいしダサいしうるさいし……という表情を隠そうともしない。
山賊ども:山賊共の一人が双ヶ丘さんの肩に手をかけ顔を近づけてきます。
山賊ども:むわあ、とするような臭気が鼻につく。
山賊ども:「おい薊どうした!!元気出せよ!」
山賊ども:「今日襲うところは久々の大物だぜ!」
双ヶ岡 薊:「あー……元気元気、ちょうげんきー」あからさまに棒読み。「……大物ねえ」
山賊ども:「ここで荒稼ぎすりゃあ俺たちはしばらく遊んで暮らせるってもんだ!」
山賊ども:「お前だって好きだろ!遊んで暮らすの!」
山賊ども:ぎゃははははははは!と唾を撒き散らしながら笑っている。
双ヶ岡 薊:「うえっきたなっ」
双ヶ岡 薊:「遊んで暮らすのは好きだけどさぁ……そのために仕事するのは嫌いだよ……」
山賊ども:「バカ、俺だってまともに働くのは嫌いだよ」
山賊ども:「まともに働いたって頭良かったり生まれがいいやつに搾取されるだけだからな」
山賊ども:「その点そいつらから物を奪って生活できる山賊ってのは最高だぜ!」
双ヶ岡 薊:「やる気あるなぁ……ボクは奪うのもめんどい。貢がれたい」
山賊ども:「金持ちが貧乏人から搾取し山賊が金持ち共から略奪する!これが食物連鎖ってやつよ、ぎゃははは!」
双ヶ岡 薊:「息くさっ」
山賊ども:「一応塩で歯ぁ磨いてんだけどな」
双ヶ岡 薊:「なに時代だよ!」
双ヶ岡 薊:「そもそも山賊って思ってたより儲かんないし……親分がだいぶ持ってっちゃうし……」
双ヶ岡 薊:「それにこんなことしてたら、そのうちヤバい人たちに捕まるに決まってんじゃん……」
山賊ども:「そうなりそうなら逃げりゃいいのよ」
山賊ども:「それに、稼ぎが少ないってのも」
山賊ども:「お前が『いいこと』してくれるってんなら、俺たちだって助けにならないことはないんだぜ」
山賊ども:手をいやらしく近づけながら下卑た顔でいいます。
双ヶ岡 薊:「うぇ」ぎゅ、と自分の身を抱きしめる。その腕に胸がぎゅっと寄せられる。
双ヶ岡 薊:「次そーいうこと言ったら殺すかんね。マジで」
山賊ども:「おお、こえーこえー」
双ヶ岡 薊:「親分にそういうのなしって約束させてんだから」
双ヶ岡 薊:「っていうか、まず歯ァ磨いて体洗って髪切って整形してこいよ」
山賊ども:「死んで出直してこいって言ってる?」
双ヶ岡 薊:「そんなことより」ぐるりと周囲を見渡す。
山賊ども:「ああ?」
双ヶ岡 薊:「狙いの店ってそろそろ? こうゾロゾロ歩いてるだけで目立つから早く済ませたいよ」
山賊ども:「おう、そろそろの…」
黒瀬直:主に小汚い人だかりの前を、黒い影が横切る。
黒瀬直:よく梳かれた長い黒髪を風に委ねる、スタイルの良い長身の女性。
黒瀬直:ずかずかと進める足取りは、無造作で、無遠慮。右目には黒い眼帯。
黒瀬直:それはそれとして美人ではある。姿勢もすらりと伸びており、うっすらと白い顔立ち。
山賊ども:「なんだあ、随分時代錯誤なかっこした姉ちゃんだな」
双ヶ岡 薊:「(背ぇ高っ! 脚ぃ長っ! っていうかこいつらの前にずけずけ出てくるって……空気読めない系の人……?)」
山賊ども:「けけけ、バッカ、かっこなんざどうでもいいだろ。よく見ろよ、たまんねえ身体してやがるぜ」
山賊ども:じゅるり、と生唾を飲みながら山賊が言う。
山賊ども:「ひっひっひ、それもそうだ。いっちょ仕事の前の景気づけといくか」
双ヶ岡 薊:「ええー……そういうの、ボクの前でやる? っていうかこれ以上目立たないでほしいんだけど……」
山賊ども:下卑た笑みを浮かべながら山賊どもが黒瀬さんを囲んでいきます。
双ヶ岡 薊:ぶつくさ言いながら遠巻きに見ている。特にどちらにも手は貸さない。
山賊ども:「へ、嫉妬すんな。あとでちゃんとお前の相手もしてやるからよ!」
山賊ども:山賊共はバカなので目先の欲望に逆らえない!
双ヶ岡 薊:「脳みそが×××かな」
双ヶ岡 薊:とても文字にはできない悪態!
山賊ども:「というわけで姉ちゃん、ちょっと俺たちと遊んでもらおうか」
黒瀬直:「……ふむ」醜悪な視線を一身に浴びて、しかし顔色一つ変えない女の手中には
山賊ども:「ついでに、そうだな。その得物もいただいてこうか。へっへっへ、こりゃ高く売れそうだぜ」
黒瀬直:果たしていつの間に取り出したのだろうか、黄金に輝く金属弓が収まっている。
黒瀬直:「そうか」
山賊ども:全く危機感を感じることなくその弓に手を伸ばそうとする。
山賊ども:「は、大人しくしたほうが身のためだぜ!」
山賊ども:「なんせ俺たちは各地を渡り略奪を繰り返してきたこの国最強の山賊!」
山賊ども:「"普王軍"の一員なんだからよお!!」
GM:その名前を、黒瀬さんは聴いたことがあるだろう。"普王軍"を名乗るクズどもが最近この街にやってきて暴れていると。
黒瀬直:(うむうむ普王軍か)
黒瀬直:(では潰すか)
山賊ども:「へっへっへえ、ビビったか。なら、大人しくしな。なあに、痛くはしねえからよ」
黒瀬直:伸ばされた手がその身に届く瞬間まで、眉一つ動かさなかった彼女の身体は
黒瀬直:手中の得物と同じ、張り詰め切った弓の如き危険物であった。
黒瀬直:「殺ァッ!」
黒瀬直:手を伸ばしてきた賊へ不意に飛び掛かり、顔面に膝を叩き込む!
山賊ども:「なあ!?」
山賊ども:「このアマ!やる気か!!」
山賊ども:鼻血が吹き出している!!
双ヶ岡 薊:「速っ……!?」
山賊ども:「このやろう、下手に出てりゃあ調子に乗りやがって!!野郎どもやっちまええ!」
山賊ども:斧や朴刀、流星錘、それぞれの得物を手にした山賊どもが黒瀬さんに襲いかかる!!
双ヶ岡 薊:「いつ下手に出てた!?」
山賊ども:武器を持って殴りかかれば双ヶ丘さんが自分たちを強化してくれることに期待している!
GM:君はこの期待に答えず山賊とは無関係と言い張ろうとしてもいいし
GM:あえて乗っかって黒瀬さんの腕前を試してもいい。
双ヶ岡 薊:だが……傍観!
山賊ども:「オラ、死ねえ!!」
山賊ども:ブン!と朴刀を振り下ろす!刃を落としているので切れ味はないが、その代わり喰らえば骨がくだける!!
山賊ども:ぶんぶんと流星錘を振り回し黒瀬さんに投げつける!
黒瀬直:パァン!迫りくる凶器の数々に対し、神仏に祈念を捧げるが如き合掌!
黒瀬直:己の敗北を悟り、降伏する腹積もりか?断じて否!
黒瀬直:これこそは暗器、万力鎖の基本・不動にして万全の五イ方の構え!
黒瀬直:「────セイッ!」対敵する山賊どもの眼には、女の両手から黄金の光条が迸るように見えただろう。
山賊ども:「な!?」
山賊ども:「んじゃあ!?」
黒瀬直:荒れ狂う嵐のごとく、縦横無尽に暴れまわる金の鎖が、武器をいなし、あるいは絡めとって仲間を撃ちのめし、また強かに顔面を叩き伏せる!
山賊ども:「ごぺえぅ!?」
山賊ども:「なんだこいつ、化け物か!?鬼子母神の化身か!?」
山賊ども:黒瀬さんを囲んでいた山賊どもはすでに半数以上がやられている!
山賊ども:「ク、クソが!こんなやつの相手してられっか!逃げるぞ!!」
双ヶ岡 薊:「え、ちょ、仕事は!? 皆が働かないとボクの食い扶持が……」
GM:動ける山賊共は倒れた連中を見捨ててさっさと逃げていきます。
黒瀬直:「……ふむ」再び合掌の構えに戻る。先ほどまでの光条もその手に収まり、台風の目に入ったかのような静寂。
双ヶ岡 薊:「……」蜘蛛の子を散らすように逃げていった山賊たちを無言で見送る。
双ヶ岡 薊:「…………」ややあって、ぎこちなく黒瀬さんに振り向く。
黒瀬直:無論、彼女の静寂は、その暴威を直ちに振るえぬことを意味しない。
双ヶ岡 薊:「………………」
黒瀬直:そのまま、ずかずかと、歩みを進める。
双ヶ岡 薊:「……お」
双ヶ岡 薊:「おねーさま! 助けてくれてありがとうございます!」
双ヶ岡 薊:黒瀬さんの前に、ミリ秒単位の瞬発力でひざまずく!
双ヶ岡 薊:「怖かった……ボク、怖かったよ……!あいつらに脅されて……!無理やり山賊やらされて……!」
双ヶ岡 薊:「さっきもてーそーの危機で……ほ、ほんとだよ……」
黒瀬直:屍共を踏み越えて、少女の元までやってきて
黒瀬直:「……ああ、分かっているとも」
双ヶ岡 薊:「!!」
黒瀬直:「怖かっただろう。もう安心しなさい」少女のもとへ屈みこみ
黒瀬直:不器用な手つきで、頭を撫でる。
双ヶ岡 薊:「……お、おねーさまっ」まるで感激しているかのような表情を作って黒瀬さんに抱きつく。
双ヶ岡 薊:「おねーさまがチョロ……優しい人でよかった……ありがとうございます……」
黒瀬直:「私はデモン・ストレート……黒瀬直という」その身体を抱き留めて。
双ヶ岡 薊:「黒瀬お姉さま……ボクは双ヶ岡薊です」ぎゅっとしがみついて黒瀬さんの柔らかさを堪能している。
黒瀬直:「ふむ、双ヶ岡くんか。大丈夫だぞ」ぽんぽんと背中を叩いている。
黒瀬直:「あの場で、君だけが私に敵対行動を取らなかったことは分かっている」
黒瀬直:「大体聞いたからな」
双ヶ岡 薊:「あの……お姉さま、すっごく強いんですね」
黒瀬直:「そう強くはない。それなりだ」
双ヶ岡 薊:こくこくうなずく。面倒で手出しをしなかったことなどおくびにも出さない!
双ヶ岡 薊:「……聞いてた? えっと」
双ヶ岡 薊:「あ、その! さっきやっつけた山賊どもなんですけど!」
双ヶ岡 薊:「これから襲撃する予定があるって……あいつらバカだから頭数が減ってもあきらめないだろうし」
双ヶ岡 薊:「あの、このままじゃいろんな人に迷惑がかかるから……」
双ヶ岡 薊:「お姉さま、その力で一発あいつらをシメちゃってください……!」潤んだ目で訴えかける!かんぺき!
黒瀬直:「うむ。良いだろう」
双ヶ岡 薊:「!!!」
双ヶ岡 薊:「素敵!格好いい!便利!大好き!」
黒瀬直:「こちらこそ、だ。情報をくれてありがとう」
息を吹き返した山賊ども:「こふ……」
息を吹き返した山賊ども:「双ヶ岡……お前…うらぎ……」
双ヶ岡 薊:無言でつま先をみぞおちに叩き込む。
息を吹き返した山賊ども:「ぐほっ……」ガクッ
双ヶ岡 薊:「うわぁ、びっくりして、つい足が出ちゃった」
黒瀬直:「存外しぶといものだな」
黒瀬直:ダンッ!足を勢いよく踏みしめると同時に、倒れた賊徒どもに手枷足枷が形成される。
双ヶ岡 薊:「おお……!」目を見開く。明らかにオーヴァード能力だ!
双ヶ岡 薊:「(これは……うまいことコネを作れば新しい寄生先になるかも!最低でも屋根とお風呂のあるところで暮らせる!)」
黒瀬直:「さて双ヶ岡くん。こいつらを回収してもらうよう連絡したら、早速移動するぞ」
双ヶ岡 薊:「はいっ!一生ついていきます!」
黒瀬直:人が近寄れぬよう、状況が見えぬよう隠蔽工作を仕掛けながら語る。
黒瀬直:「情報だけではない。双ヶ岡くんの力も頼りにしているからな」
黒瀬直:やはりずかずかと無造作に、しかし歩幅を合わせて進んでいく。
GM:─────
GM:ではロイスの取得などあれば!
黒瀬直:外敵:山賊/P興味:N嫌悪〇 幼子:双ヶ岡薊/P庇護〇:N憐憫 で取得!
双ヶ岡 薊:ロイス/便利なお姉さま/黒瀬直/P有為○/N不安 取得します
GM:ありがとう!

OP2『レミナ・ローレンス、山賊どもに舞台衣装を奪われること』

GM:では次はローレンスさんのOPです!
GM:登場侵蝕をお願いします!
レミナ・ローレンス:ヒャッハ!
レミナ・ローレンス:34+1d10
DiceBot : (34+1D10) → 34+5[5] → 39

GM:────
GM:─劇場・ダールハーネ─
GM:ダールハーネは十二地区にあるそれなりに大きな劇場だ。
GM:特に今日はこの劇場の築30年周年を記念するショーを行うらしく
GM:観客側にも、出場者側にも豪華なメンバーが集まっている。
GM:そんなショーに、君は前座としてだが呼ばれている。
レミナ・ローレンス:「うう……ついにこの日がやってきたのね」
レミナ・ローレンス:胸を抑えて、荒くなりつつある呼吸を必死で抑える。
レミナ・ローレンス:思えば長かった。
レミナ・ローレンス:来日してすぐ、大きなステージに立って、新進気鋭の奇術師レミー!颯爽デビュー!の予定だったけど。現実は厳しかった。
レミナ・ローレンス:新人のあたしに来る仕事と言えば、小さなデパートの屋上で、子供たちやおじいちゃんおばあちゃん相手にして、まばらな拍手を受けたり。
レミナ・ローレンス:古びたバーで酔っぱらいのおじさんたちに野次を飛ばされながら、震える手付きでショーをこなす、そんな日々。
レミナ・ローレンス:だがしかし!
レミナ・ローレンス:「前座とはいえ、あたしも、こんな大きな舞台を任せられるようになったのね……」
"店主":「おいおい姉ちゃん」
レミナ・ローレンス:「ひぇえ!!」
レミナ・ローレンス:強面のおじさんに話しかけられて飛び上がる!
"店主":「舞台を任せられたぐらいで満足されちゃ困るぜ」
"店主":「あんたが満足する前に客を満足させてくれなきゃこっちは商売あがったりなんだからよ」
レミナ・ローレンス:「あ、ダール・ハーネの店主さん。も、勿論!抜かりはないでふよ!」
"店主":「ってあんたビビりすぎだろ!?開演前にアガってんのか!?
"店主":自分がファンタジー世界のドワーフじみた強面の持ち主であるという自覚がない!
レミナ・ローレンス:「お客様を満足させてこそ、一流の奇術師ですからね! 緊張するのは、い、いいいつものことなのでご心配なく」
"店主":「はっ」
"店主":「まあ、全く緊張しねえヤツよりはいいけどな」
"店主":「仕事の大切さをわかってるやつだから、ちゃんと重圧と責任を感じて緊張するんだ」
"店主":「だがおめえ、緊張しすぎていつもどおりのことが出来なかったら意味はねえからな。緊張しつつ、ちゃんとリラックスもしろよ?」
"店主":どうやらこの強面のおじさんは自分なりに君のことを気にかけてくれているらしい。
レミナ・ローレンス:「あ、ありがとうございます……み、見ててくださいね!」
レミナ・ローレンス:「店主さんの目に狂いはなかったこと、証明して見せます! きっとあたし……あの「デビー」にも負けないようなイリュージョンで、ここにいる皆さんを満足させる!」
レミナ・ローレンス:ぺこりと頭を下げる!
"店主":「おお、頑張ってくれや」
"店主":「あの立派なステージ衣装に負けないようなすごいマジックをみせてくれよ。」
レミナ・ローレンス:「はい! えへへ……」
レミナ・ローレンス:今日の為に準備した商売道具の数々を改めて確認する。
レミナ・ローレンス:あたしが被るにはサイズの大きいシルクハット。
レミナ・ローレンス:もちろん、傍の鳥籠で大人しくしているぴっぴ(ハト)用のもの。
レミナ・ローレンス:未開封のトランプセット2箱と予備1箱。このスライハンド・マジックで観客とのコミュニケーションを深めつつ驚いてもらう完璧な構想だ!
レミナ・ローレンス:幾科学模様の大箱は何と言っても今回の目玉!人体切断イリュージョン用!
レミナ・ローレンス:でも不安だわ……鏡を使ったトリックって、あたし、ニガテなのよね……。
レミナ・ローレンス:だけど、なんといっても、今回はとっておきのモノがある。
レミナ・ローレンス:「今日のための、特別な衣装……ふふふ!」
レミナ・ローレンス:トランクから取り出したのは一着の煌びやかなドレス。
レミナ・ローレンス:黒を基調としたドレスの所々に嵌められた赤く輝くルビー。
レミナ・ローレンス:遠い東の島国に向かう愛娘の為に両親が渡してくれた、あたしの一番の「宝物」。
レミナ・ローレンス:「お金に困っていたあの時、質に売り飛ばさないで本当に良かった……」
レミナ・ローレンス:空腹だと人間、正常な判断が出来ないものである。いや、本当に良かった。どうかしていたのね、あたし。
レミナ・ローレンス:ぎゅっと衣装を抱きしめ、頬ずりをしながらはあ…と恍惚の溜息を吐く。
レミナ・ローレンス:「よし、そうと決まれば早速準備を───」
GM:ドガアアアッッ!!
GM:突如、轟音が響く
レミナ・ローレンス:「ひっ! えっ、なに!?」
モブの皆さん:「わあああーーー!!!」「キャアーーーー!!」
モブの皆さん:従業員や、早めに入っていたお客さんの悲鳴!
"店主":「な、なんだあ!?てめえらは!!」
山賊ども:「ヒャッハーーー!!山賊だーーー!!」
レミナ・ローレンス:「さ、……山賊!?」
GM:ボロ衣を纏った屈強な男どもが!
GM:劇場に侵入している!!
“霹靂閻王”:「はっはーー!!」
“霹靂閻王”:「ここでデカイ興行があるって聴いたからよー!」
“霹靂閻王”:「俺たち普王軍が金目のもんを奪いに来てやったぜー!!」
”黒髑髏”:「野郎ども。奪え」
”黒髑髏”:「逆らうやつは、殺せ」
レミナ・ローレンス:「えっ何これ、こんな予定あったかしら……は、ハロウィン!?違うわよね……?」
山賊ども:「ヒャッハーーー!!!」
GM:山賊はあたりで略奪を始めている!!
GM:現金やら舞台を彩るために用意された調度品、絵画!
GM:様々なものが山賊どもに奪われている!!
レミナ・ローレンス:何これ、嘘でしょ、なんでよりにもよって今日この日、山賊(?)がこんな劇場まで…
レミナ・ローレンス:そもそも何、山賊って……日本にはまだ山賊が当たり前にいるの?外務省のホームページにはそんな情報無かったじゃない……あああ、足が震えて……
"店主":「てめえら!俺の店で何してやがる!ぶっ殺されてえのか!」
レミナ・ローレンス:「だ、ダメ!店主さん!危ないわ!」
“霹靂閻王”:「ぶっ殺されてえのか、だと!?」
“霹靂閻王”:「それはこっちの台詞だぜーーー!!ヒャーーーーー!!!」
“霹靂閻王”:“霹靂閻王”が叫ぶとなぜか店主の動きが鈍くなる!
"店主":「な…!」
レミナ・ローレンス:「これ、は……!」
”黒髑髏”:「邪魔をするなら、死ね」
”黒髑髏”:動きが鈍くなった店主の頭に黒髑髏の巨大な斧が振り下ろされる。
レミナ・ローレンス:「ダメ!」
レミナ・ローレンス:咄嗟に動いたレミナが店主と巨大な斧の間に入り込む!
GM:斧が振り下ろされた先で血が吹き出す。
GM:だがそれは店主のものではなく
レミナ・ローレンス:「あっ、ぐうう……!!」
"店主":「ね、姉ちゃん…!何やってんだ!」
"店主":「雇われのマジシャンが、オーナーを庇うなんてよ、そんなの逆じゃねえか!俺がてめえらを守らなきゃいけねえのに!」
レミナ・ローレンス:斧の衝撃で吹っ飛ばされ、腹から尋常ではない血を流しながらなんとか言葉を紡ぎます。
レミナ・ローレンス:「あたし、なら、大丈夫……だから。今は、言うとおりに」
"店主":「ね、姉ちゃん……すまねえ…!」
GM:その間にも山賊たちの略奪は進んでいく。
レミナ・ローレンス:「(奴らの狙いは金品。それなら、大人しくしていればみんな殺されはしない、はず……)」
GM:壁は壊され、照明は割れ、逆らった人たちは倒され、身ぐるみ剥がされている。
山賊ども:「うおおおお!!アニキアニキ!みてくだせええ!!」
レミナ・ローレンス:「あれは……!」
GM:レミナさんの耳に、ひときわ大きい山賊の歓声が届く。
山賊ども:山賊共が手にしているのは一着の煌びやかなドレス。
山賊ども:黒を基調としたドレスの所々に嵌められた赤く輝くルビー。
レミナ・ローレンス:「か、返して……! 返してよ!」
レミナ・ローレンス:「それは、あたしの、大事な……」
山賊ども:美しく輝くそれを、山賊共が欲にまみれた目で眺めている。
山賊ども:「大事なものだから」
山賊ども:「勘弁してほしいってかー?」
山賊ども:ひっひっひ、と下卑た笑いを浮かべながら、苦悶の表情を浮かべるレミナさんの顔を覗き込む。
レミナ・ローレンス:「ぐ、うっ……!」
レミナ・ローレンス:這いずりながら必死に衣装へと手を伸ばします。
山賊ども:「ぎゃはははははは!そんなこと言われたらよー!もっと返したくなくなるに決まってるじゃねえか!バカじゃねえーのー!?」
山賊ども:げらげらと笑いながらその手を蹴り飛ばす。
レミナ・ローレンス:「あうっ!」
"店主":「ね、姉ちゃん……、すまねえ…俺のせいで…!」
レミナ・ローレンス:「……だ、大丈夫。店主さんのせいじゃ、ないわ。」
レミナ・ローレンス:店主を心配させまいと笑顔を作ろうとするも目尻には涙が浮かんでいる。
“霹靂閻王”:「ヒャッハッハー!お前らよく言ったー!それでこそ普王軍だー!」
“霹靂閻王”:「欲しいものは奪う!ほしくないものも奪う!育むこともせずただひたすら奪うだけ、それが山賊だー!!」
”黒髑髏”:「う、む」
”黒髑髏”:「だが、もう充分に奪った。そろそろ、戻るぞ」
“霹靂閻王”:「おうよ!おい、クソども!てめえらはこれにこりずしっかり働けよ!またいい感じに金が溜まったら俺たちが奪いに来てやるからよー!ヒャッハー!!!」
GM:こんな捨て台詞を残して山賊どもは劇場から去っていきます。
GM:いや、そこはもう綺羅びやかな夢を見せる劇場ではない。
GM:かつてはそうだったかもしれないと、栄光の残滓が残る、ただの廃墟となっている。
レミナ・ローレンス:「ヤバ……意識が……」
レミナ・ローレンス:オーヴァードとはいえ失血と大切なものを盗まれたショックによりレミナの意識が朦朧とする。
レミナ・ローレンス:そして、何時の日か、両親に言われた言葉が脳裏に浮かぶ。
レミナ・ローレンス:『レミー、これは日本へ旅立つキミへの、私たちからのプレゼントだ』
レミナ・ローレンス:『大事に扱うのよ。レミナならデビーに負けないくらい、立派な奇術師になれるって所、ママたちに見せてね!それと……』
レミナ・ローレンス:『レミナをどうか、よろしくね、デビー』
レミナ・ローレンス:目の前が真っ暗となり、そのままレミナは意識を手放した。
レミナ・ローレンス:そのすぐ後。
レミナ・ローレンス:むくり、と「彼女」は何事も無かったかのように身体を起きあげる。
???:「さて」
???:周りをじっと見回す。ひどい有様だ。台風が室内で起こったってこうはいかないだろう。
???:「レミーも無茶をするよなあ。いくら僕らがオーヴァードだからってさ」
???:「店主のおじさま、大丈夫?」
"店主":「ああ、姉ちゃんの、おかげでな」
"店主":「いや、だが」
"店主":君の変貌に少し戸惑っている。
"店主":先程までのおどおどした様子がない。かと言って現実逃避をしているようにも見えない。
"店主":その足はしっかりと地面に立ち、その眼は目の前の現実を見据えている。
???:「災難だったねえ。なにせ、山賊だもんね。フフッ! 山賊ってなんだよ。今は21世紀だぞ」
???:「あ、ケガのことかい? あの血、全部トリックなんだよ。あいつらがバカで助かったねえ。ホラ、傷一つ無い」
"店主":「ああ、それもそうだが、それだけじゃねえ。」
"店主":「あんた、ほんとにさっきの姉ちゃん」
"店主":「レミア・ローレンスなのか?」
???:「……」
???:その答えに彼女はニコリ、と笑うと。
???:「奇術師としての心得、その1。種明かしはしてはならない」
???:ひ・み・つ!とつぶやきながら人差し指を口元に当てる。
???:「(さて、普通なら警察にでも駆け込むところだけど)」
???:あのハゲ山賊が叫んだ直後に、店主の身体が鈍くなったのが気になった。
???:ぱちん、と指を立てる。店主の身体から鈍い光。ビンゴ。レネゲイド反応アリ。
???:「UGN案件かあ。まったく……」
デビー:「安心して、店主さん。デビーが……いけね、レミナが……ぜんぶ取り返して、誰も見たことのない最高のショーを絶対に行ってみせる」
デビー:そして……
デビー:「野蛮な彼らにも魅せてあげようじゃないか」
デビー:「空戦絶後、神出鬼没、グランド・デビーの、史上最高のショーをね」
GM:────
GM:ではロイスの取得があれば!
レミナ・ローレンス:大切なもの/ステージ衣装/P懐旧◯/N劣等感
レミナ・ローレンス:でとります!
GM:あざす!

MP1『超人ども、山賊退治に赴くこと』

GM:では次は合流シーンです!
GM:全員登場!
黒瀬直:32+1d10
DiceBot : (32+1D10) → 32+6[6] → 38

双ヶ岡 薊:双ヶ岡 薊の侵蝕率を++10(1D10→10)した(侵蝕率:34→44)
レミナ・ローレンス:39+1d10
DiceBot : (39+1D10) → 39+6[6] → 45

GM:双ヶ丘さん、結構緊張してるな…!
双ヶ岡 薊:労働への恐怖心が……
GM:────
GM:─劇場・ダールハーネ─
GM:双ヶ岡さんと黒瀬さんがその場所に駆けつけたときには既に山賊の襲撃は終わっていた。
GM:もはやそこは劇場出会った頃の面影はなく
GM:ただの新しめの廃墟となっていた。
GM:山賊どもに襲撃、略奪されるということはそういうことなのだ。
黒瀬直:「……出遅れたか」荒れ果てたダールハーネの有り様を見回しながら、小さくつぶやく。
双ヶ岡 薊:「また派手にやっちゃって……」
黒瀬直:足を運んだ回数はそう多くないが、思い返す記憶が無いということでもなく
レミナ・ローレンス:「……う、」
双ヶ岡 薊:「あ、生存者」
黒瀬直:「……きみ!大丈夫か!」それはそれとして感傷に浸るべき状況でもない。被害に遭ったと思しき女性のもとへ駆け寄る。
レミナ・ローレンス:「あれ、あたし……」
黒瀬直:「……怪我はないようだな」
レミナ・ローレンス:デビーが表に出ていた時の記憶はレミナには殆どない。最後に思い出せるのは……
レミナ・ローレンス:「はい、大丈夫、です。ケガは、無いんですけど……」
レミナ・ローレンス:「あの、あなた方は……?」
黒瀬直:じろりと視線を走らせる。服は切り裂かれているが、傷跡はない。
黒瀬直:つまり彼女はオーヴァードなのだろうと判断を下して
黒瀬直:「私はデモン・ストレート。黒瀬直。UGNエージェントだ」
黒瀬直:「……UGNは分かるか?」
レミナ・ローレンス:「で、デモン・ストレート!」噂は聞いている。ここ十二地区にいる凄腕のエージェントのひとりだ!
黒瀬直:「うむ。デモン・ストレートだ」
双ヶ岡 薊:「ボクはそのおまけ」ぴょこっと手を挙げる。
レミナ・ローレンス:「は、はいっ! あたし、イリーガル登録もしてある、オーヴァードですので……」
レミナ・ローレンス:「あ、お嬢ちゃんも、よろしくね。あたし、レミナ・ローレンスです。コードネームは“ビーム・スプリンタ”」
双ヶ岡 薊:「エージェントのお姉さまとイリーガル……もう一人くらい戦力が欲しいかなぁ」一人でぶつぶつ呟いている。
GM:では君たちがそんな話をしていると店主が目を覚まします。
"店主":「あんたら、お客さんか」
"店主":強面には似合わない。どこか弱気な声だ。
双ヶ岡 薊:「えっと、ボクは双ヶ岡薊!……あ、起きた? 生きてる?」
"店主":「ああ、生きてるよ。俺ぁ、身体が頑丈なのと」
"店主":「この店だけが、取り柄の男だからな……」
レミナ・ローレンス:「こちら、この劇場、ダール・ハーネの店主さんです」
"店主":「だが、店の方は俺ほどには頑丈じゃなかったみてえだ」
黒瀬直:「……生きていたのは何よりだ」
黒瀬直:「死んでしまってはどうにもならないからな」
双ヶ岡 薊:「ずったぼろだもんね、店ん中」
"店主":「ああ、全くそのとおりだ」
"店主":「これじゃ、今日の公演はできそうにねえ。せっかく来てくれた、お客さんには悪いがな…」
"店主":「チクショウ…、何が山賊だ、ふざやがって…っ」
レミナ・ローレンス:「店主さん……」
"店主":「なんで俺が、従業員の連中が、お客さんが、集まってくれた芸人のみんなが」
"店主":「こんな目に会わなくちゃいけねえんだ…」
黒瀬直:「……公演内容はマジックショーか」荒らされたステージの名残を一瞥して、そう判断する。
レミナ・ローレンス:「ええ……今日はここの30周年を記念する大きなショーの予定があったの」
レミナ・ローレンス:「……黒瀬さん、双ヶ丘さん。お願いがあるの」
双ヶ岡 薊:「へ?」
黒瀬直:「聞こう」間に合わなかったことへの慙愧の念は尽きないが、表に出すつもりはない。
レミナ・ローレンス:「あたし……あの山賊たちがここから奪っていったものすべてを、取り返したい」
レミナ・ローレンス:「あいつら多分、オーヴァードも混じってるの。あたしひとりじゃ、とてもじゃないけど、勝てない」
双ヶ岡 薊:無言でこくこく頷く。相槌と肯定の両方の意味。
レミナ・ローレンス:「無理なお願いかもしれないけれど……でも、みんなで、ここで!もう一度ショーを行いたいの!」
黒瀬直:私の答えは元より決まってはいる。すべきことをするのみである。
黒瀬直:だからまずは、双ヶ岡くんの意志を確認する。じー……
レミナ・ローレンス:「……!」じっと懇願する目で薊ちゃんを見る!
双ヶ岡 薊:「そりゃあもう」
双ヶ岡 薊:「この黒瀬お姉さまに任せれば山賊の百や二百!どんとこいだよ!」
双ヶ岡 薊:「レミナさんもオーヴァードなら、二人で力を合わせれば」
双ヶ岡 薊:「負ける要素ゼロ!かんぺき!」
レミナ・ローレンス:「あ…」
レミナ・ローレンス:「ありがとお……!」涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら双ヶ丘ちゃんへと抱きつく!
双ヶ岡 薊:「え、へへへ、いやぁ……お礼なら黒瀬お姉さまに」抱きつかれるがままになる。
黒瀬直:「確かに百や二百居ようと問題はないし、負ける要素は零ではあるが」
黒瀬直:「二人ではなく三人の間違いだろう」
双ヶ岡 薊:「ン゛」
レミナ・ローレンス:「薊ちゃんも、手伝ってくれるのよね!」
黒瀬直:期待と信頼の眼差し
双ヶ岡 薊:「いやー、それは……まぁ、ボクはほら、かよわい女の子……」言いかけて二人を見る。どっちも女じゃん!
双ヶ岡 薊:「……えー、うん!できるかぎりがんばるヨー!」
双ヶ岡 薊:ここでゴネたらお姉さまからの信頼が失われる!夢のヒモ生活が!
黒瀬直:「……ああ、ありがとう」僅かに微笑みを浮かべ、双ヶ岡くんの頭を撫でる。
レミナ・ローレンス:「良かったあ~~~~~~~~!」
双ヶ岡 薊:「えへへ、あははは……」やや力なく笑い返す。
黒瀬直:「……そうだ、私からも一つ頼み事がある」
双ヶ岡 薊:「えぇ……?」
レミナ・ローレンス:「な、なんでしょう!」
レミナ・ローレンス:チーンとポケットティッシュで鼻をかみつつ返事をします
黒瀬直:「ローレンスくん、店主殿。聞いてもらえるか」
双ヶ岡 薊:「(あっ、ボクはいいんだ)」内心ホッとする。
レミナ・ローレンス:「は、はい!」姿勢を正す!
黒瀬直:「私もマジックショーを見たことがあってな。17年前に、このダールハーネで」
黒瀬直:「……私自身はあまり興味が無かったのだが、義妹に誘われた」
レミナ・ローレンス:「義妹さんに……」
レミナ・ローレンス:噂はなんとなく聞いている。……義妹さんが、今はもういないことも。
黒瀬直:「あの時は楽しかった。また見たいとも思っている」
黒瀬直:「だからこの一件の収拾がついた時には、見せてもらっても構わないか」
黒瀬直:「無事に復旧した、この舞台でな」
"店主":「……ああ」
レミナ・ローレンス:「……任せてください!」
レミナ・ローレンス:「きっと素晴らしいショーになりますよ!……あたし、前座ですけど」
レミナ・ローレンス:あはは…と力なく、しかしはっきりと述べる。
黒瀬直:「楽しみにしている。まずは頑張らないとな」
"店主":「頼むぜ、だが、無理はすんなよ。」
"店主":「死んじまったら、せっかくのショーが見れなくなっちまうからな」
双ヶ岡 薊:「そうそう、オッサンいいこと言う!」
双ヶ岡 薊:「無理して死んだらなんにもならないし、ほどほどで行こうよ」
"店主":「ところで、お前さんがた、退治しにいくって言っても奴らの拠点とかはわかってるのか?」
レミナ・ローレンス:「ええと……」
GM:勿論双ヶ岡さんは分かっています。奴らは"山"にいます
レミナ・ローレンス:ちらり、と二人の方を見る。
黒瀬直:じろり、と双ヶ岡くんを見つめる。
双ヶ岡 薊:「へ、えっと」
双ヶ岡 薊:「一応あいつらと一緒に生活してたから、場所は分かるよ!」
双ヶ岡 薊:「山賊だけに"山"暮らし。お風呂ないし電波も悪いし最悪だよ、あそこ」
レミナ・ローレンス:「そ、そんな辺鄙なところに、薊ちゃんも一緒にいたの……?」
双ヶ岡 薊:「まあ、色々あって……」山賊の仲間をやっていました、とは言えない。全力で視線を逸らす!
双ヶ岡 薊:「ほら、ボクのことよりあいつら退治すること考えなきゃ!がんばるぞー!」
黒瀬直:「うむ。多少の準備を済ませた後は」
黒瀬直:「山狩りだ。連中が次へ移る前に叩くぞ」
レミナ・ローレンス:「早速ですね! うう……緊張してきた……」
双ヶ岡 薊:「……な、なぜこんなことに……ボクは……楽がしたいのに」周囲に聞こえない声で呟く。
GM:────
GM:では購入とロイスをどうぞ!!
黒瀬直:同行者:レミナ・ローレンス/P期待〇:N心配 で取得
黒瀬直:《砂の加護》を使ってシューターズジャケットを購入。侵食+3して41。ダイス+6。
黒瀬直:8dx+1>=13
黒瀬直:8dx+1>=13
DoubleCross : (8R10+1[10]>=13) → 10[1,3,6,7,8,8,9,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

黒瀬直:装備して以上!
GM:強い!
双ヶ岡 薊:ロイスは保留
レミナ・ローレンス:頼りになる人/黒瀬直/P尊敬◯/N恐怖 取得!
双ヶ岡 薊:購入はボディアーマーを狙っておこう
双ヶ岡 薊:4dx+2>=12
双ヶ岡 薊:あれ
双ヶ岡 薊:4dx+2>=12
DoubleCross : (4R10+2[10]>=12) → 5[1,2,3,5]+2 → 7 → 失敗

双ヶ岡 薊:財産足りない!以上!
レミナ・ローレンス:自分も購入ボディアマチャレンジ!
レミナ・ローレンス:2dx+4>=12
DoubleCross : (2R10+4[10]>=12) → 8[1,8]+4 → 12 → 成功

レミナ・ローレンス:ガハハ!
黒瀬直:ぴったり!

マスターシーン『山賊ども、兄弟のために祝杯をあげること』

“霹靂閻王”:「で、てめえらはその女にやられて逃げ帰ってきたってか?」
山賊ども:「へ、へい…!!」
“霹靂閻王”:「この腰抜け共が!てめえら普王軍の名に泥を塗りやがって!!」
“霹靂閻王”:「いいか、揉め事を起こしたならそいつを殺せ!殺せねえなら死んでこい!!」
“霹靂閻王”:「死ねねえなら俺が殺してやる!てめえみてえな腰抜けは普王軍には必要ねえ!」
山賊ども:土下座をしながらブルブルと震えている。
"普王":「おいおい、言い過ぎだぜ。“霹靂閻王”」
“霹靂閻王”:「頭ぁ」
"普王":「これ以上責めちゃあいけねえよ」
山賊ども:「お頭…!」
"普王":「わかってる。お前が一番口惜しいよな」
"普王":強面の顔に似合わない、大粒の涙が流れる。
"普王":「兄弟をやられて、それなのに自分にゃ逃げるしかねえなんてよ」
"普王":「わかるぜ、お前の無念、その女にやられた兄弟たちの無念…つれえよな…!」
山賊ども:「普王様……すいません、俺は普王様の名を汚しちまいました!その償いはこの生命でさせてもらいやす!」
山賊ども:山賊が匕首を自分の首に突き立てる。
"普王":だが、普王が山賊ごとその匕首を吹き飛ばした
"普王":「馬鹿野郎!ここで死んでどうなる!ここで死んだら無駄死にだろうが!」
山賊ども:「し、普王様……」
"普王":「死ぬ覚悟があるならよ」
"普王":「その女の前で死んでみせろよ」
山賊ども:「え…?」
"普王":「てめえに匕首突き立てた覚悟がありゃあよう、こええもんなんてねえよな?」
"普王":野生の虎のように獰猛な瞳を、部下の山賊どもにむける。
山賊ども:「は、はい……!」
"普王":「ようし、それでこそ俺たちの兄弟だ!!さあ、野郎ども!勇敢な兄弟のために、祝杯をあげろ!」
“霹靂閻王”:「おーーー!!!」
”黒髑髏”:「おーーー!!!」
GM:ぎゃはははははは、と山賊どもの笑い声が山中に響き渡った。

MP2『村人、山賊に襲われること』

GM:ではミドル2です
GM:シーンプレイヤーは黒瀬さん
GM:登場は自由!っていうかできれば全員出てほしい!!
黒瀬直:38+1d10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+9[9] → 47

レミナ・ローレンス:出ますぜ!
レミナ・ローレンス:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+6[6] → 51

双ヶ岡 薊:双ヶ岡 薊の侵蝕率を++10(1D10→10)した(侵蝕率:44→54)
双ヶ岡 薊:もりもり上がる……
GM:なんかやましいことがあるのでは…?
GM:────
GM:では君たちは山賊の拠点を目指して"山"に向かっている。
GM:その途中で山間にある集落の様子を見てみることにした。
GM:なんか、山賊の麓にある集落ってめっちゃ狙われてるんじゃない?と心配になったからだ。なってくれ。
GM:あともしかしたら詳しい情報もわかるかもしれないという期待もあった。
GM:そして期待の方はともかく、不安の方は的中した。
GM:平和だったはずの集落は畑は荒れ、家屋は壊され、子どもたちの鳴き声が響き渡る地獄のような場所へと変わっていたのだ…
双ヶ岡 薊:「わー、ひっどいねこれ。略奪でここまでやる必要なくない?」
黒瀬直:(……非道い有り様だ)眉を僅かにしかめながら、集落の中へ足を踏み入れていく。
レミナ・ローレンス:「はぁ、はぁ……!待って、みんな……」体力がない!
レミナ・ローレンス:「って、この村は……」
黒瀬直:「言っていた通りなのだろう。連中は」じろりと視線を巡らせながら
黒瀬直:「劇場でやったようなことを、そこら中で繰り返しているし、これからもそうするということだ」
レミナ・ローレンス:「そんな……!」
双ヶ岡 薊:「……」黒瀬さんの様子を見て真面目な顔を作り、頷く。「そうそう、極悪非道の残虐無比!怖かった!」
双ヶ岡 薊:「ボクだってあのままだといつ酷い目に遭ってたか……ぶるぶる」
黒瀬直:「だが、私の眼に入った以上」震える双ヶ岡くんの近くへ寄りながら
黒瀬直:「奴らの終わりはすぐそこだ。だから心配するな」ぽん、と肩を叩く。
双ヶ岡 薊:その手を取って、ぎゅっと握る。「おねーさま……!頼もしい!」
レミナ・ローレンス:決して大きくはない村だ。けど、賑わいのある元通りの姿になるまでにどれだけの時間がかかることだろう。
レミナ・ローレンス:「……はい! あたし達で、止めなきゃ。あいつらを……!」
GM:君たちがそんな会話をしてるところに悲鳴が響き渡る
"村人A":「誰か~~~~助けてくれ~~~~~」
山賊ども:「ひゃっはーーー!!待ちやがれーーー!!」
GM:山賊に追われている村人がいる!!
"村人A":「やめてくれ、もう俺たちから奪うもんなんてねえはずだろ」
山賊ども:「まだあるじゃねえか。てめえの命がよお」
双ヶ岡 薊:「うわぁ、出た」面倒くささを隠せない声音。
レミナ・ローレンス:「ちょっと!待ちなさい!」
レミナ・ローレンス:ささっと村人の前に出る!
黒瀬直:「ふむ」双ヶ岡くんから僅かに距離を取り、眺める。
山賊ども:「ああ!?なんだぁ小娘!?」
山賊ども:「この集落にまだ俺たちに逆らうやつがいるとはなあ」
山賊ども:「見せしめが足りなかったかあ!?」
レミナ・ローレンス:「ここっここ! これ以上の狼藉を見過ごすことはできないわ!!」声が!震えている!
レミナ・ローレンス:「今すぐ回れ右して、大人しくあんたらアジトに連れて行って! みんなから盗んだものをぜんぶ返しなさい!!」
双ヶ岡 薊:「ああ、一人で出しゃばって……!」レミナさんと黒瀬さんをきょろきょろ見比べる。
山賊ども:「あー?」
山賊ども:「ぎゃははははは!俺たちの戦利品を取り返したくて女3人でこの山まで来たってか?」
双ヶ岡 薊:「お、お姉さま!どうする?」
黒瀬直:「無論、瞬時に無力化することは可能だ」ぼそりと返す。彼女の能力と精神性を見定めようという心積もりである。
山賊ども:「バカじゃねえの!?それじゃあ戦利品が増えるだけぜ。てめえら俺たちの慰み者にしてやる」
山賊ども:山賊どもが値踏みするように君たちを視る。
レミナ・ローレンス:「(あ、あああたしまたやった!ひとりじゃまともに戦えないのに!つい身体が動いちゃって!!)」
黒瀬直:(うーむ、良い子だがあまり無理をさせるべきではないかなあ)
黒瀬直:つかつかと、ローレンスくんの傍に足を進めていく。
山賊ども:「俺はメカクレの姉ちゃんに相手しもらおうかな」
レミナ・ローレンス:「ひっ…!」おっかなびっくり後ずさり!
山賊ども:「なら、俺はこっちのトウが立った女にするぜ……っていうか、何やってんだ双ヶ丘お前」
山賊ども:山賊どもがなんか仲間がそっちにいることに気づいた
双ヶ岡 薊:「うわっバレた。三歩歩いてボクのこと忘れたかと思ったのに」
双ヶ岡 薊:「ボクはこっちの黒瀬お姉さまと一緒に暮らすって決めたの!だから山賊とかもうさよなら!」
双ヶ岡 薊:「くさいしダサいし汚いし、無理よりの無理!」
レミナ・ローレンス:「(アレ?脅されていたんじゃ、なかったのかな?)」
黒瀬直:「ふむ」後ずさりするローレンスくんの背中に手を添えて、優しくさする。
レミナ・ローレンス:「あっ! 黒瀬さん!」
双ヶ岡 薊:「あっお姉さま!?」誰にでも手を出す人だったのか!衝撃!
黒瀬直:「無理なものは仕方がないからな」誰かに話すという風でもなくぽつぽつと呟く。
山賊ども:「なんだと、裏切るってのかこのガキ!!」
山賊ども:「許せねえ死ねーー!!」
山賊ども:山賊どもは義理と人情を大切にする侠の精神を強く持っているので裏切り者を許さない!
山賊ども:双ヶ丘さんに集中的に襲いかかる!
黒瀬直:「下がりたいならば下がってもよいし、守られたいならば私も守ってやりたい」
黒瀬直:「私はエージェントで、大人だからな」
レミナ・ローレンス:「!」
レミナ・ローレンス:「あたしも……みんなと一緒に前に進みます! だから……!」
双ヶ岡 薊:「ぎゃあああ!そっちが死ね!」素早くショットガンを取り出し引き金を引く!
山賊ども:「銃ぐらいでビビるかよー!!ぶち殺したらー!!」
山賊ども:先端に棘のついたクソデカイ棒、狼牙棍が君に襲いかかる!!
双ヶ岡 薊:「いやいやいや!ビビれよ銃だよ!死ぬよ!」ぎゃんぎゃん喚きながら逃げ回る。
レミナ・ローレンス:「あ、薊ちゃん!」
黒瀬直:「ふむ……」手近な山賊を数人ばかり鈍器で殴り倒しながら、双ヶ岡くんを横目に眺める。
双ヶ岡 薊:「もう、ほんとに、こういうのやなんだよ……!死ぬとか死なないとか……!」走りながら狙いもつけずに銃をぶっ放している。弾は当然当たらない。
双ヶ岡 薊:「助けてお姉さまー」黒瀬さんの方に駆け寄っていくぞ!
黒瀬直:「双ヶ岡くんはいまいち読めんな……レミナくん」
レミナ・ローレンス:「落ち着いて、落ち着いて……はい!」
黒瀬直:「きみがどう出来るか知らんから、あまり指示は出せん」
黒瀬直:「なので私が見て合わせる。好きにやってくれ」
レミナ・ローレンス:「そうだ……!あたし、あたしの能力!」
レミナ・ローレンス:呼吸を整え、目を瞑ったレミナが短い唄を発する。音の波長はやがて暖かく柔らかな風となり。
レミナ・ローレンス:「ふたりの集中力を研ぎ澄ませる。こんな、簡単な支援しか、今は出来ないんですけれど……!」
レミナ・ローレンス:「ど、どうですか? 薊ちゃん、弾、当たりそう?」
山賊ども:「小賢しいぜーーーー!!!
山賊ども:今度こそとどめを刺そうと大きく振りかぶった瞬間
双ヶ岡 薊:「どうって言われて……も!」 ズドン!
双ヶ岡 薊:振り向きざまの銃弾がその山賊の右肩を撃ち抜く。
山賊ども:「ぎゃっっ!!」
双ヶ岡 薊:「うわっ当たった。ヤバすぎ謙信」
レミナ・ローレンス:「や、やったわ!」ピョイン
黒瀬直:「……心地よい感覚だ」リラックスした面持ちで、ギチリと弓を軋ませて
山賊ども:「てめえ、いつもは俺たちに働かせてばっかだったくせに!裏切った途端働きやがって…!!」
双ヶ岡 薊:「ボクだってサボりたい!休みたい!だから早く逃げるか死んで!」
黒瀬直:ひょいっと軽く跳ねるような足運びで、優に3mは飛び上がる。天狗か何かのような跳躍!
山賊ども:その美しい跳躍に、双ヶ丘に向けられていた視線が黒瀬さんへと移る。
レミナ・ローレンス:「た、高ッ!」
黒瀬直:「────殺ァッ!」
黒瀬直:一瞬の内に弓の弦が幾度も弾け、その数倍閃く金箭の雨が山賊たちを襲う!
山賊ども:「ぎゃああああっっ!!」
山賊ども:山賊共がぶっ倒れる!
"村人A":「あ、ありがとうございます助かりました!」
"村人A":追われていた村人は君たちにお礼を言うが
"村人B":その他の村人はその様子を冷たい目で見ている。
"村人B":「ああ…なんてことをしてくれたのだ…」
黒瀬直:「私は当然のことをしたまでだ……が」その様子を見て、僅かに眉をしかめる。
レミナ・ローレンス:「ど、どういうこと……?」
双ヶ岡 薊:「やりたくてやったわけじゃないよー……」
"村人B":「あんたらが何もしなければ、あいつらはそいつと他の何人かをなぶって満足して帰っただろうに…」
"村人B":「あんたらが山賊に手を出したせいで、やつらは今度は俺たちを皆殺しにするつもりで村に来るに違いない…」
"村人B":何か世に絶望したような口でぼやいている…
レミナ・ローレンス:「皆殺し……」血の気が引く!
双ヶ岡 薊:「はぁあああああ……」バカでかいため息。
双ヶ岡 薊:「じゃ、逃げればいいじゃん」
双ヶ岡 薊:「次は皆殺しにしようとするかもしんないけど、まだ死んでないんだからさぁ」
"村人B":「簡単に言うな、俺達にだって家がある畑がある、家族がいる。そんな簡単に、この集落を捨てられるものか…」
双ヶ岡 薊:「じゃ、死ねば? お姉さまが何もしなくてもその内あんたの番だったろうしさぁ」
双ヶ岡 薊:首を振り、ため息をついて座り込む。「……面倒くさ。キレるのも体力使うし」
"村人B":「うう……」
"長老":「これ、助けて下さった方にそのようなことを言うものでない」
黒瀬直:「もっと早くに来られず、すまない……おや」
"長老":「旅の方、村のものが無礼を致しました。」
"長老":「我々は、風が強い間はただ耐えることで歳を重ねてきました。」
"長老":「弱き民は、そのような生き方しか知らないのです。」
双ヶ岡 薊:「べーっつにぃー、いいけどさぁー」
双ヶ岡 薊:「死にそうな人が助かったのに文句言ってんじゃないよってことー」地べたにごろごろ寝そべっている。どうせ服は山賊じみた古着だ。
レミナ・ローレンス:「無礼なんて、そんな……生きるために、みんな必死なのは、一緒ですし」
黒瀬直:「……私は構わないが、2人には労いの言葉をやって欲しい」
黒瀬直:「彼女たちが戦ったのは、力があるからではないんだ」
"長老":「いえ、集落を代表し、お礼を言わせていただきます。ありがとうございました。」
"長老":「お嬢ちゃんも、すまなかったね。」
"長老":「人を助けるというのは、本当はもっと尊いことなんだ」
"長老":「儂らは、間違えてしまったが、君は他の人が困っていることがあったら、また助けてあげてほしい。君は、それができる子だ」
双ヶ岡 薊:「……」ごろんと仰向けになる。「どんなに尊いったって、命かける程じゃないよ」
双ヶ岡 薊:「ボクはそういうのやだからあっちについてたんだし」
レミナ・ローレンス:「……薊ちゃんて、優しい子だね」
双ヶ岡 薊:「は?」身を起こす。
双ヶ岡 薊:「初めて言われた、それ」
黒瀬直:双ヶ岡くんの服をはたいて土埃を落とす。
レミナ・ローレンス:「だって、どうでもいい人相手だったら、逃げればいいなんて、そんな言葉、出てこないと思うな」
双ヶ岡 薊:「……別に。まだ生きてんのに死ぬだのなんだの言ってるから腹立っただけ」
レミナ・ローレンス:「……うふふ。そうだね」ニヤニヤ笑っている!
双ヶ岡 薊:「あー、お爺さん。ボク怒ったからお腹減っちゃったなぁー」
双ヶ岡 薊:「別に要求するわけじゃないんだけど、二人も歩きづめだったからなぁー」
"長老":「おお、それは」
"長老":「気が付きませんで、どうぞ、大したものはありませんが、歓迎いたしましょう」
GM:ではそんな感じで君達は長老の家でご飯を食べさせてもらったりした。
GM:山賊のせいで大したものはでなかったが、まあ、食えないことはないし腹は膨れた。
GM:あとついでに山賊についての情報収集もしたりした。
GM:山賊について:情報UGNor噂話 難易度8
GM:山賊の拠点について:情報UGNor噂話 難易度10
GM:もともと山賊の身内だった双ヶ丘さんにはボーナスがあるので判定の際にダイス+2していいです
双ヶ岡 薊:やったー!
レミナ・ローレンス:ツヨイ!
GM:あと今回コネ:噂好きの友人を使う場合はコネ:長老に置き換わります。集落での噂話です
GM:というわけで、どうぞ!
双ヶ岡 薊:じゃあ一番高いやつ振ろう
黒瀬直:それじゃあ一旦2人に任せて、駄目だったらエフェクト使いつつチャレンジします
レミナ・ローレンス:じゃあ自分は山賊について!
双ヶ岡 薊:山賊の拠点について〈情報:UGN〉で
双ヶ岡 薊:6dx+1>=10
DoubleCross : (6R10+1[10]>=10) → 8[1,1,4,6,7,8]+1 → 9 → 失敗

双ヶ岡 薊:財産点使用します!
GM:やったー!
レミナ・ローレンス:ヤッタ!
双ヶ岡 薊:1点使って成功!
レミナ・ローレンス:じゃあ山賊について<情報:噂話(長老?)>
レミナ・ローレンス:2dx+2>=8
DoubleCross : (2R10+2[10]>=8) → 2[2,2]+2 → 4 → 失敗

GM:長老つかえねえ!!
レミナ・ローレンス:へっぽこ奇術師がよお!
黒瀬直:財産使います?私が出ます?
レミナ・ローレンス:う~ん悩むなあ!
レミナ・ローレンス:ここは……見の構え! 黒瀬さんおねがいできますか…
黒瀬直:どおれ
GM:先生、やっちゃってください!
レミナ・ローレンス:姉御!
黒瀬直:《砂の加護》コネ:UGN幹部、情報:UGNで山賊について調べます。侵食+3して50。ダイス+8
黒瀬直:10dx+1>=8
DoubleCross : (10R10+1[10]>=8) → 9[1,2,2,3,5,6,7,7,8,9]+1 → 10 → 成功

GM:強い
黒瀬直:ヨシ!
レミナ・ローレンス:アーッ!遥かにいい!
双ヶ岡 薊:さすがおねーさま!
黒瀬直:ワハハ
GM:では情報解禁
GM:山賊について
 数年前から各地で暴れている山賊
 "普王軍"と大した名を名乗っているが実際はならず共の集まりである。
 特にFHやギルドなど裏社会との繋がりはないが縦にも横にもしがらみがない分行動が奔放でありたちが悪い。
 山賊なのでテンションが高ければ高いほど強くなる性質を持っており、闘う際にはやつらのテンションを下げたほうがいいかもしれない
 またやつらの悪逆性に関しては今まで見てきたとおりだ。ぶっ殺せ!

GM:山賊の拠点について
GM:山賊共は拠点を山の中腹あたりに構えているらしい
GM:具体的に言うと
GM:山がこんな感じになってるとしたら
GM
  ABCDE
 1□□□□□
 2□□□□□
 3□□□□□
 4□□□□□
 5□□□□□

GM:この黒くなってるところにいる
GM
  ABCDE
 1□□□□□
 2□□□□□
 3□□□■□
 4□□□□□
 5□□□□□

黒瀬直:D-3かあ
レミナ・ローレンス:我々はどの辺りなんですかね…?
GM:一番左下ですね
レミナ・ローレンス:なるほど!
GM:というわけで皆さんには
GM:次のシーンからどどんとふMAP上のA-5からD-3を目指して進んでいただきます。
黒瀬直:おー!
レミナ・ローレンス:いくぜいくぜ!
双ヶ岡 薊:おー!
GM:というわけでここで一旦シーンを切って
GM:次のシーンでルールを説明してから情報共有ロールとかする感じで!
GM:────
GM:購入、ロイスどうぞ!
黒瀬直:ロイスは保留。
双ヶ岡 薊:ロイス/山賊ども/山賊/P無関心/N嫌悪○ 取得します
レミナ・ローレンス:ロイス 優しい子/双ヶ丘薊/P慈愛◯/N猜疑心 で取得します!
黒瀬直:双ヶ岡ちゃんに服を買ってあげたいな……汚れちゃってるし
双ヶ岡 薊:お姉さま!好き!
黒瀬直:《砂の加護》を使ってアームドスーツを購入します。侵食+3して53。ダイス+6
黒瀬直:8dx+1>=15
DoubleCross : (8R10+1[10]>=15) → 10[2,2,2,3,3,5,5,10]+2[2]+1 → 13 → 失敗

黒瀬直:財産点2使って購入!
レミナ・ローレンス:流石だ…!
GM:やったぜ
黒瀬直:綺麗で強い服をモルフェウス能力で作ってあげたぞ~
双ヶ岡 薊:高級品!
双ヶ岡 薊:もらって早速装備します。きらきらー。
GM:わーい
レミナ・ローレンス:何買おうかな…
GM:みんなもここが購入最後になるかもしれないからなんか買ったほうがいいぞ!
レミナ・ローレンス:ナニイ
双ヶ岡 薊:何がいいかなぁ
レミナ・ローレンス:生きる伝説で何でも買える(要相談)なんですが…
黒瀬直:特に思いつかないなら応急手当キット(8)か、ホローポイント弾(10)とか欲しいかな
黒瀬直:伝説の!
レミナ・ローレンス:財産点に余裕あるし普通にホロポ目指そうかな?
双ヶ岡 薊:とりあえず応急!
レミナ・ローレンス:Dロイスは……保留!
双ヶ岡 薊:4dx+2>=8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 10[2,2,2,10]+6[6]+2 → 18 → 成功

双ヶ岡 薊:無闇に高い
レミナ・ローレンス:2dx+4>=10
DoubleCross : (2R10+4[10]>=10) → 7[4,7]+4 → 11 → 成功

レミナ・ローレンス:勝ち取った…
GM:やったぜ
黒瀬直:優秀!
レミナ・ローレンス:おねえさまにあげます!
黒瀬直:ありがとう。えらい!
レミナ・ローレンス:お姉さまの寵愛を受けるのは双ヶ丘ではない!このローレンスよーッ!
双ヶ岡 薊:貴様ぁー!
GM:では以上で
双ヶ岡 薊:双ヶ岡 薊の侵蝕率を+5(1D10→5)した(侵蝕率:54→59)

MP3『超人ども、山を登ること』

GM:では次のシーン、シーンプレイヤーは双ヶ丘さん、全員登場推奨!
黒瀬直:53+1d10
DoubleCross : (53+1D10) → 53+6[6] → 59

レミナ・ローレンス:出!
レミナ・ローレンス:51+1d10
DoubleCross : (51+1D10) → 51+3[3] → 54

GM:────
GM:ではこれから皆さんには山を登っていただきます。
GM:みなさんがいる場所はA-5、目指す山賊の拠点がある場所はD-3です。
GM:それぞれの場所で、皆さんは知覚を用いた判定ができます。
GM:この判定をすることで隣のMAPに何があるのかなんとなく探ることができます。
GM:あと初めていく場所に移動する際には皆さん侵食率を3上昇させてもらいます。
GM:既に言ったことのある場所への移動は特に何も起こりません。
GM:例えばA-5からA-4に移動したら3あがるけど、その後A-4からA-5に戻る分には何も怒らない
GM:あと稀にランダムイベントとか発生するときがあるので頑張ってください
レミナ・ローレンス:ガンバルゾー!
黒瀬直:ガンバルゾー!
GM:此処から先は先頬「山賊について」の情報を抜いた皆さんへのボーナスです
GM:>山賊なのでテンションが高ければ高いほど強くなる性質を持っており、闘う際にはやつらのテンションを下げたほうがいいかもしれない
GM:とありましたが。
GM:これはやつらが初期状態ではテンションが高く、復活エフェクトやダメージ無効エフェクトを4つぐらい積んでることを指しています。
黒瀬直:それは厄介な
レミナ・ローレンス:ヒェ…
双ヶ岡 薊:多い!
GM:ですが、この山のどこかに兵糧庫や酒場など山賊の士気をあげるための設備があり
GM:それをぶち壊すことができれば山賊のテンションが下がり、壊すたびにやつらは復活とかできなくなります
レミナ・ローレンス:兵糧は焼き討ちじゃ!!!
GM:施設は最大3つあるので出来るだけ壊して戦闘を楽にしよう!!
GM:以上!ルール説明でした!
黒瀬直:山賊からの略奪……心が躍るのう!
双ヶ岡 薊:がんばって破壊の限りを尽くそう
GM:とりあえずA-5からスタートして、疑問点はまた逐一聴いていただければ!!
黒瀬直:はーい!
GM:────
GM:A-5
  ABCDE
 1□□□□□
 2□□□□□
 3□□□賊□
 4□□□□□
 5P□□□□
GM:君たちは長老に案内され山賊の拠点近くまでやってきた。
GM:数日前まで普通に山だったはずだが今では数百年、あるいは千年も経た常緑の大木が茂る迷宮の如き森となっている。
GM:オルクス系能力者の仕業だろうか。大樹がこうも密集していては、森を燃やすことも道を切り開くことも容易ではない。
GM:とりあえずは道に沿って行くことしか出来ないだろう。
GM:ではここで知覚判定が可能です。
レミナ・ローレンス:振りますぜ!
黒瀬直:難易度は事前に分かったりします?
GM:そうですね。まずは8以上で
レミナ・ローレンス:なるほど…
GM:10以上が出るとちょっといいこともあります。
レミナ・ローレンス:4dx+1>=8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 9[1,3,5,9]+1 → 10 → 成功

黒瀬直:偉い!
GM:しっかり出してくる…!!
双ヶ岡 薊:さすが!
レミナ・ローレンス:(髪を靡かせる)
黒瀬直:A-4とB-5の情報は貰った~!
GM:東(B-5)の方へ荷車の後が続いている。おそらく拠点への道はこちらだろう。
GM:北(A-4)の方からぎゃはぎゃはと笑い声が聞こえる。酒場でもあるのかもしれない
GM:ここを潰せば山賊共のテンションは下がるだろう
GM:どちらへ進みますか。
レミナ・ローレンス:北っきゃねえなあ!?
黒瀬直:レッツ北伐!
双ヶ岡 薊:破壊!
GM:では北へ!!
レミナ・ローレンス:風に乗ってレミナの耳に、笑い声が聞こえてくる。それに……アルコールの匂い。
レミナ・ローレンス:「酒場……?」
黒瀬直:「ほう、連中の盛り場か」
黒瀬直:「潰して進むか。いい気にさせておいてもなんだからな」
レミナ・ローレンス:「はい! と、突撃しましょう…!」
双ヶ岡 薊:「酔っ払いなんかちょちょいのちょいだよ、お姉さまなら」
GM:A-4に移動、皆さんの侵蝕が3あがる
GM:────
GM:A-4
  ABCDE
 1□□□□□
 2□□□□□
 3□□□賊□
 4P□□□□
 5■□□□□
GM:どうやらこの付近には山賊の酒場があるようだ。
GM:酒場を潰せば連中の士気も下がるだろう。
レミナ・ローレンス:潰すか…!
黒瀬直:おお~
GM:ここで白兵・射撃・RCで達成値30の攻撃をぶっ放せれば
GM:酒場を潰すことが出来る
GM:↓
GM:レミナさんのするどい知覚は絶好の奇襲ポイントを発見した
GM:ここからなら達成値25でいけそうだ。
黒瀬直:偉い!
レミナ・ローレンス:「ここ!ここなら、風下だし、狙いやすい位置だと、思うんですけど…!」
黒瀬直:「……うむ。良い位置取りだ」
双ヶ岡 薊:「おねーさま!例のピュピュピュンってやつやっちゃってください!」
黒瀬直:「任せろ。一網打尽と行こうじゃないか」
レミナ・ローレンス:「あたしも、援護します!」
GM:あ、セットアップも使えます。
双ヶ岡 薊:わーい!
レミナ・ローレンス:盛れ盛れ!
双ヶ岡 薊:「みんなやるならボクもちょっとぐらいエフェクト使うよ……!」
レミナ・ローレンス:黒瀬さんにエンジェルボイス!C-1 判定ダイス+3!
レミナ・ローレンス:侵食値+4
双ヶ岡 薊:黒瀬さんに《ソードマスター》。黒瀬さんが指定した武器での攻撃達成値+9。
双ヶ岡 薊:侵蝕+3。
黒瀬直:これで必中の弓の固定値は19だ!
GM:強いぜ!!
黒瀬直:これなら砂の加護は要らないな……
黒瀬直:《コンセントレイト:モルフェウス》《ペネトレイト》で判定!侵蝕率+5して67!
黒瀬直:9dx6+19 殺ァッ!
DoubleCross : (9R10+19[6]) → 10[3,3,4,7,7,7,9,9,9]+10[2,3,5,5,7,8]+10[7,7]+10[3,8]+10[6]+3[3]+19 → 72

GM:オーバーーーキーーール!!!
双ヶ岡 薊:高っ!
レミナ・ローレンス:ひい!
黒瀬直:攻撃なのでついでのダメージ判定!
黒瀬直:11+8d10
DoubleCross : (11+8D10) → 11+44[4,6,7,5,3,8,2,9] → 55

レミナ・ローレンス:戦車砲か?
黒瀬直:死ね!山賊!
山賊ども:「今日も酒がうめーなー」
山賊ども:「ホントホント、お酒大好き。フナのつまみも美味しいよね」
山賊ども:「ちょっと前なら鮎も釣れたんだけど、流石にこの時期にはいないんだよな」
山賊ども:「まあ、もうちょっと寒くなったらワカサギでも釣りに行こうぜ」
山賊ども:「いいねー」
黒瀬直:山賊どもが呑気にくつろいでいるところに、突如!
黒瀬直:高速で迫る飛翔体!机をたたき割る!
山賊ども:「ぐわー!?」
山賊ども:「なんじゃー!?」
黒瀬直:机を貫通して突き立っているのが極太の金矢であると、山賊どもが視認した次の瞬間
山賊ども:「極太の金塊……これはまさか日頃慎ましく清廉に生きている俺達への神の恵み!?」
黒瀬直:突如爆発!
黒瀬直:周囲は火の海に包まれ、阿鼻叫喚の地獄絵図に変わる!
山賊ども:「じゃなかったーーー!!なんかすげえことになってる!!逃げろーーー!!!」
山賊ども:「うわーーーー!!酒がーーー!!フナがーーーー!!!」
山賊ども:「フナなんかほっとけ!逃げるぞーー!!」
GM:山賊たちは蜘蛛の子を散らすように逃げていく!
GM:貴重な福利厚生施設がなくなったことでさんぞくたちの士気が下がった!
GM:具体的に言うと例えば砂塵の帳のやつがいたけどそれを使う気力がなくなったりした
双ヶ岡 薊:具体的!
レミナ・ローレンス:よかった!
GM:ではここで知覚判定を行ってください。
GM:10以上でいいことがあります。
双ヶ岡 薊:やってみよう
レミナ・ローレンス:アザミー!
双ヶ岡 薊:3dx>=10
DoubleCross : (3R10[10]>=10) → 9[7,8,9] → 9 → 失敗

双ヶ岡 薊:いちたりない!
GM:おしい
黒瀬直:やっぱり頼れるのはレミナくんだよ!頼む!
レミナ・ローレンス:ふっふっふ……どうやらあたしの出番のようね……
GM:やっちゃえ!
レミナ・ローレンス:4dx+1>=10
DoubleCross : (4R10+1[10]>=10) → 6[2,4,5,6]+1 → 7 → 失敗

レミナ・ローレンス:引退します
黒瀬直:どおれ
GM:姉御!!
黒瀬直:5dx>=10
DoubleCross : (5R10[10]>=10) → 6[1,1,2,5,6] → 6 → 失敗

黒瀬直:しゅん……
レミナ・ローレンス:イ~ン;;
GM:おしい
GM:では
GM:ここは三方が崖に囲まれておりコレ以上進めないことがわかります。
GM:そういえばさっき逃げてった山賊も大体南の方に逃げてった感じがする
GM:きっと隠し道なんてないんだろう
レミナ・ローレンス:戻るしかないみたいですねえ
双ヶ岡 薊:残念だなぁ
黒瀬直:それじゃあB-5に行くか~!
レミナ・ローレンス:のりこめー!
双ヶ岡 薊:GO!
GM:─────
GM:B-5
  ABCDE
 1□□□□□
 2□□□□□
 3□□□賊□
 4酒□□□□
 5■P□□□
双ヶ岡 薊:侵蝕+3だ
レミナ・ローレンス:64!
黒瀬直:70!
双ヶ岡 薊:68!
GM:相変わらず深い森が続いている
GM:いや、入り口よりさらに深くなっていると言っていいだろう。木々によって光が遮られ、まるで夕方のように暗くなっている
GM:山賊共の声もせず、かすかに聞こえる虫の声だけが辺りに命があることを知らしめている
GM:というわけで知覚判定をお願いします。
黒瀬直:「2人とも、足元に気を付けるように」
黒瀬直:最前列を気持ちゆっくりと進んでいく。地形の把握も仕事である。
レミナ・ローレンス:「あたっ! うう、こんな所に小石が……」怯えながらの知覚判定!
GM:8以上でなんかわかる。
レミナ・ローレンス:4dx+1>=8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 10[4,5,7,10]+10[10]+1[1]+1 → 22 → 成功

GM:極端!!!
黒瀬直:さすがレミナ大先生
レミナ・ローレンス:おまえなー!その数値をなー!さっきなー!
双ヶ岡 薊:つよい!
GM:東(C-5)の方には何もなさそうだ。
GM:北(B-4)にはなんかランダムな気配がする
レミナ・ローレンス:ランデム!
GM:北に進むといいことがあったり悪いことが会ったります
双ヶ岡 薊:ランダムだ
レミナ・ローレンス:決まっているよなあ~!?ギャハハ!
黒瀬直:なんだかとっても面白そうだぜ~!
双ヶ岡 薊:北へ!
GM:やったぜ!
GM:────
GM:B-4
  ABCDE
 1□□□□□
 2□□□□□
 3□□□賊□
 4酒P□□□
 5■■□□□
GM:ランダムイベント発生!!
黒瀬直:73!
レミナ・ローレンス:67! たのむ良イベ!
GM
1.ぐええ!?罠だ!?
2.いいもんみっけ!
3.なんかすっげえリラックスできるんだけど…
4.えっげつない罠しかけるな!?
5.いいもんみっけ!
6.何故こんなところに店屋が
7.なんかここだけめっちゃ舗装されてる!?
8.何故こんなところに店屋が
9.お宝だーーー!!!!
10.クリティカルorファンブル

GM:代表者、1D10をお願いします
レミナ・ローレンス:あたしが振るまでもないってことよ
黒瀬直:双ヶ岡くん!頼めるか!
双ヶ岡 薊:お姉さま!
レミナ・ローレンス:w
双ヶ岡 薊:奥ゆかしい譲り合い
双ヶ岡 薊:じゃあ振ります!
GM:PC1!!
双ヶ岡 薊:1D10
DoubleCross : (1D10) → 3

レミナ・ローレンス:よ~しよしよしよしよし!
黒瀬直:よ~しよしよし!
双ヶ岡 薊:えへへ~
GM:『なんかすっげえリラックスできるんだけど…』
GM:君たちが北へ進んでいると清らかな小川が流れる場所にたどり着いた
GM:河のせせらぎ、優しい緑の匂い、そして柔らかな陽の光
GM:それらは君たちの緊張感をほぐし、わずかな時だけだが日常へと引き戻すだろう
GM:侵蝕を-1D10してください
黒瀬直:73-1d10
DoubleCross : (73-1D10) → 73-7[7] → 66

レミナ・ローレンス:67-1d10
DoubleCross : (67-1D10) → 67-3[3] → 64

双ヶ岡 薊:71-1d10
DoubleCross : (71-1D10) → 71-3[3] → 68

GM:また横並びになった!
レミナ・ローレンス:いい感じ!
黒瀬直:「……ふう。良い場所を見つけてくれたな。双ヶ岡くん」
黒瀬直:ほどよく冷たい小川の水で、顔を洗う。
レミナ・ローレンス:「ほんとほんと! ああ~……歩きっぱなしだったから汗が……」
双ヶ岡 薊:「んふふ、あんまり気張りすぎてもだめだからねぇ~」
黒瀬直:長髪と服が僅かに水気を帯びて、少しばかり肢体に張り付く。
レミナ・ローレンス:「(うわあ……こうしてみると、黒瀬さんって、やっぱり綺麗なスタイルしてる……憧れちゃうなあ)」
双ヶ岡 薊:「……」なんとなく見てはいけないものを見た気分になって、黒瀬さんから目を逸らす。
黒瀬直:「休める時にはしっかり休みたまえ……私はその辺りの管理が苦手でな……」
黒瀬直:「……何か、変か?」
双ヶ岡 薊:「変っていうか、あの、えっと」
双ヶ岡 薊:「変なのはボクの方かも、っていうか」
レミナ・ローレンス:「黒瀬さんって、とっても引き締まった身体しててステキだなって! ね!薊ちゃん!……薊ちゃん?」
双ヶ岡 薊:「はは、なんでもないなんでもない!」
双ヶ岡 薊:「むんっ」気合を入れて、黒瀬さんに視線を戻す。
黒瀬直:きょとんとした表情で見つめている。
レミナ・ローレンス:「……飴ちゃんあるけど、舐める?」
双ヶ岡 薊:「なんでもないけど、飴ちゃんはもらう」
双ヶ岡 薊:「ほら、休憩終わったなら出発しよう!日が沈んだら身動き取れない!」
双ヶ岡 薊:「(……なんで自分から休憩切り上げるようなことを~!いくらだって休んでたいのに!)」
GM:休憩が終わったら知覚判定を!
黒瀬直:じゃあ元気いっぱいで判定するぞ~
黒瀬直:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[5,8,8,9,10]+10[10]+8[8] → 28

GM:元気いっぱいすぎる
黒瀬直:めっちゃ元気になった
双ヶ岡 薊:おおー
黒瀬直:ありがとうね双ヶ岡ちゃん
レミナ・ローレンス:ヤバすぎる
GM:北(B-3)への方向は切立った崖となっており登るのは難しそうだ
GM:遠回りになるが東(c-4)に向かうしかないだろう
GM:↓
GM:と思ったが黒瀬さんの鋭い知覚は山賊の使っている隠し道を発見した
GM:これならまっすぐ北へ向かうことができるだろう。
GM:舗装もされているので負担も少なそうだ。
GM:北へ向かう場合は侵蝕増が1になります。
レミナ・ローレンス:やった~!
双ヶ岡 薊:やたー!
黒瀬直:やった~!いざ北進!
レミナ・ローレンス:進めい!
GM:────
レミナ・ローレンス:65!
双ヶ岡 薊:69!
黒瀬直:67!
GM:B-3
  ABCDE
 1□□□□□
 2□□□□□
 3□P□賊□
 4酒■□□□
 5■■□□□
GM:崖を上り山頂付近までやってきた。
GM:ちょうどそこは見晴台になっており、街の景色がよく見える
GM:もしピクニックで来ていたなら、きっといい思い出になっただろう
GM:というわけで、知覚判定を!
レミナ・ローレンス:任せな!
黒瀬直:任せる!
レミナ・ローレンス:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[1,4,7,9]+1 → 10

黒瀬直:さすが!
レミナ・ローレンス:期待値!
双ヶ岡 薊:ばっちり!
GM:ばっちり10を出してくるなー!
GM:東(C-3)には特になにもない、というか後戻りするだけなので特に意味はないだろう。
GM:山賊の足跡は北(B-2)に続いている。おそらく拠点に進むルートはこちらなのだ
GM:↓
GM:北東(C-2)へ進む道を発見した!これは近道なのでは!?
GM:どちらへ向かいますか
レミナ・ローレンス:やっぴ~!
レミナ・ローレンス:北東かな?
双ヶ岡 薊:近道したい!楽したい!
黒瀬直:C-2へGOGO!
レミナ・ローレンス:うちの子が楽をしたいっていっているんですよ!
GM:過保護なんだから!
レミナ・ローレンス:68!
黒瀬直:70!
双ヶ岡 薊:72!
GM:────
GM:C-2
  ABCDE
 1□□□□□
 2□□P□□
 3□■□賊□
 4酒■□□□
 5■■□□□
GM:険しい山道が続いている。
GM:普段あまり使われていない道なのか、道も踏み鳴らされてなく
GM:慎重な足取りが要求されるだろう
GM:遠くからかすかに獣の声が聞こえる
GM:ロール&知覚判定を!
レミナ・ローレンス:「こっ、……ここってやっぱり、狼とか熊とか、出るのかしら……」
双ヶ岡 薊:「うわっ……レネゲイド動物だったりしないよね……」遠くの声に眉をひそめながら道を行く。
双ヶ岡 薊:「狼は絶滅してるはず、多分……」
レミナ・ローレンス:「エッ! そうなの……ちょっと見たかったかも……ジャパンウルフ……」
黒瀬直:「……いや、ここでは足元を気を付けるように」
黒瀬直:「歩幅を縮める。私が歩いた痕を歩くんだ」
レミナ・ローレンス:「はい! あっ! 歩きやすい……」サクサクだ!
双ヶ岡 薊:「あれ、そう言われると自信なくなってきた。合ってるよねうぅわっ!」危うく転倒しかける。
黒瀬直:「獣が出れば私が狩る。そこについては安心して大丈夫だ。慣れている……っと!」
黒瀬直:咄嗟に手を取り、身体を支える。
双ヶ岡 薊:「ひゃ……」
双ヶ岡 薊:「あ、ありがと……」慌てて身体を起こす。
黒瀬直:「足が痛んだりはしないか?」僅かに心配そうな声色。
レミナ・ローレンス:「薊ちゃん、なんだか顔、赤いけど……大丈夫?」
双ヶ岡 薊:「うん、大丈夫……き、気をつけなきゃだね……うっかり転んで落ちちゃってからじゃ遅いもん」
双ヶ岡 薊:「(ボクはヒモ、ボクはヒモ、ボクはヒモ……黒瀬お姉さまは美味しい宿主……ただの利害関係……)」頬に手を当てて小声でつぶやく。
黒瀬直:「ここからはもう少しペースを緩めよう……そう長くないはずだからな」聞こえておらず、最前列へ戻っていく。
レミナ・ローレンス:「(熱でもあるのかな? 心配だわ……)」
レミナ・ローレンス:知覚いきますか…
双ヶ岡 薊:行きましょ!
黒瀬直:行こう!
GM:やれー!
レミナ・ローレンス:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[2,8,8,10]+4[4]+1 → 15

GM:お前らすげえな
黒瀬直:ヒュー!
双ヶ岡 薊:レミナさん頼もしい
レミナ・ローレンス:あんさんらにはいいもんみせてもらいましたわ……
レミナ・ローレンス:ダイスくんもそう言っている
GM:北(C-1)水の音が聞こえる。おそらく川が近くにあるのだろう
GM:西(B-2)、山賊の足跡がこちら側に向かっている。おそらくここは本拠への通り道なのだ
GM:東(D-2)、何か大きな建物が見える。おそらくなんらかの施設だろう。壊せば山賊共のテンションは下がるはずだ
GM:↓
GM:山賊が落としたメモを発見した!
GM:E-4には兵糧庫があるらしい!
レミナ・ローレンス:おお!
GM:達成値10以上のボーナスを含め以上になります
レミナ・ローレンス:D-2,E-4でさっき壊したのも含めて壊滅いけますね~!
黒瀬直:おねロリの波動にあてられたダイスの女神が微笑んでいる……
黒瀬直:山賊どもを滅ぼせとな~~!
黒瀬直:D-2……潰そう!
双ヶ岡 薊:D-2!
GM:────
GM:D-2
  ABCDE
 1□□□□□
 2□□■P□
 3□■□賊□
 4酒■□□□
 5■■□□□
GM:各自侵蝕を3上昇させてください
レミナ・ローレンス:71!
双ヶ岡 薊:75!
黒瀬直:73!
GM:ありがとう!
GM:険しい山道を歩き続けて、例の建物の前にまでやってきた
GM:道中、双ヶ岡さんは思い出すだろう。ここは仲間たちに「絶対に近づくな」と言われていた場所だということを。
GM:どうやら、建物には鍵はかかっていないようだ。
GM:中に入りますか?
双ヶ岡 薊:「……レミナさん、先入って?」
レミナ・ローレンス:「ええっ!? あ、あたし? いいけど……」
レミナ・ローレンス:じゃあおっかなびっくりそ~っと、扉を開けて中の様子を確認します。
GM:中に入ると、建物の中には本がたくさんあった。
GM:っていうか、エロ本がたくさんあった。
GM:男所帯で特にインターネット環境もない連中にはそう言ったものが必要らしい。
レミナ・ローレンス:「なにかしら、この本……」ぱらりと捲ります
レミナ・ローレンス:「……!?!!?!!!?」
黒瀬直:「……なんだろう」ぺらりと手に取ります。
黒瀬直:「……?」いまいち分かっていない!
レミナ・ローレンス:「あ、薊ちゃん! 外に出ましょ!」
GM:女子高生モノが多いです。なんでだろうね。
双ヶ岡 薊:「え、なに?なんで!?」あとから入ってきたのでまだ本を見ていない。
レミナ・ローレンス:「未成年にはまだ早いから!!!!ね!!!!!!」
黒瀬直:「ふうむ」ぺらぺら捲っているが内容を理解していない。
黒瀬直:黒瀬直にはこの手の情操教育が足りていないのだ。
双ヶ岡 薊:「ボクだけ見ちゃだめなの!?お姉さまは見てるのに!」
レミナ・ローレンス:「ちょっと、黒瀬さん! い、いいいいつまで読んでるんですか!!」
黒瀬直:「ああ、すまないな」棚に本を戻し、放火の用意を始める。
レミナ・ローレンス:「黒瀬さんはいいの!!大人なんだから!」
レミナ・ローレンス:「こんな所、はやく燃やし尽くしましょう!破廉恥!」
レミナ・ローレンス:「あ、でも、山火事にだけはならないよう。気をつけましょうね……?」
GM:このエロ本御殿を燃やせば奴らの士気を下げることができるだろう。
GM:知識:放火、あるいは芸術:放火、で達成値を合計25以上出せばうまいこと燃やせます
黒瀬直:「任せておけ。慣れている」
黒瀬直:レミナちゃん、援護ちょうだい!
レミナ・ローレンス:狂乱のエンジェルボイス!!!!!
レミナ・ローレンス:C-1と判定ダイス+3個を黒瀬さんにシューッ!
黒瀬直:うおお放火パワーが高まってきたぞ!
GM:あ、すいません。合計なので
黒瀬直:そういえばそうだった
GM:3人で25以上出してくれればいいですよ!
双ヶ岡 薊:おお!
レミナ・ローレンス:いけね!
黒瀬直:力を合わせて放火プレイ!
黒瀬直:ひとまず《砂の加護》を使って芸術:放火します。侵食+3して76。ダイス+6!
黒瀬直:14dx9
DoubleCross : (14R10[9]) → 10[1,1,2,2,2,4,4,4,4,5,7,8,8,10]+8[8] → 18

レミナ・ローレンス:おしい!
レミナ・ローレンス:侵食75!
GM:つええ!あと7!!
双ヶ岡 薊:こっちは素で!起源種なのでダイスボーナスもなしなのだ
レミナ・ローレンス:モヤセー!
双ヶ岡 薊:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[1,1,9] → 9

双ヶ岡 薊:燃えた!
レミナ・ローレンス:放火完了!
黒瀬直:放火の達人!
GM:いい感じに燃えた!!
GM:では君たちは火種の配置、風向きの計算など上手いこと行い
GM:森に延焼せず建物を見事に灰にすることができる!ロールなどどうぞ!
レミナ・ローレンス:「この風だと……ダメね、森に火の粉が……ちょっと向きを変えなくちゃ……うん、バッチリ」
黒瀬直:「うむ、ローレンスくんは器用だな。助かる」
黒瀬直:「では着火!」
レミナ・ローレンス:「ありがとうございますっ、お願いします!」
黒瀬直:春画書庫内に仕掛けた発火装置が一斉に作動し、景気よくも狙い通りに燃え始める。
双ヶ岡 薊:「おお……キャンプファイアーみたいでちょっとアガる……」
双ヶ岡 薊:黒煙を上げて燃える建物に目を輝かせる。
レミナ・ローレンス:「ふふっ、懐かしいわね、キャンプファイアー。こんな状況じゃなかったら、みんなとダンスでもしたかった所だけど」
黒瀬直:「ふむ……双ヶ岡くんもそういうの好きなのか?」
双ヶ岡 薊:「踊るのは面倒くさいけど、見てるだけだとぼっちみたいで寂しい」
双ヶ岡 薊:「皆が火を囲んで、いい感じにボクをちやほやしてくれたら……」
双ヶ岡 薊:「……やっぱ生贄の儀式みたいでやだな、それも」
レミナ・ローレンス:「………」なんとなく、この娘が山賊に入ってしまった経緯が分かってきたような気がするけど。
黒瀬直:「ではBBQなぞ併設するのが良いだろうか」
黒瀬直:「仕上がったものを配膳しに、双ヶ岡くんのところへ人が来るだろう」
双ヶ岡 薊:「それはちょっといいな……自動でおいしいお肉が運ばれてくる……」
レミナ・ローレンス:「いいですね、BBQ! あたしも腕を奮っちゃいます!」
レミナ・ローレンス:口にはしないでおこう。
遠くにいる山賊ども:「ああ?なんか妙に明るいな……ってなんか燃えてる!!」
遠くにいる山賊ども:「嘘だろ、あの方角は…!!まさか…!!」
双ヶ岡 薊:「レミナさん、料理できるんだ!すごい!」
レミナ・ローレンス:「うん、たまにだけど……って、誰か来る!?」
GM:あ、ごめん、来ません!!
GM:遠くの方で士気が下がってるだけ!
レミナ・ローレンス:来なかった!
遠くにいる山賊ども:「そんな……!俺たちの夢が…!希望が……!」
GM:風に乗って山賊たちの嘆きの声が聞こえてくる。どうやら士気が下がっているようだ
レミナ・ローレンス:「いや……距離がとても遠いか。こんな所まで声が聞こえてくるなんて」(余程ショックだったのかしら)
黒瀬直:「ではこの仕事を終えて少し落ち着いたら、一緒に食事といこうか」
黒瀬直:肉を焼いて食べる約束をつけて、私たちの士気は上がっているようだ
双ヶ岡 薊:「やったぁ!さっきの村ではうっすいお粥しか出なかったもんね」
レミナ・ローレンス:「楽しみですね! ふふふ!」
双ヶ岡 薊:「じゃ、あいつらが駆けつける前に移動しよ。見つかったら面倒だし」
GM:では適当なところで知覚判定を!
黒瀬直:レミナちゃんGO!
レミナ・ローレンス:ふりますぜ!
GM:8で普通にわかる。10以上でいいことがわかる
レミナ・ローレンス:4dx+1>=10
DoubleCross : (4R10+1[10]>=10) → 10[1,4,8,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

レミナ・ローレンス:うまいめし!いいおんな!たかいちかく!
双ヶ岡 薊:安定して強い……!
GM:確率的には不利なはずなのに…w
GM:南(D-3)、恐らく首領たちはこちらにいるが繋がる道はない。回り込むしかないようだ
GM:北(D-1)、こっちを下ると川の方に生きそうだ。わざわざ遠回りする意味はないだろう。また昇るのも大変だし
GM:東(E-2)、山賊の足跡はこちらに続いている。こっちから回るのがいいだろう
GM:↓
GM:エロ本御殿を燃やされてせめて自分のお気に入りは無事か!?と山賊たちが駆けてくる気配を感じる
GM:このまま東に行くと連中とかち合ってしまうかもしれない
GM:というわけでどちらに進むか選んでください!
レミナ・ローレンス:北に迂回して接敵をさけますかねえ?
双ヶ岡 薊:賛成、見つかったら面倒だし!
黒瀬直:再び北上!
黒瀬直:D-1へGO!
レミナ・ローレンス:ウラー!78!
双ヶ岡 薊:あ、いや
双ヶ岡 薊:後ろに下がってもいいのか
黒瀬直:それならC-1?
レミナ・ローレンス:あ、なるほど!
GM:お。ありですね。
双ヶ岡 薊:今D-2だからC-2かな
GM:C-2で!
GM:────
GM:再びC-2
  ABCDE
 1□□□□□
 2□□P書□
 3□■□賊□
 4酒■□□□
 5■■□□□
GM:侵蝕上昇はありません。
GM:東側には山賊どもがエロ本の灰を前にしている
GM:呆然とするもの、ひたすらに嘆き続ける者、エロ本の敵討ちだー!と叫ぶ者、反応はさまざまだが
GM:どいつもこいつもしばらく移動しそうにない
GM:うまいこと誘導なりなんなりをする必要があるだろう。
GM:芸術:手品で達成値10以上
GM:もしくは交渉で達成値10以上で
GM:山賊どもをかく乱して見当違いの方向にやつらを散らせることが出来ます
レミナ・ローレンス:じゃあ……<芸術:手品>!いいでしょうか!
双ヶ岡 薊:奇術師の出番!
黒瀬直:目にもの見せてやれ!
レミナ・ローレンス:5dx+3>=10
DoubleCross : (5R10+3[10]>=10) → 7[1,3,5,5,7]+3 → 10 → 成功

レミナ・ローレンス:ギリギリじゃねえか!
GM:では成功
GM:ロールなどどうぞ!
黒瀬直:「ふむ……動かないなあいつら」
黒瀬直:「そんなに大事なものだったか」
黒瀬直:「このままでは迂回せざるをえないか……?」
双ヶ岡 薊:「めんどいし時間もかかるよねぇ……」
レミナ・ローレンス:「……あたしが奇術で、あの人たちの注目を受けるので、その隙に、ふたりは先に進んでください」
黒瀬直:「……その後、ローレンスくんはどうするつもりだ」
レミナ・ローレンス:「ふふふ! あたしは奇術師ですよ。瞬間移動だってお手の物です。すぐに追いついて見せますから!」その声は少しだが震えている!
双ヶ岡 薊:「……捕まったらてーそーの危機だよぉ?」
レミナ・ローレンス:「ていっ……!? だ、大丈夫よ! みんな、あたしのトリックに見惚れて、悲しい気持ちなんて忘れちゃう(予定)だから! それじゃあ……」
レミナ・ローレンス:行ってきます、と言おうとした瞬間に足元の小石に躓いて思い切り頭を打ち付けるレミナ!そのまま昏倒!
双ヶ岡 薊:「ちょ、ええぇ!?だ、大丈夫?」
黒瀬直:「レッレミナくーん!」急いで駆け寄り助け起こそうとするが
レミナ・ローレンス:数秒後、そのまま何事も無かったかのように立ち上がる彼女は。
デビー:「じゃあ、行ってくるよ」
デビー:先程とはまるで異なる、自身に満ち溢れた姿!
黒瀬直:「……ほう」何かが切り替わったと見て取る。
双ヶ岡 薊:「……?」よく分からないまま、違和感に首を傾げる。「なにあれ……」
黒瀬直:「行くぞ双ヶ岡くん。今の彼女なら問題なかろう」
双ヶ岡 薊:「へ?あ、お姉さまがそう言うなら」状況は呑み込めないが、とりあえず頷く。
黒瀬直:「こちらは藪の中を抜く。軽業に自信が無ければ抱き上げるが」
双ヶ岡 薊:「え、いやいやいや大丈夫!歩ける!一応山賊やってたし!チルドレンの訓練でもやったし!」
双ヶ岡 薊:顔を赤くして手をぶんぶん振る。
黒瀬直:「そうか」
黒瀬直:(チルドレン、か)
黒瀬直:「ではローレンスくん、また後で」がさがさと茂みの中に分け入る。
黒瀬直:「ついて来い、双ヶ岡くん」陽動が成功すれば、その機を活かして突破するだろう。
デビー:「お気をつけて。ミス・クロセ。アザミーもね」
双ヶ岡 薊:「(……ま、またやっちゃった。藪抜けるのだって面倒なのに……)」
双ヶ岡 薊:「あ、うん!行く行く!」ぶんぶん頭を振って意識を切り替える。
双ヶ岡 薊:「(ううん、これはポイント稼ぎ……!少しはやる気があるように思わせて好感度を上げるってだけだし……)」
デビー:「さて、始めよう」
山賊ども:「うおおおーー!!エロ本!エロ本!!」
デビー:悲しみと怒りに暮れる山賊! そこに一筋の光と共に現れる謎の女!
デビー:森の中だというのに風に乗って軽快な音楽すら聞こえる!
デビー:「御機嫌よう、皆様。どうしたんだい? 悲しいことでも、あったのかな」
山賊ども:「な、なんだこの音楽は!?悲しみにくれる俺たちの為に神がストリップ劇場を開いてくださったのか!?」
山賊ども:「エロ本が燃えちまったんだよー!」
山賊ども:「慰めるためにてめえが脱いでくれるってのか姉ちゃん!!」
デビー:「ああ、さぞ辛い事だろうに。でも安心して。僕の貧相な身体なんか見るより、何倍もステキなものをお見せしましょう」
山賊ども:「そんなことねえよ自信持てって!」
山賊ども:「待て、素敵なモノっていってるんだ。期待しようぜ…!なんか、やべえもん見せてくれるのかもしれねえぞ!」
デビー:デビーが指を鳴らす!その瞬間、彼らの野生によって磨かれた嗅覚が鋭く反応する!……酒だ!酒の匂い!
山賊ども:「さ、酒!?」
山賊ども:「酒場はさっき壊されちまったはずなのに、なんで!?」
デビー:「悲しみを癒やす一番の方法と言えば……そう。お酒だね。でも安心して。それだけじゃないぜ」
デビー:再度指を鳴らすデビー!すると彼らの目の前に現れる……豪勢な料理!
デビー:鹿の丸焼き!飴細工のお菓子! そして……新鮮なフナのおつまみ!
山賊ども:「肉じゃん!!」
山賊ども:「フナだー」
山賊ども:「おいおいおい、ドラえもんのグルメテーブルかけかよ!!」
山賊ども:「姉ちゃん、これ全部食っていいのか!!」
デビー:「もちろん。これで少しでも、君たちの悲しみを癒やすことが出来たのなら、僕は嬉しい。そろそろ、終演の時間だ」
デビー:スーッとデビーの姿が透けていく。まるで、初めからこの場に存在しなかったかのように。
デビー:そして、彼女がいた場所には誰も居なくなった。いや。何かが残っている。
デビー:これは……焼けただれているが!まだまだ読める数冊の……無事だったエロ本!
山賊ども:「こいつは!」
山賊ども:「へ、どうやらあの姉ちゃんはエロ本の女神だったようだな」
山賊ども:何人かの山賊が手を伸ばそうして同時にエロ本を掴む
山賊ども:「何してんだてめえ。こりゃエロ本の女神が俺にくださったもんなんだよな」
山賊ども:「ざけんな、ありゃ俺のエロビーナスだ。てめえその残り香でもかぎながらマスかいてろ」
山賊ども:「んだあ、やろうってのかあ!?」
山賊ども:「上等だあ!!」
GM:あわれ、山賊どもは数冊のエロ本をめぐって乱闘を始めてしまった!
デビー:「(あらら。争い始めちゃった。男の子ってのは大変だな)」
GM:もはやエロ本御殿を燃やした犯人のことなど頭にない、君たちは容易に先へと進むことが出来るだろう!
デビー:「さて、僕も後を追おう。そろそろ本拠地だ。気合入れていくぜ、レミー」
GM:────
GM:E-2
  ABCDE
 1□□□□□
 2□□■書P
 3□■□賊□
 4酒■□□□
 5■■□□□
黒瀬直:79!
デビー:78!
双ヶ岡 薊:78!
GM:君たちは山賊を振り切り東へとたどり着いた
GM:辺りにはちらほらと建物がある、簡素な宿舎や物置だろう
GM:たいていの山賊はエロ本御殿へ向かったがまだ人は残っているかもしれない
GM:ここは見つからないよう慎重に進むべきだろう
GM:知覚判定&ロールなどどうぞ
黒瀬直:「見事なものだったぞ、ローレンスくん」小声で話しかける。
デビー:「ああ、どうも。ミス・クロセ。今はデビーと呼んで頂いても?」
デビー:跪いて手の甲にキスをする!
双ヶ岡 薊:「!!」
双ヶ岡 薊:「何やってんのいきなり!?」
黒瀬直:「ああ、よろしくデビーくん」微笑みながらそれに応じる。
黒瀬直:「日本ではともかく、西洋ではよくあることだ」
黒瀬直:こう見えてもこの女は海外での渡航経験・戦闘経験が豊富であった。
デビー:「おや、失礼。アザミーにも……まだ早いかな? お子様には」クク…と笑いながらゴメンネのポーズ!
双ヶ岡 薊:「はっ……舐められた気がする……!」
デビー:「くくっ。アイサツはまあこれくらいにしておいて。まだこの周囲にも人が残っているかもしれない。慎重に進んでいこう」
双ヶ岡 薊:「まぁ、別にいいけど……挨拶とか作法とか、いちいち面倒くさいだけだし……」
双ヶ岡 薊:「むぅ……」釈然としない顔で森の中を進んでいく。知覚判定します!
双ヶ岡 薊:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[2,4,9] → 9

黒瀬直:5dx>=10
DoubleCross : (5R10[10]>=10) → 8[2,4,5,7,8] → 8 → 失敗

デビー:5dx+1>=10
DoubleCross : (5R10+1[10]>=10) → 9[1,2,9,9,9]+1 → 10 → 成功

双ヶ岡 薊:デビーさんになっても強い
黒瀬直:さすが!
GM:こいつら、逆に何でA-4の時だけ失敗したんだ…!
デビー:フフフ!
GM:北(E-1)、ランダムな気配がする。
GM:南(E-3)、山賊の本拠の近くだ。恐らく慎重な移動が求められる
GM:↓
GM:いい感じのけもの道を発見した。南に向かう際に敵に見つかりづらくなる
GM:以上です
黒瀬直:じゃあ……ランダム踏んじゃう?
双ヶ岡 薊:踏もう!
デビー:道草を楽しめ!大いにな!
黒瀬直:E-1へGO!
GM:────
  ABCDE
 1□□□□P
 2□□■書■
 3□■□賊□
 4酒■□□□
 5■■□□□
GM:E-1
GM:ランダムイベント発生!
デビー:81!
黒瀬直:82!
双ヶ岡 薊:81!
GM
1.ぐええ!?罠だ!?
2.いいもんみっけ!
3.なんかすっげえリラックスできるんだけど…
4.復讐に燃える山賊たちが!?
5.いいもんみっけ!
6.何故こんなところに店屋が
7.なんかここだけめっちゃ舗装されてる!?
8.何故こんなところに店屋が
9.お宝だーーー!!!!
10.クリティカルorファンブル

GM:代表者、1D10をお願いします
デビー:おまかせします!
双ヶ岡 薊:今度は黒瀬さんで!
黒瀬直:幸運の女神双ヶ岡ちゃんに任せ……了解!
黒瀬直:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

黒瀬直:店だ
デビー:店……店!?
双ヶ岡 薊:店……!
黒瀬直:デビーちゃんの伝説チャンス!
デビー:見せてやりますよ……フレーバー重視で使い所を見失っていたこのDロイスの力をね……!
GM:では君たちが歩いていると
GM:風景に隠れるようにひっそりと佇んでいる露天商を発見する
闇市店主:「やあ、いらっしゃい」
闇市店主:「こんなところに山賊以外のお客さんとは珍しいね」
黒瀬直:「こんなところに山賊以外の住人とは珍しいな」
デビー:「ここは山賊の略奪にはあっていないのかい?」
双ヶ岡 薊:「キツネとかタヌキとかが化けてるんじゃない?」
闇市店主:「あははは、ひどい言われよう。僕はれっきとした人間だよ」
闇市店主:「一応あいつらにはちゃんと貢物してるからね、ある程度以上のことはしてこないのさ」
闇市店主:「それに、あいつら、バカだから」
闇市店主:「バカ相手の商売って、うまくやれば結構儲かるんだぜ?」
闇市店主:若さゆえの怖いもの知らず、向こう見ずで商売をしている少年のようだ
双ヶ岡 薊:「ああ、バカだよねぇ」
黒瀬直:「ふうむ。まあ山賊相手ならば構わんか」
闇市店主:「けど、あんたたちには普通に商売した方がよさそうだ。どう、なんか買ってく?」
黒瀬直:「そうだな、少し覗かせてもらおう」
闇市店主:というわけでお買い物ができます。
双ヶ岡 薊:「うーん……」並んでいる商品を物色する。「(エロ本もここで買ったのかな……)」
闇市店主:ここでの買い物は購入判定に+2のボーナスが付きます。
黒瀬直:(山賊どもとの商売も私たちが終わらせるし、何か買ってやるか……)
デビー:「何か目ぼしいものは、と」
黒瀬直:3dx+3>=10 ホローポイント弾を購入。
DoubleCross : (3R10+3[10]>=10) → 7[3,4,7]+3 → 10 → 成功

黒瀬直:GOOD!
双ヶ岡 薊:照準器を狙おうかな
双ヶ岡 薊:4dx+2+2 >=15
DoubleCross : (4R10+2+2[10]) → 10[2,5,6,10]+5[5]+4 → 19

双ヶ岡 薊:買えた!ショットガン(スラッグ)での判定達成値+1!
黒瀬直:デビーさんは買うものってなにか思いついてます?
デビー:いや~~~どうしようかと
デビー:何もなければブラックアビスかなんかを買って黒瀬さんに渡そうかなとか思ってたんですけど
デビー:ほしいものありますか?
黒瀬直:そうですね……重圧を解除できる「覚悟のさらし」とかどうです?
デビー:重圧解除!
デビー:いいですね!
黒瀬直:インフィニティコードの82pですね
デビー:グアーッ! IC持ってないんです……スンマセン!
黒瀬直:それならルルブ2p191ダメージ軽減効果のあるリアクティブコートとか
黒瀬直:p185のクリスタルシールドですかね?
デビー:それならコートかなあ?
デビー:あいや
デビー:UGNボデマ装備してるからシールドのほうが良さそうだ
黒瀬直:コートは重ね着可能です
黒瀬直:しかもパージしながらダメージ軽減できる
デビー:重ね着できるの!?
デビー:じゃあコートで(掌返し)
黒瀬直:伝説のマジシャンデビーなら、パージで格好良い演出ができるかもしれないな……
デビー:変わり身の術だ!
デビー:じゃあ隠し持っていた多額の現金と圧を掛けながらリアクティブコートの購入を迫りたいぜ……
GM:迫られたぜ!!
デビー:このDロイスでな!
GM:ひえ!生ける伝説!!
黒瀬直:伝説を目撃してしまったな……
双ヶ岡 薊:伝説のDロイス!
デビー:「店主くん。もし、これからは、あの山賊共に貢物を送らなくてもいい、と言ったら……」
デビー:「僕たちが、あの山賊をとっちめて、安らかな生活を送ることが出来ると言ったら」
闇市店主:「あはは、そうなると商売あがったりだねえ。」
闇市店主:「けど、あいつらとせこい取引を繰り返すより。」
闇市店主:「一回だけでも、あんたのマネージメントを引き受けさせてもらえた方が」
闇市店主:「多分、ずっと儲かるよね。」
闇市店主:「伝説の奇術師さん」
デビー:ニィ、と笑う!
闇市店主:「というわけで、こいつは貸しだ。あ、他の人たちはちゃんとお金払ってねー?」
黒瀬直:「多少色を付けるとも。これから仕事を奪うわけだしな」ぽんと支払う。
双ヶ岡 薊:「ええー」口をとがらせながらしぶしぶ代金を支払う。
闇市店主:「はい、毎度あり。それじゃ、山賊退治頑張ってね」
闇市店主:一瞬目を離すと少年はいつの間にか消えていた。
デビー:「約束の証を、ここに」消えた場所に花を添えておこう!
GM:というわけで君たちは装備を整え改めて本拠を目指すことにした!
GM:目指してくれ!
黒瀬直:目指すぜ!
デビー:ガンバルゾ!
双ヶ岡 薊:行くぞー
GM:────
GM:E-3
  ABCDE
 1□□□□■
 2□□■書■
 3□■□賊P
 4酒■□□□
 5■■□□□
GM:山賊の本拠地の目の前だ
GM:その警戒は他の場所よりもはるかに厳重となっている
GM:その道には知らないものがうっかり足を踏み入れると下手したら死ぬような罠もあり
GM:また山賊どもの哨戒も絶え間なく続いている
GM:だが君たちはさきほどの警戒の隙間を見つけることが出来た
GM:今なら知覚で6以上出せば何の問題もなく本拠に近づけるだろう
GM:5以下出すと罠にかかったり弓に撃たれたりしてダメージを受けてもらいます
GM:そしてD3には本拠、E4には兵糧があることがすでに分かっている!
黒瀬直:本拠に向かう前に、E-4の兵糧を潰そう
黒瀬直:85!
デビー:84!
双ヶ岡 薊:侵蝕は84!侵攻先はE-4!
デビー:E4にはそのまますすめるのかな?
GM:知覚で6以上を出せばノーダメで進めます
GM:あ、いや、E4にはそのまま進めますね。すいません
デビー:やった!
黒瀬直:やったね!
双ヶ岡 薊:やったー!
デビー:南下じゃ!
GM:ロール、知覚などどうぞ
GM:8でわかることはないけど10以上といいことがあります
デビー:4dx+1>=10
DoubleCross : (4R10+1[10]>=10) → 9[1,1,7,9]+1 → 10 → 成功

黒瀬直:ビューティフォー
GM:なんやお前
デビー:いつもの
双ヶ岡 薊:強い
デビー:あ、6dxじゃん またやった まあよし!
GM:では
GM:兵糧庫は侵入者を警戒し隘路の奥に作られているようだ。
GM:普通に行けば罠や巡回に引っ掛かってしまうだろう。
GM:しかし今回の目的は兵糧を奪うことでも燃やすことでもない
GM:一時的に流通を滞らせればいい
GM:つまり、その隘路を崩してしまえば奴らは兵糧を取り出すことが出来なくなり士気が下がるはずだ
デビー:なるほど~!
GM:というわけで兵糧を使えなくする判定の達成値に+5のボーナスが付きます
双ヶ岡 薊:軍事作戦のようだ
黒瀬直:通商破壊!
黒瀬直:「……ふむ。流石にここまで潜ると警戒網もそれなりだな」
デビー:「そうだねえ。この警備の様子だと、侵入して彼らのご飯にどうこう、て案はボツだな」
双ヶ岡 薊:「さらっと怖いこと言う……」
黒瀬直:「だが、守りが硬いなら、連中の移動も容易ではないということだ」
デビー:「……つまり?」
黒瀬直:「蔵との流れさえ崩せば、穏やかに食事をとる余裕もあるまい」
黒瀬直:「点ではなく間の線。場所ではなく、道を潰す」
デビー:「流通を妨げて時間を稼ぎ、彼らの士気を下げるって訳だね。くくっ。流石ミス・クロセ」
双ヶ岡 薊:「楽してあいつら倒せるなら、それが一番」
黒瀬直:「うむ。努力や苦行は嫌いではないが、安全に簡潔に済ませるに越したことはない」
デビー:「よし、そうと決まれば早速取り掛かろうか。一緒にミス・クロセの援護だ。準備はいいかい、アザミー?」
双ヶ岡 薊:「あ、やっぱりボクもやるんだよね」
双ヶ岡 薊:「まぁ、ここまで来てサボっても仕方ないからやるけど……できるだけ楽な仕事回してね……」
黒瀬直:「頼りにしているとも……」双ヶ岡くんの頭を優しく撫でて
黒瀬直:「では向かおう。後で待っている、我々の美味しい食事のために」ずかずかと足を進める。
双ヶ岡 薊:「あう……」撫でられた頭を抑えて後に続く。
デビー:「……あっ、よだれ。出てる、アザミー」
双ヶ岡 薊:「ひぇ!?」慌てて口を拭う。
デビー:「ウ・ソ!」ハハハ!と小さく笑いながら後を追っていくぞ!
双ヶ岡 薊:「はぁ~!? 何それ!? 今その嘘つく必要あった!?」
双ヶ岡 薊:「なんか、今日は調子狂わされっぱなしだ……」
GM:────
GM:E-4
  ABCDE
 1□□□□■
 2□□■書■
 3□■□賊■
 4酒■□□P
 5■■□□□
GM:各自侵蝕を3上昇させてください
デビー:90!
黒瀬直:88!
双ヶ岡 薊:87!
GM:足場の狭い道が続いている。
GM:通路は限定されており知らずに通れば罠の餌食になることは必至だろう
GM:だが逆にこの道を崩せばやつらも兵糧を得る手段がなくなるということだ
GM:白兵・射撃・RCで25以上出せればきっと壊せるはず
GM:なお先ほどのボーナスで達成値+5されます
黒瀬直:ソードマスター貰えば固定値は19
黒瀬直:ボーナスと合わせて24
デビー:オッ エンジェルボイスいらんですかね?
黒瀬直:ですね。双ヶ岡ちゃんお願い!
双ヶ岡 薊:はーい!
双ヶ岡 薊:では黒瀬さんに《ソードマスター》。起源種でエフェクトLv上がるので達成値+12!
双ヶ岡 薊:侵蝕は+3で90。
黒瀬直:なんだって~~!
黒瀬直:必中の弓を使って判定!
黒瀬直:5dx+27>=30
DoubleCross : (5R10+27[10]>=30) → 10[1,3,8,8,10]+5[5]+27 → 42 → 成功

デビー:余裕の腕前だ……
黒瀬直:当然のようにクリティカルも出す
GM:困る……!!!
双ヶ岡 薊:つよつよ!
GM:では君は山肌の弱い部分を確実に射抜き崖を崩したりした!
GM:演出どうぞ!
黒瀬直:「……うむ。この辺りか」木の中をひょいひょいと飛び回りつつ、破壊地点を見定めた。
デビー:「お手並み拝見といきますか」そっと見守っている!
黒瀬直:「うーむ、よし」くるりと宙返りなぞしつつ、地上に戻ってくる。
黒瀬直:「双ヶ岡くん、ひとつ頼まれてはくれまいか」
双ヶ岡 薊:「ボクぅ……?」
黒瀬直:「ああ、きみだ」ゆっくりと近づき、僅かに身を屈める。
山賊ども:「えっほえっほ、クソウ、この人数分の食料を運び出すのは面倒だな」
山賊ども:「えっほえっほ、しょうがねえだろ、ジャンケンに負けちまったんだから
GM:下の方では山賊どもが食糧を運んでいる
黒瀬直:「さっき酒場を荒らした時、助力をくれただろう」正面から顔を覗き込む。
双ヶ岡 薊:「あ、えっと」視線を逸らす。
デビー:「(ワオ!大胆)」
双ヶ岡 薊:「うん、まぁ……簡単な支援みたいなことなら」
双ヶ岡 薊:「お姉さまが必要って言うなら、やらなくもないけど……どうしてもって言うなら……」
双ヶ岡 薊:ごそごそと紙切れを取り出す。読めない文字で記されたそれは、契約書のように見える。
黒瀬直:「どうしても欲しいな」真正面から、素直に求める。
黒瀬直:「薊くんのを貰うと、実に気合が入る」目の前から、にっこりと笑いかける。
双ヶ岡 薊:「うひっ」ビクッと震える。表情はいろいろな感情のないまぜでひきつり笑いに近い。
双ヶ岡 薊:「え、えーと……心の暗がりに潜むもの、姿なき声。契約に従い彼女の力となれ……」
双ヶ岡 薊:「ザミエル!」
双ヶ岡 薊:目に見える変化はない。だが、黒瀬さんは自らの武器に何かが宿ったように感じるだろう。
黒瀬直:「ああ、やはり良いな」
黒瀬直:「家のとは系統が違うが、悪くない重みを感じる」己の弓を今一度、しっかりと握りしめる。
黒瀬直:「ありがとう。では射ってくる」頭を優しくひと撫でして
デビー:「頑張ってね、ミス・クロセ。アザミーの想いを無駄にしてはいけないよ!」
双ヶ岡 薊:「……ひひ」表情がにやける。
黒瀬直:木々の間を三角飛びでもするように駆け上がり、辺りで最も高い木の上に陣取る。
黒瀬直:「────────スーーッ……」その手に握るは華金弓。
黒瀬直:その威力を目的にそぐうよう、変形、拡張。
黒瀬直:土の上では構えられぬほどの、大張りの弓へと姿を変えて。
黒瀬直:「────殺ァッ!」
黒瀬直:黄金の尾を引く流星が、山肌を粉砕した。
山賊ども:「えっほえっほ」
山賊ども:「えっほえっほ」
山賊ども:「えっほえっほああああああああああ!?!?!?!?」
山賊ども:「なんじゃあああ!?天帝のお怒りかああ!?なんでいきなり山が崩れんじゃあ!?」
山賊ども:山崩れから必死に逃げようとする山賊たち!!
山賊ども:「ぐええええええ!?道が完全にふさがっちまった!!これじゃメシ取りにいけねえよ!!」
山賊ども:「どうすんだよ、メシ喰えねえじゃねえか!!」
山賊ども:「うるせえ俺に聞くな!さっきエロ本の女神がグルメテーブルかけからご飯出してくれたとか言ってたからそれに期待しろ!」
山賊ども:「わけわかんねえこと言ってんじゃねえよボケ!」
山賊ども:ぎゃーぎゃー!!
GM:山賊たちは言い争っている!!山賊たちの士気がどん底になった!!
GM:もうこれ以上決戦前にやることはないだろう。あとはD-3に向かうだけだ!
黒瀬直:行こうぜ!決戦の舞台へ!
双ヶ岡 薊:おおー!
デビー:返してもらうぜ!
黒瀬直:E-3に戻り、突破に挑戦だ!
GM:────
  ABCDE
 1□□□□■
 2□□■書■
 3□■□賊P
 4酒■□□庫
 5■■□□□
GM:再びE-3、侵蝕の上昇はなし
GM:本拠への警戒は未だ解けていない
GM:知覚判定で6以上をだす程度の警戒心を持ちながら進んでくれ!
デビー:6dx+1>=6
デビー:おっと!
デビー:6dx+1>=6
DoubleCross : (6R10+1[10]>=6) → 9[1,1,1,5,7,9]+1 → 10 → 成功

黒瀬直:デビーちゃん流石!
デビー:僕らを出し抜こうなんてそうはいかねえぜー!
双ヶ岡 薊:ヒュー!
GM:あ、ここは全員お願いします!
デビー:……ガンバ!
双ヶ岡 薊:華麗に決めちゃうぜ!
双ヶ岡 薊:3dx>=6
DoubleCross : (3R10[10]>=6) → 7[4,6,7] → 7 → 成功

黒瀬直:5dx>=6
DoubleCross : (5R10[10]>=6) → 9[4,5,7,7,9] → 9 → 成功

デビー:ヒューッ!
黒瀬直:他愛無し!
GM:では、全員華麗に警戒網を潜り抜けて山賊の本拠に辿り着くことができた!!
GM:というわけで、D-3に辿り着いた瞬間にクライマックスシーンに突入します
GM:クライマックス前のロールなどあればどうぞ!
双ヶ岡 薊:「……今更だけど」山賊の拠点を前にして呟く。
双ヶ岡 薊:「この現代日本に山賊っておかしくない?」
黒瀬直:「そうだな」
デビー:「……一度は所属していたキミなら、何か知っているものだと思っていたのだけど」
双ヶ岡 薊:「ボクが入ったときにはもう山賊してたの!訓練所抜け出してとぼとぼ歩いてたらあいつらに拾われて……」
黒瀬直:「訓練所」
双ヶ岡 薊:「あっ」
黒瀬直:「ふむ……昔の所属を聞いてもいいかな?」
双ヶ岡 薊:「えと、えーと……あの」冷や汗だらだらで視線を逸らす。
デビー:「アザミー。正直に話しちゃったほうが、いいぜ」
デビー:どうせ調べられたらすぐにバレんだから、と諦観の表情だ。
双ヶ岡 薊:「ゆーじーえぬ、です……ちょっと離れた町でチルドレンしてました……」
黒瀬直:「……薊くん」ずかずかと歩み寄り、正面へ。
双ヶ岡 薊:「ひっ」
黒瀬直:「私がきみと初めて会った時に、といっても今日のことだが……」
黒瀬直:「何と言ったか、覚えているかな?」
双ヶ岡 薊:「それはもちろん……………なんだっけ」
黒瀬直:「ふふ、私が覚えているから問題ない」
黒瀬直:「分かっているとも」
黒瀬直:「怖かっただろう」
黒瀬直:「もう安心しなさい……だ」
黒瀬直:頭に手を載せる。優しく。慎重に。
双ヶ岡 薊:「……あ」きょとんと目を見開く。
双ヶ岡 薊:「怒って、ない?」
黒瀬直:「君が言いたくないこと、隠したいことを」
黒瀬直:「絶対に暴かないと言ってやることは出来ん。仕事があるからな」
黒瀬直:「だが、怒りはしない」
黒瀬直:「薊くんにも事情があるだろうからな」
双ヶ岡 薊:「う……」
双ヶ岡 薊:「事情なんて」そう、語れるほどの事情なんて。
双ヶ岡 薊:チルドレンになったもののUGNの訓練が厳しいから逃げ出して、まともに仕事もできないからふらふらして、
双ヶ岡 薊:山賊どもに出会ったから、こいつら騙して貢がせたら一生楽できるじゃん、と思って潜り込んで、
双ヶ岡 薊:山賊生活が嫌になったから次の寄生先を探しているところに、ちょうどよくチョロいお姉さんがやって来た、ってぐらいのことしか。
双ヶ岡 薊:「……ないのに」
双ヶ岡 薊:「事情もなく、サボって逃げてワガママ言って」
双ヶ岡 薊:「それでも、怒らない?」
黒瀬直:「怒らん」
双ヶ岡 薊:「……お姉さまのこと、利用してやろうと思ってても?」
黒瀬直:「子どもに頼られるのは大好きだ」
双ヶ岡 薊:「……じゃあ、じゃあさ」
双ヶ岡 薊:「子どもじゃなくなるまで、ずっと甘えてやる」
双ヶ岡 薊:「ワガママ言って、お姉さまにくっついて、甘い汁吸ってやる……って」
双ヶ岡 薊:「思ってても、いい?」
黒瀬直:「好きに思うがいい」
黒瀬直:「だが、私だって君にワガママも言うかもしれん」
黒瀬直:「頼りにすることもあるだろう」
黒瀬直:「それでも良ければ、うむ」
黒瀬直:「好きにするといい。私なりに応えよう」
双ヶ岡 薊:「それはよくない」真顔。
黒瀬直:「そうか」真顔。
双ヶ岡 薊:「……よくないけど、お姉さまなら……仕方ない」
黒瀬直:「……そうか」
双ヶ岡 薊:「うん」
双ヶ岡 薊:「……よし!」ぐっと拳を握る。
双ヶ岡 薊:「気持ちよくお姉さまに寄生するために!後腐れになりそうなものは全力で叩く!」
双ヶ岡 薊:「ボク一人じゃ当然無理だから、みんな頑張ってね!応援はするから!」
デビー:「……あ、うん、二人とも、頼りにしてるぜ!」
黒瀬直:「……うむ。待たせてしまったな、デビーくん」
デビー:「えっ、いやっ、ぜんぜん! 気にせずいこう! ハハハ!」
双ヶ岡 薊:「なにその反応」ジト目。
デビー:「(聞いていたこっちまでドキドキしちゃったよ……。レミナのやつ、今の聞けなかったの、悔しいだろうな……フフ)」
デビー:「そうだね……ミス・クロセはともかく……アザミーも中々やるねって事かな」
黒瀬直:「君たちの大切なものを取り返すため、街の平和を取り戻すため」
デビー:「ああ。全部、終わらせよう」
黒瀬直:「全力で、早急にな」すたすたと深部へと進む。
GM:────
GM:では、長かった登山シーンも終了!
GM:ロイスの取得をお願いします!!
黒瀬直:外敵:山賊ども/P興味:N殺意〇 で取得!
デビー:全部返して貰う!/山賊/P同情/N◯脅威 取得!
双ヶ岡 薊:ロイス/同行者/レミナ・ローレンス/P有為○/N隔意
双ヶ岡 薊:ロイス/同行者/デビー/P好奇心○/N憤懣 取得!
黒瀬直:しまった!山賊はもう取ってる!
デビー:デビロイス!
GM:戦闘中に首領にとったりしてもいいのよ!
黒瀬直:同行者:デビー/P信頼〇:N心配 に変更!
GM:おっけい!では次はいよいよクライマックスだ!
GM:登場侵蝕をお願いします!
デビー:90+1d10
DoubleCross : (90+1D10) → 90+4[4] → 94

黒瀬直:88+1d10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+5[5] → 93

双ヶ岡 薊:双ヶ岡 薊の侵蝕率を+1(1D10→1)した(侵蝕率:90→91)
GM:双ヶ岡さんが甘えまくった結果すげえ余裕を得てしまっている!!
双ヶ岡 薊:心の余裕!

CR『双ヶ岡薊、山賊と決別すること』

GM:山賊の本拠
GM:山の中腹、その広場に山賊の本拠はあった。
GM:中腹には木造でできた簡素だが無駄に大きな建物が建っている。
GM:建物の前には石が敷き詰められた庭が広がっており
GM:庭の真ん中には『晋』と書かれた巨大な旗
GM:そしてその旗の下には三人の山賊が佇んでいる。
"普王":「よう、お嬢ちゃんがた」
"普王":「ピクニックは楽しかったかい」
黒瀬直:「肝心のBBQがまだなのでな」
黒瀬直:「さっさと蹴りを付けたいところだ」
双ヶ岡 薊:「途中のキャンプファイアーは楽しかったよ」
デビー:「ははは! キミたちのお仲間もたくさんダンスしていたね」
"普王":「はっはっは、そうかそうか」
"普王":「ま、案内ご苦労だったな、薊」
"普王":「部外者を連れてここまで来るのは大変だったろう」
"普王":「褒美は用意してある。さっさとこいつらとっちめて次の町に行くぞ」
双ヶ岡 薊:「ご褒美?」ぴくっと眉が動く。
双ヶ岡 薊:「うーん、そうだなぁ……」
双ヶ岡 薊:「だったらボクは、お風呂が欲しいな」
双ヶ岡 薊:「それと静かでちゃんと電気の通った一人部屋と、きれいな洋服」
双ヶ岡 薊:「それから、優しくて格好いいお姉さま」
黒瀬直:「洋服はあまり家に無いかもしれん」
双ヶ岡 薊:黒瀬さんへ振り向いて、にかっと笑う。「そのうち揃えてくれれば!」
黒瀬直:「じゃあ一緒に買いに行くか」
"普王":「…くっくっく」
"普王":「その女に絆されたってか」
双ヶ岡 薊:「あんたたちに愛想が尽きただけ!」
"普王":「違うな、てめえは誰かに愛想持つことなんてできねえ女だ」
"普王":「そいつらについてるのも、てめえにつけてた兄弟たちがそいつらにやられるの見たからだろ」
"普王":「その女どもがやられるの見たら、今度は何事もなかったように俺たちに付く」
"普王":「てめえはそういう女だ。そんなクズみてえな価値観しか持てねえ女だ」
双ヶ岡 薊:「まぁ、そうかもね」
双ヶ岡 薊:こともなげに頷く。
"普王":「そうだろ?」
"普王":「そして、てめえのようなクズが居られる場所は、俺達のようなクズの傍にしかねえ」
"普王":「どうせ、またいつか一緒になるんだ。今ここで俺たちについても変わらねえだろ」
"普王":「俺は、てめえみたいなクズが大好きなんだからよ」
"普王":くつくつと笑いながら杯を煽る
双ヶ岡 薊:「ふふ」
双ヶ岡 薊:「勘違いが三つ」指を三本立てる。
双ヶ岡 薊:「ひとつ、ボクの居場所はここ以外にもあるってこと。ボクも超びっくりしたけど」
双ヶ岡 薊:「ひとつ、お姉さまがやられるなんて絶対あり得ないってこと」
双ヶ岡 薊:「そしてもうひとつ」
双ヶ岡 薊:「ボクはクズだけど、あんたらみたいなクズのことは大嫌いってこと!」
双ヶ岡 薊:「優しくてまともで美人なお姉さまが大好きなの!以上!」
"普王":「くくくく、はははははははは!!」
"普王":「吼えるじゃねえか。その虚勢がいつまで持つか楽しみだ」
“霹靂閻王”:「けひゃひゃひゃー!!頭ぁこれ以上はいいでしょう!さっさとこいつらぶち殺してやりましょうぜ!」
“霹靂閻王”:「そこの女もよお!」
“霹靂閻王”:「たかだか服ごとに執着して死ぬことになるなんて、可哀そうになあ!!きゃははは!!」
デビー:「おっと、戦いの前に僕からひとつ」
デビー:「……服は。まだここにあるのかい?」
“霹靂閻王”:「ひっひっひ」
“霹靂閻王”:「あー、そうだなあ」
“霹靂閻王”:「安心しろよ、まだとってあるぜ、ありゃあ高く売れそうだからなあ」
“霹靂閻王”:「まあ、安心しろよ、俺も鬼じゃねえ」
“霹靂閻王”:「売るのは宝石だけだ。それ以外のボロくずはてめえの死体と一緒に燃やしてやるよ!」
“霹靂閻王”:「けひゃひゃひゃー!!」
デビー:「くくく。面白いジョークだ……ボロクズになるのは」
デビー:その眼は笑っていない!
デビー:「果たして、どちらかな。……このステージの料金は高くつくぜ?」
“霹靂閻王”:「山賊が金を払うか、バーカ!!」
"普王":強烈なワーディング!!
"普王":山の空気が変わる!!
"普王":物凄く男臭い、むわっとした!なんかものすごく山賊っぽい空気に包まれる!!
双ヶ岡 薊:嫌なワーディング!
黒瀬直:嫌だ!
デビー:ヴォエッ!
GM:衝動判定をお願いします
GM:難易度は9!
黒瀬直:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 8[4,6,8]+1 → 9 → 成功

黒瀬直:93+2d10
双ヶ岡 薊:1dx>=9
DoubleCross : (1R10[10]>=9) → 3[3] → 3 → 失敗

DoubleCross : (93+2D10) → 93+14[10,4] → 107

双ヶ岡 薊:双ヶ岡 薊の侵蝕率を+15(2D10→10,5)した(侵蝕率:91→106)
デビー:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 9[2,2,4,9]+3 → 12

デビー:セーフ!
デビー:94+2d10
DoubleCross : (94+2D10) → 94+14[9,5] → 108

デビー:ギギ!
GM:結構上がってきたぞ!!
GM:エンゲージはこんな感じです
GM:双ヶ岡、黒瀬、デビー



10m



山賊

GM:ではセットアップ!!
GM:PCの皆さんからどうぞ!
黒瀬直:なし!
デビー:なし!
双ヶ岡 薊:コンボ『虚構せるパンデモニウム』《ソードマスター》《活性の霧》《アクセル》《ラピッドファクトリー》
双ヶ岡 薊:対象は至近のPC全員!
GM:強い……!!
双ヶ岡 薊:攻撃力+21、武器攻撃の達成値+15、行動値+14
双ヶ岡 薊:ただしドッジダイス-2個
黒瀬直:薊くんは頼もしいな~
黒瀬直:受けます
デビー:攻撃方法があんまりないので活性の霧だけ拒否しようかなあ?
双ヶ岡 薊:侵蝕は10上がって116に
双ヶ岡 薊:ではそのように!
デビー:スピード!!
“霹靂閻王”:「けひゃひゃひゃ!!」
“霹靂閻王”:「カスどもが調子に乗るのもここまでだぁっ!」
“霹靂閻王”:《苛烈なる熱気》レベル13!!
双ヶ岡 薊:13!?
デビー:ヒエ!
“霹靂閻王”:達成値39以下の行動を達成値0にしちまうぜーー!!
黒瀬直:なんだこいつ!
デビー:エグッ!!!
“霹靂閻王”:「けひゃひゃひゃひゃ!!この山の中じゃなあ、てめえらが何をしようが俺様達にはかなわねえのよ!!」
“霹靂閻王”:「てめえらの無力を味合わせながら、さんざんに嬲り殺してくれるぜ!ひゃはははは!!」
GM:山賊の雄臭さがさらに増していく!この空間では山賊以外の存在は無力と化すだろう!!
黒瀬直:「それはどうかな」涼しい顔で言ってのける。
黒瀬直:「この山の外で、私は貴様らよりよほど強い敵を屍に変えてきた」
黒瀬直:「今から3つ、増えるだけだとも」
双ヶ岡 薊:「そうだそうだ、口ばっかりでかい外来種め!」三枚の契約書を取り出す。どれも地上には存在しない文字で書かれている。
双ヶ岡 薊:「その力は人の望みの形、その言葉は人の弱さの影法師。虚構の糸に編まれし魔よ、契約を果たせ」唱えると共に契約書の文字がぼんやりと光り、仲間たちに力を与える。
“霹靂閻王”:「ひっひっひ、そういうでかい口を叩く連中をよお、俺達は何人もぶっ殺してきたぜエ!」
デビー:「そうは言ってもこの、プレッシャー! 彼らもこの時代で山賊やっているだけはある……おや、アザミー、これは……!」
双ヶ岡 薊:「さあお姉さま、やっちゃってください!」
黒瀬直:「ああ、薊くん。デビーくん」
黒瀬直:「任せておけ」
デビー:「……頼りにしてるよ!」
GM:ではこっちはこれ以上セットアップはなし!
GM:イニシアチブも、ないよね!
デビー:OKです!
GM:ではデビーさんの行動だ!
デビー:手番いきます!
デビー:マイナー無し!
デビー:メジャー エンジェルボイス+風の渡し手
デビー:全員が次に行なうメジャーアクションのC値-1,判定ダイス+4個!
双ヶ岡 薊:わーい!
黒瀬直:助かるー!
デビー:唄う。彼女の故郷に住んでいる者なら誰しもが聴いたことのある歌。
デビー:その声の波長は空気を通して風となり、ふたりの耳から内へと届けられ、暖かな力となる。
黒瀬直:「……良い唄だ」思わず笑みがこぼれる。
黒瀬直:「これならば、平常以上に動けるとも」
デビー:「正攻法は、任せたよ。搦手が必要になったら、その時に!」
“霹靂閻王”:「ああ!?なんだあ!?なんでてめえ俺の空間で動けやがる!?」
"普王":「てめえの力ぁ、俺達に敵意を持ってるやつにしか効かねえからな」
"普王":「大したタマだ、あんだけ挑発されて、それを無視した上で俺たちの前に立ってやがる」
デビー:「野次を飛ばされているのは、慣れっこなもんで」
双ヶ岡 薊:「降参するなら今のうちだぞー?」ふんす、と鼻を鳴らす。
デビー:侵食値+7 で115!
デビー:以上!
GM:では次!黒瀬さん!!
黒瀬直:殺ァッ!
黒瀬直:マイナーでホローポイント弾を使用。メインプロセス中の攻撃力+3。
黒瀬直:メジャーでコンボ【金光曲閃】《ペネトレイト》《コンセントレイト:モルフェウス》《スプリットアタック》《砂の加護》《砂塵霊》侵食値+15して122。
GM:くーさーれ!出目くーされ!くーさーれ!出目くーされ!!
黒瀬直:ロイスはデビーくんが守ってくれる!山賊へのロイスを昇華してダイス+10!
黒瀬直:攻撃対象は山賊ども全員だ!
デビー:やっちゃえお姉さまーッ!
双ヶ岡 薊:ぶっ殺せー!
GM:こいやあああ!!!
黒瀬直:28dx6+25
DoubleCross : (28R10+25[6]) → 10[1,1,1,1,2,3,3,3,3,3,4,5,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[2,3,3,3,3,3,4,4,5,5,6,7,7,7,9,9]+10[1,3,6,8,9,9]+10[2,5,7,8]+5[3,5]+25 → 70

GM:ひえっっ!!苛烈なる熱気を余裕で突破された…!!
黒瀬直:59+8d10
DoubleCross : (56+8D10) → 59+46[8,6,1,8,1,9,9,4] → 105

GM:えっと一応全員ガードします。
黒瀬直:装甲無視の105です
GM:えっと、全員死ぬ!!
デビー:やった!第三部完!
黒瀬直:死ね~~!
GM:全員死ぬので
GM:全員不滅の妄執で復活!!
双ヶ岡 薊:ぎゃー!
黒瀬直:生き返ってんじゃね~~!
デビー:ヤロ~!
GM:山賊だからね、生き汚いよ
GM:というわけで演出どうぞ!
“霹靂閻王”:「ひゃはははは!!無駄無駄無駄!俺様の山賊空間の中でまともに動けるカタギはいねえ!!」
黒瀬直:「通るとも」ギリリ、と軋む音がする。
黒瀬直:「私は"貫く邪眼"。デモン・ストレート」
黒瀬直:「力あるものを、真正面から潰して踏みにじる者だ」
"普王":「はっ」
"普王":「俺たちと同じだな。」
"普王":「なら力比べといこうじゃねえか。」
黒瀬直:その手の弓が、ぎらりとひと際輝きを増すと全く同時に、
黒瀬直:無数に煌く黄金の閃光が、普王、黒髑髏、霹靂閻王の全身を貫いている。
“霹靂閻王”:“霹靂閻王”の山賊空間が黒瀬さんの体の自由を蝕む。
“霹靂閻王”:その力の前で何人たりとも屈せざるを得ない。頭をたれざるを得ない。はずだった。
“霹靂閻王”:故に反応できなかった。自分たちは攻撃されず、一方的に蹂躙するという戦いにこいつらは慣れ過ぎた!
黒瀬直:私にとってこの程度、幾つも踏み潰してきた死線に過ぎない。
“霹靂閻王”:「バ、バカな……!!」
“霹靂閻王”:「てめえ、なんで、いやそうじゃねえ、てめえは、てめえはなんなんだ!?」
黒瀬直:「さて、なんだったかな。薊くん?」
双ヶ岡 薊:「最強無敵のお姉さま!」
黒瀬直:「らしいぞ」
黒瀬直:「期待に添えるよう、頑張らないとな」
"普王":「図に乗るんじゃねえぉ、女ァッ」
”黒髑髏”:動揺するでもなく、ただ自分の体から流れた血を見ている。
GM:では次、双ヶ岡さん!!
双ヶ岡 薊:はーい!
GM:まだ苛烈なる熱気の効果は生きているぞ!
双ヶ岡 薊:マイナーなし、メジャーでエフェクトなしの攻撃
双ヶ岡 薊:対象は“霹靂閻王”。
GM:狙ってくるのか…!!こいや!!
双ヶ岡 薊:山賊たちへのロイスをタイタス化して昇華、判定ダイス+10
双ヶ岡 薊:17dx9+22
DoubleCross : (17R10+22[9]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,5,6,8,8,8,9,10,10,10]+10[4,8,8,9]+2[2]+22 → 44

GM:うおおおお!?マジか!?
デビー:スゲー!
黒瀬直:よしよし
“霹靂閻王”:ドッジ!!
双ヶ岡 薊:やったー!
“霹靂閻王”:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,4,4,5,7,9,9,10]+10[10]+7[7]+1 → 28

“霹靂閻王”:頑張ったな、こいつ
デビー:善戦してる!
双ヶ岡 薊:ダメージ行きます
GM:ダメージどうぞ!!
双ヶ岡 薊:5d10+5+14
DoubleCross : (5D10+5+14) → 25[8,1,9,1,6]+5+14 → 44

GM:これは、はい
GM:死ぬ!!!復活もなし!!
双ヶ岡 薊:やった!
デビー:やった!
黒瀬直:えらい!
GM:バカな、こんなあっさり…!!
GM:演出どうぞ!
双ヶ岡 薊:「はぁー……」漢臭い熱気の中で息を吐く。
双ヶ岡 薊:「確かにこの空気の中じゃ人間はまともに動けないかも、だけど」
双ヶ岡 薊:銃を雑に構えて、狙いも定めず引き金を引く。弾丸は上空へ逸れて飛ぶ。
“霹靂閻王”:「けひゃひゃひゃひゃ!どこ狙ってやがる!」
“霹靂閻王”:「やっぱてめえは一人じゃ何も出来ねえんだよ!!大人しく金魚のフンなりコバンザメなりやってなあ!!」
双ヶ岡 薊:「……悪魔はそうじゃないんだよね」
双ヶ岡 薊:「ザミエル。ボクの弾丸は魔弾のように」
双ヶ岡 薊:笑う“霹靂閻王”を、スラッグ弾が貫く。背後から。
"普王":「バカ野郎…!よけろ!!霹靂!!!」
“霹靂閻王”:「けひゃ……!?」
双ヶ岡 薊:「どこを狙っても百発百中なんだ、契約中は」
双ヶ岡 薊:「一人じゃ何もできないと思った?やんないだけだよ、しんどくてめんどいから」
“霹靂閻王”:不意に自分の体の中から現れた弾丸を信じられないような眼で見ている
“霹靂閻王”:「な、なんでえ…?」
双ヶ岡 薊:「さあ。原理は地獄で聞いてよ」
“霹靂閻王”:「いやだ、死にたくねえよぉ……もっと、もっと、奪って…奪って…奪って…奪ってよお……!!」
“霹靂閻王”:膝から倒れおちる。
双ヶ岡 薊:「……これで三対二、そろそろ降参しない?」
"普王":「くっくっく」
"普王":「冗談じゃねえ。てめえらに降参して、反省して、堅気の生活を送れってか」
デビー:「ヒュー。ナイスショット。でも、彼らの心はまだ屈していないみたいだね」
"普王":「冗談じゃねえや。それをするぐらいならてめえをぶっ殺してこっから逃げてやるよ」
GM:というわけで、こちらのターンだ!!
GM:まずは"普王"から
GM:マイナーで10M移動!君たちの所へエンゲージする!
デビー:来ないで
GM:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》+《鮮血の一撃》+《インスタントボム》+《ギガンティックモード》
GM:対象はてめえら全員の範囲攻撃だ!しねえ!!
黒瀬直:ピンチだ!
デビー:まちな!
GM:なんじゃあ!!
デビー:ミスディレクションさ!
双ヶ岡 薊:助かる!
GM:クソマジシャンがあ!!
黒瀬直:神マジシャン!
デビー:対象を選び直そう!
GM:じゃあ、1D3で、PC番号で
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3

GM:余計なことをした奇術師をぶん殴るぜ!!
デビー:……グエッ!
黒瀬直:デビーさーん!
GM:14dx7+1
DoubleCross : (14R10+1[7]) → 10[1,1,3,3,4,5,5,5,6,8,9,9,10,10]+10[4,5,8,8,10]+10[6,6,7]+1[1]+1 → 32

GM:どうだー!
デビー:ドッジ!
デビー:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 7[2,2,3,7] → 7

デビー:むり!
"普王":ではダメージ!
"普王":4d10+22
DoubleCross : (4D10+22) → 24[1,9,8,6]+22 → 46

"普王":46!装甲無視!
デビー:ダメージはそのまま受ける!
デビー:その瞬間!
デビー:鏡の盾!
GM:なにそれ!?
デビー:エフェクト分あがって60までのダメージ!つまり!46ダメージを貴様も喰らいな!!
GM:えーーー!!死んじゃう!!!
デビー:なにィ
GM:というわけで演出だ!
"普王":一歩で近づき、黒瀬さんに貫かれた傷を自分で抉る!
"普王":「があああっっ!!」
"普王":血が噴き出し、それが君たちにかかった瞬間
"普王":その血が爆発する!!
"普王":「俺の血は特別製だ」
"普王":「ここまできた褒美にくれてやる。」
"普王":「それを土産に、冥途にいきなあっ!」
デビー:爆発の刹那。
デビー:「ステキな血だね。どんな褒美をくれるのかな」
デビー:普王の後方、耳元から。する筈のない声。
"普王":「てめえ」
"普王":いつの間に、なぜ、そう言おうとしたが言葉が続かなかった
デビー:一瞬、気を取られた普王が再度、こちらに向き直すと。その場にいたのはデビー、ただひとり。
"普王":「そうか」
"普王":「てめえは放下師だったな」
デビー:「奇術師と言ってほしいな……!」
デビー:そして巻き起こる大爆発。受け身も取れずに後方へとデビーの身体がとてつもない勢いで吹っ飛ぶ
デビー:だが、まだ終わりでは無い!土埃溢れる粉塵が晴れたその場に現れたのは、荘厳な造形をしたアンティーク調の姿見。
デビー:その鏡に写っているのは。
デビー:「こんな言葉が、日本にはあるらしいね」
デビー:紛れもない、自分自身の姿。普王自身の姿!
デビー:「因果応報!」
デビー:体中の骨が砕け、血みどろになりながらも笑顔で叫んだ彼女の一言によって、姿見が強烈な光を放ち。
デビー:普王の身体を焼き尽くす!
"普王":「が、がああっっ!」
"普王":体の内側から焼かれるような痛みが晋王の体中を走り抜ける!!
"普王":息絶え絶えになりながら、デビーさんに言葉をかける。
"普王":「はっはっは、日本語の講釈、ありがとよ。放下師の姉ちゃん」
デビー:「……奇術師だってば」
"普王":「……俺からも教えてやるぜ。『人を呪わば穴二つ』。てめえこんな道歩いてたら、いつか、何かに追いつかれるぜ」
デビー:「追いつかれる……フフッ。忠告、ありがとう。だがね」
"普王":「くは!くはくはははは!!俺達クズどもの末路はこうなっちまったが!」
"普王":「正義を語り力を振るうてめえらの末路はどうなるんだろうなあ!!あの世から、見ててやるぜ!!」
"普王":「薊ぃ、てめえもだ。てめえも、必ずこうなる。俺達はおんなじ」
"普王":「クズなんだからよお。がはははははは!!」
"普王":自分の血に体を焼き尽くされながら、呪いの言葉を吐いて倒れていく。
デビー:「……いつか、追いつかれるかも。生憎と僕は、そんな恐怖、毎日味わっているのさ」誰にも聞こえないような小声でそっと呟く。
デビー:侵食値128。山賊のロイスをタイタス、昇華して復活します。
GM:では黒髑髏くんの手番!
GM:マイナーで前進!君たちにエンゲージ!
”黒髑髏”:メジャーで
”黒髑髏”:《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート》+《浸透撃》+《急所狙い》
”黒髑髏”:対象は黒瀬さん!!こいつが一番ヤベエ!
デビー:ううん!
黒瀬直:来るか!?
”黒髑髏”:11dx7+2
DoubleCross : (11R10+2[7]) → 10[1,3,5,5,5,5,7,8,9,10,10]+10[1,3,6,7,9]+4[3,4]+2 → 26

”黒髑髏”:ガー不だ、しねい!!
デビー:子羊の歌が必要なら言ってくれよな!
黒瀬直:ここは……ロイスで受ける!
黒瀬直:ダメージ来い!
デビー:おねえさま!!!
”黒髑髏”:3d10+24
DoubleCross : (3D10+24) → 13[3,1,9]+24 → 37

”黒髑髏”:どうだ!!
黒瀬直:デビーちゃんのロイスを切って復活!
”黒髑髏”:「晋王死んだ、だが、俺たちまだ負けてない」
”黒髑髏”:「し、ねええ!!」
”黒髑髏”:黒髑髏の斧が黒瀬さんの脳天を砕かんとばかりに振り下ろされる!!
黒瀬直:「ああ、受け止めてやる」
黒瀬直:「来いッ!」瞬時に流線型の盾を形成!
”黒髑髏”:ガッッ!
黒瀬直:逸らし受け流そうとするが破られる!
黒瀬直:「……良い一撃だ」左肩に深手を負う。
双ヶ岡 薊:「おねーさま!!」
デビー:「ックロセ!!」
”黒髑髏”:「死ぬまで、殺す!殺されるまで死に続けろ!!」
黒瀬直:「ほう。私たちもよく使う言葉だな、死ぬまで殺す」
黒瀬直:「私は正義の味方ではない。つまらん人殺しであり……」
黒瀬直:「……今は、この子たちの保護者なのでな」
双ヶ岡 薊:「おねーさま……!」
黒瀬直:「要するに、死ぬのはお前の方だ」
GM:ではここでクリンナップだ!
GM:こっちはとくになし!
黒瀬直:なし!
デビー:とくになし!
双ヶ岡 薊:「ボクがクズなのは否定しないよ、なにせ」契約書を放り捨てる。
双ヶ岡 薊:風に舞うそれは、空中で文字が剥がれ落ち白紙へと変わる。
双ヶ岡 薊:「悪魔相手にこんなアコギなやり方するんだから」
双ヶ岡 薊:行動は特になし!
GM:では第二R!セットアップ!!
GM:特になし!!
デビー:ないぜ!
黒瀬直:なし!
双ヶ岡 薊:さっきと同じ《ソードマスター》《活性の霧》《アクセル》《ラピッドファクトリー》、対象も同じ!
黒瀬直:力が湧いてくる~!
デビー:もりもり!
双ヶ岡 薊:「でも、この紙切れはまだまだあるんだ。悪魔どもには働いてもらうよ!」新たな契約書を取り出し、力を借り受ける。
双ヶ岡 薊:侵蝕10上がって126!
GM:ではイニチアチブ!!
GM:レミナさんどうぞ!!
デビー:特になければ手番!
デビー:マイナー無し!メジャーのエンジェルボイスを黒瀬さんへ!
デビー:メジャーアクションのC値-1,判定ダイス+4個!
デビー:侵食値132!
黒瀬直:いただきます!
デビー:「これが最後の力だ。悪いね、レミーほど、唄は得意じゃないんだ」
デビー:全身を活性化させる歌声。黒瀬さんの左肩の痛みが和らぐ!
黒瀬直:「君たち2人の唄と奇術。網羅できるのは有難い」
黒瀬直:「……後でレミナくんのマジックショーを見るからな」
デビー:「最高のステージになると、約束しよう」
”黒髑髏”:「何を、ごちゃごちゃ」
”黒髑髏”:「いっている!」
黒瀬直:左腕に外骨格めいた骨組みを形成。問題なく動かせる。
黒瀬直:「準備は万端だということさ」
GM:次は黒瀬さんなので流れでいってくれ!!
デビー:頼んだ!
黒瀬直:マイナーでホローポイント弾を使用。メインプロセス中の攻撃力+3。
黒瀬直:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《ペネトレイト》侵蝕+5して127。対象は黒髑髏!
”黒髑髏”:こいやあ!!
黒瀬直:8dx6+25
DoubleCross : (8R10+25[6]) → 10[1,4,4,4,5,6,8,10]+10[4,5,9]+1[1]+25 → 46

”黒髑髏”:ガード!!
黒瀬直:32+5d10
DoubleCross : (32+5D10) → 32+20[1,2,8,1,8] → 52

黒瀬直:装甲無視の52!
GM:これは死ぬ!!
GM:だが、ラストアクション!!
黒瀬直:なにぃ!
GM:とりあえず先に黒瀬さんの演出よろしいですか!
黒瀬直:────黄金の輝きが途絶える。その手に今は、何もない。
”黒髑髏”:「どうした、力、尽きたか」
”黒髑髏”:「なら、次は、俺の番だ!」
黒瀬直:「はて、どうかな」両腕と長い髪をたなびかせ、黒髑髏へ向かって走る!
”黒髑髏”:それを迎え撃とうと斧を振りかぶる!
”黒髑髏”:黒髑髏は勝利を確信する。あの妙な光さえなければこの女は大した使い手ではない!!
”黒髑髏”:だが、その認識が間違いであったことをすぐに思い知らされる!
黒瀬直:不意に、その動きは加速して
黒瀬直:振りかぶられたその凶器、血に塗れた斧を飛び越える。
”黒髑髏”:「なあっ!?」
黒瀬直:背後を取られたと黒髑髏が気付くのと、やはり同時。
黒瀬直:その臓腑を、光り輝く野太い槍が貫通している。
”黒髑髏”:「バ、バカな……!!」
黒瀬直:「私の武器は光ではない」
黒瀬直:「お前の眼が眩んで、そのようにしか見えないだけだ」
黒瀬直:引き抜き、血を払い、再び光は消え去る。
GM:光が貫いた箇所には、真っ暗な空洞が残る
GM:そして膝から黒髑髏の巨大な体格が崩れ落ちていき
GM:土下座!!
”黒髑髏”:「ゆ、許してくれ!!俺はただあいつらに合わせて山賊ムーブをしてただけなんだ!」
”黒髑髏”:「この黒い髑髏の仮面も、さっきまでの片言で喋る狂戦士ムーブも単なるキャラづくりだったんだ!」
”黒髑髏”:「お願いだ!見逃してくれ!見逃してくれるなら俺はもう二度と山賊なんかしねえ!」
”黒髑髏”:「人里を離れ人間のいない山奥にこもり、獣や木の実を喰って一生を終える!!」
黒瀬直:「野に放つという選択肢だけは無いわ戯け!」
”黒髑髏”:「チ、チクショーーー!!!」
黒瀬直:「……だがまあ」
黒瀬直:「降伏する者を無下に扱うつもりはない」
黒瀬直:「私たちは正義などではないが、好き好んで殺す組織ではないからな」くるり、無防備な背中を見せる。
”黒髑髏”:「あ、ありがてえ…!この恩は絶対忘れないぜ……!」
”黒髑髏”:「俺様の斧がてめえの脳天をぶちくだくまでなああああ!!!けひゃーーーー!!!」
双ヶ岡 薊:その斧が食い込んだのは、黒瀬の脳天ではない。
双ヶ岡 薊:「……お姉さま、ほんと、チョロいなぁ」
双ヶ岡 薊:薊が身を挺して黒瀬を庇っている。
”黒髑髏”:「な、てめえ!?」
黒瀬直:「……無論、瞬時に無力化することは可能だった」ぼそりと返す。
黒瀬直:「薊くんの能力と精神性を見定めたくてな」その両腕には黄金の輝きがあり
黒瀬直:金光一閃、闇を断つ。
”黒髑髏”:「む、無下に扱わないっていったのに……」
”黒髑髏”:「むげええ……」
”黒髑髏”:今度こそ、本当にぶっ倒れる
黒瀬直:「薊くんとは違うからな」
黒瀬直:薊ちゃんの身体を抱き留める。
デビー:「無茶するよなあ、アザミーも」
黒瀬直:「……うむ。思った以上に君は良い子だった。これからよろしく頼む」
双ヶ岡 薊:「はは……ボクってクズだからさ」力なく抱き止められる。
双ヶ岡 薊:「お姉さまに貸しを作っただけなんだよね」
双ヶ岡 薊:「見て、この傷」ざっくりと裂け、血に塗れた服を見せつけるように体をよじる。
黒瀬直:「しっかり、ゆっくり返させてもらうとも」
双ヶ岡 薊:「ゆっくり、たっぷりだよ。約束」
双ヶ岡 薊:「……お姉さまはそういうの破れないでしょ。ボクと違って」
黒瀬直:「ふふ、賢く目敏いな」優しく身体を抱きしめて
黒瀬直:「きみのそういうところが心強く、好ましい」
双ヶ岡 薊:「……チョロすぎ」微笑んで、黒瀬さんの腕に身をゆだねる。
双ヶ岡 薊:甘えられるのならとことん甘えてしまえ。
黒瀬直:甘えられるのは、好きだ。それは守り切れなかったものの代償などではなく。
黒瀬直:「……暖かいな」
黒瀬直:少しでも、この手で守ることができたのだと。納得するための報酬なのだから。
デビー:「……もう少し、見ていたかったけど」ぎゅっと抱きしめあっている二人を横目で見ながら。そろそろ眠くなってきた。
デビー:「ちょっと羨ましいな。僕とあいつじゃ、あんな風にお互いの、身体を暖め合うことは……」
レミナ・ローレンス:瞼が重くなる。そして……ばっと身体を起きあげた彼女がいちばんに眼にしたものは。
レミナ・ローレンス:「……あっ! あああ……!」
レミナ・ローレンス:両親からの大切な贈り物。大事な、大事な、彼女の宝物。
レミナ・ローレンス:もう離さないとばかりにぎゅっと抱きしめつつ、声をあげてレミナは子供のように泣きじゃくった。

バックトラック

GM:というわけでクライマックス終了!バックトラック!!
GM:Eロイスは不滅の妄執が3つ!
GM:振りたい人は降ってね!!
双ヶ岡 薊:フルフル!
黒瀬直:振らいでか!
レミナ・ローレンス:ふりますん!
双ヶ岡 薊:126-3d10
DoubleCross : (126-3D10) → 126-19[9,3,7] → 107

レミナ・ローレンス:132-3d10
DoubleCross : (132-3D10) → 132-23[10,4,9] → 109

黒瀬直:127-3d10
DoubleCross : (127-3D10) → 127-19[9,4,6] → 108

黒瀬直:等倍!
黒瀬直:108-4d10
DoubleCross : (108-4D10) → 108-27[6,9,9,3] → 81

双ヶ岡 薊:等倍!
双ヶ岡 薊:107-5d10
DoubleCross : (107-5D10) → 107-28[3,2,9,5,9] → 79

レミナ・ローレンス:等倍だぜーっ
レミナ・ローレンス:109-5d10
DoubleCross : (109-5D10) → 109-31[10,8,2,8,3] → 78

黒瀬直:全員5点!
GM:やったね!!
レミナ・ローレンス:わーい!
黒瀬直:無事に生還!やったー!
双ヶ岡 薊:わーい!
GM:シナリオ点7+いつものもろもろ5、Eロイス3点
GM:で全員バックトラックも5点なので
GM:PLもGMも合計20点!
GM:もってけ泥棒!
レミナ・ローレンス:ギャハハハ!頂いていくぜ~!
双ヶ岡 薊:いただき!
GM:もってけ山賊!!
黒瀬直:クズを殺して食う経験点は美味えな~!

ED1『レミナ・ローレンス、両親から賜った衣を纏い夢に一歩近づくこと』

GM:山賊討伐から数日が経った。
GM:レミナ・ローレンス、君は今ちょっと緊張している。
レミナ・ローレンス:「………はぁ。ううう」
GM:何故なら君はある劇場の控室にいるからだ。
GM:ダールハーネの店主がせめてもの礼ということで、友人がやっている劇場を紹介してくれた。
GM:前のショーに比べると規模は小さいが、それでも大奇術師となるための大事なステップであることには変わりない。
GM:君は控室で心地よい緊張と、ちょっと不安を味わいながら、ショーの開演の時間を待っている。
レミナ・ローレンス:店主さんから紹介された劇場。その控室。椅子に深く腰掛け溜息を吐く。
レミナ・ローレンス:ステージ前の緊張はいつもの事だけど。今日はまた、別の意味でのプレッシャーがある。
レミナ・ローレンス:いつものように、面識のないお客様だけを相手にするのではなく。なにせ───
レミナ・ローレンス:「黒瀬さんも。薊ちゃんも。あたしの舞台を見てくれるんだもの……!」
双ヶ岡 薊:そこで、タイミングよく控室の扉が開けられる。
双ヶ岡 薊:「こんにちはー!」
レミナ・ローレンス:「ひゃっ! もう出番ですかぁ!! ……って、薊ちゃん!」
黒瀬直:「えっここ入っていいのか……」きょろきょろ見回しながら後ろに続く。
双ヶ岡 薊:「あっ、ノック忘れてた」
黒瀬直:「やあレミナくん、こんにちは」
双ヶ岡 薊:「ダメだったら止められてるし大丈夫だよ、多分」
黒瀬直:「それもそうか……多分?」
レミナ・ローレンス:「黒瀬さんも! わざわざ来てくれたんですか!」ぴょこんと椅子から立ち上がり、喜びを抑えきれずに二人の元へ駆け寄る。
黒瀬直:「もちろん来るさ。きみの舞台だ」
双ヶ岡 薊:「マジックショーなんて初めてだから楽しみ!」
レミナ・ローレンス:「ありがとう、二人とも! 今日は、楽しんでいってね!」
レミナ・ローレンス:「あ! それと、二人に改めてお礼を言わなきゃ!」
黒瀬直:「ああ、楽しみだ……礼?」
双ヶ岡 薊:「へ?」
レミナ・ローレンス:「本当に、あたしの宝物を一緒に取り返してくれて、ありがとう」
レミナ・ローレンス:ぺこりと頭を下げて。感謝の言葉を述べる。
双ヶ岡 薊:「あー、そういう……いやいや、それほどでもないよー」
レミナ・ローレンス:「実は、あたし、途中からあんまり記憶がなくて……気づいたら目の前に、衣装があったものだから」
レミナ・ローレンス:「きっと、二人が取り返してくれたのよね? あたし、途中から力になれなかったのが、申し訳なくて……」
黒瀬直:「……とんでもない。私もきみに、沢山助けられた」
黒瀬直:「ローレンスくんたちが居てくれて、本当に良かったと思っている」彼女の肩を軽くたたく。
レミナ・ローレンス:「……あ、ありがとうございます!」たち?という言葉に少し引っかかりを覚えるも、そのまま受け止める。
双ヶ岡 薊:「それにしても、レミナさん」
レミナ・ローレンス:「なあに、薊ちゃん」
双ヶ岡 薊:「あれだけ便利な能力持ってるなら、奇術師よりもそっち系のエージェントになればいいのに」
双ヶ岡 薊:「そんなに手品が好き?」
レミナ・ローレンス:「……」薊ちゃんの一言で少し押し黙り、やがて少しずつ言葉を紡ぐ。
レミナ・ローレンス:「……あたしね。生まれた頃から、普通の人とは違う事ができたの。風を吹かせる事が出来たり。唄で人を元気にすることが出来たり」
レミナ・ローレンス:「要するに、生まれついてのオーヴァードだった。……パパとママは、それも個性って言ってくれて。大事に育ててくれたけど」
レミナ・ローレンス:「いつも一人ぼっちだった。友達も居なかったし。学校から帰って、家で毎日ひとりでテレビを見てた」
レミナ・ローレンス:「そしてある日、テレビで見たの。あたしと同じくらいの子が。宙に浮かんだり。飛行機を消してみせたりする所!」
レミナ・ローレンス:「その時にね。思ったのよ。あたしの力なんて、この子が起こす奇跡に比べれば全然大したものじゃない」
レミナ・ローレンス:「あたしも、この子みたいになりたい。そして───」
レミナ・ローレンス:「お、お友達になって、お話してみたいなって」
レミナ・ローレンス:少し顔を赤らめながら、そう呟く。
双ヶ岡 薊:「それで、奇術師に?」
双ヶ岡 薊:目をぱちぱちさせる。「なんか、レミナさんって……熱血だね」
レミナ・ローレンス:「そう。だから、大した理由じゃないのよ。結局、イリーガル登録もしちゃったし。……はぁ。中途半端ね、あたし」
レミナ・ローレンス:「……熱血!?」
双ヶ岡 薊:「大したことない理由で、ほんとに奇術師になって、ステージに立っちゃうなんて」
双ヶ岡 薊:「思い込んだら一直線、ってタイプじゃない?」
黒瀬直:「憧れに向かってまっすぐに、だものな」くすりと笑みを浮かべて。
レミナ・ローレンス:「そう、なのかも……頭より大体身体が動いちゃうし……ふふ」
レミナ・ローレンス:がっくりと項垂れるも、抑えきれずに笑い出す。
黒瀬直:「……緊張が解れたようでなによりだ」
レミナ・ローレンス:「あはは。本当に助かっちゃった」
黒瀬直:「恩に感じてくれるなら、そうだな」
黒瀬直:「素晴らしいショーと、これからの友情で返してもらうのはどうだろうか」
レミナ・ローレンス:「はい、素晴らしいショーを魅せて……ゆ、友情?」
レミナ・ローレンス:眼をぱちくりとさせている。
レミナ・ローレンス:「あ、ああああの、それって……」
双ヶ岡 薊:「ボクも!ボクもね!」二人の間に割って入る。
レミナ・ローレンス:「えっ? ええっ?」
双ヶ岡 薊:「これからもよろしく、レミナさん!」
レミナ・ローレンス:「……う」
レミナ・ローレンス:「うんっ! これからも、よろしくね、二人とも!」
レミナ・ローレンス:満面の笑みで答えるレミナの身体に、既に震えは無い。
レミナ・ローレンス:「……そろそろ、開演の時間だわ」
黒瀬直:「私たちも移動せねばな……ふむ」
黒瀬直:「舞台が終わったら……いや、劇場としての打ち上げもあるか」
黒瀬直:「レミナくん。この3人での打ち上げも、後日やるぞ」
双ヶ岡 薊:「お肉とか食べよ!」
レミナ・ローレンス:「ええ、楽しみにしています! それじゃあ───」
レミナ・ローレンス:ピッ、とドレスの両端を摘み、膝を曲げ、仰々しく二人にお辞儀をする。
レミナ・ローレンス:「奇術師・レミーのイリュージョン。どうかご照覧あれ。あなた方に、不思議の世界を体験させてあげる」
レミナ・ローレンス:─────二人が去っていったあと、すぐに出番の呼び出しがかかった。
レミナ・ローレンス:舞台袖で軽く深呼吸をする。
レミナ・ローレンス:いつか、誰かが言っていた。
レミナ・ローレンス:奇術師とは、孤独な生き物である。
レミナ・ローレンス:大勢の観客を相手に奇跡を起こす奇術師は、舞台の上で常にひとりだから。
レミナ・ローレンス:あたしも、そう思っていた。───でも、今は。
レミナ・ローレンス:「黒瀬さん。薊ちゃん」
レミナ・ローレンス:今のあたしには、見守ってくれている人が。友達がいる。
レミナ・ローレンス:それに。
レミナ・ローレンス:「ふふ。みんなに話したら、笑われちゃうかしら」
レミナ・ローレンス:自分がデビーになって、山賊相手に格好良く戦っていた夢の話なんて。
レミナ・ローレンス:それでも、もしも。あれが、夢じゃなくて、現実だったら。彼女もまた、どこかで。
レミナ・ローレンス:「見ててね、伝説の奇術師さん。あたし、きっと───」
レミナ・ローレンス:あなたの隣に、並び立てるような奇術師になってみせる!
レミナ・ローレンス:ショーの幕が上がる。
レミナ・ローレンス:眩しい光に包まれ、賑やかな拍手が彼女を包む。
レミナ・ローレンス:その身のドレスに飾られたルビーのように赤く眼を輝かせながら今、レミナ・ローレンスはステージに向かって一歩を踏み出した。

挿絵:そごう様

双ヶ岡薊、居場所を見つけること"


双ヶ岡 薊:「はぁー……ヤバかったね、レミナさんのステージ!」
黒瀬直:「ああ、実に良いものを見せてもらった……」
双ヶ岡 薊:マジックショーを見た帰り道。すでにとっぷりと日の暮れた道を歩きながら、二人が語り合っている。
黒瀬直:日が沈むのも早い時期だ。身を切るようとは言わずとも、冷たい風が吹いている。
双ヶ岡 薊:「見る前はどうせ子供だましだろうし、びっくりしてるフリとかしなきゃいけないかなーって思ってたけど」
双ヶ岡 薊:「ほんとに体が真っ二つになってるようにしか見えなかったもんね!ね!」
黒瀬直:「私はつい見抜いてしまうから、ああいった出し物には寄り付かないのだが」
黒瀬直:「見事にしてやられたな。実に気分のいい敗北だ」
双ヶ岡 薊:「また見に行こうね!」なついた子犬のように黒瀬さんに飛びつく。
双ヶ岡 薊:「……ボクさぁ、山賊はもうコリゴリだけど、でも山賊に入ってよかったよ」
黒瀬直:「そうか」不意に抱き着かれようと、身も心も動じることはない。しっかりと受け止める。
双ヶ岡 薊:「あいつらと一緒にいなければ、この街に来ることもなかったんだし……あ、反省はしてるよ、ほんとに」
黒瀬直:「疑ってはいないさ」ゆっくりと体を撫でながら応える。
双ヶ岡 薊:「ん……」満足げに微笑む。
黒瀬直:「少し、肌寒いか?」
双ヶ岡 薊:「……そういうことにしとく」
黒瀬直:「そうか」歩幅を緩め、寄り添う力を気持ち強めながら歩く。
双ヶ岡 薊:しっかりと身を寄せて、少し早足に歩く。
双ヶ岡 薊:「UGNチルドレンってさ」
双ヶ岡 薊:ぽつぽつと、普段より落ち着いた調子で呟く。「やるだけ損だって思ってたんだ。」
双ヶ岡 薊:「訓練はきついし、任務はもっときつい。戦って戦って、戦い抜いて」
双ヶ岡 薊:「最後には死んじゃうんだし」
双ヶ岡 薊:「初めて会ったチルドレンがそうだったんだ。っていうか、そいつが、ボクを守って死んじゃって」
双ヶ岡 薊:「オーヴァードになったボクが、代わりみたいにUGNに入ったんだけどね」
黒瀬直:「…………」ほんの僅かに、少女を抱く力が強くなる。
双ヶ岡 薊:「だから、任務なんてやりたくないって思ってたけど……ちょっとだけ分かった」
双ヶ岡 薊:「……痛っ」傷痕を抑え、少し顔をゆがめる。
黒瀬直:「……すまないな」
黒瀬直:「まだ、痛むか?」
双ヶ岡 薊:顔を寄せて囁く。「嘘」
双ヶ岡 薊:「でも、気にしたでしょ?あの傷のこと」
黒瀬直:「……ふ」
双ヶ岡 薊:「戦う理由って、そういうことなんだなって、分かった」
双ヶ岡 薊:「ボクが傷ついたり……死んじゃったりしても、そのことを気にかけてくれる人がいる」
双ヶ岡 薊:「だったら、うん。少しくらい……悪くないかも。そう思った」
双ヶ岡 薊:「だから、忘れないでね。この傷のこと」
黒瀬直:「忘れるものか」
黒瀬直:「……私は全て、覚えるようにしているからな。任せておけ」
双ヶ岡 薊:「うん」
黒瀬直:与えた傷、奪った命、そしてもちろん贈られた言葉、笑顔、願い……
黒瀬直:私は全て、忘れない。これからもずっと。この子のことも、全てだ。
黒瀬直:【月光の下で、微笑む。】

月光の下で、微笑む。


黒瀬直:「……頼まれても、忘れてやるものか」
双ヶ岡 薊:無言で笑い返す。青ざめた月の下でも分かるほど頬が赤い。
双ヶ岡 薊:「これから、どうしよっか」
黒瀬直:「良い顔だ」ぼそりと、何の気負いもなく呟いて
黒瀬直:「これからどうするか、予定は決まっている。というよりはすべきことだな」
黒瀬直:「薊くんが在籍していた支部に向かうぞ」
双ヶ岡 薊:「う……やっぱりそうなるかぁ」
双ヶ岡 薊:「なんにも言わずに脱走したから怖いんだけど……」
黒瀬直:「当たり前だ」
黒瀬直:「機密情報やレネゲイド技術の仕込んであるチルドレンが脱走して」頭をゆる~く、ぐりぐりといじる。
黒瀬直:「なおかつ犯罪組織に参加するとか、大問題であるし」
双ヶ岡 薊:「ふぎゅう……」返す言葉もなくぐりぐりされている。
黒瀬直:「急に居なくなられたら、心配するだろうが」
双ヶ岡 薊:「……するかなぁ」上目遣いに黒瀬さんを見る。
黒瀬直:「その者たちがするかは分からんが」真っ直ぐに見返す。
黒瀬直:「私が薊くんに居なくなられたら、平静では居られん」
双ヶ岡 薊:「は……な、な」
双ヶ岡 薊:「……」ぽすんと黒瀬さんの胸に顔を埋める。「そ、そういうのはずるい」
双ヶ岡 薊:「お姉さまがそんなテクを使うなんて……予想外……」
黒瀬直:「ずるいか」ふむ、と首を傾げながら見下ろして
黒瀬直:「よく分からないが、弱みを突くのは得意でな」優しく背中に手を回す。
双ヶ岡 薊:びくっと震えるが、抵抗することはない。
黒瀬直:「……こうしていると少し、安心する私もいるんだ」
双ヶ岡 薊:「安心……?」
黒瀬直:「この手の届くところに、守るべき者がいるというのは」
黒瀬直:「うむ。悪くない気分だな」
双ヶ岡 薊:「……へへ」
双ヶ岡 薊:「じゃあ、じゃあさ。元の支部でちゃんと叱られてきたら」
双ヶ岡 薊:「ボク、この街に転属希望出す。お姉さまのそばにいてあげる」
双ヶ岡 薊:「チルドレンしながら、お姉さまに守られてあげる。いいよね」
黒瀬直:「……少しだけ、違う」
黒瀬直:「私は今、休暇中でな。この街を抜けても大丈夫なんだ」
黒瀬直:「元の支部まで送り届けて、私からも頼んでみよう」
黒瀬直:「それなりに、名が売れている。利用しようと思ったのは初めてだがな」
双ヶ岡 薊:「お姉さま……!」改めて、ぎゅうっと抱きしめる。
双ヶ岡 薊:「大好き!あの、あの、ついでに山賊やってたことも、庇ってね……?」
黒瀬直:「はて、具体的な犯行についてはじっくり尋問する必要があると思うが」
双ヶ岡 薊:「う゛」
黒瀬直:「まあ、実力と実績のあるエージェントの監視下に置くのが妥当という話向きになるかもしれんな」
双ヶ岡 薊:「……!監視、お願いします!」
黒瀬直:「もちろん私は構わないさ。勤勉で通っているからな」
双ヶ岡 薊:「ふふ、ふふふ……」黒瀬さんの腕を引いて、歩き始める。「それじゃ、詳しく話さなきゃ」
双ヶ岡 薊:「口裏……じゃなかった、ボクが何をしてたか、報告をまとめなきゃだし」
双ヶ岡 薊:「頼りにしてます、お姉さま!」
黒瀬直:「ああ。じっくり、ゆっくり、たっぷりとだ……」
黒瀬直:「っと、行き過ぎだ」腕を引く彼女をよそに、足を止める。
双ヶ岡 薊:「むぇ?」
黒瀬直:「これからの予定は、薊くんの支部へ向かうことだが」ちらりと視線を横に向ける。
黒瀬直:「今晩はひとまず、休まねばなるまい?」高く分厚い塀、木製のがっしりとした門。
黒瀬直:【手を、差し伸べる。】

手を、差し伸べる


黒瀬直:「ようこそ、我が家へ」
双ヶ岡 薊:「我が……家……」
双ヶ岡 薊:一瞬硬直し、口をぱくぱくさせ、立派な門と黒瀬さんを何度か見比べ
双ヶ岡 薊:「……お手柔らかに、お願いします」
双ヶ岡 薊:消え入りそうな声と共に手を取る。
黒瀬直:小さなその手を、しっかりと握る。
黒瀬直:「歓迎するとも。今日の献立は鍋だ」
黒瀬直:歩幅を合わせて、ゆっくりと。
黒瀬直:寂しがりの少女を、空き部屋の多くなった我が家へと連れてゆく。
GM:────
GM:『超人ども、山賊退治に赴くこと』
GM:了