『一夜二人転 黒瀬直と薬師院小夜子の場合』 GM:優水

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PC1貫く魔眼(デモン・ストレイト黒瀬 直くろせ なお PL:粘土
PC2異形商店(ワゴン・テラーズ薬師院 小夜子(やくしいん さよこPL:ハシブトガラス

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  • ミドル:ラウンド1
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  • エンディング
  • 一夜二人転 黒瀬直と薬師院小夜子の場合』メイン GM:キャラシURLのみ、貼り付けていただければと思います!
    薬師院 小夜子https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYsb24zgIM
    黒瀬直http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYiaTfwgIM
    GM:ありがとうございます。
    GM:今回は自己紹介はとりあえず置いておいて、さくっと本編に行ってしまいましょう

    GM:N市某所・自然公園
    GM:短い旅に出ていたあなたはN市に戻ってきました。
    GM:今は小さな公園にいます。休憩をしているのかも。
    薬師院 小夜子:──特にやる事があるでも無いし、目的があるでもない。
    薬師院 小夜子:行き先を決めずの小旅行に満足して、そろそろ帰るかと思い立って、N市に戻って来たのではあるが、
    薬師院 小夜子:「……さて、どうしたもんかね」
    薬師院 小夜子:「このまま、またどっかに出かけるか──そろそろ仕事に戻るか」
    薬師院 小夜子:「正直、行きたい場所があるでも無いからねぇ……」
    薬師院 小夜子:ベンチの雪や埃を手で払って腰掛け、一息。
    黒瀬直:「そうか」
    黒瀬直:その背中に、つかつかと近づく者がいる。
    黒瀬直:「もし、君の時間が空いているのであれば」
    黒瀬直:「私に割いてもらってもよいだろうか?」
    薬師院 小夜子:「……おや」顔を上げ、少しの間は言葉も無く
    薬師院 小夜子:「それはデートのお誘いか、それともお仕事の通達か、どちらで?」
    薬師院 小夜子:と、日常会話の延長のように応じる。
    黒瀬直:長身、眼帯、しっかりとした足取り。
    黒瀬直:しかしその身に纏う装束は常ならず。
    黒瀬直:「先日は世話になった」かつてあなたとデートをした、その時のもの。
    黒瀬直:「恥を忍んで頼みたい。もう一度私を楽しませてもらえるかな?」
    薬師院 小夜子:溜息を一つ。また少しの間が空いて、「……なんです。私が行方不明だ、って話でも?」
    薬師院 小夜子:「まぁ、そりゃ口止めなんざしちゃ居ませんし、速攻でバレたとは思ってましたが──12支部にまで噂が行くとは」
    薬師院 小夜子:「ひょっとしてこりゃ、私も有名人だってうぬぼれちゃって良いとこですかね」よいしょ、とベンチから立ち上がる。
    黒瀬直:「さて、どうだろうな」
    黒瀬直:「少なくとも、今この時は君に向かって歩いてきたが」
    黒瀬直:「無骨な私は君の楽しませ方を知らんが、この服を褒めてもらったことは覚えている」
    黒瀬直:「………どうだろうか」
    薬師院 小夜子:「まず」片手を差し出して「レディからのお誘いであれば、断る理由はありませんし」
    薬師院 小夜子:「それが貴女からとなれば、喜んでお受けします──と」
    黒瀬直:「そうか」手を返す。
    薬師院 小夜子:「格好よくエスコートしたいとこなんですけどねぇ……」急に肩をがくりと落として溜息
    黒瀬直:「おやおや」
    薬師院 小夜子:「ちょっとばかりね、今、その……なんと言いますか、疲れてまして」
    薬師院 小夜子:「どっちかのおうちデートでいいです……?」
    黒瀬直:「私も君に無理をさせたいとは思っていない。いつもと同様にな」
    黒瀬直:「他人の家でそう上手く休めるとも思わん。君の家へ向かうとしよう」
    薬師院 小夜子:「そりゃ助かります。……どうにもね、ガタが来たようで」
    黒瀬直:「そうか」彼女の真横へ付く。
    GM:そのとき、黒瀬さんはすねあたりにちくりとしたものを感じます。
    黒瀬直:「……わかる、とは言わん」
    黒瀬直:「………?」
    GM:感覚としては草が擦れたのとあまり変わらないでしょう。
    薬師院 小夜子:「ん……どうしました?」
    黒瀬直:「ふむ……いや、何でもない」
    黒瀬直:「私でよければ、付き合おう」
    黒瀬直:「隣に寄り添うぐらいなら、出来るはずだ」
    薬師院 小夜子:「期間限定ってのが寂しいなぁ、まったく」
    薬師院 小夜子:「いっその事、そのままずっと居てくださっても構わないんですがね」
    黒瀬直:「生憎、私にはすべきことがあるからなあ」
    黒瀬直:「君の傍にいること、以外にもだ」
    薬師院 小夜子:「……私もその筈だったんですがねえ」
    薬師院 小夜子:「今回ばっかりは、自分が何のためにUGNやってんだか、良く分からなくなりましたよ」
    薬師院 小夜子:「ああ……いや。愚痴っててもしょうがない。楽しく行きましょう、楽しく生きましょう」
    黒瀬直:「ああ」
    黒瀬直:「それについては苦手分野だが、努力はしよう」
    薬師院 小夜子:重ねた手を軽く引いて歩き始める。市内に幾つか置いてある拠点の一つへと。
    GM:----
    薬師院 小夜子:──住居を一つと特定されない為。物資を隠す為。地区間の移動の手間を省く為など、色々と理由はあるが。
    薬師院 小夜子:つまり生活の根拠にする訳ではないその拠点は、内装は殺風景なものだった。
    薬師院 小夜子:打ちっぱなしのコンクリートの壁や床。ソファが二つ、ベッドが一つ、テーブルが一つ。
    薬師院 小夜子:前にこの部屋を使った時の名残だろう。コンビニで買えるような安酒の缶が、テーブルの上に二つ並んでいる。
    薬師院 小夜子:「ささ、どうぞご自由に、寝るなり座るなり」
    黒瀬直:「そうか」
    黒瀬直:「では、そうだな」
    黒瀬直:「………」どこかぼんやりとした目つきで、室内を見回して
    黒瀬直:ベッドへダイブ。
    黒瀬直:「………」何もない空間へ視線をやっている。
    薬師院 小夜子:「こらこら、はしたない」苦笑いをしつつ、自分はソファに腰を降ろす。背もたれに顎を預けるようにベッドの方を振り返り、
    薬師院 小夜子:「なんです、珍しい。さては黒瀬さんもお疲れで?」
    黒瀬直:「ああ、そうだな………」
    黒瀬直:「賊が出た」
    黒瀬直:「4人」
    薬師院 小夜子:「……お屋敷に?」
    黒瀬直:「ああ」ぼうっとした目つきで天井を見ている。
    薬師院 小夜子:「命知らずもいたもんだ」
    薬師院 小夜子:テーブルの、プルタブの空いた缶を一つ手に取り、「……げ。中身ちょっと残ってる」
    黒瀬直:「……うち、2人は」とまで言って
    黒瀬直:はふぅ、と肺の中身を出し切って、床に沈む。
    薬師院 小夜子:「……ん?」流石にそろそろ、何かおかしいような……と訝り始める。
    薬師院 小夜子:ソファから離れて近づき、床にしゃがみ込んで、
    薬師院 小夜子:「もしもーし。こんな堅い床で寝たら体に悪いですよー」と、軽く揺さ振ってみる
    黒瀬直:「あー」揺さぶられつつ、安っぽいクッションをぐにぐにと弄んでいる。
    薬師院 小夜子:「……………………もしもーし? うち二人が、どうかしたんです?」
    薬師院 小夜子:ゆさゆさ。
    黒瀬直:「あ~」
    黒瀬直:ぶるぶる。
    黒瀬直:「いいや」
    黒瀬直:「よく考えたら、今話す内容でもなかったし……」
    黒瀬直:「でも、拒むのも面倒だな……」
    薬師院 小夜子:「ならいいんですけどね。せめて寝るならベッドの上にしてくださいよ。体痛めますって──」
    薬師院 小夜子:「──面倒?」
    黒瀬直:「めんどう」
    薬師院 小夜子:ぴたり。
    薬師院 小夜子:「……………………」
    薬師院 小夜子:「黒瀬さーん」
    薬師院 小夜子:「立ち上がって、ベッドの上に行けますかー?」
    黒瀬直:「………」一呼吸。
    黒瀬直:面倒くさそうにのたのたと這い上がる。
    黒瀬直:「行けたぞ」

    darake


    薬師院 小夜子:「……こりゃあ」
    薬師院 小夜子:顔色が蒼白になる──と裏腹に、表情が引き締まる。
    黒瀬直:そう、この黒瀬直という女に相応しい"面倒"とは
    黒瀬直:自分が何かをするのが"面倒"ではなく、厄介で倒しづらい敵だなあという"面倒"!
    黒瀬直:何をするにも確固たる鋼の意志、それが今のこのだらけ切った生物にはまるで感じられないのである!
    薬師院 小夜子:まったく難儀な話であるが、暇を持て余している時には、自分の悩みばかり考えて働かなかった頭が、
    薬師院 小夜子:異常事態に遭遇して、戦闘・或いは作戦行動時の水準で活動を始める。
    薬師院 小夜子:「やべぇ……黒瀬さんが壊れた……」
    黒瀬直:「そうか………」
    薬師院 小夜子:「……えっ、どうしよ、えっ。病院? いや、オーヴァードだぞ、病院だめだろ、UGNラボ──」
    薬師院 小夜子:「って、いやいやいや、なんて言うんだよ。え……? え、なにこれ、えっ……?」
    薬師院 小夜子:困惑。というかもはや、バグの始まったプログラム。出力結果〝え〟がログを埋め尽くす勢い。
    薬師院 小夜子:「き、気を確かに! ちょっとラボ電話するんで!」
    黒瀬直:「確かに……?」
    黒瀬直:何をするでもなく、ただぼんやりと見送る。
    GM:---
    GM:ロイス取得がありましたらどうぞ!
    薬師院 小夜子:既に固定ロイスだからな……
    薬師院 小夜子:保留!
    黒瀬直:友人:薬師院小夜子/P好い:Nなんかすまん〇
    黒瀬直:以上!
    GM:ラボに連絡し、検査してもらったところ
    GM:未知のウイルスが黒瀬さんの中のレネゲイドに干渉してやる気を失わせている
    GM:と言うことがわかりました。
    GM:ということで、登場侵蝕、前シーンの分と合わせてどうぞ!
    薬師院 小夜子:36+2d10
    DoubleCross : (36+2D10) → 36+13[8,5] → 49

    黒瀬直:30+2d10
    DoubleCross : (30+2D10) → 30+6[5,1] → 36

    GM:OK!

    薬師院 小夜子:「んなアホな……」呆然と立ち尽くしている。顎が外れそうな顔。
    薬師院 小夜子:「いや」
    薬師院 小夜子:「そんなことってある……?」
    薬師院 小夜子:「なにこれ……そろそろ世界滅ぶ前兆……?」
    黒瀬直:「そうか………」ぼんやりと立ち尽くしている。
    黒瀬直:「まあ、あるんじゃないか」気の抜けた顔。
    黒瀬直:「そういうことも………」
    薬師院 小夜子:「そうそう有ってたまるかよぉ……」頭を抱えてしゃがみ込み、
    薬師院 小夜子:「……じゃあ、なんだい。そのウィルスとやら、どうすりゃいいんだい」
    薬師院 小夜子:「暖かくして美味しいもの食べて寝てたら治る……?」
    黒瀬直:「おいしいもの………」
    GM:ラボの人、曰く。
    GM:どこかで攻撃を受けたはず。なので攻撃をしたやつを見つければ、原因物質も見つかるかもしれない。
    GM:原因物質が見つかれば治療法はこちらでなんとかなる。
    GM:とのことです。
    薬師院 小夜子:「ファッキン」
    薬師院 小夜子:「……えーと、なんだ、つまり」
    薬師院 小夜子:「じゃあ、何処で攻撃を受けたか特定して、攻撃した奴を特定して」
    薬師院 小夜子:「そいつを仕留めて死体を引きずってくるか、生け捕りにして解剖でもすりゃいいと」
    薬師院 小夜子:選ぶ言葉が、心のスレ方に応じて少し物騒になっている。
    薬師院 小夜子:「仕事じゃねえか!!!」八つ当たりで机の脚を蹴る。
    黒瀬直:「それは、面倒だな」
    黒瀬直:「好きではない。戦うのは」
    薬師院 小夜子:「……わー、奇遇。私もなんですよー」
    黒瀬直:「そうだろうな、知っている」
    薬師院 小夜子:「……いつもの黒瀬さんなら〝得意なだけだ〟とか続けて言いそうな気がしてましたが」
    黒瀬直:「そうだな」
    黒瀬直:「よく、言う」
    薬師院 小夜子:「でしょうね。そして、それが嘘じゃない」
    黒瀬直:「嘘も好まない」
    黒瀬直:「だが、迷惑をかけたいとも思わないし」
    黒瀬直:「………」ぼけーっ
    薬師院 小夜子:「……そうでしょうね、知ってます」
    薬師院 小夜子:「ただ、そうですね……黒瀬さん」
    薬師院 小夜子:「こりゃあ無いとは思いますがね、もし。もしですよ」
    薬師院 小夜子:「〝なにもしたくない〟って、心の底から思ったら、そう言ってください」
    黒瀬直:「………」
    黒瀬直:「言わないよ」
    黒瀬直:「心の底など、浚いたくないしな」
    薬師院 小夜子:「……ふぅん」
    薬師院 小夜子:「お気づきですかね、黒瀬さん。こりゃ良いことなのかそうでないのか、どうも判断が付きませんが」
    薬師院 小夜子:「どうもあなた、格好つけるのまで面倒くさくなってたりしません?」
    黒瀬直:「すまないとは、思っている」
    薬師院 小夜子:「いやいや、謝るところじゃありませんって」
    薬師院 小夜子:「久しぶりの仕事をするなら、考えてみりゃ良い具合の案件だ。モチベーションって奴が違います」
    薬師院 小夜子:「なに、調査だのなんだのは得意分野です。さっくり終わらせて見せますから、どうぞご安心を」
    黒瀬直:「そうか」
    黒瀬直:「変わった趣味だな」
    黒瀬直:「任せるが」
    薬師院 小夜子:「趣味は良い方だって思ってんですがねぇ……」
    GM:では
    GM:FS判定に入ります!
    GM:概要をペタリ
    GM
    使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
    難易度:6
    最大達成値:9点
    目標進行値:4

    財産点使用可能。
    特殊ルールとして、片方が支援判定を行い、成功した場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とする。

    ハプニングチャートは独自のものを用いる。

    未クリアで4Rが終了した場合、強制的にクライマックスに移行する。ペナルティとしてクライマックスシーン開始時に暴走・放心付与。

    GMが認めた場合、イージーエフェクトによる修正を適用可能。

    黒瀬直:うおー
    薬師院 小夜子:最大が9ならば、
    薬師院 小夜子:普通に二人でそれぞれ挑戦が良いですかしら
    黒瀬直:そうですね
    薬師院 小夜子:では
    黒瀬直:まずはセットアップの……ハプニング!
    GM:そう、ハプニング!
    GM:振ります!
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 6

    薬師院 小夜子:なにがでるかななにがでるかな
    黒瀬直:何が出るかな^6!
    GM
    6:特殊技能の要求。
    追っている対象の特性(誘き出す・それが弱点など)、情報提供者の出した条件、偶然遭遇した厄介ごとなど様々な理由で特殊技能が要求される。
    使用技能は以下からROCで決定する。

    GM:choice[運転:任意, 芸術:料理, 芸術:歌唱, 芸術:演奏, 芸術:ダンス,芸術:絵画,芸術:コスプレ,知識:外国語,【肉体】(荷物運び・倒木や岩をどかす等),交渉,調達]
    黒瀬直:あっ新しいやつ
    薬師院 小夜子:ほうほう
    黒瀬直:壬生嬬恋でピアノ弾いたりしたやつですね
    GM:choice[運転任意,芸術料理,芸術歌唱,芸術演奏,芸術ダンス,芸術絵画,芸術コスプレ,知識外国語,肉体(荷物運び・倒木や岩をどかす等),交渉,調達]
    DoubleCross : (CHOICE[運転任意,芸術料理,芸術歌唱,芸術演奏,芸術ダンス,芸術絵画,芸術コスプレ,知識外国語,肉体(荷物運び・倒木や岩をどかす等),交渉,調達]) → 芸術演奏

    黒瀬直:芸術:演奏だ
    GM:ですね
    黒瀬直:判定!
    薬師院 小夜子:黒瀬さん感覚高いし素で行けたりしそう
    黒瀬直:《砂の加護》を使用。侵食+3して39。ダイス+6
    黒瀬直:10dx>=6
    DoubleCross : (10R10[10]>=6) → 8[1,3,4,4,4,6,6,6,7,8] → 8 → 成功

    黒瀬直:こちらは成功
    薬師院 小夜子:ふむ
    薬師院 小夜子:これ、後出しで支援って出来ます?
    薬師院 小夜子:支援で最大達成値10って言うの見逃していた
    黒瀬直:支援はイニシアチブですね
    黒瀬直:なのでルールてきにはアウト
    黒瀬直:ゴールデンルール的にはセーフ
    GM:えっと、
    薬師院 小夜子:なるほどなるほど
    GM:支援はラウンド終了まで持続、なので
    GM:支援自体はできるけど効果が消えちゃう感じですね
    黒瀬直:でも双方判定だと出さなきゃいけない数値が6/6、片方支援だと6/7なので
    黒瀬直:特にする必要はない気もするんですよね、一夜二人転の場合
    GM:なるほど
    薬師院 小夜子:ふむふむ
    GM:支援をするとロールプレイ的に美味しい、みたいな
    薬師院 小夜子:ならば
    GM:感じかなあ
    黒瀬直:ですねえ
    黒瀬直:(この場合の出さなきゃいけないとは2ラウンドで終わらせるの意味)
    薬師院 小夜子:芸術:演奏、《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》。侵蝕+6
    薬師院 小夜子:8dx7
    DoubleCross : (8R10[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,9,10]+10[2,8]+3[3] → 23

    薬師院 小夜子:侵蝕49+6=55
    GM:オーヴァーキル
    GM:と言うわけで進行値2/4!
    薬師院 小夜子:折角だから合奏したいなって
    黒瀬直:いえーい
    GM:いいですねえ
    薬師院 小夜子:あっそうか、人数分の蓄積か
    黒瀬直:そうそう
    薬師院 小夜子:じゃあ別々でまったく問題ないやん……
    GM:じゃあ、なんか調べたら対象が特定の波長の音に反応するらしいというのがわかります
    黒瀬直:ほほう
    薬師院 小夜子:ふむふむ
    GM:これは黒瀬さんを蝕むウイルスの特性かな。それで、持ち主の位置を割り出そう、みたいな
    GM:多分そう言うことです。そう言うことになりました。
    黒瀬直:なった……
    薬師院 小夜子:なったのか
    GM:と言うわけで、演奏を…するといい!

    薬師院 小夜子:「んなアホな……」呆然と立ち尽くしている。本日二回目。
    黒瀬直:「あるある」
    薬師院 小夜子:「幾らなんだってレアケース過ぎると思うんですがね。私の常識がおかしいんですかね!」
    薬師院 小夜子:「常識とは十代のうちに身につけた偏見がうんちゃらみたいな名言はこの際無視だ無視!」
    黒瀬直:「………」
    黒瀬直:「この街がおかしいんじゃないかな」
    薬師院 小夜子:「……あっ、身も蓋もない一言」
    黒瀬直:「まあ、ここ以外でも」
    黒瀬直:「変な事件とかいっぱいあったけど………」
    黒瀬直:「まあどうでもいいか」
    薬師院 小夜子:「けどまぁ、そりゃ言い得て妙って奴でしょう」開き直ったようにケラケラ笑いながら
    薬師院 小夜子:「この街はおかしい、そりゃ誤魔化せません。なんだってこんな街に住んでんだか、時々わかんなくなりますね」
    薬師院 小夜子:「……最初は、なんでだったかな。」
    薬師院 小夜子:「まあ、どうでもいいか」と台詞を真似て
    薬師院 小夜子:「……で、お嬢様。楽器のたしなみは?」
    黒瀬直:「私は太鼓を叩けるぞ」
    黒瀬直:「………というのはなんの言葉だったか」
    黒瀬直:「何を言われても、それしか返さない僧侶が居たとか」
    黒瀬直:「楽だな、それ」
    黒瀬直:ぐだぐだ
    薬師院 小夜子:「悟りを得てるんですかね、ある意味……」
    黒瀬直:「………」
    黒瀬直:「ああ、私が出来る楽器か」
    黒瀬直:「太鼓………」
    黒瀬直:「笛………弓………」
    黒瀬直:「………」
    黒瀬直:「いろいろだ」
    薬師院 小夜子:「なら、口がフリーになる奴で頼みましょう。こっちは……」
    薬師院 小夜子:「……琴なら、まぁ、ちょっとくらいは……?」
    黒瀬直:「へえ」
    黒瀬直:「まあ、そうか」
    黒瀬直:「じゃ、一緒に弾こう」
    薬師院 小夜子:「なんですか、その〝まあ、そうか〟は。そこにどれだけの言葉が短縮されたって言うんです」苦笑い
    黒瀬直:「面倒だから言わん」
    黒瀬直:「んー」
    黒瀬直:「こんなものか」するりと、作成してみせる。
    薬師院 小夜子:「ひどーい」軽い口調で返しつつ和琴の弦を調整し、爪を付けて「……やー、久しぶりだ。昔はやらされてたんですがね」
    黒瀬直:「薬師院くんの家なら、そういうこともあるだろう」
    黒瀬直:「………ふ。雑な造りだ」
    薬師院 小夜子:「ええ。運の良いことに、金が有って、親が子育てに興味を持ってて」
    薬師院 小夜子:「喰うものも切るものも、手抜きなんか何一つされずに高校を出て、大学に入れてもらって。そんな家でしたよ」
    薬師院 小夜子:弦を一本、つま弾いてみる。
    薬師院 小夜子:短音では、さしたる面白みも無い音が鳴る。
    黒瀬直:「嫌いかね」おっくうな手つきで弾きながら。
    黒瀬直:「それを受け入れられなかった、自分が」
    薬師院 小夜子:「んー……そりは合わないですね。金髪にピアスってだけで、いい顔をされない家だ」少しずつ、指の動きを滑らかなものにしながら
    薬師院 小夜子:「でもね」
    黒瀬直:「ん」
    薬師院 小夜子:「私が五歳くらいの頃には、レネゲイドウィルスがこの世界にばらまかれた」
    薬師院 小夜子:「だが、私がその存在を知ったのは、大学に入ってちょっとしてからです」
    薬師院 小夜子:「それまでの間、餓えもせず。大きな怪我もせず。ちょっと病気をしても、医者に掛かって治してもらえて」
    薬師院 小夜子:「……もらってばっかりなんですよね、どうにも」
    薬師院 小夜子:「親からって言うか……世の中から……社会から?」
    黒瀬直:「だから、返さねばならないと」
    薬師院 小夜子:「ええ」
    黒瀬直:「わかる」
    薬師院 小夜子:音の連続──でしか無かったものが、少しずつ曲になり始める。
    薬師院 小夜子:「チルドレンの子で、学校への潜入が得意な子。あっちこっち飛び回って、主要の教科はもちろんきっちり身につけてるけど」
    薬師院 小夜子:「こうやって、誰かと一緒に音楽をやるような事も無い子がいたり」
    薬師院 小夜子:「……私よりずっと若い内から、私の知らないような所で命を張って、世の中を守ってた子がいたり」
    薬師院 小夜子:「そういうの知っちまうとさ。やめられないじゃないですか、この仕事」
    黒瀬直:その演奏に寄りかかる形で、音を鳴らす。
    黒瀬直:「そうだな」
    黒瀬直:「………私の生まれは、昔からのオーヴァードの家だ」
    黒瀬直:「当然のこととして、戦うための力を身に着けて、戦っていたら、なんだ」
    黒瀬直:「UGNとか、イリーガルとか、途中から出てきてな」
    薬師院 小夜子:「想像もできない、昔のことだ」
    黒瀬直:「………あー」
    黒瀬直:「続き、興味あるか?」
    薬師院 小夜子:「ええ」
    黒瀬直:「そうか………」
    薬師院 小夜子:「あなたの事なら、なんだって聞きたいですよ」
    薬師院 小夜子:「その話の続きも」
    薬師院 小夜子:「……そのうち二人の続きも」
    黒瀬直:「物好きめ」
    黒瀬直:「まあ、なんだ。私より弱っちくて、力の振るい方もろくに知らないようなのが」
    黒瀬直:「こっち側にどんどん入ってきたわけだ」
    薬師院 小夜子:「……しんどかったでしょうね、そりゃ」
    黒瀬直:「ああ」
    黒瀬直:「………だが」
    黒瀬直:「やめてくれないんだよな」
    黒瀬直:「だから、面倒ぐらいは見てやりたいんだ」
    薬師院 小夜子:「みんな、同じことを思ってんですよ」
    薬師院 小夜子:「先にやめてくれないかな。いや、やめさせてやる」
    薬師院 小夜子:「だけどねぇ」
    薬師院 小夜子:「私ら、目も腕も人間分の数と長さしかありませんから」
    薬師院 小夜子:「弓だの銃だので射程を伸ばしても、届かないもんは届かない」
    薬師院 小夜子:「何でこんな仕事してんだろうなって思って、ちょっくら旅行なんかしてきましたが、あれですね」
    黒瀬直:「………好きなことがある奴は」
    黒瀬直:「そっちに手、伸ばしてほしいんだがな」
    薬師院 小夜子:「〝自分探し〟の度なんてろくなもんじゃ──っと」
    薬師院 小夜子:「……そうは仰いますがね、黒瀬さん」
    薬師院 小夜子:「好きなことが無くても、好きな物とか場所とか人ならある連中がいて」
    薬師院 小夜子:「あんたもその〝好きな人〟に含まれちゃってる……ってのは、自覚は?」
    黒瀬直:「物好きめ、と言った」
    薬師院 小夜子:「平均的な趣味ですよ」
    黒瀬直:「ふん」
    薬師院 小夜子:「まったく、妙なところで意地っ張りなんだから、この人は……」
    薬師院 小夜子:ぴん、と一音、弦を強く弾いて。
    薬師院 小夜子:そこから奏でる曲調を変える。
    薬師院 小夜子:音階は和。けれどもリズムは洋風。多数の弦を同時に喧しく掻き鳴らす、
    黒瀬直:「………」一拍遅れて、しかし合わせる。
    薬師院 小夜子:「……音に歪みが無いのが残念だ」
    薬師院 小夜子:「ハードロックはお好き?」
    黒瀬直:「私に好みは大してないが」
    薬師院 小夜子:「じゃ、好きになってもらいます」
    薬師院 小夜子:「私ごと」
    黒瀬直:「ふ」
    黒瀬直:「面倒だが………」好ましく思う人、との時間は。
    黒瀬直:「好きにしろ」好きだよ。こんな状態でも。
    GM:───そうして。
    GM:君たちが演奏を終えると、機材が結果を示していた。
    GM:先ほどの公園の近く。そこに反応がある。
    GM:ハプニングチャート!
    黒瀬直:どんとこいハプニング!
    GM:1d6
    DoubleCross : (1D6) → 2

    GM
    2:事態が深刻化する。状態変化の進行・周囲への拡大など
    ラウンド中の判定難易度を8に変更する。

    黒瀬直:ふむふむ
    薬師院 小夜子:周囲への拡大……?
    黒瀬直:ダブルか、感染が拡大するか、私がエクストリームか
    GM:ですね
    薬師院 小夜子:ダブルとエクストリームは、こう
    黒瀬直:おぶる?
    薬師院 小夜子:会話ができなくなる気がする
    黒瀬直:そうですね
    薬師院 小夜子:周囲に拡大してもらいましょう
    GM:じゃあ、感染がちょっと拡大して
    GM:ラボの人たちのやる気がなくなります。
    GM:なんか…もうこっちの仕事すんだんで……あとはてきとーに……スヤ……
    薬師院 小夜子:……いやでも、それだとロールに特になにも影響が無くて、それはそれか
    GM:じゃあ、ほんの少しだけ薬師院さんもだるさを感じるとか
    GM:そういうのはどうでしょう。
    薬師院 小夜子:くらいで行きましょう
    黒瀬直:はーい
    GM:では、そんな感じで!まずは判定をどうぞ!
    黒瀬直:《砂の加護》を使用。侵食+3して42。ダイス+6
    黒瀬直:情報:UGNのコネと技能使って
    黒瀬直:10dx+1>=6
    DoubleCross : (10R10+1[10]>=6) → 10[1,1,2,2,3,4,5,6,7,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

    GM:成功!
    薬師院 小夜子:ではコネ:UGN幹部を使って情報UGN
    薬師院 小夜子:3dx+4>=8
    DoubleCross : (3R10+4[10]>=8) → 10[8,9,10]+7[7]+4 → 21 → 成功

    GM:ひええ
    薬師院 小夜子:やる気が無いとはなんだったのか
    GM:やる気が……
    黒瀬直:判定万能つよつよコンビ
    GM:ともかく進行値4突破!
    GM:無事クライマックスに進めるようになりました。
    黒瀬直:やったね!
    GM:公園に行くとボスが見つかるよ!
    GM:というわけで、一連のロールを…どうぞ!
    GM:あ、あとラボの人からレーダーみたいなのをもらいました
    GM:---
    GM:公園
    GM:反応を追って先ほどの公園にやってきた。
    GM:レーダーを追えば、対象と接触できるだろうが…
    黒瀬直:「はあ」重い溜息。
    黒瀬直:「休みたい………」
    薬師院 小夜子:「わぁ」
    黒瀬直:「あ」
    薬師院 小夜子:「疲れて弱音を吐く黒瀬直……レア……」
    黒瀬直:「私もそう思う」
    黒瀬直:「なんか新鮮な発音だ」
    薬師院 小夜子:「もはや舌がその音を作るのに慣れてねえ……」
    薬師院 小夜子:「はいはい、休みましょう休みましょう。できれば身内に見られない内に」
    黒瀬直:「うむ………」ベンチにべちゃあっと張り付く。
    黒瀬直:ずるずると動いて、薬師院くんの座るスペースはかろうじて確保する。
    薬師院 小夜子:「溶けてる……」空いたスペースに座り、
    薬師院 小夜子:「……ふぃー」こちらも長い息を吐く。
    黒瀬直:「乳が痛い」
    黒瀬直:「やはり邪魔だな」
    薬師院 小夜子:「マッサージでもします?」
    黒瀬直:「好きにしろ」ぐでっと仰向けになる。
    薬師院 小夜子:「あのね、そういうの良くない。自分の体は大事にするもんです」と、説教めいた事を言いつつ
    薬師院 小夜子:「ところで、枕はご入り用で?」
    薬師院 小夜子:「〝異形商店〟、ちょうど高級品をお値打ち価格で仕入れたばかりですが」
    黒瀬直:「………頂こう」両手は脱力したまま、腹筋で頭を上げる。
    薬師院 小夜子:「はいはい、料金は後払いで結構です」頭とベンチの隙間に片脚の太腿を割り込ませて、
    黒瀬直:「ん」
    薬師院 小夜子:「はい、着陸ー」額に指を当て、頭を押し下げる。
    黒瀬直:「ふむ」
    黒瀬直:「やわらかいな」
    黒瀬直:「流石だ」
    薬師院 小夜子:「ガチガチにならないくらいには鍛えてますとも」
    黒瀬直:「………自分の体を大事にしろ、とな」ぼうっとした眼を向けながら。
    黒瀬直:「よく言われる………言われた」
    薬師院 小夜子:「気に入ったならお持ち帰りもOK──、ええ、そりゃ言われるでしょうよ」
    薬師院 小夜子:「あなた、かっこいいとこ見せる為に頑張り過ぎなんですもん」
    黒瀬直:「………昔な」
    黒瀬直:「特に言われたのは、弟からだ」
    黒瀬直:「邪魔だったから、斬ろうとしたんだ」
    薬師院 小夜子:「これを?」仰向けでもサイズの分かる二つを指差して
    黒瀬直:「それと、髪」
    薬師院 小夜子:「弟さんに感謝だ」
    薬師院 小夜子:両肩をすくめて、大げさな洋画のようなそぶりをする。
    黒瀬直:「ああ」
    黒瀬直:「私は、好きなものがそうない」
    黒瀬直:「特に、自分自身はほとんど嫌いだ」
    黒瀬直:「だが、人に好いてもらったところは、好きだ」
    薬師院 小夜子:「なら今は、全部好きになれたでしょう?」
    黒瀬直:「………そうか?」
    薬師院 小夜子:「あら、伝わってませんでした?」
    薬師院 小夜子:「それとも、あれですかね。月だの星だの、気取った告白じゃあお気に召さないなんて乙女心ですかね」
    黒瀬直:「そこまで物好きとは思わなかっただけだ……が」
    黒瀬直:「そうまで言われては、私も少し頑張るべきだな」
    薬師院 小夜子:「ええ」
    薬師院 小夜子:「好きですよ、黒瀬さん。どこと言わず、まるごと全部」
    薬師院 小夜子:「こうやってだらけてる所も、こっちが覚悟を決めた時に限ってちょっとだけ意地が悪いのもですが──」
    薬師院 小夜子:「一番好きなのはね、かっこいいところです」
    薬師院 小夜子:「……年下の前で、格好よく在ろうって言うか、格好つけようとしてるって言うか。そういうところ」
    黒瀬直:「……そうか」
    薬師院 小夜子:「はい。……ですからね、私はとことん、それを手伝うつもりです」
    薬師院 小夜子:「こうやって格好よくない姿は私で独り占めにして、格好よく見せたい時には演出のお手伝いをして」
    薬師院 小夜子:「そんな感じで、一生追いかけ回してやるって腹を括ったんです」
    薬師院 小夜子:「倒しても倒しても起き上がる相手は厄介でしょう、ふっふっふ」
    黒瀬直:「ふむ」
    黒瀬直:「………さっきまでは」
    黒瀬直:「弱点の一つでも教えてやろうかと思っていたが、君も元気になったし別に良いか」
    薬師院 小夜子:「あっ。ほら出た、〝ちょっとだけ意地が悪い〟ところ」
    黒瀬直:むくりと起き上がる。
    薬師院 小夜子:「……見つけましたか?」
    黒瀬直:「ああ、だからもう、絶対に逃さん」
    黒瀬直:「格好つけてやる。見ていたまえ」
    薬師院 小夜子:「特等席で鑑賞しますとも」
    黒瀬直:「あと、かったるいから手伝いたまえ」
    薬師院 小夜子:「……たはは」
    GM:…それは、姿を隠している。
    GM:だが、君たちにはわかる。二人で奏でた音楽で、既に印はつけてある。
    黒瀬直:その手に金弓現れて、同時に全身気力が迸り、
    黒瀬直:「殺ァッ!」放たれた一矢が正確に標的を捉える。
    GM:ジジ……バチッ!
    GM:その音とともに迷彩が剥がれ、
    GM:現れたのは浮揚するドローンのような機械だった。
    薬師院 小夜子:「どこの誰だか知らないが、狙った相手が悪かった」
    薬品試験機:『……チケンシャ………カクニン……』
    薬品試験機:『テキタイコウドウ……イマヨリ、ボウエイモードニハイリマス……』
    黒瀬直:「では、やろうか」
    薬師院 小夜子:「はいよっ」
    GM:----
    GM:購入等どうぞ!
    薬師院 小夜子:調達 スナイパーライフル目標19 無形コンセで侵蝕49+6=55
    黒瀬直:友人:薬師院小夜子/P好意〇:N恥辱 に変更
    薬師院 小夜子:8dx7+4>=19
    DoubleCross : (8R10+4[7]>=19) → 10[4,5,5,6,6,7,8,10]+6[2,5,6]+4 → 20 → 成功

    薬師院 小夜子:所有して以上
    黒瀬直:なにか欲しいものあります?
    薬師院 小夜子:ふむ
    薬師院 小夜子:なれば、同じスナイパーライフルを……?
    薬師院 小夜子:ただ、目標値が微妙に高いので、他に優先するものがあるならばそちらで
    黒瀬直:じゃあ砂の加護使ってスナイパーライフルチャレンジ
    黒瀬直:侵蝕率51.
    黒瀬直:8dx+1>=19
    DoubleCross : (8R10+1[10]>=19) → 9[1,1,2,7,7,8,8,9]+1 → 10 → 失敗

    黒瀬直:財産足りない!以上!
    薬師院 小夜子:そうそう届くものじゃあないぜ……
    GM:OK!
    GM:クライマックス!お二人とも登場を!
    黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:42->48)
    薬師院 小夜子:1d10+55
    DoubleCross : (1D10+55) → 5[5]+55 → 60

    GM:---
    薬品試験機:《ワーディング》を放つ。これ自体が、EXレネゲイドと化している…!
    薬品試験機:衝動判定、難易度9です。
    薬師院 小夜子:9dx+1>=9
    DoubleCross : (9R10+1[10]>=9) → 10[2,2,4,4,4,5,7,7,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

    黒瀬直:1dx+1>=9
    DoubleCross : (1R10+1[10]>=9) → 8[8]+1 → 9 → 成功

    薬師院 小夜子:60+2d10
    DoubleCross : (60+2D10) → 60+19[10,9] → 79

    黒瀬直:51+2d10
    DoubleCross : (51+2D10) → 51+9[5,4] → 60

    GM:あ、
    GM:≪ワンナイトフィーバー≫があります!
    GM:衝動判定時、通常の侵蝕増加でなく、侵蝕率を100%まで上昇してもよい。拒否可能。
    この効果を受けた場合、戦闘終了時に侵蝕率が50%低下する。

    薬師院 小夜子:もちろん……貰う!
    黒瀬直:そう、
    黒瀬直:ワンナイトフィーバーにより我々の侵蝕率は格段に上昇する……
    黒瀬直:100%黒瀬直です!
    GM:OK!
    GM:では、クライマックス戦闘開始!
    GM:セットアップ!
    黒瀬直:なし
    薬品試験機:≪加速装置≫ 行動値+6
    薬師院 小夜子:無し!
    GM:では薬品試験機!
    薬品試験機:マイナー。≪ポルターガイスト≫インプラントミサイル破壊 攻撃力+12
    薬品試験機:メジャー≪コンセントレイト:オルクス≫+≪空間歪曲射撃≫+≪要の陣形≫+≪アームズリンク≫+≪雷光撃≫+≪MAXボルテージ≫
    薬品試験機:対象はPC全員!
    薬品試験機:10dx7 ドッジダイス-2
    DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,3,4,4,7,8,8,9,9,10]+6[1,3,4,5,5,6] → 16

    薬品試験機:うふふ
    薬品試験機:対応どうぞ!
    薬師院 小夜子:いちおうドッジ
    薬師院 小夜子:2dx
    DoubleCross : (2R10[10]) → 6[5,6] → 6

    薬師院 小夜子:命中!
    黒瀬直:3dx>=16 ドッジ
    DoubleCross : (3R10[10]>=16) → 8[2,7,8] → 8 → 失敗

    黒瀬直:同じく!
    薬品試験機:では二人とも命中!ダメージ!
    薬品試験機:2d10+20+12
    DoubleCross : (2D10+20+12) → 11[4,7]+20+12 → 43

    黒瀬直:薬品試験機にロイス P有為:N脅威〇 取得してタイタス昇華!復活!
    薬師院 小夜子:余裕で吹き飛ぶ。ロイス 薬品試験機 なにあれ便利そう/○ふざけんな で取得しタイタス昇華復活、HP11!
    薬品試験機:では軽めに演出を。
    薬品試験機:がしょん、と銃のようなものが下ろされ、
    薬品試験機:二人を斉射する!
    薬品試験機:ガガガガガガッ!
    黒瀬直:即座に盾を形成、9割方逸らすが
    黒瀬直:「ふむ、まだ少しぐらつくな」
    薬師院 小夜子:「ちぃっ、物騒なもんバラまきやがって……!」防御能力は持たない。再生能力頼りで銃弾の雨に晒される
    薬師院 小夜子:そうしながらも、「まず一発、動きを止めます!」
    薬師院 小夜子:「後は任せた!」
    GM:では、薬師院さんの手番へ!
    薬師院 小夜子:マイナーは無し。
    薬師院 小夜子:メジャー、《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》+《マルチウェポン》+《ヴァリアブルウェポン》 対象はドローン
    薬師院 小夜子:11dx7+4 命中判定
    DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,1,2,4,5,7,7,7,8,9,10]+10[3,3,4,5,8,10]+4[3,4]+4 → 28

    薬品試験機:OK!
    薬品試験機:ガードします。
    薬師院 小夜子:3d10+26 装甲ガード有効、オーヴァードorジャームに1点でもダメージ入るとラウンド中の判定ダイス?3
    DoubleCross : (3D10+26) → 25[10,5,10]+26 → 51

    薬師院 小夜子:出目がよい
    薬品試験機:きゃー
    薬品試験機:いっぱいくらいます。
    薬品試験機:演出どうぞ!
    薬師院 小夜子:──銃器所持数、三丁。普段より少しばかり心許ないが。
    薬師院 小夜子:一丁の不足を補うに足る矢が、この後に番えられている。
    薬師院 小夜子:ライフル二丁、ショットガン一丁。ジャグリングのクラブのように空中に投げ上げた。
    薬師院 小夜子:一丁をつかみ取る。射撃、装填、投げ上げる。その動作が終わったころにもう一丁。もう一丁
    薬師院 小夜子:二本の手のみで三丁の銃を用いた、精密飽和狙撃を敢行する!
    薬品試験機:『ガガガガガ!!キョウイレベル、ジョウショウ……!』
    薬品試験機:部品のいくつかは剥がれ落ちるが、大部分は健在だ。
    GM:では、黒瀬さん!
    黒瀬直:メジャーでコンボ【金光一閃】《ペネトレイト》《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の加護》《砂塵霊》必中の弓を使って対象は薬品試験機。
    黒瀬直:14dx7+10
    DoubleCross : (14R10+10[7]) → 10[1,2,2,6,6,6,7,7,8,8,9,10,10,10]+10[1,5,5,6,7,8,8,9]+10[2,3,5,7]+4[4]+10 → 44

    薬品試験機:ガードします!
    黒瀬直:35+5d10
    DoubleCross : (35+5D10) → 35+31[9,2,6,10,4] → 66

    黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を+11した(侵蝕率:100->111)
    薬品試験機:それはなすすべなく……吹き飛ぶ!
    薬品試験機:復活なし!撃破です!
    薬品試験機:演出どうぞ!
    黒瀬直:(少しふらつく、が)
    黒瀬直:気力を削ぐだの毒だの薬だの、今回が初めてという訳でなし。
    黒瀬直:「火器、機動力、通信機能、自壊装置」
    黒瀬直:淡々とした言葉と同時に放たれた金光が、ドローンの該当箇所を正確に撃ち抜いた。
    黒瀬直:「まあこんなものか」
    薬師院 小夜子:「ひゅう」口笛を高く鳴らす。
    薬品試験機:ドローンはそのまま爆発してガラクタとなる。
    薬品試験機:しかし、その中にある薬品タンクは無事のようだ
    黒瀬直:「では薬師院くん、直ちに回収するぞ」
    黒瀬直:「我慢できなくはないが、かったるいからな」
    薬師院 小夜子:「はいはい。それじゃあ早速──」
    薬師院 小夜子:と、薬品タンクに数歩近づいて、
    薬師院 小夜子:「……あー」
    薬師院 小夜子:「……なんだか面倒くさいし、特に困らなくないですか……?」
    黒瀬直:「だって、君も元気になったしな」
    薬師院 小夜子:「ちぇっ。独り占めの時間はお終いかあ」よっこらしょ、と薬品タンクを担ぎ上げた。
    GM:バックトラックは≪ワンナイトフィーバー≫で自動成功!
    GM:ええと、振ったりはするのかな一応
    黒瀬直:いつも省略してます!
    GM:OK!
    薬師院 小夜子:この「いつも」の信頼感よ
    黒瀬直:経験点は固定の5!
    GM:5!
    黒瀬直:お疲れ様でした!って言って閉めてます!
    黒瀬直:お疲れ様でした!
    薬師院 小夜子:お疲れ様でした!
    GM:ではそれで!おつかれさまでした!
    黒瀬直:12地区 甘味処 八幡屋
    黒瀬直:ゆったりとした老舗の甘味処
    黒瀬直:おじいちゃんこだわりの羊羹が美味しいけど、おばあちゃんは羊羹に合わせるお茶の方にプライドをかけている
    黒瀬直:ここの個室は、ちょくちょくUGNに占拠されているのだ。
    黒瀬直:「では改めて、お疲れ様」
    薬師院 小夜子:「お疲れ様でしたー………………お茶が美味い…………」
    薬師院 小夜子:ほぉーっ……という具合で、暖まった息を吐き出している。
    黒瀬直:芋羊羹をぱくりと口に入れる。
    黒瀬直:「今日は店主の視線が強かったので羊羹を頼んだが」
    黒瀬直:「ここのぜんざいは絶品だ」
    薬師院 小夜子:「甘みは脳の栄養分、次はぜんざいをいただきましょう」
    薬師院 小夜子:「今日のところはこちらで。なるほど、美味、美味」栗羊羹をちびちびと削るように食べている。
    薬師院 小夜子:一息ついて膝を崩し「やー…………しかし、とんでもない事件だった」
    薬師院 小夜子:「狙われたのが黒瀬さんだったからまだよかったものの、ねえ。バスの運転手とかだったらどうなってたかって」
    黒瀬直:「見る目のない者がいるものだ」ほうじ茶を一口。
    黒瀬直:「投与の手口は鮮やかだったが、まあそれだけだな」
    薬師院 小夜子:「それだけ、でよかった。……結局、何処の何者だか良く分かりませんでしたがね」
    薬師院 小夜子:「しかし、まぁ……珍しいというか、面白いもんは見られました」
    黒瀬直:「そんなにか?」
    薬師院 小夜子:「ええ。いっそ定期的にまた、だらけたりしてみません?」
    薬師院 小夜子:「週に一回くらい。主に私の健康増進の目的で」
    黒瀬直:「君がめっきり弱っていて、ついでに私が弱る口実を繕ってきたならば考えよう」
    黒瀬直:「今回は、特別だ」
    薬師院 小夜子:「ちぇー。いいじゃないですか、定期的に休むのは悪いことじゃない」
    薬師院 小夜子:「余暇の間に、ほら。色々できる事だってあるじゃないですか。読書なり趣味なり、なんなりと」
    黒瀬直:「読書はしている。最近読んだのは『性と結婚の民族学』だな」
    薬師院 小夜子:「……何故その選択肢を?」
    黒瀬直:「コードネームがヨルバ族の伝承に基づく敵が出てな」
    黒瀬直:「関連する資料をいくつか漁った内の1つだ」
    薬師院 小夜子:「仕事じゃないですか」
    黒瀬直:「うむ」
    薬師院 小夜子:「もー、強引に抱き留められない限り休む気の無い人なんですから」
    黒瀬直:「やって足りるということはない。私は未熟だからな」
    薬師院 小夜子:「……はーあ。こりゃあ口説くには厄介な相手だぞーう」
    黒瀬直:「まったく、物好きな者もいるものだ」
    薬師院 小夜子:「競争相手が出て来ないように戦々恐々の毎日ですよ」
    黒瀬直:「そうか」
    薬師院 小夜子:「なにせ、こいつは二週間遅れだ」と、バッグを手に取って軽く掲げてみせた。
    薬師院 小夜子:「どれだけ先手を打たれたか分からない。まったく、仕事が恨めしいったらありゃしない」
    黒瀬直:「それは?」
    薬師院 小夜子:「こういうもんです」バッグから取り出したのは、些か包装紙が擦れている所もあったが、
    薬師院 小夜子:長方形の、あまり分厚くは無い箱だった。
    黒瀬直:「ああ、そうか」
    薬師院 小夜子:「ええ……いやね、閉店間際に買ってはおいたんですよ。それなりに良いの」
    薬師院 小夜子:「けど、仕事で中々行き会わなかったでしょう。それで家に置いといたら」
    薬師院 小夜子:「気付いたらほぼ二週間。もう二月も終わっちまう頃合いだ」
    薬師院 小夜子:「という訳で、遅ればせながら」その箱を差し出して、歯を見せるような陽性の笑みで
    薬師院 小夜子:「ハッピーバレンタイン」
    薬師院 小夜子:「……滑り込みセーフって事にしといて?」
    黒瀬直:「……確かに遅れること多大であり」
    黒瀬直:「先手も山ほど受け取ったが」
    黒瀬直:「君から貰うのはこれが最初だ。ありがたく頂戴するとも」
    黒瀬直:穏やかな微笑みを浮かべて、丁寧な手つきで受け取る。
    薬師院 小夜子:「……心残りは、手作りじゃない事くらいですかねぇ」
    黒瀬直:「さて、私は大量に作ったチョコレートを配り回ったわけだが」
    薬師院 小夜子:「ほう? そりゃあまた羨ましい」
    黒瀬直:「流石にもう残っていないのでな」すくりと立ち上がる。
    黒瀬直:つかつかと足を運び、そのまま隣に座り込む。
    薬師院 小夜子:「ぉうっ」一瞬、ちょっと体が横に傾く。
    黒瀬直:「枕はいるかね」
    黒瀬直:「非売品だ」
    薬師院 小夜子:「……長期契約は可能?」
    黒瀬直:「寝心地は保証せん」
    黒瀬直:「固いぞ」
    薬師院 小夜子:「固くて甘いとなりゃ、つまり実質チョコレートって訳ですか」
    薬師院 小夜子:「なるほど、こりゃ一本取られました」
    薬師院 小夜子:ころり。遠慮無しに体を横倒しにする。
    黒瀬直:「鼻血は出すなよ。喉を詰まらせる」
    黒瀬直:優しい手つきで頭を撫でる。
    薬師院 小夜子:「……戦ってない時くらい、血とは無縁でいますさ」
    薬師院 小夜子:「あのね、黒瀬さん」
    黒瀬直:「ああ」
    薬師院 小夜子:「やっぱりね、誰かの為って理由は強いですよ」
    黒瀬直:「よく知っているとも」
    薬師院 小夜子:「顔も見えない誰かじゃなくて。その人の顔が思い浮かぶような誰かがいると、いないとじゃあさ」
    薬師院 小夜子:「……本当に、全然違うんです」
    薬師院 小夜子:「引き金に乗せた指が、思った通りに動いてくれるかどうか。それがね、全然違うんですよ。だから」
    薬師院 小夜子:「無茶しないで、長生きしてくださいね」
    黒瀬直:「……私の弟は」
    黒瀬直:「でかい図体で、頭を撫でてくるのが癖でな」
    黒瀬直:「それで今の私は、しょっちゅうこうしている」
    黒瀬直:「でも、私の目の前で死んだことだけは大嫌いだ」
    黒瀬直:「だから無茶する気も、死ぬつもりもないよ」
    薬師院 小夜子:「なら、私も嫌われないように頑張りましょうかねぇ」
    黒瀬直:「……ああ、程々にな」
    薬師院 小夜子:「ええ」
    薬師院 小夜子:「……疲れて立てなくならない程度に、こうやって甘えさせてもらいます」
    薬師院 小夜子:「ので」
    薬師院 小夜子:「気が向いたらいつでもポジション交換OKですよ?」手だけを持ち上げて、わしゃわしゃと動かす。
    黒瀬直:「……」
    黒瀬直:一瞬停止。
    黒瀬直:「ふむ、そうだな」即座に羊羹を摘まみ取り、彼女の口へ突っ込む。
    薬師院 小夜子:「むぐっ」
    黒瀬直:「うむ」
    黒瀬直:「甘やかすのが、私は好きだな」
    黒瀬直:「やはりそうだ」
    薬師院 小夜子:しばらく口をモゴモゴとして、ようやく中身を空にした後で、
    薬師院 小夜子:「やれやれ。こっちが撫でさせて貰うのは何時になるやら」
    薬師院 小夜子:と、普段より甘ったるい香りの溜息を一つ。
    黒瀬直:「んむ……ま、精進したまえ」指に付いた羊羹を舐めとりながら。
    黒瀬直:「先は長いぞ、未熟者」
    灰島火撫:「全く、調子のいい」彼の左手を握り返して、並んで歩く