『一夜二人転 志木倫堂/灰島火撫の場合』 GM:粘土

メイン 見学

PC1バルカノーツ:志木 倫堂しき りんどう PL:そごう
PC2炎精(オールド・ジン灰島 火撫(はいじま かなでPL:赤いポスト

  • プリプレイ
  • オープニング
  • ミドル:ラウンド1
  • ミドル:ラウンド2
  • クライマックス
  • エンディング
  • GM:『一夜二人転 志木倫堂/灰島火撫の場合』
    GM:本日お2人に襲い掛かる異常事態は『身体の一部が離れなくなる』
    GM:変事の原因は『アーティファクト』を選択します。
    GM:よって今回は『アーティファクトにより身体の一部が離れなくなるという事態に陥る。解決するため、アーティファクトを封印する』となります。
    GM:それではPC紹介、志木くんからどうぞ。
    志木倫堂:はーい
    志木倫堂http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY37LntQIM
    志木倫堂:「”バルカノーツ”志木倫堂。イリーガルだ」
    志木倫堂:少し前までFHで実験体をやっており、その関係で怒りの沸点が低め
    志木倫堂:もとい出力向上のため、大抵の情動が怒りとして発露するように精神を弄られていました。
    志木倫堂:本来の才能限界を遥かに超えた火力を無理やり収束させて攻撃します。
    志木倫堂:本人は自分の怒りっぽさを嫌っており、なにかと文化人を主張したり
    志木倫堂:FHから救い出してくれた恩人の教えに従って、努めて上機嫌に、あと笑顔でいようとします
    志木倫堂:でもそういう方向で無理に自分の感情を誤魔化してたら一度限界になり
    志木倫堂:友人の助けもあってほどほどが大事だな~と学習した感じ。
    志木倫堂:性能は永遠の炎で終わりを迎えた行動値から単体攻撃。以上です。よろしくお願いします。
    GM:こんかいは師匠と地獄へ付き合ってもらう
    志木倫堂:地獄だと……面白ぇ
    GM:というわけで灰島さん、自己紹介よろしく!
    灰島火撫:うむ!
    灰島火撫http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuPa6uQIM
    灰島火撫:「炎精(オールド・ジン)。ハイジマ・カナデ」「僕のことは、以後師匠と呼ぶように」
    灰島火撫:『陽炎』のレネゲイドビーイング。女子小学生みたいな容姿をしており、自分を何かと師匠と呼ばせたがる。
    灰島火撫:しかしてその正体は、遥か彼方のフォーマルハウトに棲まうクトゥグアの眷属、フタグアの欠片。
    灰島火撫:人間好きを拗らせて地球に降り立った変人である。
    GM:な~にが正体ですか~~!
    GM:旧支配者なんているわけないじゃないですか!
    灰島火撫:戦闘時は師匠の名に違わぬスゴイヤバイ級熱量を、テンサイ級熱量制御をもって焼き払う!
    灰島火撫:破壊者とデリバリーで稼いだ行動値もあって、同じピュアサラなのに正反対! ふしぎ!
    灰島火撫:今回は弟子と一緒だぜふっはっは。以上!
    GM:師弟の無敵のコンビネーションであらゆる敵を灰燼に帰してくれ……
    灰島火撫:やってやるぜ。な! 弟子! な!
    志木倫堂:お、おう……
    GM:それでは始めていきます。

    GM:登場侵食をどうぞ。
    灰島火撫:42+1d10
    DoubleCross : (42+1D10) → 42+1[1] → 43

    志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:34->44)
    GM:師弟感めっちゃあるな
    GM: 
    GM: 第11地区 灰島邸
    GM:第12支部での一件を経て、師弟関係ないし家事能力搾取関係を結んだ君たち2人は
    GM:灰島火撫の自宅にて、師弟としての交流を
    GM:あるいは家事をさせられているところだ。
    志木倫堂:「ヤバそうな本がさ……これ以上は守秘義務的なアレで言えないんだが……」
    志木倫堂:と、先日偶然遭遇した事件の話をしながら野菜をざく切りにしている
    灰島火撫:「ほうほう。まぁ僕も詮索はしまい。その分弟子の話術に期待させてもらうからさ」
    志木倫堂:「そこで一緒にいた奴が……信じられるか? なんかクソ真面目な顔して胸の谷間に挟み始めて──レネゲイドアイテムだぞ?」
    志木倫堂:「危ないだろ……何もかも危ねーよ……」
    志木倫堂:基本的に手つきは雑だが、皮むきだけは慣れている様子で、ネットには薄く繋がったジャガイモの皮がとぐろを巻いている。
    灰島火撫:「『本』を挟めるほど深く広い谷間を持っているという点についてはまぁ、僕は聞かないけど」
    灰島火撫:「その気になれば僕もできるし」「実際命知らずだね、その彼女は」
    志木倫堂:「触れないのか対抗心出すのかはっきりしろよ……いや、はっきりしなくていいや」
    灰島火撫:「僕だって女だということさ」
    志木倫堂:「つーかいい加減計量スプーン買えよ」
    灰島火撫:「ところでシェフ。今晩のメニューは!?」
    志木倫堂:「ポトフだ」
    志木倫堂:鍋だとかシチューだとかカレーだとか
    志木倫堂:そういう材料を放り込んで煮るタイプのもの以外が出てくることは、相当に少ない
    灰島火撫:「おお、ポトフか! 僕はあれ好きだぞ!」
    灰島火撫:だがこの師匠。元来より生活力は0。自分でやるとなったら素焼きくらいしかしないので、煮込みでも満足できるのだ。
    志木倫堂:「しかしそうか……確かに女の前でする話じゃなかったな……」
    志木倫堂:「なんかカナデは小学生みたいだから忘れそうになる」
    志木倫堂:ぼちゃんぼちゃん、と最後の具を放り込んでふたを閉じた
    灰島火撫:「実際外見は小学生のそれだから、頭から否定はしないけれども」
    灰島火撫:「そう、中身まで10代前半と思われるのはいささか心外だね」
    志木倫堂:「……いや、でもどっちみちなんか」
    志木倫堂:「性別とかそういう意識薄いもんだと……センセイはそうだったし……」
    志木倫堂:自らを師匠と呼べと嘯く灰島火撫のことは呼び捨てにしておいて、特に気にすることなく『センセイ』の話をする。
    灰島火撫:「ふはは。たしかに、世の男がいう『愛らしい女の子』とは、僕はちょっと違うだろうけどね」
    志木倫堂:「レネゲイドビーイングって割とそういう奴多くないか?」
    灰島火撫:「否定はしない、だが肯定も避けておこうか」「人間だってそういうものだろう。ただちょっと『僕ら』は幅が広いだけさ」
    灰島火撫:「女の子、男の子と確固たる意識のある子もいれば、そうでない子もいる」
    志木倫堂:「いや、悪かった悪かった」
    志木倫堂:「俺もカナデの見た目がかわいいと思わんわけじゃないんだ、だけどよぉ……」
    志木倫堂:部屋を見渡す
    灰島火撫:「なんだね」
    灰島火撫:「もっと僕のことを褒めちぎってくれても良いんだぞ?」
    志木倫堂:「この前俺がゴミ出ししてから、何回ゴミ収集車来た?」
    灰島火撫:「……」
    志木倫堂:部屋の隅や廊下の端、目を向ければそこら中に45Lのポリ袋(ぱんぱん)が転がっている
    志木倫堂:あと洗濯が渋滞していそうな気配を主張してくる一人暮らしにしては容量が大きすぎる籠とか
    志木倫堂:蛍光灯が切れたまま放置されている部屋だとか
    灰島火撫:「……てへっ?」
    灰島火撫:頭に拳をこつんとあててごまかしていく師匠
    志木倫堂:「俺は料理以外やんねーからな…………いや、本当……」
    灰島火撫:「……とかいって、やってくれたりしないかい? 僕の愛弟子?」
    志木倫堂:「そういうなあなあでこの前掃除してやっただろうが! 話が違うだろ!」
    GM:────という具合に君たち2人が心温まる交流をしていた時のことである。
    GM:『ピンポーン ピンポーン』
    灰島火撫:「うん?」
    GM:何やら宅配便が届いたとのことである。
    志木倫堂:「おっ、出てくるわ」
    灰島火撫:「いや、僕が出よう。僕ではポトフの面倒を見られない」
    志木倫堂:「っと、いや、その見た目だと若干めんどいだろ」
    志木倫堂:「でも印鑑どこにあるか分かんねーな。一緒に行くか」
    志木倫堂:鍋の火勢を弱めて
    灰島火撫:「うむ。では行こうか」玄関の方に駆け寄って
    志木倫堂:「はーい」ガチャッ
    志木倫堂:ドアを開けます
    GM:そんなこんなで(仲のいい兄妹なんだなという視線を感じながら)受け取った荷物を解いてみると
    GM:中から現れたのは、アラビアンなランプであった。
    志木倫堂:「おっ 文化っぽい感じだな」
    志木倫堂:「何に使うやつだ? これ インテリアか?」
    志木倫堂:当然灰島さんが頼んだものだと思っている
    志木倫堂:「この家に届く荷物と言えばカップ麺とかカロリーメイトとか……」
    灰島火撫:「……僕の趣味ではないね。少なくとも」
    志木倫堂:「雑な食いもんばっかなイメージがあったが、カナデもたまには……うん?」
    志木倫堂:「………………」
    GM:送り主の名を見ても、よくわからん文字が描いてあります。
    灰島火撫:「主神からの下賜にしては回りくどすぎるし」
    志木倫堂:「誤配だな。電話かけよーぜ」
    灰島火撫:「……それもそうだな」
    志木倫堂:そう言って包装から配達業者の電話番号を探す。
    GM:そのようにガサガサと包装を漁っていると
    志木倫堂:「つーか主神からの下賜って何? お前陽炎のレネゲイドビーイングじゃねーの?」
    GM:少しランプの包み紙に手がぶつかり
    灰島火撫:「まぁそれは追々。謎の多い師匠というのも乙なもの……」
    GM:ランプの表面がちょっとだけ擦れました。
    志木倫堂:「うおっやべ……傷とかついてねえかな」
    志木倫堂:ランプを持ち上げて擦っちゃった部分をさらに撫でる
    GM:すると突然に、部屋が暗くなるような感覚が起こり始めて
    灰島火撫:「しかし、見れば見るほど。オールド・ジンを名乗る身として、中に入って擦った相手の願いを3つ叶えたくなる見た目をして──」
    GM:ランプが手の中で、カタカタと震え始めます。
    志木倫堂:「いや……そういう……!」
    志木倫堂:「そういう心当たりあるなら先に言えよ………………!」
    GM:ボワ~~!突然ランプから白い煙が蔓延!
    志木倫堂:「俺は疎いからさ……そういう……そういう…………! なんかヤバそうじゃん……!」
    灰島火撫:「いや、まさか僕も、与太話として話したものが目の前に出てくるだなんて……ねぇ……」
    GM:煙が晴れた時、そこには
    ランプから出てきた魔人っぽいの:「………………」
    志木倫堂:「……はは」
    志木倫堂:「よし、大丈夫だ。見た目的に、いざとなったらカナデが倒せる」
    灰島火撫:「僕を何だと思っているのか軽く問いただしたいけど、一度置いておこう」
    志木倫堂:目の前に現れた魔人っぽいの、明らかに炎使いらしき見た目をしている
    志木倫堂:自らの教師の炎使いとしての力量を全面的に信頼しているのだ!
    灰島火撫:「まぁ、いざとなったらね」
    志木倫堂:「そーだろ」
    志木倫堂:「それで……あんたは一体……?」
    志木倫堂:少し警戒の姿勢を取りながら
    灰島火撫:「……で、どちら様かな、炎の御人。ノックしておいて失礼だとは承知だが、あいにく僕らも心当たりがなくってね」
    ランプから出てきた魔人っぽいの:「願いを……」地獄の洞穴から響き渡るような、威厳ある声は
    ランプから出てきた魔人っぽいの:「願いを、叶えよう」その実、まるで聞く耳を持たなかった。
    志木倫堂:「おい、ぜってー碌な事起きねーぞこれ」
    GM:カッ!と激しく閃光が瞬く!
    志木倫堂:「ぐあっ……!」
    灰島火撫:「何のひかっ……!?」
    GM:───光が止んだその時に、炎の怪物は消え去っており
    GM:辺りの明るさも、謎のランプも元通り。
    GM:しかし、一つだけ変化が生じていた。
    GM:志木倫堂、灰島火撫。
    GM:君たちの手が、炎となって一体化していた。
    灰島火撫:「……」
    志木倫堂:「……は?」
    志木倫堂:ぶんぶんと手を振る
    灰島火撫:「……」つられて手が振られる
    志木倫堂:「えっ……不便!」
    志木倫堂:「鍋見てんだぞ」
    灰島火撫:「開口一番がそれとは、なかなかいい弟子を持ったね僕も」
    志木倫堂:「いやいやいや……」
    GM:ゴポゴポッ!
    志木倫堂:「だってお前……えーっ…………」
    GM:鍋が沸騰する音がキッチンから聞こえてくる!
    志木倫堂:慌てて立ち上がり、転ぶ。
    灰島火撫:「ぺぷしっ!」転ぶ
    志木倫堂:「くっ……よりによって利き手が……!」
    志木倫堂:「やむなし!」
    志木倫堂:灰島さんを抱き上げて、鍋の所へ向かいます
    灰島火撫:「……わ、わわわっ!」
    志木倫堂:「底の方を掻き雑ぜてくれ」空いている手で火のつまみを調節しながら
    灰島火撫:「緊急避難とはいえ、なにかこう、一言だね!?」
    志木倫堂:「あっ……またやっちまった! ごめん!」
    灰島火撫:「ん、あ、お、おう、わかった」
    志木倫堂:繋がった手を灰島さんの小さい胴に回して抱き上げるような姿勢
    灰島火撫:「……いや、べつにいいとも。どうせ僕は女には思われてはいないのだし」空いている手でかき混ぜながら
    志木倫堂:「……つーか鍋見るだけでこれかよ」
    志木倫堂:「……これ、食うときめちゃくちゃ大変そうだな」
    灰島火撫:「……そうだな」

    GM:ロイス取得をどうぞ
    灰島火撫:愛弟子 志木倫堂 ○誠意/不満
    志木倫堂:灰島火撫 尊敬〇/厭気
    GM:登場侵食をどうぞ。
    灰島火撫:43+1d10
    DoubleCross : (43+1D10) → 43+6[6] → 49

    志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:44->47)
    GM:バランス良い感じ
    GM: 
    GM:ミドルシーンは特殊なFS判定で進行します。
    GM:判定内容はこちら。
    GM
    FS判定で行う。
    使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
    難易度:6
    最大達成値:9点
    目標進行値:4

    GM:特殊ルールは3つ。
    GM:片方が支援判定を行った場合、もう片方の達成値を+3し、そのラウンドの最大達成値を10とします。
    GM:セットアッププロセスに決まるハプニングチャートは独自のものを用います。
    GM:FS判定が未クリアで4Rが終了した場合、強制的にクライマックスに移行します。ペナルティとしてクライマックスシーン開始時に暴走・放心が付与されます。
    GM:ちなみにクライマックスでは任意で、侵蝕率を100%まで伸ばせます。
    GM:その効果を受けた場合、バックトラックで50%減らせます。
    GM:ジェネシフトもどんどんしよう
    GM:それではセットアップ。ハプニングチャート!
    GM:1d6
    DoubleCross : (1D6) → 5

    GM:5:ちょっとした荒事・戦闘が必要な局面。
    ラウンド中の使用技能を≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫に変更する。

    GM:得意分野ですね
    志木倫堂:やってやらぁ!
    灰島火撫:やってやらぁ!
    GM:判定どうぞ!
    志木倫堂:5d10 ジェネシフト
    DoubleCross : (5D10) → 22[7,2,7,4,2] → 22

    志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+22した(侵蝕率:47->69)
    灰島火撫:4d10 ジェネシフト
    DoubleCross : (4D10) → 26[5,7,5,9] → 26

    灰島火撫:侵蝕49→75
    志木倫堂:支援判定します
    志木倫堂:《結合粉砕》《焦熱の弾丸》
    志木倫堂:7dx+2
    DoubleCross : (7R10+2[10]) → 9[1,3,4,7,7,9,9]+2 → 11

    GM:おみごと!
    志木倫堂:師匠の達成値+3!
    灰島火撫:弟子の支援を受けて師匠がいく
    志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+5した(侵蝕率:69->74)
    灰島火撫:3dx+4>=6 射撃だけなら固定値あるねん
    DoubleCross : (3R10+4[10]>=6) → 2[2,2,2]+4 → 6 → 成功

    灰島火撫:草
    GM:ズボラファイア!
    GM:財産点使って良いですよ
    志木倫堂:わーい
    灰島火撫:ええい財産点4点ファイア! 10!
    GM:支援あるからエフェクト使わなくていいや~とかのんきな火だなこいつ……
    GM:本当に弟子任せじゃんな
    GM:ともあれ達成値10!進行値は2/4です!

    GM: 第11地区 灰島邸(ちょっと散らかった)
    志木倫堂:(ちょっと……?)
    灰島火撫:(ちょっとはちょっと)
    GM:君たち2人は突然の変事に見舞われつつも
    GM:ひとまず地区を担当するUGN支部へ連絡。
    GM:包みやランプの画像を送信したりしつつ、エージェントが来てくれるのを待っているところだ。
    志木倫堂:「ふー……案外なんとかなったな……」
    志木倫堂:ポトフの鍋(明日の分がまだ入ってる)に蓋をする。
    灰島火撫:「利き手が使えぬというのは、なかなか不便なものだな」
    志木倫堂:「こいつをテーブルに持ってくるのが一番の難関だった」
    志木倫堂:そう、お互いの利き腕が繋がった状態で固定されてしまったのだ!
    志木倫堂:「いや……逆じゃね? そんなことあるか…………?」
    志木倫堂:「信じらんねー…………バカだろ………………」
    灰島火撫:「同意見だ。何を思ってあ奴はこんな真似を……あ」
    灰島火撫:「……あの魔人(仮定)。願いを叶えるとかなんとか言ってなかったか?」
    志木倫堂:「いや……そんな……」
    志木倫堂:「言ってたな……」
    志木倫堂:マジ? という目で灰島さんを見る
    灰島火撫:「……弟子。お前まさか」
    マジで? という目で倫堂を見る

    志木倫堂:「お前、俺とごはんを食べさせ合いっこしたかったとかそういう……?」
    灰島火撫:「倫堂弟子こそ、僕と手を、しかもこんなつなぎ方をしたいとか……」がっちりと指までしっかり絡めた、いわゆる恋人繋ぎで固定された利き腕を掲げる
    志木倫堂:「つーかほんとだよ。何だこの指の絡め方 普通に繋ぐより可動域狭いし」
    志木倫堂:「いや……めちゃくちゃ手つなぎたいみたいじゃん……」
    志木倫堂:「やばい見てくれになってる」
    灰島火撫:「……これは僕でも知ってるぞ。恋仲同士の人間がよくやるつなぎ方だ」
    志木倫堂:「!」
    志木倫堂:もしかして自分はこのちんまいのとめちゃくちゃ手が繋ぎたいのか……? という思考に陥りかけていたが、何かに気付いた様子で
    志木倫堂:「なるほどな……謎が解けたぜ……」
    灰島火撫:「……ほほう。聞こうじゃないか弟子」
    志木倫堂:「カナデは知ってて、俺は知らない。つまりこの状況はカナデの方の願いだってことだ」
    志木倫堂:「俺は悪くない……ランプ擦ったの俺だわ…………ごめん…………」
    志木倫堂:一瞬勝った! という調子だった語気がみるみる尻すぼみになっていく
    灰島火撫:「……」
    志木倫堂:「……どうした?」
    灰島火撫:「……なんでもない」
    志木倫堂:「……な、なんだよその反応……」
    志木倫堂:「……」
    志木倫堂:「ま、まあ、あれだ……ほら」
    志木倫堂:「分かんないことをあれこれ言っても仕方ねーよ。UGNが来るのを待とうぜ」
    灰島火撫:「……つなぎ方に関してはたしかに僕の落ち度だが」
    灰島火撫:「食べさせ合いに関しては、そもそも弟子。君の方からの提案だろう」
    志木倫堂:「……!」
    志木倫堂:「待て、そうだが、待て」
    灰島火撫:「弁解はあるかね、弟子」
    志木倫堂:「俺達がここで争っても何も生まれない──もとい」
    志木倫堂:「ここで手打ちにしておかないと、お互いに恥ずかしい感じになるばっかだぞ! 多分!」
    灰島火撫:「……たしかに」
    灰島火撫:「お互い様で手打ちにしよう。僕も頭を冷やさないとな」
    志木倫堂:「そうだそうだ。願いを叶えるだどうだもうさん臭い話なんだ。信じてやる必要は、おっと」
    GM:────という具合に君たち2人が心温まる交流をしていた時のことである。
    GM:『ピンポーン ピンポーン』
    灰島火撫:「む」
    志木倫堂:「おっ」立ち上がる「来たっぽいな」
    灰島火撫:「……出るか。弟子」
    志木倫堂:「改めて間抜けな絵面だな……」
    志木倫堂:2人で玄関に行きます。離れられないので
    志木倫堂:「うーす」ガチャ
    灰島火撫:「ごきげんよう」
    九面忍:「こんにちは、喫茶店アソートより参りました。九面忍と申します」
    GM:11地区に住むイリーガルである灰島さんは、アソートがオーヴァードの情報交換場であり
    GM:UGNエージェントによって経営されている、ということも知っているだろう。
    九面忍:「灰島さんと志木さんで……」繋がった手を見て
    灰島火撫:「おぉ、アソートから。まぁ上がってくれ」
    九面忍:「合っていますよね、ええ。お邪魔します」
    志木倫堂:「ああ……そういう符丁な」
    志木倫堂:部屋を振り返り「うわっ……ちょっと待ってくれ」
    志木倫堂:「いい具合に上がれる部屋を用意……」自分の利き手を見る「無理ですね」
    志木倫堂:「汚いとこで悪いけど」と九面さんに謝る
    九面忍:「お気遣いありがとう。ですが招待していただいたわけでもありませんので」微笑みを返す。
    灰島火撫:「……やむをえぬ。5秒待て」空いている手で、後ろ手に光球を投擲。一室に入り、一瞬だけカッと
    九面忍:「……ははあ」
    志木倫堂:「(生けるゴミ焼却炉……)」口には出さない
    九面忍:「なるほど、流石の手際です」
    志木倫堂:「すげーよな。これは本当にすげーと思う」
    灰島火撫:「褒め言葉とうけとっておく。汚くなくなった程度だが、あがってくれたまえ」
    志木倫堂:九面さんをさまざまなものが隠滅された部屋のソファに案内する
    九面忍:「それではお邪魔します……志木くんは良い師匠と巡り合いましたね」
    志木倫堂:「お陰様で」万歳をする
    志木倫堂:灰島さんの矮躯がそれに合わせて宙ぶらりんになる
    灰島火撫:「……不便だ」
    志木倫堂:「状況は見ての通りなんだ…」
    志木倫堂:そう言いながら、怪しい宅配便と、怪しいランプ、怪しい炎の精めいた魔人のことを伝える
    九面忍:「その不便な状況も、恐らくはそこに由来しているのではないかと」
    九面忍:「お送りしていただいた情報を基に、こちらで調査をして来ました」
    灰島火撫:「ありがたい」
    志木倫堂:「助かる」
    九面忍:「オ・カルトの分野に滅法強い我らが支部長補佐曰く、かのランプは"カイオークの千魔灯"なるものだそうで」
    志木倫堂:渡された資料を右手でめくろうとして取り落としたりしている
    九面忍:「擦れば内に潜みしレネゲイドビーイングが現れ、勝手に願いを叶えようとしてくるのだとか」
    志木倫堂:「そう、それなんだよ。願いってのは本当に俺達の願いなのか?」
    志木倫堂:「いや、これ聞かない方が良い気がしてきたな……カナデの尊厳的にも」
    灰島火撫:「どー言う意味だこの弟子」
    九面忍:「さて、厄介なRBというのは非常に厄介なものですが」
    灰島火撫:「……コホン、続けてくれ」
    九面忍:「お2人に確認しますが、貴方方はどのような関係でしょうか」
    灰島火撫:「師匠と」
    志木倫堂:「めちゃくちゃ速かったな……まだそうは認めてねえぞ」
    志木倫堂:「まあいいや、弟子だ」
    九面忍:「ふむ、では本日志木くんが灰島さんのお宅へやってきたのはどのような理由でしょうか」
    志木倫堂:「……」言って良いのか?という目配せ
    灰島火撫:「師匠の身の回りの世話をするのは弟子の努めよ」「その代わりに、みっちり訓練はつけているぞ?」
    志木倫堂:「ああうん……さっきのでわかったと思うが、見ての通りの生活態度だから」
    志木倫堂:「飯を作りに来ている」
    九面忍:「………訓練では?」
    志木倫堂:「訓練は週5だが、今日は食事の用意に来ただけだな」
    九面忍:「なるほどどっぷり漬かってらっしゃる」
    灰島火撫:「それが、どうかしたのかね?」
    九面忍:「つまり、ですね」こほんと咳払い。
    九面忍:「カイオークの千魔灯は、お2人の鍛錬を手伝っている気なのでは……?」
    志木倫堂:「……」
    灰島火撫:「……」
    灰島火撫:「コレでか?」恋人繋ぎの利き手を掲げて
    九面忍:「手取り足取りというわけですね」
    志木倫堂:「ぬぅん!」唐突に自分の左手首を殴りつけ、爆破!
    志木倫堂:「ギャアーーーーーッ!!! 痛っっった!」
    灰島火撫:「ぎょわーーーーーッ!!! だからせめて一言だな!!!」
    志木倫堂:ちぎれた腕がリザレクトで再びくっつく!
    志木倫堂:「くっ……ダメか!」
    灰島火撫:「……これは、レネゲイドごと無理やり癒着させられておるな。一朝一夕で解除できる術ではないぞ」
    志木倫堂:「くそっ…そんなしょうもない話があるか! いや……」
    志木倫堂:自分が、今までで一番冴えていた時。
    志木倫堂:熱感覚のみで世界を知覚するために五感を次々に落としていった。
    九面忍:「レネゲイドコントロールの技術継承とすると、密着してみっちり教えるのは手かと」
    九面忍:「あっ、今の手かと、というのはジョークではないです」
    灰島火撫:「ふむ……たしかに、一理はある」
    志木倫堂:『ブレンデッド』のあの吹雪の中で、自分と炎以外の全てを切り離して、それで
    志木倫堂:あの時自分は、傍らの少年になんと頼んだのだったか
    志木倫堂:「手を握っていてくれ……と、願った事は、ある」
    九面忍:「彼の妖魔が有能なのか偶然なのか分かりませんね……」
    志木倫堂:「ええー……俺かぁ~~~~~~~」
    灰島火撫:「どうせすぐには離れんのだ」
    灰島火撫:「癪だが、乗ってやろう。予定ではないが、今日も訓練をつけてやる」
    志木倫堂:「じゃあカナデお前さっきの反応何だったんだよ!」逆ギレ!
    灰島火撫:「逆ギレか弟子! さっきの反応もなにも、僕はなにもやってないぞ!」
    志木倫堂:「くっ……仕方ねえ……! 謂れのない容疑をかけてすいませんでした! ご指導ご鞭撻お願いします!」
    灰島火撫:「よろしい」
    九面忍:「……仲がよろしいようで何よりです」
    九面忍:「こちらとしてもまた情報を洗ってみますが、くれぐれもお気をつけを」
    灰島火撫:「ああ、頼むよ。九面くん」
    九面忍:「何しろこの場合、特訓の成果は実践を以て証明するのが一番分かりやすいですからね」
    志木倫堂:「……ああ、訓練だから」
    志木倫堂:「『終わり』もあるだろうってか?」
    九面忍:「師匠を越えていけ、という奴ですね」
    灰島火撫:「ほほう」
    灰島火撫:「僕を差し置いて師匠面か。いい度胸をしているじゃないか」
    志木倫堂:「頼まれてねーのに師匠面する奴ばっかりかよ。いや、カナデには結局頼んだけど」
    志木倫堂:「そういう事ならわかりやすいな。補習になっちまうが、いっちょ頼むぜ」
    志木倫堂:すっくと立ちあがり
    灰島火撫:「よろしい。この際だ、基礎から叩き込んでやろう」
    志木倫堂:左手を見る「やっぱこれ不便だよ……」
    灰島火撫:すっと立ち上がる。身長差約35センチでの恋人繋ぎ
    灰島火撫:「……不便だな」
    GM:セットアップのハプニングチャートです。
    GM:1d1
    DoubleCross : (1D1) → 1

    志木倫堂:なんてことだ 1が出てしまった
    灰島火撫:なんてこった……
    GM:1:支部員など共通の知り合いに出くわす。
    見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよいラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。

    GM:というわけで、誰かが来ます
    GM:意志で判定しな!
    GM:これなら灰島さんも
    志木倫堂:4d10 ジェネシフト
    DoubleCross : (4D10) → 24[2,7,8,7] → 24

    灰島火撫:セットアップに呪石使えましたっけな
    GM:もちろん
    GM:戦闘中しか使えないとか書いてませんからね
    志木倫堂:侵蝕99
    灰島火撫:では怨念の呪石を使用して、暴走! 《絶対零度》で精神ダイスが増える!
    志木倫堂:4dx+1 支援判定 思い出の一品使用
    DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[3,7,8,10]+2[2]+1 → 13

    灰島火撫:侵蝕75→78
    志木倫堂:+3どうぞ!
    灰島火撫:いえす!
    灰島火撫:9dx+4>=6 思い出の一品使用
    DoubleCross : (9R10+4[10]>=6) → 9[1,1,3,3,5,6,6,6,9]+4 → 13 → 成功

    GM:OK!
    GM:これはFS判定であり、プライズ判定ではなく
    GM:支援判定しない方が出さないといけない数値が6/6で楽なのだが
    GM:ともあれ成功!次はクライマックスだ!

    GM: N市 どっかにある都合の良い空き地
    GM:状況打開には訓練が必要(かもしれない)ため
    GM:貴方たち2人は、空き地に人払いを敷き、訓練をしていた。
    GM:まさかそこに思いもよらぬ闖入者が現れようなどと、今は神も知らぬところである……
    志木倫堂:「ぬぬぬ……」
    志木倫堂:「そこだァァーッ!」
    灰島火撫:「踏み込みすぎだ戯けめ」
    志木倫堂:「げほあっ!」
    志木倫堂:ビターン! と地面に叩きつけられる。
    志木倫堂:「うーん。やっぱダメだな。目と耳塞いでると何も分からん」
    志木倫堂:耳栓と目隠しを外す
    灰島火撫:「ふふ。肌だけでなく、常に周囲のレネゲイドに気を使え。お前が知らずとも、レネゲイドは熱をたしかに識っている」
    灰島火撫:つながっている手を引く。目線が同じ高さに来る。
    志木倫堂:助け起こされて、灰島さんの目線が同じところにあるのに少しドキっとします
    灰島火撫:手をつないでいるのは、小学生の背丈ではなく、およそ同年代。
    長かった髪は肩口ほどに整えられ、肢体はなめらかで、それでいて確かな起伏をもった曲線を描いている。

    志木倫堂:(いや、不便だからでかくなってもらったけど、これはなんか……)
    灰島火撫:「……どうかしたかい?」恋人繋ぎのままの手をすこし引いて、さらに寄る
    志木倫堂:「っ、いや。チビじゃないカナデは、慣れねーなと思って……」
    志木倫堂:そのまま、しばし見つめ合う
    灰島火撫:「ふむ。まぁたしかに普段はあの姿でいることが多いね」
    灰島火撫:「……こっちの僕は、嫌いかい?」やや上目遣い気味
    灰島火撫:そのままじっと見つめる
    陶妙算:では灰島さんと見つめ合ってる志木くんの視界の端に一人の少年の姿が映る
    志木倫堂:「嫌いなんて、そんな事は……あ”っ」
    陶妙算:君の叫び声が聞こえて、駆けてきたのかも知れない、かすかに息が弾み。白磁の陶器のような肌にじんわりと赤みが刺している
    灰島火撫:「ぅん? どうしたね、倫堂くん」
    陶妙算:唇と頬に、うっすらと紅をさし、うなじに青い脈が透き通っている。眦のつんと尖った目はあくまで大きく、鼻は仏師がそっとつまみあげたというように整った形をした、絵巻物の牛若丸が飛び出てきたような美童。
    志木倫堂:じわじわと冷や汗が湧いてくる。
    志木倫堂:(いや……別にやましい所はないだろ。何もやましい所はない)
    陶妙算:志木くんのの友人の、陶妙算だ
    陶妙算:「こんにちわ、倫堂くん。」
    志木倫堂:(というか何を……何を焦っているんだ? 妙算は友達だし、カナデには師事してるだけだし、本当にこれ)
    志木倫堂:(大丈夫な気がしてきたな……)
    志木倫堂:モノローグとは裏腹に、その表情は硬い
    陶妙算:「その、倫堂くんの叫び声が聞こえたから、走ってきたんだけど」
    陶妙算:「えっと、」
    志木倫堂:「よ、よぉ妙算、奇遇だな」
    灰島火撫:「……おや、知り合いかね?」背後からの声に、一度離れて振り向く。妙算にも見えるだろう
    陶妙算:春のせせらぎにも似た柔らかく潤んだ瞳は、君と少女を結ぶ手を注視している。
    灰島火撫:二人が利き手を固く固く、指を絡ませてつないでいるのが
    志木倫堂:「いや、違うぞ! そういうのじゃない!」
    陶妙算:いつもなら涼やかなはずのその瞳が、今日はどこか暗い気がする
    志木倫堂:ばっ! と体を離すが、手は離れない
    陶妙算:「もしかして、お邪魔だったかな?」
    灰島火撫:「いやはや全く。この前の件があるから、今度は人払いも強めに敷いたはずなんだけど……おっと」
    志木倫堂:「俺とカナデは……単なる健全な師弟関係で……」
    灰島火撫:倫堂が離れたのにつられてひっぱられ、体を彼にもたれさせる
    陶妙算:「人払い…」
    陶妙算:抱き合う形になる二人の姿が目に入る。
    志木倫堂:「う」ふわり、と灰島さんの髪の匂い
    志木倫堂:先ほどのやりとりもあって、思わず顔を赤らめる。
    志木倫堂:「(何もかもがまずい方向に進んでいる気がする……!)」
    灰島火撫:「む」細身とはわかっていたが、こうやって持たれてみると、意外と筋肉質
    陶妙算:「あの、わざわざ人払いをしてこんな空間で二人きりで抱き合うとか」
    陶妙算:ゆるり、と志木くんたちの方に近づいていく
    陶妙算:「逢引をしてるようにしか、見えないんだけど。」
    志木倫堂:「(あわわわわ……)」
    陶妙算:なんで、こんなに気になるんだろう、志木くんと僕は友達のはずなのに。
    灰島火撫:「……はて」
    灰島火撫:「事実は彼の口からすでに出していたはずだが。僕と彼は師弟関係だぞ?」苦笑しながら
    陶妙算:愛らしい切り髪がふわりと風に遊ばれる。
    陶妙算:「師弟はこんな風に恋人繋ぎでお出かけしたりしませんっ」
    志木倫堂:「違うんだ…本当に…………手と手が離れなくなって……修行しなきゃいけなくなって……」
    志木倫堂:(これ誰が信じるんだ!?)
    陶妙算:「手と手が…?」
    灰島火撫:「(手をつないでの)密着しての(レネゲイドコントロールの)修行はそれはそれで効果的と(11支部のエージェントから)聞いたぞ?」
    志木倫堂:「くっ──マジかこいつも! 何とかならねーのか!」右手を振るい、2人の接合部を爆破しようとする!
    陶妙算:「……あ、ダメ!」
    陶妙算:その右手を両手で抑えようとします
    陶妙算:艶やかな墨のような髪がふわりと浮かび志木くんの鮮やかな金色の髪と絡みあう
    志木倫堂:「うおっわ!」
    灰島火撫:「おいおい弟子、またか!」無理やりやめさせようとして
    陶妙算:上質の絹のようにきめ細やかな肌の感触と細い骨にうすく肉の乗った柔らかな感触が志木くんに伝わる
    志木倫堂:「……!」
    陶妙算:「ご、ごめんね、僕も混乱してた。」
    陶妙算:漆のように光る瞳を志木くんに向ける、その瞳には君の姿だけが映っている
    志木倫堂:女の子の香りとはまた違う、陶妙算が独特に纏う体香、桃の香り。
    志木倫堂:パニックに陥っていた気分が落ち着いていく……
    陶妙算:「聞いてたよ。そういう風に人に迷惑を掛けるジャームがいる話」
    志木倫堂:「そ、そうか……割と有名なんだな…………」
    陶妙算:「僕も、その件で周辺を回ってたんだ。」
    陶妙算:ぎゅっ、と大事そうに愛おしそうに君の手を握っている。
    陶妙算:「なのに、えっと倫堂くんが……」
    陶妙算:倫堂くんが、女の人と、手をつないでるのみたら…
    陶妙算:「倫堂くんが、その被害にあってると思ったら。ちょっとどうしたらいいのかわからなくなって、うまく情報を処理できなかった。」
    志木倫堂:「……」
    志木倫堂:右手を、陶くんの指に絡めます。
    陶妙算:「ごめ……」
    陶妙算:「あ…」
    陶妙算:すっ、と指の力を抜き、志木くんを受け入れる
    志木倫堂:「……いや……なんとなく……」
    陶妙算:「ふふ」
    志木倫堂:陶くんの白魚のような指と指の間に、自分の指を差し込んでいく
    陶妙算:雪白の肌が紅色に色づいていく
    志木倫堂:「こうした方が良い気がしたんだ。なんでだろうな」
    陶妙算:「師匠の言うことを、ちゃんと聞いてるからじゃない?」
    志木倫堂:それから、急に恥ずかしくなったかのように、手を放す。
    陶妙算:「密着しての修行は効果的なんでしょ?…あ…」
    陶妙算:名残惜しそうにその手を見ている
    志木倫堂:「いや……どうなんだろそれ、マジなのかな……」
    陶妙算:「ん…僕だって、内功はそれなりに得意なのに。」
    志木倫堂:「内功ってそういうのだっけ」
    灰島火撫:「……話はまとまりそうかね、弟子。少年」
    陶妙算:「は、はい。すいません、ご迷惑をおかけしましや。」
    志木倫堂:「悪ぃカナデ。なんか色々とな」
    灰島火撫:「全く驚いたよ。親友思いのいい友をもったじゃないか」
    灰島火撫:「あんまり熱くて焼けて(妬けて)しまいそうだ」
    陶妙算:「む…」
    陶妙算:ちょっと警戒するような眼で、灰島さんをみる
    陶妙算:「灰島さんは」
    陶妙算:「勿論、この状態をすぐに解除したいと思われてるんですよね?」
    灰島火撫:「カナデ」「あるいは師匠でいいよ」
    灰島火撫:「やはり利き腕が使えないというのは不便だからね。できるなら解除したいとも」
    志木倫堂:「……」
    灰島火撫:「まぁ、これはこれで、普段とは違う感覚を鍛えられる訓練になる」
    灰島火撫:「もうすこしくらいなら、この手とつきあってやるさ」
    志木倫堂:再び、ちょっと嫌な汗が出てくる。
    志木倫堂:(いや……解決したよな? 大丈夫だよな?)
    陶妙算:仲睦まじくつながっている二人の手を再び注視する
    陶妙算:「ダメです。これはレネゲイド案件。放置していていたらこれ以上の変化起こらないとも限りません。」
    陶妙算:「すぐに、迅速に、出来る限り早く、事態を解決してくださいっ」
    陶妙算:「倫堂くんもっ」
    陶妙算:ぐいっと背伸びして、形の良い鼻先を倫堂くんに近づける
    志木倫堂:びくっ
    灰島火撫:「ごもっともだ」
    陶妙算:柔らかな桃の香りが志木くんの鼻をつく
    陶妙算:「ちゃんと、解決して」
    陶妙算:「しっかり手を離すことっ」
    志木倫堂:「わ……分かった!!」
    陶妙算:「約束だからね。」
    陶妙算:珍しく、少し強引に倫堂くんの手を取り
    陶妙算:右手の小指を、倫堂くんの小指と絡ませる。
    志木倫堂:「……指切りげんまんだな、これは知ってる」
    陶妙算:手を離せない、手の形を組み替えられない。今の灰島さんには出来ない。
    陶妙算:今は、自分と志木くんだけができる繋がりの形
    陶妙算:「うん、指切りげんまん」
    志木倫堂:「約束破ったらなんかすごい事が起きるやつだろ」
    陶妙算:一瞬だけ、灰島さんの方に嫉妬の混じった視線を送って
    陶妙算:「うん、針千本飲ますか。」
    志木倫堂:「割と現実的だな」
    志木倫堂:近い経験はある
    陶妙算:「じゃあ」
    陶妙算:ふわり、と陶の体が揺れて
    陶妙算:すとん、と志木くんの胸に収まる。
    志木倫堂:いろいろな出来事から心臓が早鐘を打っているのが分かると思います
    陶妙算:鼻先で、志木くんの胸板を悪戯っぽくくすぐっている
    陶妙算:「こうやって、1000回ぐらいこちょこちょしちゃう。」
    志木倫堂:「ぅひっ……そ」
    志木倫堂:「それはメチャクチャやばいな」
    陶妙算:「ふふ、倫堂くんは、こういう子供っぽいほうが、慣れてないでしょ?」
    陶妙算:瞬きする度に音がしそうな濃い睫毛に囲まれた瞳を上目遣いに君に向ける
    志木倫堂:「あの時の俺でも大丈夫って言わないと思う」
    志木倫堂:その目を、鋭い双眸で見つめ返して。
    陶妙算:「約束、守らないと、ひどいからね。」
    陶妙算:悪戯っぽく、いつもよりも幼い口調でそう言って。
    志木倫堂:「ねーよ。それだけは絶対ない。安心してくれていーぜ」
    志木倫堂:陶くんをにわかに抱きしめます。
    陶妙算:「ん、信じてる」
    陶妙算:冷たかった肌に、少しずつ熱がこもっていくのが志木くんに伝わる
    志木倫堂:「だからまた、な」と囁いて
    陶妙算:「うん、また、僕も調査頑張るから。」
    陶妙算:「カナデさんも、宜しくおねがいします。」
    陶妙算:「倫堂くんが、むちゃしないように見てあげてくださいね?」
    灰島火撫:「ああ、もちろんだとも」
    灰島火撫:「親友のことは、この師匠にまかせたまえ」
    陶妙算:「でも、さっきみたいにあんまり抱き合ったりしちゃダメですからね。」
    陶妙算:「離れないのは、手、なんですから。」
    灰島火撫:「他意はないよ。君たちが抱き合ったときと同じ感情さ」
    灰島火撫:「いや、同じと言うには語弊があるか。失敬、忘れてくれ」
    志木倫堂:「!」こちらは灰島さんと見つめ合っていた時少しあやしい気分になってしまっていたので、また慌てて身体を遠ざけます。
    陶妙算:また少し、普段は見せない子供っぽくむっとした顔をして
    陶妙算:すぐにその表情を気持ちを抑えます。
    陶妙算:「頼りになる方がついているようで、安心しました。」
    陶妙算:「それでは」
    陶妙算:と言って、少し後ろ髪を引かれるような気持ちになりながら、その場を去っていきます。
    陶妙算:二人のことは気になるけど、チルドレンとしてやるべきことはやらないといけないんだ
    灰島火撫:「……なぁ、弟子」「人外の僕から見ても、同性の距離感にしては熱があるように思えるが、そこは、如何に?」親友が去ったのを見てから、ふと
    「無論、無理に聞くつもりはないさ。ただのくだらない好奇心だよ」

    灰島火撫:面白いものを見る目つきに、少しだけ朱を差す。つないだままの手をわずかに引く。形の良い膨らみをたしかに当てながら
    志木倫堂:「いや……そんな事は……」
    志木倫堂:「お前! いや、そういうの……!」
    志木倫堂:さっきの今なのでものすごく後ろめたい気分になる
    志木倫堂:「妙算は……」
    志木倫堂:真面目な表情になって
    志木倫堂:「友達だよ。でも、そうだな、正直を言うと…………」
    志木倫堂:色々な事を思い出す。
    志木倫堂:「会ったのは偶然なんだ。思いのほか、互いの……なんつーかな」
    灰島火撫:「相性、波長、感性」
    志木倫堂:「弱いとこを補い合えるって言うか、2人でいると強くなれる、そんな感じの」
    志木倫堂:死臭の満ちるアパート、共闘、ラフィング・バーナーとの戦い
    志木倫堂:ネズミ、濡れ透けシャツ、バニー
    志木倫堂:「あとやっぱ性的な目では見てるな……」
    志木倫堂:ぽろりと零し
    志木倫堂:「今のは無しで」
    灰島火撫:「ふふ、そうかそうか」「いい友を持ったな、弟子。それはとてもとても得難いものだ。大事にしたm」
    灰島火撫:「……」
    志木倫堂:「…………」
    灰島火撫:「………………」
    志木倫堂:「…………………………無かったことにならないか?」
    灰島火撫:すっ、と左手で結晶を口元に持ってくる。臨戦態勢の合図
    志木倫堂:「ま……待て待て待て! 違う! 俺は1人の友達として妙算を大事に思ってる!」
    志木倫堂:「マジで……めちゃくちゃかわいいけど……それだけじゃなくて! あいつはすごいやつで……」
    灰島火撫:「僕の真面目な話と、ちょっと妖しい感じになっちゃって、うっかりドキドキしちゃった僕の体温を返せバカ弟子がぁぁぁ!!!」
    志木倫堂:「…………」
    志木倫堂:「………………掃除」
    灰島火撫:「洗濯」
    志木倫堂:「あと……布団干すのとかもやるからさ、ほら」
    灰島火撫:「……はぁぁぁ」
    志木倫堂:「チッ……許せねえ。あのランプ野郎……」
    灰島火撫:「……いいよ、今日はそれで手打ちにしよう」
    灰島火撫:「……あ、弟子。今の聞こえてなかったよね?」
    志木倫堂:「聞くのかよ!!!」ダァン!と土を踏みつける
    灰島火撫:「うるさい!!! 聞こえてても聞こえてなくても、聞いてなかったことにしろ! いいね!!!」
    志木倫堂:「謝る流れの中でそういうのをなー! ほじくるのをなーっ!!」
    志木倫堂:「良くないと思って……!」
    灰島火撫:「聞こえてたんじゃないか結局っ……あぁもう」
    志木倫堂:「くっ……マジで」
    志木倫堂:「絶対なんとかするぞこれ」
    灰島火撫:「絶対に、なんとかしよう」
    GM:その時である。
    GM:どこからともなく──まあ家の方角だが──から
    GM:煙が飛んできたのは!

    GM:購入とロイス取得をどうぞ
    灰島火撫:弟子の親友 陶妙算 ○好意/嫉妬
    志木倫堂:嫉妬だ~~
    志木倫堂:かわいいね?
    灰島火撫:うるさい弟子訓練メニュー増やすぞ
    志木倫堂:ランプの魔人 ありがた迷惑/殺意〇
    志木倫堂:以上です
    灰島火撫:3dx+1>=12 購入ボデマチャレンジ
    DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 7[4,6,7]+1 → 8 → 失敗

    志木倫堂:購入はなし
    灰島火撫:いじょう!
    GM:登場侵食をどうぞ。
    灰島火撫:75+1d10
    DoubleCross : (75+1D10) → 75+8[8] → 83

    志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:99->100)

    GM:空き地にて怒りとかに燃える2人の元に、その最大の対象がのこのこもくもくやってきた!
    カイオークの炎魔:「………………」
    カイオークの炎魔:「願いを……」地獄の洞穴から響き渡るような、威厳ある声の主は
    カイオークの炎魔:「願いを、叶えよ」まるきり会話する機構を持たず、ただ貴方たちに襲い掛かる。
    灰島火撫:「願望器(システム)としてすら二流の炎魔風情が、僕に敵うと思うなよ」
    志木倫堂:「……今、俺達の心は一つだ」
    志木倫堂:「ついでに体も一つだ。なんでだ?」
    灰島火撫:「……決まってるじゃないか弟子」
    志木倫堂:「おうとも」
    灰島火撫:「無論、貴様をぶっとばすためだ」
    志木倫堂:「テメーをぶっ飛ばすためだ」
    カイオークの炎魔:貴方たちの怒りにも、劣らず激しく燃え盛る炎!難易度9の衝動判定だ!
    志木倫堂:5dx+1 思い出の一品
    DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[4,6,6,8,10]+6[6]+1 → 17

    志木倫堂:あまりにも強靭な意思によって暴走を回避
    灰島火撫:4dx+1>=9 おもいでのいっぴん
    DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[3,5,6,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

    灰島火撫:当然
    灰島(12) 志木(4) ─5m─ カイオークの炎魔(8)
    GM:セットアッププロセスです
    カイオークの炎魔:なし
    灰島火撫:怨念の呪石使用! 暴走!
    志木倫堂:《エターナルブレイズ》行動値0 攻撃力+24
    志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+4した(侵蝕率:100->104)
    灰島火撫:侵蝕83→86
    灰島火撫:いじょう!
    GM:イニシアチブ。灰島さんの手番です。
    灰島火撫:いにちあちぶはなし!
    GM:クソイフリートをぶん殴れ!
    灰島火撫:マイナーで戦闘移動してエンゲージ。レジェンドは捨てry
    灰島火撫:メジャーでコンボ:三千焦界・北落師門
    《C:サラマンダー》+《災厄の炎》

    灰島火撫:10dx@7
    DoubleCross : (10R10[7]) → 10[2,3,4,5,6,7,7,9,9,10]+10[1,4,4,8,10]+10[4,10]+3[3] → 33

    カイオークの炎魔:素手ガード!
    GM:ダメージどうぞ!
    灰島火撫:4d10+21+3d10 装甲ガード有効
    DoubleCross : (4D10+21+3D10) → 18[6,5,2,5]+21+21[8,6,7] → 60

    GM:ヤッバ!
    カイオークの炎魔:死んで≪不死不滅≫!HP20で復活!
    GM:演出どうぞ!
    灰島火撫:「なぁ、弟子。ちょっと暑いかもしれんが、薫陶と思って耐えてくれ」掲げた結晶を、握り砕く
    志木倫堂:「珍しいな、そいつは」
    灰島火撫:竜の咆哮を思わせる轟音とともに、周囲の空気が一点に貪られる。少女の表皮はひび割れ、冷えたマグマの内側から、なおも熱を煌めかせる溶岩のような肌に
    志木倫堂:「だがまあ、分かるぜ。あんたもそんな風になるんだな」
    灰島火撫:「ちょっと、この思い上がった『もどき』に、本物を見せてやらねばならん」豪炎が空気を取り込む音が、そのまま声をなしたかのような声
    志木倫堂:「……!」
    灰島火撫:「逝ね」赤、黄色、白、水色──青。色を変える炎を、そのまま無造作に打ち出す。ただそれだけで、熱量は炎すら焼き尽くす。
    カイオークの炎魔:「ゥ、ォォォォォオオオォオオオオ!」
    カイオークの炎魔:同じ炎精、形持たぬ者、されどぞの核が違う。格が違う!
    カイオークの炎魔:強大なエネルギーに全身余すところなく飲み込まれ、消失する……が。
    カイオークの炎魔:彼女が確固たる自我と人との絆で立つと同様、この炎魔も己を成立せしめる理と人との絆を以てここにある。
    カイオークの炎魔:故に、彼女一人では倒せない。
    GM:イニシアチブ カイオークの炎魔
    カイオークの炎魔:待機
    カイオークの炎魔:繋がれた師弟の様子を見ている。
    灰島火撫:「……ふむ。つくづく僕一人では足りぬものよな。いやはや」
    志木倫堂:傍らの、手をつないだ先。再び、左腕が炎に飲み込まれている
    灰島火撫:「驚かせたかね、弟子?」
    志木倫堂:「"ワールウィンド"ん時も、稽古つけてくれてた時も、こんなん無かったろ」
    志木倫堂:「本気ってわけだ」
    灰島火撫:「たまには出さねば燻ってたまらんでな」「して、弟子。いけるか?」
    志木倫堂:それには答えず、目を閉じる。
    GM:イニシアチブ 志木くんの手番です。
    志木倫堂:「あんたの火だ。見えてなきゃおかしいぜ」
    志木倫堂:《コンセントレイト》《結合粉砕》《焦熱の弾丸》《プラズマカノン》
    志木倫堂:10dx7+2
    DoubleCross : (10R10+2[7]) → 10[2,4,6,7,7,7,9,9,9,10]+10[2,4,5,5,9,9,10]+10[2,6,10]+10[9]+10[7]+6[6]+2 → 58

    志木倫堂:めちゃくちゃ見えてた
    カイオークの炎魔:素手ガード!
    志木倫堂:6d10+43
    DoubleCross : (6D10+43) → 37[7,8,2,7,10,3]+43 → 80

    カイオークの炎魔:は?4回死ぬが?
    GM:戦闘終了。演出どうぞ
    志木倫堂:なら4回死ね!
    志木倫堂:感覚を、研ぎ澄ませていく。空の青も風のにおいも血を踏みしめる感触も、全て捨て去って。煌々と存在を主張する熱源へ。
    志木倫堂:繋いだ左手に感じる熱さがあるから、今だけは他のものをすべて捨てても、帰って来れると。
    志木倫堂:引き絞る。俄かに拡散した熱放射が凝集し、蒼い炎の矢となって。
    志木倫堂:知っている。
    志木倫堂:砥ぎ覚まされた一撃は理解を拒むものだ。故に許されない。防御も回避も。
    志木倫堂:「弾けろ」
    志木倫堂:呟いた時には、既に完了している。
    志木倫堂:一拍遅れて、爆音が響いた。
    カイオークの炎魔:その一撃を遮る物など何もなく
    カイオークの炎魔:不可思議なる縁に導かれ、彼女の屋敷にその姿を現した妖魔は
    カイオークの炎魔:完膚なきまでに消し飛ばされた。
    GM:ワンナイトフィーバーをカットしたので
    GM:ロイスを振りたまえ!
    志木倫堂:115-4d10 普通に振る!
    DoubleCross : (115-4D10) → 115-26[6,3,7,10] → 89

    灰島火撫:メジャーコストわすれ 86→92
    志木倫堂:帰還!
    灰島火撫:それでも確定してるんだなぁ。
    灰島火撫:92-4d10
    DoubleCross : (92-4D10) → 92-34[8,10,8,8] → 58

    灰島火撫:きかん!
    GM:経験点は5点で固定。GMは4点いただきます。
    GM:お疲れ様です。帰還おめでとうございます!
    灰島火撫:おつかれさまでした!
    志木倫堂:お疲れさまでした!
    GM:カイオークの千魔灯は、この後丁重に(ほんと丁重に)確保、市内の支部へと収容される。
    GM:ともあれ解放された君たち2人は、何をしようとも自由である。
    灰島火撫:太陽という表現すら生ぬるい熱量が、収束、凝固していく。結晶化していくその熱のあまりが、水彩画を描くかのように陽炎が色を持ち、少女を映し出していく
    灰島火撫:炎を思わせる、赤と橙色の長髪をなびかせる、小学生ほどの体躯の少女は、自由になった右手を開いたり閉じたりしてから、両手をぐっと掲げて
    灰島火撫:「んんんんんん~~~よかったぁ~~~~~!!!」
    志木倫堂:「っはーっ! 何とかなった~~!」
    灰島火撫:「いやぁよかったよかった。まだなんか手をつないでるような感触がするぞ」
    志木倫堂:ぷらぷらと手を振って。「まだ違和感あるよなちょっと」
    志木倫堂:「つーかさっきの奴なんだよ! めちゃめちゃ強そうじゃん、本体?」
    志木倫堂:少し興奮した面持ちで詰め寄ってくる
    灰島火撫:「ははは。本体が出てきたら星が消えておるわ」
    志木倫堂:「すぐそういう嘘かほんとか分かんないやつで話終わらせたがるよな~」
    灰島火撫:「ただちょっと、『それっぽい』見た目を作っただけのことよ。胸を大きくするよりかは、よほど熱量がいるがな」
    灰島火撫:「そうだな、弟子」
    志木倫堂:「あん?」
    灰島火撫:「クトゥルフ神話、フォーマルハウト、クトゥグア。この中に聞き覚えは?」
    志木倫堂:「最初のやつだけ見たことある」
    志木倫堂:「本屋のなんか……『これで君もライトノベル作家になれる!』みたいなのが並んでるとこあるじゃん……あそこらへんに……」
    灰島火撫:「ならよし。僕はその中から出てきた宇宙人なのさ。納得したかい?」
    志木倫堂:「……あー」
    志木倫堂:「オリジン・レジェンドってヤツか。神話とかシューゴーイシキがどうたらとか、そういうのから生まれる」
    志木倫堂:「センセイもその類いだったからな。信じるぜ」
    灰島火撫:「およよ。弟子の先生も同類だったか」
    灰島火撫:「なら、よし。さて弟子」
    灰島火撫:つないでいたほうとは逆、左手をすっと差し出して
    志木倫堂:「おーおー何だ何だ」
    灰島火撫:「帰るか」
    志木倫堂:「ん」
    志木倫堂:何を思ったか、灰島さんの腰をがしっと掴んで
    灰島火撫:「ふぇえっ!?」
    志木倫堂:持ち上げて、くるりと回ってみる。
    灰島火撫:「まてまてまてままままー!!」
    志木倫堂:「はっはっ。そうだな。帰ろう帰ろう」
    灰島火撫:「おいバカ弟子! 今の行動の意味を説明しろ!」
    志木倫堂:思いのほか優しい手つきで灰島さんを地に下ろし
    志木倫堂:「別に? スカッとしたからやりたくなっただけだ」
    灰島火撫:「……」
    灰島火撫:「はぁ。もういい。僕がバカみたいじゃないか」
    灰島火撫:「帰るぞ、バカ弟子」
    志木倫堂:「オッケー師匠。いいレッスンだったぜ」
    志木倫堂:彼女の左手を取って、歩き出す
    灰島火撫:「全く、調子のいい」彼の左手を握り返して、並んで歩く