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PC1日馬 美礼くさま みらいPL:里村
PC2白南風 白蘭(しらはえ びゃくらんPL:すきゃっと

  • プリプレイ
  • オープニング
  • ミドル:ラウンド1
  • ミドル:ラウンド2
  • クライマックス

  • GM:『一夜二人転 日馬美礼/白南風白蘭の場合』
    GM:お2人に襲い掛かる異常事態は『本音が全部漏れる』
    GM:原因は『アーティファクト』を選択します。
    GM:『アーティファクトにより本音が全部漏れるという事態に陥る。解決するため、適切に収容を行う』となります。
    GM:それではPC紹介。
    GM:まずは日馬支部長からお願いします。
    日馬 美礼:了解。
    日馬 美礼http://pulpfunction.ohugi.com/dx3_tw/dc3_006.html
    日馬 美礼:N市第四地区支部長、日馬美礼だよ。よろしくね。
    日馬 美礼:技術系というかスポンサード系の車椅子支部長。天才……ってわけでもないね。特技は車輪の再発明かな。
    日馬 美礼:秘密兵器所持。車椅子はこれで取得したフォールンヴィークルだね。
    日馬 美礼:今日はまあ……白蘭と一緒でこの話、ということで、いろいろ覚悟してる。
    日馬 美礼:よろしくね。
    GM:ありがとうございました。
    GM:それでは白南風さん、どうぞ。
    白南風白蘭:はい!
    白南風白蘭http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYsu6-ogIM
    白南風白蘭:白南風 白蘭(しらはえ びゃくらん)です。6歳です。
    白南風白蘭:ゆるふわ長身カウンセラーをやってました。
    白南風白蘭:ひょんなことから病院が壊滅し、UGNに捕まって巨大ハナカマキリという正体を暴かれてしまいました。
    白南風白蘭:その時に助けてもらった日馬支部長とは、食べようとしたりビンタしたりの仲です。
    白南風白蘭:今はUGNに所属して元気にやってます。日馬さんと一緒に仕事は久々なので楽しみです。
    白南風白蘭:そういう感じです。よろしくお願いします!
    GM:ありがとうございました。
    GM:それではさっそく始めて行きましょう
    GM:このセッションは全てのシーンが全員登場です。
    GM:登場侵食をどうぞ。
    白南風白蘭:41+1D10
    DoubleCross : (41+1D10) → 41+3[3] → 44

    MIRAI-CHAN:1d10+33
    DoubleCross : (1D10+33) → 1[1]+33 → 34


    GM: 第4地区 埠頭
    GM:貴方たち2人は、水上輸送を通じてここN市に移送されてきた遺物を受け取りにやってきた。
    日馬 美礼:「やぁ。ご苦労さま。時間通りだね」
    白南風白蘭:水平線を眺めている。美しい女が佇んでいるようにしか見えないが、正体のほうはゆらゆらと触覚が揺れているだろう。
    白南風白蘭:「海はあまり好きじゃないですね。後で潮風でベタベタして」
    日馬 美礼:「なんなら洗ってあげようか? 白蘭」
    日馬 美礼:「これが片付いたら、配送遅れのクリスマスプレゼントもようやく品切れだ」
    白南風白蘭:「そういうの、今は同性でもセクシャルハラスメントに当たるんですよ~?」
    白南風白蘭:「もしくはパワハラでしょうか?」
    日馬 美礼:「訴えられるのは残念だな。通報デスクの連絡先は覚えてる?」
    白南風白蘭:「UGNにもそういう部署、あるんですか?」
    日馬 美礼:「うちは一応設置してるよ。目安箱、見たことないかい?」
    白南風白蘭:「……あれ、投書しても美礼さんのところに行くんじゃないですか?」
    日馬 美礼:「どぉかな。さすがにそこまで職権乱用はしてないつもりだけど」くふふ。と笑って。
    白南風白蘭:「またそうやって……そういう態度だからみんなに怪しまれるんですよ~?」
    日馬 美礼:「別にいいよ。それくらいのほうがおもしろいと思わないかい、白蘭?」
    白南風白蘭:「面白くないですよぉ」
    白南風白蘭:「特に一般職員はよく言ってますよ~。日馬支部長は何を考えてるのか、何が本音なのかよく分からないって」
    日馬 美礼:「わかりやすいほうだと思うんだけどなあ」車椅子の上で、小さく伸びをする。
    日馬 美礼:ラッチに固定された、アーティファクトを収めたケースが小さくきしむ。
    白南風白蘭:「おかしな事を考えてないんだったら、公明正大に態度で示せばいいじゃないですか」
    日馬 美礼:「公明正大、自由博愛、正義と友情はぼくの人生のテーマだぜ?」
    白南風白蘭:「そうやって腹の内を読ませないことで相手に踏み込ませず一定のアドバンテージを保つのが、あなたの対人コミュニケーション手段だと言うのなら」
    白南風白蘭:「私としては止めませんが、それにしても……」
    白南風白蘭:「……?」ケースを見て。
    白南風白蘭:「それ、何が入っているのでしたっけ?」
    日馬 美礼:「ああ。効果未確認のアーティファクトでね。沖の遺跡から引き上げられたとか」
    日馬 美礼:「うちの管轄だったんで、こっちで調査してから然るべきところに回すことになってる」
    "飢えし鬼の像":碑文によればなんでも、強い絆を持つ者を、より強固に結び付ける力があるとかなんとか。
    白南風白蘭:「未確認、って……」
    白南風白蘭:「いいんですか?そんなおざなりな保管で」
    日馬 美礼:「もともと普通の考古学教室が引き上げたそうでね。まあ笑っちゃうくらい適当に扱われてたらしい」
    日馬 美礼:「離島の調査キャンプから直行だから、そもそもパッケージングする暇がなかったんだね」
    白南風白蘭:「成程……」
    白南風白蘭:「でも、レネゲイドアイテムではあるわけですよね?」
    日馬 美礼:「いずれにせよ、早いところ支部に引き上げたほうがいいな。そりゃ間違いない」
    白南風白蘭:「ええ。早く帰りましょう。寒いですし……」
    日馬 美礼:「そう。だからモノレール使うってわけにもいかない。支部から車回してもらう手筈になってるんだけど」
    日馬 美礼:虚空に目を走らせて
    日馬 美礼:「少し遅れてるなあ。珍しいね、この時間に事故渋滞なんて」
    白南風白蘭:「こうも寒いと眠くなってきてしまいます……」昆虫。
    日馬 美礼:「さすがに今は、サイズが合うコートもないしねえ。日向に出れば少しは違うかな」
    白南風白蘭:「いえ。そんな間に合わせより暖房に当たりたいです」
    日馬 美礼:「ごもっとも。ちょっと連絡を……」
    GM:というような四方山話に花を咲かせていると、どこからかカタカタと音が聞こえてくる。
    白南風白蘭:「支部はいいですね。どこにいても暖かくて。前にいた病院は廊下が寒かったんですよ…… ……?」
    白南風白蘭:「何か鳴ってますか?」
    GM:その発生源はケース。いや感知能力に優れるオーヴァードならばより詳細に分かるだろう。
    "飢えし鬼の像":ケースの中のアーティファクトが、細かく振動し始めたのだ。
    白南風白蘭:「……美礼さん、それ……!」
    日馬 美礼:「……まずいな。白蘭、下手すれば荒事だ。悪いけど確保を」
    日馬 美礼:振動するケースを、マジックアームで確保しようとする……けども。
    "飢えし鬼の像":落ちくぼんだ丸い眼窩の虚無から、激しい翠色の閃光が迸る!
    日馬 美礼:「うわっ」
    白南風白蘭:「美礼さん!!」腕が瞬時に引き裂け、異形の銃口が姿を現す。
    日馬 美礼:まったく意図していないのに、機械の腕がケースを"離して"しまう。
    "飢えし鬼の像":その眼前のオーヴァードを、光は丹念に走査して……
    白南風白蘭:弾き飛ばさんと、ケースに向けて二度、三度と銃撃を加える。
    "飢えし鬼の像":銃撃を受けたケースごとどこぞに吹っ飛ばされていく。無抵抗である。
    "飢えし鬼の像":そしてそのまま沈黙する……この像は。
    白南風白蘭:「大丈夫ですか、美礼さん!」
    日馬 美礼:目を一瞬ぱちぱちさせて、マシンアームを再稼働。像を回収しようとする。
    日馬 美礼:「ああ、こっちはなんとも。何か、車椅子の調子がおかしかったけど」
    白南風白蘭:「本当ですか……?」
    白南風白蘭:「支部に帰ったら、ちゃんと検査を受けてくださいね」
    日馬 美礼:「うん。まあ、そっちのほうが深刻だね。何しろこれがないと身動きが取れないから……」
    日馬 美礼:像をケースに収め直して。
    白南風白蘭:「あなた、大丈夫じゃなくても大丈夫って言うんですから……」
    日馬 美礼:「ヤゴコロ、自己診断モード。駆動系の……ん?」
    MIRAI-CHAN:ぽん。と、日馬の肩のあたりにローポリの立体映像がポップアップする。
    白南風白蘭:「……?」
    白南風白蘭:立体映像に目を向ける。
    MIRAI-CHAN:「ごめん、心配かけちゃってるけど。本当に大丈夫だから。ありがとね。白蘭」
    日馬 美礼:「え」
    白南風白蘭:「…………」
    白南風白蘭:じろりと日馬さんを見て。
    白南風白蘭:「何ですかこれ」
    MIRAI-CHAN:「何これ、思考リンクっていってもここまでダイレクトに持っていかれるわけが、ストップ、ストップ」
    白南風白蘭:「そういうことは自分の口で仰ったらどうなんですか?」
    日馬 美礼:「いや、ちょっと待って」
    日馬 美礼:「待って」
    MIRAI-CHAN:「自分の口で言うわけにもいかないですよ。キャラ崩れるから。うん、謝ってもダメだよねどうしようか。こういうのはやっぱり苦手で」
    日馬 美礼:手で立体映像を叩き潰す。
    白南風白蘭:「何ですか!車椅子に頼るのは歩行と戦闘だけで十分でしょう!」
    白南風白蘭:「私との話まで機械を通さなきゃ出来ないって言うんですか?」
    日馬 美礼:「……少し整理しよう。そういうわけじゃないんだ」
    MIRAI-CHAN:反対側のブロックから立体映像がポップアップ。
    白南風白蘭:「じゃあどういうわけですか?」不機嫌そうに。
    白南風白蘭:「ほら、また!」
    MIRAI-CHAN:「まずいまずいまずいまずい完全に誤解されてる。ダメコンできないってば。ダメ。これ。普通に考えたらさっきのアーティファクトの効果だよねとなるとこっちの思考がまるごと影響下に」
    日馬 美礼:切れ目なく喋り続ける立体映像を今度は放っておいて、祈るような表情で通信機能を起動。
    日馬 美礼:「あ。悪いんだけど、回収車回すのはこっちがいいっていうまで待ってもらっていいかな」
    日馬 美礼:「うん。ちょっと問題がね。ああ、こっちはぼくと白蘭でなんとかするから」
    白南風白蘭:「言いにくいことを低頭身マスコットキャラクターに代弁させようなんて、やり方があまりにも前時代的で幼稚です!」ぷりぷり怒って。
    白南風白蘭:「私は子供じゃないんですよ!」
    MIRAI-CHAN:「まずい。ほんとまずい、間に合わなかったら……ごめん白蘭、いろいろ。前にも言ってもらってたっけ。いやそんな場合じゃない」
    日馬 美礼:「あー……整理しよう。悪いけど白蘭」
    白南風白蘭:「聞いてるんですか日馬支部長!!」
    日馬 美礼:「暖房はちょっとおあずけだ。これをなんとかしないと」
    白南風白蘭:「何ですか!!」
    白南風白蘭:「これって何ですか!?」
    日馬 美礼:「聞いてる。……ええとね、包み隠さずに言おう」
    日馬 美礼:「ぼくの頭の中が漏れてる」
    MIRAI-CHAN:「どうしよう」
    白南風白蘭:「…………」
    白南風白蘭:「…………?」
    MIRAI-CHAN:ぽつり、とひどく不安そうにつぶやいて。ぷるぷると震えています
    白南風白蘭:日馬さんと立体映像を交互に見つめて。
    白南風白蘭:「……はい?」
    日馬 美礼:「たぶんさっきのアーティファクトの効果だと思う。とにかくこれをなんとか止めないと」
    白南風白蘭:「え?え?ちょっと待ってください」
    白南風白蘭:「……御冗談ではなく?」
    MIRAI-CHAN:「断られない……よね。大丈夫、でも正直どこまで信じてくれるか。普段が普段だし、ああもう、こういうことは……考えるのはもう二年前にやっただろ! ばか!」
    日馬 美礼:「支部には戻れない。協力してくれるかな」
    白南風白蘭:「美礼さんの本音がこの立体映像から全部漏れている、と……?」
    日馬 美礼:「……冗談だったら良かったのにねぇ」にやにや笑いが引きつっている。
    白南風白蘭:口元を抑えて。
    白南風白蘭:「そんな……」
    白南風白蘭:「そんな、愉快……」
    白南風白蘭:「…………」
    白南風白蘭:「……大変なことが……?」
    日馬 美礼:「楽しそうだね」
    白南風白蘭:「……いえ~?そう見えるでしょうか~?」
    MIRAI-CHAN:「楽しそうだなあ。こういうときイキイキしてるよね、やっぱりそういうチャンス増やしてあげたほうがいいんだろうか。いや今はそんなこと考えてる場合じゃないって」
    日馬 美礼:「見えるね。正直言って」
    白南風白蘭:「よく言われるんです~。いつもニコニコしていて楽しそうですねって……」
    白南風白蘭:「でもええ、焦ってますよ。本当に。ええ、大変な事態ですもんね~?」
    白南風白蘭:「早く治さないと美礼さん、困ってしまいますもんね? ねえ?」
    日馬 美礼:「ああ」
    日馬 美礼:顔を覆って天を仰ぐ。
    MIRAI-CHAN:「会話のレスポンスが普段より5%くらい前後にブレてる、テンション上がってるのと抑えてるのと脳直で話してるとこが混ざってるよね白蘭これ」
    日馬 美礼:「すごく困る。困るから、手を貸してほしいんだ」
    白南風白蘭:「ええ、勿論……美礼さん?」立体映像の方に目をやって。
    白南風白蘭:「今どんなお気持ちでしょうか?」
    MIRAI-CHAN:「はずかしい」
    日馬 美礼:「…………」
    白南風白蘭:「ふふっ……!ふふふふ……!」
    白南風白蘭:口元を抑えて笑いを堪え、俯く。
    白南風白蘭:「ふ……ふふ……!」
    白南風白蘭:「そうですよね、恥ずかしいですよね!」
    白南風白蘭:「ええ、大変です。これは大変な事態ですね~」
    白南風白蘭:「急いで解決しないといけませんね? MIRAI-CHAN?」
    白南風白蘭:「あと美礼ちゃん?」
    日馬 美礼:「そっちに先に話しかけるのかい」
    白南風白蘭:「ええ。こちらのほうが正直なようですから~」
    MIRAI-CHAN:「大急ぎで解決しないとまずい。そうじゃないと。もし遅れて、ううん、治らなかったら」
    MIRAI-CHAN:「私は、何もできなくなってしまう」
    日馬 美礼:「……頼むよ、白蘭」
    日馬 美礼:「後生だから」
    白南風白蘭:「仕方ないですね……私としては、もうしばらくこのままでも面白そうなんですが……」
    白南風白蘭:「まあ、他にどんな影響があるか分かりませんし」
    白南風白蘭:「こんなに弱ったあなたを見るのはいつ振りか分からないので、協力してさしあげましょう」
    日馬 美礼:「はは。どうも」
    白南風白蘭:「嬉しいですか~?MIRAI-CHAN?」
    MIRAI-CHAN:「弱ったところなんて、とくに白蘭には、見てほしくなかった」
    日馬 美礼:立体映像を叩き潰す。
    日馬 美礼:「嬉しいってさ」
    白南風白蘭:「まあ……!まあまあまあ……!」
    白南風白蘭:大袈裟に口元を抑えて。
    白南風白蘭:「まあ~聞きました今の?」
    白南風白蘭:「いじらしいことを言ってしまって……お可愛らしいですね~?」
    日馬 美礼:「聞こえなかったよ」ぶすっとした顔で
    日馬 美礼:その表情は、前にもったいぶって見せられたことがある、小さなころの写真に似ている。
    白南風白蘭:「普段からこの一割も可愛げがあったら、きっと大人気支部長になれるでしょうにね~?」
    日馬 美礼:「そういう人気はあんまりいらないって方針で生きてるんだ、あいにくと」
    MIRAI-CHAN:「かわいいって言ってもらえるのは <ZAP><ZAP><ZAP>
    日馬 美礼:立体映像を叩き潰す。
    白南風白蘭:「あらあらあら?何か聞こえましたね?」
    白南風白蘭:「言ってほしいんですか?可愛いって?」
    日馬 美礼:「……キライじゃないね。これでいいかい?」
    白南風白蘭:「……まあ、良しとしましょうか~」にこにこ笑って。
    白南風白蘭:「とにかく行きましょうか」車椅子を押して。
    白南風白蘭:「早く解決しないと、日馬美礼支部長の可愛いところがどんどん白日の下に晒されてしまうかもしれないですからね~」
    日馬 美礼:溜息。
    日馬 美礼:「悪いね。よろしく頼むよ、白蘭」
    GM:冷風吹きつける人口の岸辺に
    GM:季節外れの白い花が咲き誇った

    GM:ロイス取得をどうぞ。
    日馬 美礼:「いま一番近い人:白南風白蘭:純愛/○羞恥」でロイス取得。
    白南風白蘭:日馬美礼 ○おいしそう/偏愛 > おいしそう/○偏愛
    GM:登場侵食をどうぞ。
    日馬 美礼:1d10+34
    DoubleCross : (1D10+34) → 10[10]+34 → 44

    白南風白蘭:44+1D10
    DoubleCross : (44+1D10) → 44+3[3] → 47


    GM:ミドルシーンは特殊なFS判定で進行します。
    GM:判定内容はこちら。
    GM
    使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
    難易度:6
    最大達成値:9点
    目標進行値:4

    GM:特殊ルールは3つ。
    GM:片方が支援判定を行った場合、もう片方の達成値を+3し、そのラウンドの最大達成値を10とします。
    GM:セットアッププロセスに決まるハプニングチャートは独自のものを用います。
    GM:FS判定が未クリアで4Rが終了した場合、強制的にクライマックスに移行します。ペナルティとしてクライマックスシーン開始時に暴走・放心が付与されます。
    GM:それではセットアッププロセス。本来はハプニングチャートを振っていくところですが
    GM:せっかく見学室にお知り合いがいるので、イカサマダイスを振ります。
    GM:1d1
    DoubleCross : (1D1) → 1

    GM:どうやら答えは出たようですね……
    GM:1:支部員など共通の知り合いに出くわす。GM・見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよい
    ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。

    GM:財産ポイントは問題なく使用できます。それでは判定をどうぞ。
    白南風白蘭:意志で普通に振ります!
    日馬 美礼:じゃあ支援判定入れようか。
    白南風白蘭:でも自信無いですよ!
    白南風白蘭:2DX+1しか振れない
    白南風白蘭:別々にやったほうがいいかも
    日馬 美礼:最大9かあ。そうだね、じゃあ別でいこうか。
    白南風白蘭:2DX+1>=6 おりゃ!
    DoubleCross : (2R10+1[10]>=6) → 9[7,9]+1 → 10 → 成功

    白南風白蘭:いけました
    日馬 美礼:さすがさすが。
    日馬 美礼:ああ。FSだから累積か、こっちもいきます。
    日馬 美礼:1dx+1>=9
    DoubleCross : (1R10+1[10]>=9) → 4[4]+1 → 5 → 失敗

    日馬 美礼:じゃ、財産4入れて通します、と。
    GM:お見事。
    GM:現在進行値は2/4ですね。
    白南風白蘭:あ、難易度6だから
    白南風白蘭:財産1点でいいかな?
    GM:そうですね
    白南風白蘭:まあ誤差すぎるけど…………
    GM:まあ誤差ですが………
    白南風白蘭:財産80て
    日馬 美礼:www
    GM:こわっ……
    日馬 美礼:気の所為気の所為
    日馬 美礼:ということでのこり79点。
    GM:というわけで現在進行値は2/4ですね。
    GM:このまま買い占めちゃえばいいのに……
    GM:まあ快方に向かっています。やったね。

    GM:謎の遺物の影響により、不可思議なる被害を被った日馬支部長。
    GM:故に貴方は、古い異能の世界に通じるオーヴァードの協力を仰ぐことを選んだ。
    GM:この状況下において、最も信頼できるイリーガルへと……
    日馬 美礼:埠頭区画に放置された……ように見えるコンテナの一つ。第四支部の確保しているセーフハウスだ。
    日馬 美礼:重機程度なら収まるスペースだし、一応空調も入るようになっている。
    白南風白蘭:「……さっき、連絡取ってましたよね?どなたかお呼びしたんですか?」
    白南風白蘭:「…………」
    白南風白蘭:「その状態で?」
    日馬 美礼:「ああ。そろそろ来るはずなんだけど…」
    MIRAI-CHAN:「どれだけダメージがあっても、何もしないで終わりを待つよりはずっとまし」
    日馬 美礼:頬杖をつく。
    白南風白蘭:「大丈夫ですか~?噂になっちゃいませんか?」
    白南風白蘭:「日馬自部長が大変かわいらしかった、って」
    白南風白蘭:にこにこと笑いながら言う。
    神楽 和樹:「……随分楽しそうだな」随分と楽しげな彼女の後ろから、声
    白南風白蘭:「!」振り返って。「神楽さん!」
    日馬 美礼:「ぼくはあんまり楽しくないな。頼んだもの、調べはついたかい? 神楽くん」
    白南風白蘭:「なるほど、お呼びしたのは神楽さんだったんですね~」
    神楽 和樹:「大雑把にはな」
    白南風白蘭:「お久し振りです、神楽さん」
    MIRAI-CHAN:「いつもごめんね、和樹さん。借りを返せないままがずいぶんあって、気にはしてるんだけど」
    MIRAI-CHAN:「このあいだだって……」
    日馬 美礼:立体映像を叩き潰して。
    日馬 美礼:「中ノ島の一件以来かな。ありがとう」
    白南風白蘭:「もう聞いてますか?支部長、この通り随分と愉快な……」
    白南風白蘭:「いえ、厄介なことになってるんですよ~」
    神楽 和樹:「ああ久しぶり……」と白南風さんに返して、
    神楽 和樹:真顔
    神楽 和樹:「……とりあえず説明からしとくぞ」
    日馬 美礼:「お願い」
    神楽 和樹:「アーティファクトについては、まぁ細かいことは抜きにして問題点の解消のみを言っていく」
    神楽 和樹:「お前もその方が都合いいだろうしな」
    日馬 美礼:「そうだね。あと、いくつか確認したいことは有るけどさ」
    神楽 和樹:「どうぞ」
    白南風白蘭:零れそうになる笑みを堪えながら聞いている。
    日馬 美礼:「この症状。進行する? いや、進行というより……拡大かな、心配なのは」
    神楽 和樹:「……んー」
    神楽 和樹:顎に手を当てて、
    神楽 和樹:「ピンキリだな。呪物の類いは製作者が何を以て生み出したかってところがキーになるわけだが」
    MIRAI-CHAN:「あの像の謂れからして、一人では済まない可能性のほうが高いと思う。絆をかたくするっていうなら、私なら告白しあわせようとする」
    神楽 和樹:「同意見だな」
    白南風白蘭:「…………」
    白南風白蘭:「…………?」
    MIRAI-CHAN:「もしそんなのを作ったらね。私は嫌い。そういうのは、だって」
    日馬 美礼:立体映像を叩き潰す。
    白南風白蘭:「えっ?」
    神楽 和樹:白南風さんの方を見て、口元が持ち上がる
    白南風白蘭:「まさか……私にも感染する……と……?」
    白南風白蘭:スッと笑みが消える。
    日馬 美礼:「まあ、だから外部の君を呼んだんだ。下手に支部員と接触したら、大惨事になりかねない」
    日馬 美礼:「ぼくの場合はこれがかわりに話しまくってるだけだけどさ。こういう機械がない相手に感染したらどうなるか」
    神楽 和樹:「いや~まだわかんないけど支部長の推測と俺の予想は同じだな~」
    白南風白蘭:「神楽さん!!」肩をがしっと掴んで揺さぶる。
    神楽 和樹:「あばばばばばばば」
    白南風白蘭:「一刻も早く解決しないと!!大変な事態ですよ……!!」
    白南風白蘭:「どうにかしないと……!どうしたらいいんですか!?」
    神楽 和樹:「ほんと都合いいなお前……」
    神楽 和樹:さっきまで恐ろしいほど楽しげにしていた様を思い出しながら
    MIRAI-CHAN:「最悪、辺り構わず考えてることを喋りまくることになりかねない。そんなことになったら、UGNはおしまい。それだけは絶対に避けなきゃいけない」
    日馬 美礼:「少しは親身になってくれたかな、白蘭」くふふ。と、笑って……
    MIRAI-CHAN:「ごめん。まただ。一度怒られたっていうのに」
    白南風白蘭:「じょ……冗談じゃありませんよ!!」
    白南風白蘭:(一方的に美礼さんに優位に立てる貴重な機会だと思っていたのに……!!)
    神楽 和樹:(考えてることが完全に漏れ出てるのがわかる)
    日馬 美礼:「白蘭? 表情止まってるよ?」
    白南風白蘭:「……解決策は無いんですか!?」
    神楽 和樹:「なしに来るかよ。これでも一応信頼で仕事してるんでな」
    白南風白蘭:「神楽さん……!!」
    日馬 美礼:「さすがプロ。信用してたよ」
    MIRAI-CHAN:派手に空中にペタン座り(のようなポーズ)をとる。
    神楽 和樹:立体映像の方をちらりと見て、
    神楽 和樹:「簡単な話だ。漏れ出てるものが厄介なら箱に入れてもう一度閉じればいい」
    日馬 美礼:「用意できる?」
    神楽 和樹:「これからする」
    神楽 和樹:「ヤゴコロがまだ動かせるなら、像の全体像をスキャンなりして支部に送れ」
    神楽 和樹:「できれば量は多ければいい。そいつを使って、俺が支部の方で拵える」
    日馬 美礼:「わかった。通信で感染するのを恐れるなら、まあ今更だしね」
    神楽 和樹:「通信感染するなら俺に連絡を取った時点で感染するはずだ」
    白南風白蘭:「適切な収容……まあ、通常通りの対応で何とか出来る範疇ということですね」ほっとして。
    神楽 和樹:「いまのところは、だ。正直どこまでの速度で広がるかはまだ予想ができねぇ」
    MIRAI-CHAN:「わかってる。できれば、誰も巻き込まないうちに終わるのが一番いいから」
    日馬 美礼:「埠頭のラボを使って。資材は自由に、必要ならコレも」なにか黒いカードを手渡して。
    神楽 和樹:「了解」カードを受け取り
    日馬 美礼:「白蘭。露骨に安心してないかな」目を細めて
    白南風白蘭:「まさか!そんなことはありませんよ~?」
    白南風白蘭:「私は支部長がこうなってからずっと焦りっぱなしですよ。ええ、本当に」
    神楽 和樹:「よかったな~お前がキャッキャしてる間に大災害起こらなくて」
    白南風白蘭:「神楽さん!!」
    白南風白蘭:「キャッキャなんてしてません!!」
    MIRAI-CHAN:「楽しそうだったと思う」
    白南風白蘭:「MIRAI-CHAN!いえ美礼さん!!」
    神楽 和樹:「おおかた推察はできるから、これ以上聞かねぇけど」
    神楽 和樹:「立場が変わったからって、あんまりいじめてやるなよ。白南風ちゃんろくさい」
    白南風白蘭:「ろ……! くっ……!」
    白南風白蘭:「……神楽さんはよく我慢できますね」
    白南風白蘭:「恨み言のひとつも無いんですか?この支部長に」
    日馬 美礼:「こう見えても、割と得意先に人望はあるんだって。恨まれてる自覚もあるけどさ」
    神楽 和樹:「ねぇわけでもないが」
    神楽 和樹:「恨み言言うタイミングっていうのも、あるもんだ」
    白南風白蘭:「むぅ…………」
    神楽 和樹:「悪い悪い。言い過ぎたな、さすがに」
    MIRAI-CHAN:「ごめんなさい。ありがとう。探してることは、できるだけ進めてるから、いやそうじゃない。今はそうじゃなくて」
    白南風白蘭:「仕返しするなら今がチャンスですよ、いいんですか?本当に」
    日馬 美礼:「唆さない唆さない。ぼやぼやしてるとMIRAI-CHANが伝染るぜ?」
    白南風白蘭:「それは嫌ですけど……」
    日馬 美礼:「頼んだよ。こっちは、データまとめたあと、できるだけ人と会わないルートでラボまで向かうから」
    神楽 和樹:「そう食い下がってる間に俺の時間は減るからな~」
    白南風白蘭:「そうでした……!急いでください神楽さん!一刻も早く!」
    神楽 和樹:「そういうところだぞ」
    MIRAI-CHAN:「素直だから、そういうところは好き」
    白南風白蘭:「ちょっと……MIRAI-CHAN……!」
    白南風白蘭:「何言わせてるんですか美礼さん!」
    日馬 美礼:「言わせてないよ。コントロールできるなら苦労しないって」
    神楽 和樹:「はいはい邪魔者は退散するよ」
    日馬 美礼:「頼んだよー」
    白南風白蘭:「お願いしますね……!?」
    神楽 和樹:部屋を出る、車椅子の横を通りがかる瞬間。白南風さんに気付かれない椅子の隙間にメモを挟み込む
    神楽 和樹:内容は端的な一文
    神楽 和樹:『リゾート施設フリーパスで手を打つ』
    GM:それではセットアップですが
    日馬 美礼:はいな
    GM:ハプニングチャート、流れ的にこれは3ですね。
    白南風白蘭:ウギャーーッ
    GM:私も3が見たいしみんなそうだと思います。
    GM:なのでダイスを振りつつ、3以外だったら編集で3が出た感じにします。
    GM:3が出ると良いなあ。
    GM:1d6
    DoubleCross : (1D6) → 3

    日馬 美礼:www
    日馬 美礼:3が出たねえ。
    白南風白蘭:何だと…………
    GM:本当に出てるんじゃないよ!
    GM:3:状態変化がもう片方に反転、あるいは両者になる。既に両方が陥っているシチュエーションの場合は片方が解決、もう片方が深刻化する
    ラウンド中達成値-2

    GM:というわけで大変ですね。
    GM:判定が不利。普通に困る……?
    GM:では判定をどうぞ。ジェネシフトも可能。
    GM:クライマックスでは任意で100%になれますのでよろしく!
    白南風白蘭:ジェネシフト……4!
    日馬 美礼:よーし。じゃあ普通に情報振るよーと。
    白南風白蘭:44+4D10
    DoubleCross : (44+4D10) → 44+20[8,3,8,1] → 64

    白南風白蘭:あ、47だから67ですね
    日馬 美礼:コネと《巨匠の記憶》で、と。
    日馬 美礼:10dx+1>=6
    DoubleCross : (10R10+1[10]>=6) → 10[1,3,4,4,4,4,5,5,7,10]+10[10]+10[10]+2[2]+1 → 33 → 成功

    白南風白蘭:ウワッ
    日馬 美礼:そこはクリア(+1確保)
    GM:さすが
    GM:汎用性が高い
    白南風白蘭:コネ要人への貸し使います 情報UGN
    白南風白蘭:5DX-1>=6
    DoubleCross : (5R10-1[10]>=6) → 6[1,2,3,5,6]-1 → 5 → 失敗

    白南風白蘭:財産1使って成功!
    GM:OK!
    日馬 美礼:お見事。綺麗にキマったね
    白南風白蘭:お小遣いがなくなってしまった
    GM:おごってもらいな
    GM:なんかいっぱい持ってるし……
    GM:持ちすぎでしょこわっ……
    日馬 美礼:うん…
    GM:というわけで無事に進行値が規定に到達しました。
    GM:まあ白南風さんは無事じゃないんだが……

    GM:第4地区 埠頭区画セーフハウス
    日馬 美礼:「よし……と。専用機材ないから手間だったけど。あとは炭素分析終わったら全部だ」
    MIRAI-CHAN:「完全に専門外だけど、ヤゴコロが補助してくれてほんと助かった……」
    白南風白蘭:「問題なく終わりそうなんですね?」
    白南風白蘭:「良かった……」胸を撫で下ろす。
    日馬 美礼:「ああ。いきなり何か来るかと警戒してたけど、見られる分には構わないみたいだね」
    日馬 美礼:「あるいは、これを自分に不利な行動として、認識してないだけかもしれないけど」
    白南風白蘭:「何でもいいです。遺産とかアーティファクトには今一興味が持てませんね」
    MIRAI-CHAN:「アーティファクトは、RBほど体系的な自己がないから、かなり機械的に振る舞ってるのかもしれない。非破壊検査だけだったから? 素材を取ろうとしたら問題が起きてたかも。それにしても素材該当なしっていうのは」
    MIRAI-CHAN:「ごめんなさい。白蘭」
    白南風白蘭:「えっ?」
    日馬 美礼:「ああ。まあ、要するにあと少し待てば出られるってことで」
    日馬 美礼:「ところで、そっちは大丈夫? 身体に異常はないかい?」
    白南風白蘭:「……え?ええ、私は……」
    白南風白蘭:「……何故いま謝ったんですか?」
    日馬 美礼:「ああ……つきあわせちゃってるからね。ぼくの不注意だもの、これは」
    MIRAI-CHAN:立体映像は、まだ何かぶつぶつと発声を続けている。
    白南風白蘭:「……?」耳を澄ませる。
    日馬 美礼:「変な感覚だな。つまり、これが内心を漏らし続けるのを悪いと思ったんだ」
    白南風白蘭:「……悪い?どうしてですか?」
    MIRAI-CHAN:本の朗読のようにも聞こえる。データや推論をお構いなしに読み上げ続けている。少なくとも、表層の思考はそれで半ば埋まっているということ。
    日馬 美礼:「聞いてて面白いもんじゃないし、正直、この調子だっていうのはあんまりさ」
    日馬 美礼:「愉快じゃないだろ?」
    白南風白蘭:「…………」
    白南風白蘭:「……あなたの目から、そう見えますか?」
    日馬 美礼:「ぼくだったら、こいつ上の空だなぁと思うね。まあ、そんなことはないと思ってるけど……」
    日馬 美礼:「白蘭がどう見えるかは……」
    MIRAI-CHAN:呟いていた独り言が止まる。
    白南風白蘭:「…………」
    日馬 美礼:「正直言って、わからない。さっきまで楽しそうだったのはよく知ってるけど」
    MIRAI-CHAN:「わからない。でもそのほうがいい」
    MIRAI-CHAN:「あなたが何を考えているか知りたいから」
    白南風白蘭:「……っ」
    白南風白蘭:「……そうですか」ふい、とそっぽを向く。
    日馬 美礼:溜息。
    日馬 美礼:「そうさ。ああ、どうもバツが悪いなあこれ」
    白南風白蘭:「……私は嬉しいですよ、美礼さんの考えてることが分かって」
    白南風白蘭:ぽつりと呟く。
    白南風白蘭:「……?」怪訝な顔。
    日馬 美礼:一瞬真顔になる。
    白南風白蘭:「あなた、いつも何を考えてるのか分からないし、何を言っても、どこまで本気なのか知れたものじゃないですし」
    白南風白蘭:「……!?」
    白南風白蘭:口を抑える。
    MIRAI-CHAN:「まずいな。感染してる可能性、いや楽観視やめ。してる。そうか、白蘭は幻影使ってるから、そっちから漏れるんだ」
    白南風白蘭:口を塞ぐ本人の隣に、べらべら喋り続ける幻影が出現している。
    日馬 美礼:「白蘭。無理しないでいいから」
    白南風白蘭:「それで私がどれだけ不安になるのか、あなた分かってるんですか?」
    白南風白蘭:「いや違います……!これは……!」
    白南風白蘭:幻影を引っぱたくが、実体のない幻影に過ぎない。腕は空を切る。
    日馬 美礼:「わかってるよ」
    日馬 美礼:どちらに答えたのか、は、はっきりしない。車椅子の座席に身を預ける。
    白南風白蘭:「大切な相手が何を考えているのか知りたいなんて、当たり前のことじゃないんですか?」
    MIRAI-CHAN:「わかってる。私がどういうふうに見られているのか。だって、そうしているのは私だから」
    日馬 美礼:「誓って言うけど、ぼくは嘘を言ったことはないよ。冗談もあんまりうまくないし」
    MIRAI-CHAN:「でも、嘘みたいに聞こえていると思う。そうやっているから。ごめん、ごめんなさい。私は」
    MIRAI-CHAN:「そうやって戦っていくことに決めたし、それだけはまだ、嘘をつくわけにはいかないから」
    日馬 美礼:「…………」天井を仰ぐ。解析機の低い唸りだけが聞こえている。
    白南風白蘭:「嘘をつかれているだなんて、思ったことはありません」
    白南風白蘭:「……!!この……!!」
    白南風白蘭:幻影に光学能力で介入しようとするが、徒労に終わる。
    白南風白蘭:「ストップ!!」
    白南風白蘭:「やめなさい!!」
    白南風白蘭:「あの日、あなたに拾われてから。心配は尽きなくても、疑ったことなんて」
    白南風白蘭:「あー!!!」
    日馬 美礼:「それでも、何を考えてるかわからないとは思ってる?」
    白南風白蘭:「殆ど分かりますよ。でも、全部じゃない」
    日馬 美礼:「…………」
    白南風白蘭:「それは当たり前のことかもしれません。思考を共有できない人間にとっては」
    白南風白蘭:「美礼さん!耳塞いでくれませんか!?」
    MIRAI-CHAN:「そう。必ず、主観と主観の間には齟齬が生まれる。私はそれをよく知っている」
    日馬 美礼:「悪いけどいま、ヤゴコロの通常センサーも制御できてないんだよ」
    日馬 美礼:にやにや笑いはない。真剣な、というのも違うけれど、あえて言うなら不安そうな表情だ。
    白南風白蘭:「それならば、その齟齬を埋める努力をするべきでしょう」
    白南風白蘭:「多くの人間は当たり前に理解し、実行していることです」
    白南風白蘭:「けれどあなたはそれをしようとしない」
    白南風白蘭:「いいえ、逃げているようにすら見える」
    白南風白蘭:「この……!!」実体の無い幻影に銃撃を加え、結局無駄に壁に穴を開ける。
    MIRAI-CHAN:「埋めないことは武器になる。私はそう強くも、器用でもないから」
    MIRAI-CHAN:「初期値として手に入れてしまったものを活かして、支部長として振る舞うためには、これが一番勝算のある手だったの」
    日馬 美礼:「…………」溜息。
    白南風白蘭:「…………」息を切らせて。
    白南風白蘭:「……私の前で」
    白南風白蘭:「……支部長である必要が、まだあると?」
    日馬 美礼:すう、と息をする。
    日馬 美礼:「実際のところだけ言えば、ある。悲しいかな、ぼくは支部の外で長く生活できるほど頑丈じゃない」
    日馬 美礼:「少なくとも何かあって、ふたりで舞台から降りるまで。ぼくは"ダンタリアン"であり続ける必要がある」
    日馬 美礼:表情が抜け落ちて、ただ、瞳がほんの少しだけ揺れている。
    白南風白蘭:「……なら、それまで私を繋ぎ止めておく為の、証をください」
    白南風白蘭:「言ったでしょう。普通の人間は当たり前にしていることです」
    白南風白蘭:「あなたに決定的に足りないのは……」
    白南風白蘭:「言葉です」
    MIRAI-CHAN:「きゃあ」
    白南風白蘭:「あなたは、私を……」
    日馬 美礼:立体映像を叩き潰す。
    白南風白蘭:ガン!!
    白南風白蘭:けたたましい銃声が鳴り響いて、幻影の言葉をかき消す。
    白南風白蘭:「…………」
    白南風白蘭:つかつかと、日馬美礼に歩み寄る。
    日馬 美礼:「もうひとつ」
    日馬 美礼:「理由を思い出したよ。……その前に。何かな、白蘭」
    白南風白蘭:「……あなたは」
    白南風白蘭:「私を、どう思っているんですか」
    白南風白蘭:静かに問い掛ける。
    日馬 美礼:「妹。娘。家族」
    日馬 美礼:「私設秘書」
    日馬 美礼:「大事な人」
    日馬 美礼:「ああ。この場合の人っていうのは慣用句だね」
    日馬 美礼:「それから……」
    日馬 美礼:「いまのところ、誰より興味深い相手のひとり。笑っていてほしい相手で」
    日馬 美礼:「それから、からかうととても可愛いよね」
    白南風白蘭:「…………」俯いて。
    白南風白蘭:「まあ……今回のところは」
    白南風白蘭:「良しとしてあげます」
    日馬 美礼:「ぼくだけで言えるのはこれくらいだなあ」
    日馬 美礼:「どういう関係か、っていうのは……ひとりじゃ言い切れないものね」
    白南風白蘭:「こういうこと平然と言うんだもんなこの人……もうちょっと可愛げと呼べるものがあってもいいんじゃないですか?」
    日馬 美礼:視線は、白南風さんの"横の"空間へ。
    白南風白蘭:「大体この世で一番愛してるくらい言えないんですか?だから駄目なんですよ」
    白南風白蘭:「うるさい!!!!」
    白南風白蘭:また壁に穴が開く。
    日馬 美礼:「演技は抜きで、曖昧なのは苦手なんだよ。すごく綺麗だとは思ってるけどさ」
    日馬 美礼:くふふ。と笑って。ああ。少しはいつもの調子だ。
    MIRAI-CHAN:「言っちゃった言っちゃった」
    白南風白蘭:「……あなたも、中身以外はとても可愛らしくて、美味しそうですよ」
    白南風白蘭:「中身も可愛いですけどね」
    白南風白蘭:「黙れ!!!!」
    MIRAI-CHAN:「大丈夫かな。大丈夫、大丈夫だよね。……白蘭、ありがとね」
    日馬 美礼:なんともいえない笑顔。
    白南風白蘭:「…………」真っ赤な顔で息を切らして。
    白南風白蘭:「まだですか……解決は……」
    白南風白蘭:「これ以上は身体が持ちませんよ」
    日馬 美礼:「……ん。ちょうど今終わったとこだ。人通りの少ないルートも選定済み」
    日馬 美礼:「行こうか。さすがにこれは心臓に悪いや」
    白南風白蘭:「ええ……早く行きましょう……」
    白南風白蘭:「もう?もうちょっとこのままでも……」
    MIRAI-CHAN:「名残惜しいけど」
    白南風白蘭:再び、セーフハウスの壁に弾痕が刻まれた。
    日馬 美礼:くふふ。と笑って、人が通るには大きすぎるハッチを開く。

    GM:ロイス取得と購入をどうぞ。
    白南風白蘭:ロイスは神楽さんに 有為/○羞恥
    白南風白蘭:購入はボデマ
    白南風白蘭:2DX>=12
    DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 8[7,8] → 8 → 失敗

    白南風白蘭:以上!
    日馬 美礼:購入は……クリスタルシールドかな。コネ起動しといて
    日馬 美礼:5dx+4
    DoubleCross : (5R10+4[10]) → 10[1,2,5,6,10]+3[3]+4 → 17

    日馬 美礼:財産3入れて購入成功。装備しとくね。
    日馬 美礼:ついでに「回収対象:アーティファクト鬼の像:恩義/○羞恥」でロイスとっとく。
    日馬 美礼:で、以上!
    GM:登場侵食をどうぞ。
    白南風白蘭:67+1D10
    DoubleCross : (67+1D10) → 67+4[4] → 71

    日馬 美礼:1d10+44
    DoubleCross : (1D10+44) → 8[8]+44 → 52


    GM: 第4支部 地下チャンバー
    GM:この遺物は、そしてその感染者が接触するべきものは最小限でなければならない。
    GM:故に貴方たちは二人だけで向かった。神楽和樹が用立てた封印が待つ、収容施設の一角へと。
    "枯れた箱庭":像を入れるには十分なサイズの箱がそこにある。
    "枯れた箱庭":これはこれで中々に物騒な雰囲気を示しているが、そこは割れ鍋に綴蓋。使えるものは使うべきであろう。
    日馬 美礼:ラッチから木箱を外して、像を取り出す。
    日馬 美礼:「今のところは問題なし。用意も万端整ってる」
    白南風白蘭:「…………」べらべら喋り続ける幻影の相手に疲れ切った顔。
    白南風白蘭:「ようやく……ですね」
    日馬 美礼:「なにか起こるとすればこれからだってことでもある。準備はいいかい?」
    MIRAI-CHAN:「ヤゴコロの機能は、いまなら全部使える。白蘭の前なら大丈夫だから」
    白南風白蘭:「ちょっと怖いですね……」
    白南風白蘭:「……大丈夫です。問題ありません」
    日馬 美礼:「じゃ、行くよ」
    GM:……カタカタと、音が聞こえる。
    GM:その発生源はもはや語るまでもなかろう。
    日馬 美礼:「……おっと。もう来るのか」
    白南風白蘭:「……!」距離を取り、銃口を向ける。
    "飢えし鬼の像":"呪物の類いは製作者が何を以て生み出したか"
    "飢えし鬼の像":この遺物に込められし願いは、絆を強く結ぶこと。想いを固く縛ること。
    "飢えし鬼の像":しかしその機能は実のところ単純だ。
    "飢えし鬼の像":記憶の探索、再現。本音の露出とはつまり最新の記憶の再出力である。
    "飢えし鬼の像":故に深く遡れば、共通の危機を呼び戻すことも可能であり
    "王の影":ぼぎり 骨の砕ける音がする。
    "王の影":「ごげ」
    "王の影":「へ……へへは……へ」
    "王の影":箱の上には、首元まで隠すロングのジャケットに身を包んだ男が座っている。
    "王の影":「おおっ?」
    "王の影":「はっは…はっははははははっは」
    "王の影":「メスがいた!メスがまだいたぜえ!!」
    白南風白蘭:「……あなたは……」怪訝な顔。
    日馬 美礼:「なるほど。出会いのきっかけか。死体は解剖されてるはずなんだけどね」
    MIRAI-CHAN:「うん。覚えていたい顔じゃないよ」
    "王の影":「あ?」
    "王の影":「何それ?ギャグ?あんた面白いねー」
    "王の影":異形の獣めいて変貌していく。かつて現れたものと同じように。
    白南風白蘭:「相変わらずやかましいですね……」
    白南風白蘭:「この遺物の抵抗ですか。手早く片付けましょう」
    日馬 美礼:「ああ。もう知ってる相手だよ」
    日馬 美礼:「二人なら十分さ」
    "王の影":既に斃れて朽ちたモノ、そのまた残骸に過ぎないが、放つ殺意は純度が高い。
    GM:衝動判定と共に《ワイバーンタイム》
    GM:通常の侵蝕増加でなく、侵蝕率を100%まで任意で上昇してもよい。
    GM:この効果を受けた場合、戦闘終了時に侵蝕率が50%低下します。
    日馬 美礼:受け入れ。100まで上げるよ。
    白南風白蘭:4DX+1>=9
    DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 7[1,3,5,7]+1 → 8 → 失敗

    白南風白蘭:ウギャーッ
    白南風白蘭:ワイバーンは受けます!
    日馬 美礼:1dx+1>=9
    DoubleCross : (1R10+1[10]>=9) → 7[7]+1 → 8 → 失敗

    日馬 美礼:あ。こっちも暴走。仕方ないね。

    白南風(10) 日馬(6)
        5m
      王の影(6)

    GM:()内は行動値です。
    GM:セットアッププロセス。
    "王の影":なし
    白南風白蘭:なし
    日馬 美礼:なし!
    GM:イニシアチブプロセス。白南風さんの手番です。
    白南風白蘭:マイナーで≪オリジン:プラント≫
    白南風白蘭:感覚達成値+12
    白南風白蘭:メジャーで≪スパークウェッジ≫
    白南風白蘭:対象王の影
    白南風白蘭:7DX10+25
    DoubleCross : (7R10+25[10]) → 8[2,3,5,6,8,8,8]+25 → 33

    白南風白蘭:ドッジダイス-2個です
    "王の影":ガードします。
    白南風白蘭:ダメージ!
    白南風白蘭:4D10+8+3D10
    DoubleCross : (4D10+8+3D10) → 17[2,3,9,3]+8+16[3,4,9] → 41

    白南風白蘭:装甲有効
    GM:装甲で5弾いて、36ダメージ。HPがほぼ半分!
    GM:演出どうぞ
    白南風白蘭:異形に向けて、銃弾を撃ち込む。白南風の腕、本体の鎌部に仕込まれた銃口からのそれは、彼女の宿す特殊なレネゲイドウィルスを帯びている。
    白南風白蘭:それは他のオーヴァードを、レネゲイドを害するレネゲイド──対抗種と呼ばれるものだ。
    白南風白蘭:電流と激痛が、異形の身体を蝕む。
    白南風白蘭:「さっさと死んでくださいね~?」
    白南風白蘭:侵蝕100>104 HP26>23
    白南風白蘭:白南風以外のPCを対象に含む攻撃をした時6ダメージ受けます
    GM:うぎゃあ
    "王の影":「チッ……妙な真似を……」
    "王の影":「……」
    GM:その動きは鈍い。単体の記憶の再現では、足りないものが多すぎる。
    "王の影":「役立たず共がぁ…」
    GM:イニシアチブプロセス。日馬さんの手番です。
    日馬 美礼:じゃ、行こうか。マイナーで戦闘移動。エンゲージして……
    日馬 美礼:「外敵:王の影:好奇心/○無関心」でロイス取得、アーティファクトへのロイスと一緒にまとめてタイタス化して昇華。C値-2。
    日馬 美礼:メジャー。《コンセントレイト》《巨匠の記憶》。
    日馬 美礼:14dx5+4
    DoubleCross : (14R10+4[5]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,6,7,9,10,10,10]+10[1,1,3,5,6,8,9,9,9]+10[1,3,4,6,8,10]+10[1,4,5]+10[10]+10[6]+10[5]+10[6]+10[7]+3[3]+4 → 97

    GM:わお
    日馬 美礼:そぉい(97)
    白南風白蘭:ええ……
    "王の影":ガード!
    日馬 美礼:10d10+13 装甲有効
    DoubleCross : (10D10+13) → 44[1,7,3,5,2,4,4,4,10,4]+13 → 57

    日馬 美礼:出目が腐ったけど、これだけあれば十分のはず
    "王の影":残りHPは38、装甲は5.
    "王の影":戦闘不能です。
    GM:よって戦闘終了です。演出をどうぞ!
    日馬 美礼:「悪いけど、構ってる時間が勿体ない」
    日馬 美礼:大型肉食昆虫のような鎌状のメカニカルアームが、擬態を解いた車椅子の側面から伸びる。
    日馬 美礼:「じゃあね」
    日馬 美礼:がん、と打ち下ろされた鎌腕が、生体としては単純すぎる疑似生物の胴を貫通する。
    "王の影":「俺は に選ばれた!俺の成すことは……正し」
    MIRAI-CHAN:「うるさい…」ざりざりと、像をかすれさせながら。
    日馬 美礼:思い切りマシンアームを振って、身体を壁へ水平スロー。隔壁に叩きつける
    日馬 美礼:「さ。封印の続きといこうか」
    "王の影":ぼぎり 骨の砕ける音がして。
    "王の影":中身も碌に存在しない模造品は崩れて消えた。
    "飢えし鬼の像":膝立ちのまま不動。しばらくは新たな挙動をすることもないだろう。
    白南風白蘭:「……およそ見るべきところが一つもない人間でしたが」
    白南風白蘭:「一つだけ、感謝してるんですよ」
    日馬 美礼:「聞いてもいいかな?」
    白南風白蘭:「あなたのお陰で、私は……」
    白南風白蘭:銃弾を放ち、幻影の言葉を遮って。
    白南風白蘭:「…………」
    日馬 美礼:くふふ。と笑って。
    白南風白蘭:「どうしました?」
    日馬 美礼:「なんでも。ひとまず区切りをつけよう」
    白南風白蘭:「そういうところですよね!ハッキリ言ったらどうなんですか!」
    白南風白蘭:「うるさい……!!」
    白南風白蘭:「はやく封印しましょう!1秒でも早く!」
    日馬 美礼:「はいはい」奇態な像を取り上げて、箱の中へ。
    日馬 美礼:蓋を閉じる寸前に。
    MIRAI-CHAN:「あなたに──」何か言おうとして。
    MIRAI-CHAN:ざ、とノイズ一つ吐いて、そのまま沈黙する。
    日馬 美礼:息をつく。
    白南風白蘭:「…………」口を開こうとした姿のまま、空気に溶けるように消えていく。
    日馬 美礼:「ほんとうにさ」
    日馬 美礼:「君に会えてよかったよ。白蘭」
    白南風白蘭:「…………」
    白南風白蘭:赤い顔で、口を開いて。
    白南風白蘭:「…………!」
    白南風白蘭:何か言おうとして、口をぱくぱくさせて。
    白南風白蘭:結局噤んで、目を逸らす。
    白南風白蘭:「…………」
    白南風白蘭:「……私も」
    白南風白蘭:「……です」
    日馬 美礼:目を細めて笑う。それはいつもの人の悪い笑顔ではなくて──

    GM:地獄の釜は開き、さりとて何も変えることなく、果たして箱は閉じた。
    GM:そして二人の物語はとうに始まっており、今はまだ幕引きの時ではない
    GM:ワイバーンタイムによる減少によって確定帰還。故に省略します。
    日馬 美礼:イエス
    GM:経験点は5点で固定。GMは4点いただきます。
    GM:お疲れ様でした!
    白南風白蘭:お疲れさまでした!
    日馬 美礼:お疲れさまでした!
    日馬 美礼:いや、ほんとありがとうございました……!(大ボケしたうえに誘いに乗ってもらえてマジで)
    白南風白蘭:大変楽しかったです……お二人ともありがとうございました!
    GM:はい!ありがとうございました!
    日馬 美礼:こちらこそ……ほんとに楽しかったです……!
    GM:ずっと大好きなお二人でしたので感無量ですね。
    日馬 美礼:言ってもらえると助かります……
    日馬 美礼:白南風さん、いいよね…
    "飢えし鬼の像":良い………
    白南風白蘭:飢えし鬼の像くん!?
    日馬 美礼:像くん!?