メイン 見学

PC1パペッティアー:緒環 伸おだまき しん PL:さささ
PC2リトル・ミストレス:春日 雪(かすが ゆきPL:しんごろ

  • プリプレイ
  • オープニング
  • ミドル:ラウンド1
  • ミドル:ラウンド2
  • クライマックス
  • エンディング
  • GM:『一夜二人転 緒環伸/春日雪の場合』
    春日 雪:テストテスト
    GM:はいかわいい
    GM:いつもどおりばっちり決まってますよ副支部長
    春日 雪:ありがとうございます(にっこり)
    緒環 伸:てすと
    緒環 伸:ポーズにてるな……
    GM:はいはいかっこいいかっこいい
    春日 雪:おそろいですよおそろい。
    緒環 伸:イエーイ
    メカワイバーン:Test.
    GM:小さいお陰で2人と被らないし細部が見えないのでメカっぽい
    春日 雪:メ、メカだー!?
    緒環 伸:なんと
    GM:金属光沢と赤いカメラアイ、メカだな!よし通れ
    GM:本日お2人に襲い掛かる異常事態は『ひたすら眠くなる』
    春日 雪:へいわ。
    緒環 伸:ねむねむ
    GM:原因は……そうだな……
    GM:『アーティファクト』にしましょう。
    GM:よって今回は『アーティファクトによりとにかく眠くなる事態に…陥る…。解決するためには…アーティファクトを封印しzzz...』となります。
    春日 雪:地の文がねむみに囚われている。
    緒環 伸:たいへんなことだ
    GM:PC紹介は別に要らないですね。2人は仲良し!
    緒環 伸:いつもお世話になっております!
    緒環 伸:キャラシは貼りましょうか
    GM:お願いします!
    緒環 伸https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7ePzvQIM
    春日 雪:は、ではこちら!130点版です!
    春日 雪http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYru-9wQEM
    緒環 伸:42歳古代種の緒環です! 見た目は若いぞ!
    春日 雪:第九支部副支部長、春日雪です。11歳です。若いですよ!
    GM:くっ、メカワイバーンのキャラシを作ってここに貼っちゃおう計画をど忘れしていた……
    GM:それではさっそく始めましょう!
    GM:このセッションは全てのシーンが全員登場です。登場侵食をどうぞ。
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:40->46)
    春日 雪:1d10+40
    DoubleCross : (1D10+40) → 5[5]+40 → 45

    GM: 
    GM: 第9地区 街中
    GM:UGN第9支部の副支部長とエージェントである貴方たち2人は
    GM:だからといって副支部長とエージェントであるだけ、ではない。
    GM:つまるところ、ただの緒環伸とただの春日雪として街を歩いている。そういう日もあるのだ。
    緒環 伸:「あー……」にやけた顔をしたスーツ姿の青年が、道を歩きながら軽くあくびをする。
    緒環 伸:「時間が空いたのはいいけど、こういい天気だとなんか気も緩むよな……」
    春日 雪:「ふふ。まだまだ寒いですけど、いい日差しですから」
    春日 雪:緩んだ表情のあなたを、楽しそうに見上げながら。ゆっくりと、合わせてもらったペースで歩く。
    緒環 伸:「春とかなら、ベンチで昼寝ってのも乙だけどね」
    緒環 伸:「結構穴場知ってるよ。今度教えてあげよっか」くつくつ笑いながら。
    春日 雪:「では、暖かくなったら是非とも。……ああ、でも」
    春日 雪:「先に緒環さんが寝たら、そのまま置いて帰っちゃうかもしれませんよ、わたし」
    春日 雪:応じるように、小さく、少しだけ悪戯っぽい声色で笑う。
    緒環 伸:「えー? そりゃひどいよ。僕の方は雪ちゃんを置いていくわけにはいかないんだからさ」
    緒環 伸:「一応、大人としてはね」
    緒環 伸:こちらも楽しげに応える。
    春日 雪:「じゃあ、眠気は我慢してくださいね?……もし今、既に眠いというなら、何処か暖かいところで膝枕して差し上げてもいいですけど」
    緒環 伸:「枕にするにはちょっと小さいかな……」あくびをもう一度かみ殺す。
    緒環 伸:「大人だからね。コーヒーでも飲んで我慢しますよ」
    春日 雪:「あら、それは残念。……ええ、では、五年後くらいをお楽しみに」
    緒環 伸:「プラス五年くらいが僕ぁ好きかな……」
    春日 雪:「……覚えておきますからね、今の言葉」
    緒環 伸:五年経っても、十年経っても、大して見た目が変わらない自分のことを思いつつ。
    春日 雪:5年後、10年後の自分。その姿を想像しようとして、ふっ、と掻き消えてしまうのを感じながら。それでも。
    春日 雪:小さく、笑う。
    緒環 伸:「怖いなー。ほどほどにね」
    春日 雪:笑みを崩さないまま、タン、タン、と。小さくステップを踏むように、あなたの数歩前に出て。
    春日 雪:「……よかったんですよ、あの人のところに行っても。緒環さんは久しぶりの、ちゃんとした休みなんですから」
    春日 雪:身体を捻るように、あなたへ振り返りながら。
    緒環 伸:「そういう勘ぐりとか遠慮をするのはよしなさいよ、子供が」
    GM:という具合に君たちが歩いていると
    春日 雪:「遠慮なんて、するつもりはありません。今までも、これからも。ええ、ですけど─」
    春日 雪:そう、何かを応えかけて。
    緒環 伸:「一応ね、あの件は仕事ということになってて……」
    GM:《わぁでぃんぐ》
    GM:何か、緩い感覚が身体を通り抜ける。
    春日 雪:「っ、ぅ……」
    緒環 伸:「……?」
    GM:なんだろう。ワーディング反応であるとは思う。
    春日 雪:じくり、と。胸に刻まれた傷痕に、痛みではなく疼くような感覚。
    GM:しかしこう、危機感を煽るような印象はない。
    緒環 伸:「今のは……?」
    春日 雪:「……緒環さん。申し訳ありませんが、休みは取り消しです。まずは支部へ、この辺りで活動するオーヴァードの有無と……」
    春日 雪:いつものように、すべきことを言葉にして並べてゆく、が。
    GM:きみたちが知っているものとしては、春の陽気とか朗らかな日差しとか、そういったものであって。
    春日 雪:「……ええと。他の支部から通知されている行動と、あと……」
    緒環 伸:「ああ、了解。……結果オーライって感じになっちゃったな」上司の顔になった少女に応えながら。
    春日 雪:ふたつ、みっつと並べていくうちに。どうにも、思考に霞がかかったような感覚。
    緒環 伸:「雪ちゃん?」
    GM:端的に表現すると、ねむい。
    春日 雪:「……あ、はい。……大丈夫、です。ちょっと、さっきの緒環さんのあくびがうつっちゃった……かも……」
    緒環 伸:だが、その顔が、なんとなくぼんやりしていくように見える。
    緒環 伸:普段の彼女とはどうも様子が違う。
    春日 雪:「…………」
    春日 雪:目は拓いたままだけれど。焦点は合わず、どこか遠くを見ているような、どこも見ていないような─
    緒環 伸:「雪ちゃん、それは……今の感覚とは関係があるかな」
    春日 雪:「っ、ぁ、はい……あれ」
    春日 雪:「……ごめん、なさい。わたし、なにか、おかし…ぃ……」
    緒環 伸:少なくとも、普段重要な話をしながらこんな目をするような相手ではない。
    緒環 伸:第九支部副支部長、春日雪は。
    春日 雪:ふらりと。身体から力が抜けたように、前のめりに─。
    緒環 伸:「おかしいな……確かにおかしい」
    緒環 伸:「っと」
    緒環 伸:慌てて小さな身体を支える。
    春日 雪:「……ごめん、なさい。だいじょうぶ、だいじょうぶ、ですから」
    緒環 伸:「いや全然大丈夫じゃないだろ、ひらがな喋りみたいになってるよ」
    緒環 伸:「とにかく、支部に連絡……」
    春日 雪:胎内に展開した"領域"から、覚醒物質を分泌させることで、どうにか意識を繋ぎとめている。
    春日 雪:領域使いであるあなたなら、少女の身体の中で、何かが稼働しているのを認識できる…かも、しれない。
    緒環 伸:「……ほんとに僕のあくびがうつったわけじゃないよな?」目を細める。
    春日 雪:「……きっと、さっきの。あれのをたどっていけば、きっと」
    春日 雪:うわごとのように、似た言葉を何度か繰り返す、普段はまずしないつたない喋り方で。
    緒環 伸:「……っ」
    緒環 伸:「連絡よりも、まず帰った方がいいな、こりゃ」
    緒環 伸:「雪ちゃん、歩けるかい」
    春日 雪:「……はい」
    春日 雪:支えてくれるあなたに縋り付くように、一歩、二歩。三歩めで、脚がもつれる。
    緒環 伸:「……ダメだな、これは……」
    緒環 伸:雪ちゃんの前にすっとしゃがむ。
    緒環 伸:「乗んなさい」
    緒環 伸:スーツの背中を見せて、示す。
    春日 雪:目の前の、スーツ姿の背中を。ほんの少しの間、ぼんやりと眺めていたけれど。
    春日 雪:ぽてり、と。身体ごと投げ出すように、その背に体を預ける。
    春日 雪:「……ごめん、なさい」
    緒環 伸:「よっし。しっかり掴まってなさいよ、お客さん」
    春日 雪:あなたの耳元で、熱に浮かされたような。けれど、色気とは程遠い声がする。
    緒環 伸:軽口を飛ばす。不安をかき消すように。
    緒環 伸:少女を背負ったまま立ち上がる。
    緒環 伸:思いの外軽い体重に、また少し不安が広がる。
    春日 雪:首に回された手に込められた力は、強くはないが。それでも、絡みつくように、しっかりと。
    緒環 伸:「……謝るなよ」小さな声で。
    緒環 伸:「僕のミスでもあるんだから、これは」
    緒環 伸:その手の力に縋るような気持ちで、ゆっくりと歩き出す。
    緒環 伸:これからする報告の言葉を、考えなければならない。
    GM:貴方たちは、穏やかな足取りで第9支部へ向かった。
    GM:なにしろ2人とも、ひどく眠いものだから。

    GM:ロイス取得どうぞ。取れるかな……?
    春日 雪:ロイス、緒環さんに「■幸福感/隔意」で!
    緒環 伸:ロイスは雪ちゃんにはもう取得してるのでどうしようかな
    緒環 伸:保留!
    GM:登場侵食をどうぞ。
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:46->51)
    春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:45->48)

    GM:ミドルシーンは特殊なFS判定で進行します。
    GM:判定内容はこちら。
    GM:特殊ルールは3つ。
    GM:片方が支援判定を行った場合、もう片方の達成値を+3し、そのラウンドの最大達成値を10とします。
    GM:セットアッププロセスに決まるハプニングチャートは独自のものを用います。
    GM:FS判定が未クリアで4Rが終了した場合、強制的にクライマックスに移行します。ペナルティとしてクライマックスシーン開始時に暴走・放心が付与されます。
    GM:ちなみにクライマックスでは任意で、侵蝕率を100%まで伸ばせます。
    GM:その効果を受けた場合、バックトラックで50%減らせます。
    GM:それではセットアップ。ハプニングチャート!
    春日 雪:わーい!
    緒環 伸:どきどき
    GM:1d6
    DoubleCross : (1D6) → 5

    GM:5:ちょっとした荒事・戦闘が必要な局面。
    ラウンド中の使用技能を≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫に変更する。

    GM:うっそだ~
    春日 雪:グワーッ!?
    緒環 伸:ぎにゃん
    緒環 伸:あ、でも妖精ありますよ
    GM:この2人が荒事とかちょっとよくわかんない
    GM:ねぼけたエージェントを抑え込むとか……?
    GM:ねぼけたまま出撃しようとするエージェントを抑え込んでもらおっと
    春日 雪:ヤー!
    緒環 伸:夢遊病だ
    GM:というわけで判定お願いします
    緒環 伸:ダイスだと射撃がマシかな……
    春日 雪:あ、支援もこの3つになるのか…だと、RCがまだ目があるかな…。
    緒環 伸:RC固定値があった
    春日 雪:妖精は自分にもいけましたっけ。じゃあ、こちらが支援して、緒環さんメインでいきます?
    緒環 伸:支援いただいてRCで振って、微妙なら妖精かなあ
    緒環 伸:お願いします!
    春日 雪:ヤー!では緒環さんに、RCで支援判定!
    春日 雪:2dx+1>=6
    DoubleCross : (2R10+1[10]>=6) → 9[2,9]+1 → 10 → 成功

    GM:がんばれー
    緒環 伸:やった!
    GM:すごい!
    春日 雪:よし、成功。+3したうえで、達成値上限が10に!
    緒環 伸:ではRCで判定します。支援分+3!
    緒環 伸:2dx+1+3
    DoubleCross : (2R10+1+3[10]) → 4[2,4]+4 → 8

    GM:財産点つかいましょう
    緒環 伸:あっ財産点使えるんですか
    緒環 伸:やったー
    春日 雪:緒環さんも結構お金が。
    GM:そっか、財産点使えば2人でもどんな判定でもいけるんですね、ファンブらなければ
    緒環 伸:じゃあ2点使用して10にします。残り12!
    GM:やはり時代は社会
    GM:進行値が2/4になりました

    GM: N市 UGN第9支部
    GM:支部までやって来た2人は、今日も勤務していたエージェントから現状説明を受けることとなった。
    春日 雪:「…………はい。では、おねがい、します」
    春日 雪:当事者の片割れは、こうしてぼうっとしたままではあるのだが。
    緒環 伸:(大丈夫かな……)
    緒環 伸:こちらも眠気はあるが、どうにか堪えられてはいる。
    GM:促されるままに医務室までやって来ると、ベッドの1つには既に先客がいた。(いや、眠りにきたわけではないのだけど)
    黒瀬直:「Zzz...」
    黒瀬直:すやすやと寝息を立てている。
    緒環 伸:「…………」
    緒環 伸:「いや、なんで黒瀬さん……?」ツッコミは堪えられなかった。
    春日 雪:「……なお、さん?なんでここに……」
    春日 雪:「……いえ、いろいろなところで、たたかっているひと、ですから。ここにこられたのも、はじめてでは、ないですけれど」
    小子内渚:「事件を察知するやいなや、飛んで行ったみたいでして」白衣の緩い雰囲気の女性。この支部に所属するエージェントの1人だ。
    小子内渚:「そのまま眠っちゃったところをこちらで保護したんですよ」
    緒環 伸:「ほんとにこの人はまあ……」
    春日 雪:「ああ、それは……ありがとうございます、なぎさ、さん。……なおさんも、こうなったということは」
    春日 雪:口調は、とてもゆっくりとしたもの。それでも、一つずつ、積み木のような何かを頭の中でくみ上げながら喋っている。
    春日 雪:「なおさんが。わたしが。……ひょっとしたら、ほかの、ひとも。こうなったのって……」
    小子内渚:「オーヴァードだけに影響を持つ、アーティファクトだそうですよ……お二人とも、こちらどうぞ」コップを二つ差し出す。
    緒環 伸:「そりゃ面倒なものが出てきたもんだ……これは?」コップを受け取りながら。
    小子内渚:《元気の水》と《隠し味》と《虹の香り》で作った偽珈琲である。
    小子内渚:「あんまり長くは持ちませんけど、眠気は取れます……あと、味もそれなりに」
    春日 雪:「あ、はい……いただき、ます」
    春日 雪:受け取り、息を吹きかけて冷まして。砂糖もミルクも入れないまま口をつけて。
    緒環 伸:「なるほどね。眠気覚ましにちょうどいいや」くい、と飲む。
    春日 雪:「……ぅぇ」
    春日 雪:泣きそうな顔になる。
    緒環 伸:「ん」こちらはコーヒーは普段からブラックが好き。
    緒環 伸:「はは、苦かったかなあ?」
    春日 雪:普段なら、まずやらないことだ。そもそも紅茶党であるし、それにしたって、たっぷりと砂糖を入れて飲んでいる。
    春日 雪:「はい、とても。……でも、すこしだけ、スッキリしたような」
    緒環 伸:「そりゃ良かった。さっきは肝が冷えたからね……」
    小子内渚:「ま、事が済んだらお口直ししましょう。もっと美味しいのもお出しします」
    緒環 伸:自分も、支部についてホッとしてから襲ってきた眠気が、少し覚めていく。
    春日 雪:「はい。おねがい、します。……それで」
    春日 雪:「……なおさんが、こうもぐっすりということは。ひょっとして、たたかおう、といういしがつよいひとほど」
    春日 雪:「……ええ、ええ。もしそうなら、わたしと、おだまきさんが、おきていられるのも……」
    春日 雪:そこまで、推論を述べてから。
    春日 雪:「……………………」
    春日 雪:ゆっくりと前後に、船をこぎ出す。
    緒環 伸:「そりゃ僕がやる気ないみたいだなあ。実際あんまりないけど……」
    緒環 伸:「雪ちゃーん」肩を叩く。
    春日 雪:「……はっ」
    小子内渚:「そういう話になりますね。私なんて軽い軽い」くすりと笑って。
    緒環 伸:「僕よりは雪ちゃんの方が覇気があるわけだね」軽くあくびをしながら。
    緒環 伸:「しかし、これじゃ戦力から倒れてくことになっちまう」
    春日 雪:「……はい。それはもう、ふくしぶちょうですから」
    春日 雪:えへん、と。小さく薄い胸を張る。
    緒環 伸:「えらいえらい」頭にぽんと手を置いてやって。
    小子内渚:「休暇中で悪いですけど、今回も頼りにさせてもらいます」
    小子内渚:「発信源はおそらくこれだとか」写真を示す。
    ビヨンデッタの歪んだ瞳:青い瞳のような模様の宝石が収まった、銀色の指輪が写っている。
    春日 雪:頬を緩ませ、目を細めながら。それでも、視線は示された写真に。
    緒環 伸:「指輪か……」ひとつところに注視していると、油断すると視界がぼやけそうになる。
    小子内渚:「機能は先ほど見抜いた通り」
    小子内渚:「これを持ち込んだ人たちはもう居なくなったそうなので、まあすぐ悪事に使われるって話はないんですが」ずずーっと一口啜り
    春日 雪:「……だとすると、おだまきさんとわたしでおいかけるまでは、いいとして」
    緒環 伸:「とはいえ、この状況で他のトラブルがあったらまずいよな」
    小子内渚:「それで回収しようにも"近づけない"んですよね」
    春日 雪:頭に置かれた手の下から滑り落ちるように、隣に座る青年の腕に頭を預ける。
    小子内渚:「どうやら護衛機能までセットみたいです」
    緒環 伸:「厄介だな……」受け止めてやりながら。
    小子内渚:「それでお手上げ……という状況でした。さっきまでですが」
    春日 雪:「……さっきまで。と、いうことは」
    春日 雪:頭を預けたまま、小さく首をかしげる。
    小子内渚:「お二人と、お二人が扱える武器が確保できまして」資料の束を差し出す。
    緒環 伸:「武器?」ゆるく瞬きをする。
    緒環 伸:「僕、こう見えて荒事は全然なんだぜ」
    緒環 伸:こう見えても何も、体型からひょろりとしている。
    春日 雪:「……わたしも、おだまきさんも、たたかえないですよ……?」
    春日 雪:「わたしなんて、このまえ……たいぶつライフル?のはんどうですごいことに……」
    緒環 伸:「すごいもの撃ってんな」
    小子内渚:「お二人の代わりに戦ってくれる、武力があっても眠らないオーヴァードです……たぶん」
    春日 雪:「……オーヴァードといっても、いきものですよ。ねむらないなんて、そんな」
    緒環 伸:「ああ、そういうこと。そりゃ助かるけど……武器?」
    小子内渚:「第4だけじゃなく、第10支部も変な事やってますね」ピラッ
      すごいぞぼくらのメカワイバーン
     能力値 4/2/4/2  HP:40
    侵蝕:100固定 行動値:8
     リアクション 《イベイジョン》15
     マイナー
    ふしぎな存在だ《オリジン:レジェンド》 機械のこどもだ《オリジン:サイバー》
     メジャー
     C値を下げるぞ《コンセントレイト:ハヌマーン》
    するどいいちげき《振動球》
     必殺技だぞ《レネゲイドスマイト》
    命中:7dx7+12 ダメージ:+24

    春日 雪:つよい。
    GM:クライマックス時に参戦します。
    緒環 伸:つよい
    小子内渚:「普通のレネゲイドビーイングとかですと、やっぱり眠っちゃうみたいでして」
    緒環 伸:「…………」
    緒環 伸:「あそこはまあ、支部長が好きそうだよな、こういうの……」
    春日 雪:「……なにやってるんですか、かずまさん」
    春日 雪:眠気と、そしてあまりにあまりな存在を見た故に、私的な呼び名でぼやく。
    緒環 伸:「やどりちゃんより年上だったはずだよな……?」
    春日 雪:「……たぶん、どうにかしてこれにのってたたかおうとしてますね、あのひと」
    緒環 伸:「あー、なんというか、その方向性はわからんでもない。かつての少年としては」
    緒環 伸:「まあ、その少年心が突破口になりそうってわけか」
    春日 雪:緩やかに同意するあなたを、不思議なものを見るような目で見て。
    春日 雪:「……そういう、ものですか。おとこのこって」
    緒環 伸:「いや、乗れたら乗るでしょ、ドラゴンとかグリフォンとかそういうの」
    緒環 伸:「僕はもうそういう柄じゃないけどねえ」
    小子内渚:「ま、何を使ってでもどうにかしないとですね」
    春日 雪:やはり、その言葉を不思議そうに聞いていたのだけれど。
    春日 雪:「……はい。うごけるのが、わたしたちだけ、というのなら」
    春日 雪:「やらなきゃ、だめ、です」
    春日 雪:とぎれとぎれに。それでも、はっきりと。
    緒環 伸:「…………」眠たげな、だが決断的な様子を見て。
    緒環 伸:「そうだな。こいつが上手く戦ってくれるなら、こっちも出来る限りのことはするさ」
    小子内渚:「はい。よろしくお願いします」
    小子内渚:「もう射程外のはずなのに起きられない人とか、いますしね……」ちらりとベッドに視線を向ける。
    緒環 伸:「よっぽど戦意がやばいんだな……」
    黒瀬直:「うーん……」ベッドから這い出そうとしてる。
    春日 雪:「……うごいてますよ?」
    緒環 伸:「起きてますけど」
    小子内渚:「……」
    小子内渚:「拘束器具用意しておきますね。良い機会ですし」

    春日 雪:ロイスは小子内さんに「■信頼/猜疑心」、ビヨンデッタの歪んだ瞳に「好奇心/■嫌悪」で!
    春日 雪:残り1枠は保留!
    緒環 伸:ロイス、黒瀬さんに○感服/不安、ビヨンデッタの歪んだ瞳に好奇心/○脅威、小子内さんに○連帯感/不安で取得します。
    春日 雪:購入は、まずローラーブーツ!
    春日 雪:6dx+4>=11
    DoubleCross : (6R10+4[10]>=11) → 9[1,2,6,6,7,9]+4 → 13 → 成功

    緒環 伸:購入どうしようかな
    緒環 伸:ぼでまで!
    緒環 伸:4dx+2=>12
    DoubleCross : (4R10+2[10]>=12) → 7[1,3,6,7]+2 → 9 → 失敗

    緒環 伸:財産点3で購入。装備。
    緒環 伸:以上!
    春日 雪:こちらも以上で!
    GM:ハプニングチャート!
    GM:1d6
    DoubleCross : (1D6) → 1

    GM:1:支部員など共通の知り合いに出くわす。GM・見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよい
    ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。

    GM:眠たい子はいねーがー!
    GM:それではお二人は意志の力を示してください
    GM:えっ戦意への反応……?まあうん……
    春日 雪:うおーッ。とはいえ意志もそんなに強くはない(二人とも精神2)
    緒環 伸:意志はふたりとも同じくらいですね
    GM:だけど君たちには
    GM:意志(財産点)もある!
    緒環 伸:金の力……
    春日 雪:……金の意志!
    GM:だからきっと大丈夫……
    緒環 伸:あ、雪ちゃんのが財産点あるから、そっちで判定してもらった方がいいかも?
    春日 雪:じゃあ、こちらで支援、緒環さんに判定、でお願いしてもよいですか。(技能1あるけど誤差と見て)
    緒環 伸:こっちは支援しましょうか
    春日 雪:あ、了解!
    春日 雪:では支援お願いします!
    緒環 伸:はーい。意志で支援判定します。
    緒環 伸:2dx+1 思い出の一品使用
    DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[5,7]+1 → 8

    緒環 伸:あ、この場合難易度いくつでしたっけ
    GM:6です
    春日 雪:では+3を頂いて!
    緒環 伸:じゃあ成功だ やったー
    緒環 伸:どうぞ!
    春日 雪:2dx+1+3>=6
    DoubleCross : (2R10+1+3[10]>=6) → 7[6,7]+4 → 11 → 成功

    緒環 伸:すごい!
    GM:GOOD!
    春日 雪:最大達成値10なので、これで!4/4まで埋まった!
    GM:お金なんてなくても大丈夫!
    緒環 伸:いえーい
    GM:これで次はクライマックスだー!

    GM: 第9支部 エントランス
    GM:"ビヨンデッタの歪んだ瞳"がある港湾地区倉庫へは、非オーヴァード職員の運転で向かうこととなった。
    GM:君たち2人が無防備な状態にならないよう、目的地ですぐメカワイバーンと合流できるように
    GM:タイミングを計って出立する。ゆえにしばらくは待機時間である。
    春日 雪:待機時間。やることがない。けれど、準備が整ったらすぐ動かないといけない。……となれば。
    春日 雪:「ん……ぅ……」
    春日 雪:スーツの生地の、さらりとした感触を全身で味わうように。あなたの背中に、べったりとくっつくように。
    緒環 伸:「ほんとに行ける? 雪ちゃん」背中に、確かな重みを感じながら尋ねる。
    緒環 伸:「僕としちゃ、あんまり無理はして欲しくない、というのが本音なんだけどね」
    春日 雪:「だいじょうぶ、ですよ。……いざとなったら、すこしのあいだくらい、なんとかできます」
    緒環 伸:「そう言うと思ったけど」息を吐く。
    春日 雪:「……ふふ、それに。むりも、むちゃも、むぼうも、いつものことです。……わたしひとりじゃ、どうにもできなくても」
    春日 雪:きゅっ、と。あなたの首に回した手が、力なく狭まる。
    緒環 伸:こちらはこちらで、子供の体温がまた眠気を誘いそうになる。
    春日 雪:「あなたが、います。それに……ふふ。まだ、しゃしんしかみてませんけど、つよそうなあのこも」
    緒環 伸:「期待に応えられりゃ幸いですけどね……っと」
    緒環 伸:背負った体勢を軽く直す。
    緒環 伸:ついでに重たい頭も振って、眠気を払う。
    速水 やどり:「……ふわぁ……こほん。状況は、りかいしています。えぇ」あくびを噛み殺している、君たちを見送るためにやってきた影。
    速水 やどり:《完全演技》でも、お手製のミントティーでも、気休めにしかならないほどの眠気の中、業務をがんばる支部長、速水やどりである。
    緒環 伸:「ああ、また無理してそうな子が来たよ……」
    春日 雪:「……ぁ、やどりちゃん」
    緒環 伸:「ここ、保育園のお昼寝の時間?」
    春日 雪:緒環さんに背負われたまま、小さく手を振る。
    速水 やどり:「これでも……わたしも、ましなほう。です。ですので。えぇ」
    速水 やどり:「ゆきちゃん」ひらひらと手を振り返す。
    緒環 伸:寝ていろ、とも寝るな、とも言えない。いつも自分たちは、子供たちに無理を強いている。
    春日 雪:「……こういうときくらい、やすんでいて、いいんですよ?……だいじょうぶ、こういうときのための、ふくしぶちょうです」
    速水 やどり:「保育園はさすがにしつれいですよ。いちおう、もうすぐちゅうがくせい……いえ、そういうのでは、なく」
    春日 雪:ふわふわと、漂うような言葉だけれど。込められた暖かさと責任感は、いつもと同じ。
    速水 やどり:「……ふくしぶちょうも、どうていどのあーてぃふぁくとえいきょうかにあるんですから」声が平坦で、とってもねむそうだ。
    速水 やどり:「やっぱり、わたしだけやすんではいられませんとも。えぇ。はい……」
    春日 雪:「…………あは」
    緒環 伸:「……そうね。僕もだいぶ眠気が脳に来てて……冗談の言いどころを間違えたかな」
    春日 雪:自分と同じように、肝心なところはいつもと変わらない友人に、思わず小さく笑みが漏れて。
    春日 雪:「……そうですよ、おだまきさん。わたしたち、ちいさいけれど、レディなんですから」
    緒環 伸:「……こんな頑張り屋さんたちに、申し訳ないこと言ったね。どうも」
    緒環 伸:ヘラヘラと笑う顔も、いつもよりさらに気が抜けてはいる。
    緒環 伸:「そしたら……そうだね。そうだよな」
    緒環 伸:「お嬢さんたちと一緒に、僕もどうにか頑張らなきゃだよな」
    春日 雪:「はい。……ねえ、やどりちゃん」
    速水 やどり:「なんでしょう、ゆきちゃん」
    春日 雪:青年に背負われたまま、声は甘ったるいまま。けれど、閉じかけの視線だけは。
    春日 雪:「わたしたち、がんばってきます。そして、ちゃんとかえって、きますから」
    速水 やどり:「えぇ。まっていますとも……ぶじをいのっています」じっと、雪ちゃんを見つめて。
    春日 雪:「はい。……はい、ですから、やどりちゃん」
    春日 雪:「せきにんをかんじるあいてと、しんぱいを……いえ、あいじょうをむけるあいてを、まちがっちゃ、いけませんよ?」
    春日 雪:─閉じかけの、紅い瞳だけは。普段と変わらず、悪戯っぽく、底の見えない輝きのままで。
    緒環 伸:「…………」その言葉を背中でじっと聞いている。
    速水 やどり:「わたしは、にちじょうのたて、どうほうのおさ……はい。わかります。ゆきちゃんのいいたいことは、わかりますとも」ほんのり、眠気が飛んだような。ちょっとだけ真面目な顔で。
    速水 やどり:「でも、きっとぶじにかえってきたくださいね。わたしのなかまたち。たいせつな、おともだち……」目を擦りながら、言葉を最後まで続ける。
    春日 雪:「……はい。おともだちの、おねがいですもの」
    春日 雪:「かならず、みんなで、ぶじに」
    春日 雪:言葉は、少しずつ、ゆっくりに。
    緒環 伸:(……この子たちが眠たい時に、いつでも安らかに眠れるような)
    緒環 伸:(行きたいところにいつでも行けるような。そんな風にできるほどの力が)
    緒環 伸:(僕にもあればいいのにな)半分、夢を見るように思う。
    緒環 伸:(それはでも、きっと、まだ早い)
    緒環 伸:(神様だけが持てるような、そういう力なんだ)
    緒環 伸:だから、ただの人である今の自分ができることをしなければ、ならない。
    緒環 伸:「……無事に、帰ってきますよ」少し眠い笑顔で続ける。
    小子内渚:「……副支部長ー、緒環さーん」保温性の高い水筒を持って、ぱたぱたと小走りで。
    小子内渚:「第10の方、発進準備……発進準備?まあ出来たみたいです」
    緒環 伸:「了解ー」もう一度雪ちゃんをおぶい直して。
    春日 雪:「はぁい……。……ふふ、じゃあ」
    春日 雪:首に回した手に、弱々しく力を込めて。
    春日 雪:「いってきますね、やどりちゃん」
    速水 やどり:「いってらっしゃい、ゆきちゃん。緒環さん」
    緒環 伸:「いってきます」手は塞がっているから、軽く地面を蹴った。
    GM:互いに眠気と戦いながら、別れを告げて乗車して。
    春日 雪:すれ違う時、小子内さんから渡された水筒。その中身の、あの苦さ。
    春日 雪:それを、有難いものであったと、思い出しながら。
    春日 雪:青年の背中で、嬉しそうに、笑っている。

    GM:FS判定なので、実はシーンきれてないんですよね
    GM:とまれロイス取得どうぞ
    春日 雪:あっ、そうだった!
    緒環 伸:そっか!
    春日 雪:やどりちゃんに「■友情/憤懣」で!
    春日 雪:以上となります。
    緒環 伸:メカワイバーンに○期待/不安で取得します
    GM:登場侵食をどうぞ。
    春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:48->53)
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:51->60)

    GM: 第9地区 港湾部 貸し倉庫群
    GM:複数のコンテナが並ぶそこに、猛獣がいた。
    GM:アスファルトには既に乾いた血。指輪を持ち込んだ愚か者たちの死体が幾つも転がっている。
    ビヨンデッタの悪夢:駱駝のような長い脚の、巨大な羊。頭には金の矢が突き刺さり、角は蝸牛の殻で出来ている。
    春日 雪:「……ああ、あれが」
    春日 雪:あなたの背中で、相変わらず舌足らずな、けれど少しだけはっきりした声。地面に降り立った脚は。
    緒環 伸:「……またなんかヤバいのがいるな……」そっと、背中から少女を下ろしてやる。
    春日 雪:「はい。……ゆびわからうまれたあくま、といったところでしょうか」
    春日 雪:思いのほか、しっかりしている。それは、道中口にした苦いコーヒーの効果であり、そして。
    春日 雪:「……あくまなら、このしょぎょうもなっとく、です」
    春日 雪:故意に過剰分泌させた覚醒物質が、胎内を、脳髄を駆け巡っていることの効果でもある。
    緒環 伸:しっかりと立っていることには安心する、が
    緒環 伸:無理をさせていることもわかってしまう。
    緒環 伸:自分は自分で、目を細め、運命の糸を探ろうとするとそのまま眠りに落ちそうだ。
    緒環 伸:「早く片付けないと、な」双方に言い聞かせるように。
    緒環 伸:「で、僕らの期待の星は……?」
    春日 雪:「はい。……そろそろ、のはずですが……」
    GM:その時、一点の光が空に輝く。
    GM:あれはなんだ?鳥か?飛行機か?
    春日 雪:「いえ、あれは……!」
    緒環 伸:「……メカワイバーン……!」
    メカワイバーン:風を切って舞い降りた、大きな翼と鋼の鱗には白銀の輝きを。
    メカワイバーン:そして鋭き顎の直上に、二つの紅いカメラアイを備えた鋼の飛竜。
    メカワイバーン:「Gwoooow!」貴方たち2人を守る様に、獣との間に降り立った!
    春日 雪:「……おだまきさん?」
    緒環 伸:「うん」
    春日 雪:「いいんですよ。かっこいいとおもうなら、そういって」
    春日 雪:どこか楽しそうな、鈴が転がるような声。もちろん、眠そうではあるのだけれど。
    緒環 伸:「……うん……」
    緒環 伸:「正直、今のシーンは録画しときゃ良かったなって思った……」
    緒環 伸:軽く手を握り締めながら。
    緒環 伸:眠気のせいか、どこか少年めいた表情になっている。
    ビヨンデッタの悪夢:新たにやって来た、2人の超人と1機の獣を濁った瞳で睨みつけて
    ビヨンデッタの悪夢:異形の角が燐光を放つ!強力なレネゲイド反応が貴方たちを襲う!
    GM:難易度9の衝動判定と共に《ワンナイトフィーバー》
    GM:通常の侵蝕増加の代わりに、侵蝕率を100%まで任意で上昇できます。
    GM:この効果を受けた場合、戦闘終了時に侵蝕率が50%低下します。
    春日 雪:わあい。ではまず衝動判定から!
    春日 雪:2dx+1>=9
    DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 4[2,4]+1 → 5 → 失敗

    緒環 伸:3dx+1 思い出の一品使用
    DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[2,6,8]+1 → 9

    春日 雪:ォァーッ!
    緒環 伸:成功
    春日 雪:ねむみが……駆け巡る……!
    ビヨンデッタの悪夢:ひつじよ~
    春日 雪:そしてフィーバーの効果は、受ける!(80%いかないとフル支援ができないので)
    緒環 伸:こちらも受けます!
       ビヨンデッタの悪夢
           5m
    春日(4)緒環(8)メカワイバーン(8)
    GM:それではセットアップ。
    緒環 伸:なし
    春日 雪:念のため、ローラーブーツを起動。
    GM:それではイニシアチブ。
    GM:緒環さんかメカワイバーンの行動です。
    緒環 伸:先に動きたいです
    メカワイバーン:Do it.
    春日 雪:お願いします!
    緒環 伸:いきます!
    緒環 伸:マイナーはなし。
    緒環 伸:メジャー、コンボ『ラケシス、糸を計れ』。《導きの華》《光射す場所》《要の陣形》。侵蝕9上昇。
    緒環 伸:対象はメカワイバーン、自分、雪ちゃんの三人。次のメジャーアクションの達成値が+21されます。
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+9した(侵蝕率:100->109)
    春日 雪:ぷらす、にじゅういち。
    メカワイバーン:Oh...
    緒環 伸:演出いきます。
    GM:どうぞ
    緒環 伸:今の自分にできることは、糸を操り支援を行うこと。だから、そのために視界をわざとぼやけさせ……。
    緒環 伸:強烈な眠気が、頭と目を揺らす。糸の像が乱れる。
    緒環 伸:(……クソッ、この子たちが、戦ってるのに……)
    緒環 伸:(大人が格好悪い真似できるわけがないだろ……)
    緒環 伸:ガリッ。
    緒環 伸:自分にしか聞こえない、小さな音がした。
    緒環 伸:口の中に血の味が広がる。一気に目が冴える。
    緒環 伸:糸が、視界いっぱいに広がる。それを引く。繋げる。操る。
    緒環 伸:「っ、よし、あとは頼んだぞ!」
    緒環 伸:ぺっ、と血に塗れた小さな肉片を吐き出しながら。
    緒環 伸:鋼鉄の竜に向け、叫んだ。
    メカワイバーン:赫き両眼が、呼応するように輝いた。
    GM:メカワイバーンの手番です。
    春日 雪:いけーッ!!
    メカワイバーン:マイナーでコンボ【霊機稼働】《オリジン:レジェンド》《オリジン:サイバー》を使用。
    メカワイバーン:シーン中の精神・社会判定の達成値+12.
    メカワイバーン:メジャーでコンボ【鋼竜吐息】《コンセントレイト:ハヌマーン》《振動球》《レネゲイドスマイト》
    メカワイバーン:装甲無視のRC攻撃。対象はビヨンデッタの悪夢です。
    メカワイバーン:7dx7+33
    DoubleCross : (7R10+33[7]) → 10[1,4,5,5,7,7,10]+10[2,5,9]+4[4]+33 → 57

    GM:支援はありますか?
    緒環 伸:《妖精の手》
    緒環 伸:最後のダイス目を10に。侵蝕4上昇。
    春日 雪:ヒューッ!
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+4した(侵蝕率:109->113)
    メカワイバーン:1dx7+63
    DoubleCross : (1R10+63[7]) → 1[1]+63 → 64 → ファンブル

    緒環 伸:そういうこともある
    ビヨンデッタの悪夢:リアクションの代わりに《竜鱗》。装甲+30点。
    メカワイバーン:装甲無視ゆえに64点そのまま通る。
    春日 雪:GM!それは達成値であって攻撃ではないわ!
    GM:そうだったわね
    メカワイバーン:24+7d10 装甲無視
    DoubleCross : (24+7D10) → 24+39[8,3,6,8,9,1,4] → 63

    GM:誤差でした
    メカワイバーン:緒環さんの言葉に応えるように跳躍、怪物をその眼で睨みつけ
    メカワイバーン:『Hiiiiiiiiiiiyiiiiiii!』その大顎から強烈な指向性をそなえた音波を放出!
    ビヨンデッタの悪夢:もふもふとした羊毛……に見える、無数の蝸牛の触覚は鋼の如き硬さを持つが
    ビヨンデッタの悪夢:怪音波による一撃はそのような防御を無視して貫く!
    メカワイバーン:すごいぞぼくらのメカワイバーン!あとひといきだ!
    GM:イニシアチブ。ビヨンデッタの悪夢の手番。
    ビヨンデッタの悪夢:マイナーで≪完全獣化≫≪破壊の爪≫≪ハンティングスタイル≫
    ビヨンデッタの悪夢:シーン間肉体ダイス+6個、素手のデータ変更して戦闘移動。PCたちにエンゲージ。
    ビヨンデッタの悪夢:メジャーで≪コンセントレイト:キュマイラ≫≪獣の力≫≪銘なき刃≫≪増腕≫
    春日 雪:イヤアアアアア
    ビヨンデッタの悪夢:攻撃対象は範囲選択だが、夢を見ない機械人形には反応しない。
    ビヨンデッタの悪夢:対象はPCふたりのみ!
    緒環 伸:やったぜ!(?)
    ビヨンデッタの悪夢:ぷるぷる
    春日 雪:ヤッター!
    春日 雪:よくない!
    ビヨンデッタの悪夢:14dx7
    DoubleCross : (14R10[7]) → 10[1,3,3,3,4,5,5,5,5,6,7,8,8,9]+10[3,4,8,9]+10[6,8]+10[10]+6[6] → 46

    緒環 伸:ドッジ!
    春日 雪:暴走!リア不!
    緒環 伸:4dx+1=>46
    DoubleCross : (4R10+1[10]>=46) → 6[1,4,4,6]+1 → 7 → 失敗

    緒環 伸:ぜんぜんだめ
    ビヨンデッタの悪夢:35+5d10
    DoubleCross : (35+5D10) → 35+38[8,4,10,7,9] → 73

    緒環 伸:全くだめ。倒れてビヨンデッタの歪んだ瞳へのロイスをタイタス昇華復活。
    緒環 伸:HP11です。
    春日 雪:死!ビヨンデッタの歪んだ瞳へのロイスをタイタス化、昇華して復活!HP11へ!
    ビヨンデッタの悪夢:衝撃に貫かれるように一瞬ぐらりと身体を揺るがせ、頭に突き刺さった金の矢が照り返して
    ビヨンデッタの悪夢:横へ倒れ込むと共に全身を包む触覚がばらりと広がり、それを以て跳躍!
    ビヨンデッタの悪夢:そのまま2人の元へ迫り、無数の瞳持つ角が貴方たちを鞭打つ!
    緒環 伸:「……っ」衝撃に倒れ込みそうになりながら、どうにか耐える。
    緒環 伸:今倒れては、このまま意識を失ってしまいそうで。
    春日 雪:「っ、ぁ……」
    緒環 伸:口の端から微かに血を流しながら、なんとか立っている。
    春日 雪:痛みは、もちろんのこと。─何か、嫌なものを思い出させる。たとえば、そう。
    春日 雪:胸に残る傷痕から、じわりと、血が滲み出すような感覚。白いブラウスが、赤く染まって─。
    春日 雪:「……だめ。いまは、まだ」
    春日 雪:勿論、それは錯覚だ。赤いのは、己の血ではなく。胸元に留められた、赤い宝玉のブローチ。
    春日 雪:─それを目にしたからか。意識は、己の内側ではなく。目の前の、現実へ向かう。
    春日 雪:ではこちらのターン!
    春日 雪:マイナーなし。メジャーで、メカワイバーンに以下の組み合わせで支援。
    春日 雪:《さらなる力/狂戦士/導きの華》
    春日 雪:未行動にし、次の判定のダイス+8、Cr?1、達成値+12
    春日 雪:目標値は20です。
    春日 雪:5dx+1+21
    DoubleCross : (5R10+1+21[10]) → 6[1,3,3,4,6]+22 → 28

    春日 雪:成功。上記の効果をメカワイバーンに付与!
    メカワイバーン:Power!
    春日 雪:では演出!緒環さんにちょっとご協力を願う、ぜ!
    緒環 伸:おう!
    春日 雪:─彼の「糸」はこの子にも届く。自分は……どうだろう。所詮、人の身体を騙し、誑かすのが自分の力だ。
    春日 雪:けれど。彼の力を借りることができれば、きっと。……霞がかかった脳髄で、そんな思考が巡って。
    春日 雪:「……おだまき、さん」
    緒環 伸:「……ん」
    春日 雪:その腕に、縋り付くように。精一杯、背伸びをして。
    緒環 伸:ダメージと眠気で朦朧とした頭で応える。
    春日 雪:「……あのこに、とどけてあげて、くれますか」
    春日 雪:悪夢の獣相手に、一歩も引かない機械の竜を、ちらりと見て。
    緒環 伸:その様に一瞬、霧が晴れたような気分になり。
    緒環 伸:「……ああ、わかった。やってみる……できるさ」頷く。
    春日 雪:そのまま、あなたの腕を引っ張って。背伸びも、半ば飛び上がるような形になって。
    春日 雪:「はい。それじゃあ」
    緒環 伸:合わせて軽くかがむ。
    緒環 伸:「おいで」
    春日 雪:あなたの、頬と唇の境目。口から流れた血が滲むそこへ。
    春日 雪:「……ん」
    春日 雪:あかいくちびるが。あかいしたが。
    春日 雪:あかいちを、舐め取るように触れて。
    緒環 伸:その温かさを、どこか遠く懐かしいもののように感じながら受け取る。
    春日 雪:─生きる者全てを昂らせるものが、あなたを、あなたが張り巡らせた糸を、駆け抜ける。
    春日 雪:「……はい。これで」
    春日 雪:「きっと、あのこも、げんきに」
    緒環 伸:自分からは、もう離れてしまった感覚の寂しさを思いながら、張り巡らされた糸にそれを繋げる。
    緒環 伸:「……うん」
    緒環 伸:「もう一度、頼むよ」
    メカワイバーン:空に輝く、三つの光点。
    メカワイバーン:大きな両翼、鋭い顎。
    メカワイバーン:再行動します。
    春日 雪:いけーッ!!
    緒環 伸:ゴー!
    メカワイバーン:メジャーでコンボ【三位一体:護竜乱舞】《コンセントレイト:ハヌマーン》《振動球》《レネゲイドスマイト》
    メカワイバーン:15dx6+24
    DoubleCross : (15R10+24[6]) → 10[1,2,2,3,3,4,5,6,7,7,7,7,7,8,10]+10[3,4,5,6,6,7,8,8]+10[2,4,4,8,10]+10[6,7]+5[1,5]+24 → 69

    緒環 伸:《妖精の手》侵蝕4上昇。
    緒環 伸:最後のダイス目の1を10に。
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+4した(侵蝕率:113->117)
    メカワイバーン:1dx6+74
    DoubleCross : (1R10+74[6]) → 5[5]+74 → 79

    ビヨンデッタの悪夢:《竜鱗》で装甲+30.
    メカワイバーン:24+8d10
    DoubleCross : (24+8D10) → 24+40[8,2,3,2,6,10,1,8] → 64

    春日 雪:つよい。
    GM:さっきとほぼ同じダメージだ
    ビヨンデッタの悪夢:最大HPは74、合計ダメージは127。死亡!
    春日 雪:ヤッター!!!
    緒環 伸:やった!!
    春日 雪:滅びよ悪夢!
    緒環 伸:オーバーキル!
    メカワイバーン:鋼の羽ばたきが、湿った眠気を祓い飛ばす!
    メカワイバーン:鋭い鉤爪がのたうち回る触角ごと獣を捉え、アンカーボルトでコンテナに突き刺す!
    メカワイバーン:巨大な顎と毒針備えた長い尾が怪物を傷つけて
    ビヨンデッタの悪夢:決して無抵抗ではない。積極的に襲いはしないが、障害物を全力で破壊しようとする。
    GM:その戦いは烈しいものだったが、勝者がどちらかを君たちは知っている。
    春日 雪:その戦いを、見守っている。彼とふたり、手を繋いで。
    緒環 伸:糸が激しく揺らぎ、動く様を見ている。
    緒環 伸:小さな手を握り返したまま。
    GM:何故ならば、その竜はあなたたち2人の戦意を背負って戦う代闘士であり
    春日 雪:触れた肌を通して、張り巡らされた糸の感覚が、僅かだけども伝わってくる。それに、応えるように。
    春日 雪:─がんばれ、と。言葉には出さず、強く、そう念じた。
    メカワイバーン:「Gwoooooorrr!」
    GM:貴方たちと共に戦う、この街の強壮たる守護者なのだから。
    ビヨンデッタの歪んだ瞳:暗いコンテナの片隅で、カチリと小さな音が鳴る。
    ビヨンデッタの歪んだ瞳:指輪の装飾がズレ落ちて、その瞳が閉ざされる。
    GM:───戦闘終了である。
    春日 雪:そして支援分の侵蝕を上げ忘れていたので!
    春日 雪:春日 雪の侵蝕率を+14した(侵蝕率:100->114)
    GM:《ワンナイトフィーバー》による減少によって確定帰還。故に省略します。
    GM:経験点は5点で固定。GMは3点いただきます。
    春日 雪:ヤー!
    緒環 伸:いただきます! GMに感謝!
    GM:帰還おめでとうございます。お疲れ様でした。
    メカワイバーン:Good job.
    春日 雪:あなたもね。(さむずあっぷ)
    緒環 伸:ナイスアタック!
    GM:貴方たち3人は、見事に悪夢を打ち破った。
    GM:鋼の竜は巣へ帰り、戦士たちは意識を取り戻し、仕事中毒者は良い機会だからとそのまま寝かしつけられるだろう。
    GM:故に貴方たちは、ただの緒環伸と春日雪である。
    春日 雪:─第9支部、副支部長室。
    春日 雪:アーティファクトの作用による眠気はなくとも。眠気に抗い続けた幼い身体は、内側から悲鳴をあげていて。
    春日 雪:……それは、きっと悟られてしまっていたのだろうけど。こうして、何も言わずにいてくれるのも、あの人らしい。
    春日 雪:だから、こうして仕事を終えて。応接セットのソファに身を沈めた途端。
    春日 雪:「…………ん……」
    春日 雪:じわりと広がるような臓腑の痛みは、疲労と眠気に抗うには弱すぎて─
    春日 雪:────
    緒環 伸:カチャリ。小さな音がして、ドアが開いた。
    緒環 伸:「雪ちゃん? あっ、いっけね。ノック忘れてた」
    春日 雪:返事は、ない。けれど留守というわけではなく。
    緒環 伸:聞こえてくる声は、仮眠を経ていつも通りののんきなものだ。
    春日 雪:静かで穏やかな寝息が、ソファから聞こえてくる。
    緒環 伸:「……っと」
    緒環 伸:「雪ちゃん、風邪引くぜ」軽く声をかけてやるが、起こす気はない。
    緒環 伸:小さな身体で無理をしてまで戦い抜いた少女だ。そのままにしておきたかった。
    緒環 伸:代わりに、近寄って、ブランケットか何かを探し……。
    緒環 伸:何もないので、自分の上着を脱いで、上にかけてやる。
    緒環 伸:「……お疲れ様」
    緒環 伸:ちかり、と少女の胸のブローチが光る。
    春日 雪:微かにあなたの体温が残る上着に包まれて。漏れた小さな呻き声は、決して苦し気ではない。
    緒環 伸:「…………」先日知り合った少年がプレゼントしてくれた、というものだ。
    緒環 伸:連想して、いつか彼女に届けた、小さなおもちゃの指輪のことを思い出す。
    緒環 伸:彼女のことを見届ける約束をした自分は、そういう、形のあるものを残していけるような人間ではない。
    緒環 伸:それでも。
    緒環 伸:「なあ、雪ちゃん。寝てるよな?」
    緒環 伸:「寝てるね。寝てることにしような」
    緒環 伸:一番大事で、いつか届きたい人相手ならそれでいい。何もなくとも、身一つで会いに行く。
    春日 雪:返事は、ない。……僅かに眉が動いたように見えたのは、あなたの思い違いかもしれないが。
    緒環 伸:でも、この子には何かをあげたかった。
    緒環 伸:「……今回は、本当は置いていきたかったよ。でも、君はそういう子じゃないのを知ってるからね」
    緒環 伸:「ご褒美、とも違うな。罪滅ぼしってほどのことでもないけど……」
    緒環 伸:「……雪ちゃん」
    緒環 伸:それは、突拍子もない言葉に聞こえるかもしれない。
    緒環 伸:「『春日』は君にとって、やっぱり大事なのかな」
    緒環 伸:答えを待つまでもない。酷い質問かもしれない。
    春日 雪:無論、その問いに応えはなく。
    春日 雪:ただ、胸のブローチが。蛍光灯の無機質な光を、血のように赤く反射する。
    緒環 伸:「……僕は……」
    緒環 伸:「もし君が、とても眠たくて、ただの雪ちゃんとして眠りについていたいと思ったら」
    緒環 伸:「……そういうことをもし、君が考える時が、あるとすれば」
    緒環 伸:「僕は」
    緒環 伸:「『緒環』は君を待っている」
    緒環 伸:「……僕が『お父さん』でいられるくらいの間だけね」
    緒環 伸:この子は眠っているから、答えは返ってこない。
    緒環 伸:この会話は、なかったことになる。それだけだ。
    緒環 伸:「それじゃ、雪ちゃん」
    緒環 伸:「おやすみ」
    緒環 伸:くるりと踵を返して、足音が遠ざかる。
    緒環 伸:やがて、ドアが閉まる音。
    春日 雪:ドアの向こう。足音が遠ざかり、時計の針が進む音だけが響いて。
    春日 雪:分針が、文字盤の4分の1を回ろうかという時間が経ってから。
    春日 雪:「……わたしを、父親より先に死ぬ親不孝者にしたいんですか、あなたは」
    春日 雪:ゆっくりと目を開きながら呟く言葉は、あの時、寝ていたのであればあり得ないもの。
    春日 雪:「それに。……ええ、ええ。たしかに、あなたに、わたしが生きている間は人でいてほしい、と」
    春日 雪:「そう、お願いはしました。でも」
    春日 雪:「自分から、重石を増やしてどうするんです。……ほんとうに、緒環さんったら」
    春日 雪:ゆっくりと上半身を起こして。ぬくもりがとうに失せた上着を、胸に抱きしめながら。
    春日 雪:「ばか」
    春日 雪:とても、とても楽しそうに。嬉しそうに。
    春日 雪:誰にも届かない声で、そう呟いた。




    『一夜二人転 緒環伸/春日雪の場合───重度の眠気』 だけど彼女は眠らずに