メイン 見学

PC1ハーツイーズ:嬬恋 七瀬つまごい ななせ PL:すきゃっと
PC2ヴァイオレット・アイリス:彩谷 千映理(いろや ちえりPL:みつ

  • プリプレイ
  • オープニング
  • ミドル:ラウンド1
  • ミドル:ラウンド2
  • クライマックス
  • エンディング
  • GM:『一夜二人転 嬬恋七瀬/彩谷千映理の場合』
    GM:本日お2人に襲い掛かる異常事態は『年齢変化(肉体のみ)』
    GM:変事の原因は『ジャーム』を選択します。
    GM:よって今回は『ジャームにより性別逆転という事態に陥る。解決するため、ジャームをとっちめる』となります。
    GM:それではPC紹介!
    嬬恋七瀬:じゃあ自己紹介!
    嬬恋七瀬http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY_deNoAIM
    嬬恋七瀬:嬬恋七瀬(つまごい ななせ)です。17歳です。
    嬬恋七瀬:性別不詳のUGNエージェント。性別問わず色んな沢山の方とお付き合いしています。
    嬬恋七瀬:顔と能力に自信があって、それが折れるとメンタルがヘラります。
    嬬恋七瀬:今回は珍しく後輩の彩谷さんと一緒の任務らしいです。
    嬬恋七瀬:支部に入ったばっかりの頃に教育係をやったとかやらなかったとか
    GM:2人がどんな感じなのか、楽しみですね~
    嬬恋七瀬:そういう感じです!よろしくお願いします!
    彩谷千映理:自己紹介!
    彩谷千映理http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuY6jzgIM
    彩谷千映理:彩谷千映理(いろや ちえり)17歳です。あややじゃないよ。
    GM:アヤヤー!
    彩谷千映理:歳は一緒だけど後輩です。
    GM:同い年だけどエージェントとチルドレン!
    彩谷千映理:いつもは諜報系UGNチルドレンとしていろんなとこに入り込んで、情報収集に駆け回ったりしているとかいないとか。
    彩谷千映理:先輩達と一緒にいると語尾に草を生やしがちです。
    彩谷千映理:あと29歳の彼氏がいます。こないだ正式にくっつきました。
    GM:おめでとう!
    彩谷千映理:ありがとう!
    GM:草生やしたり、恋バナ咲かせたりしてね!
    彩谷千映理:というわけで、ナナ先輩と組むのは久しぶり()です。
    彩谷千映理:そんな感じでよろしくおねがいします!
    GM:よろしくお願いします!
    GM:このセッションは全てのシーンが全員登場です。
    GM:登場侵食をどうぞ。
    嬬恋七瀬:36+1D10
    DoubleCross : (36+1D10) → 36+4[4] → 40

    彩谷千映理:31+1d10
    DoubleCross : (31+1D10) → 31+1[1] → 32

    GM:ゆるゆる~
    GM: 
    GM: 第11地区ー第12地区 境界らへん
    GM:N市UGN第11支部に所属する、仲の良い先輩後輩である君たち2人は
    GM:さして特別なことがあるわけでもなく、普段通りに街を歩いている。
    GM:強いて変わったことを挙げるなら、バレンタインデーは近づいてるんじゃないかな。たぶんそう。
    嬬恋七瀬:「……でさあ、前に美大生の子と付き合ってるって話したじゃん。写真見せたっけ?あのメガネの」
    彩谷千映理:「どの美大生だっけ、彫刻やってる子?」
    嬬恋七瀬:「いや、そっちじゃなくて、油絵の方」画面がバキバキのスマホで写真を見せる。
    彩谷千映理:「あー、はいはい。……まあまあ可愛いじゃん」写真をちらりと見つつ。
    嬬恋七瀬:「もう割と前の話なんだけどさあ……」
    嬬恋七瀬:「この子に、卒製で七瀬さんを描かせてください!って言われてさ」
    嬬恋七瀬:「しかもアレだよ、ハダカのやつ」
    彩谷千映理:「ぶふっ」
    彩谷千映理:「受けたの、それ」口を抑えつつ
    嬬恋七瀬:「いやぁ……マジで!?って感じじゃん?都市伝説だと思ってたわ」
    嬬恋七瀬:「バンドマンと付き合ってもさ、君の為に曲作ったよとか言われたこと無いしさぁ」
    嬬恋七瀬:頭の後ろで腕組みをして。
    嬬恋七瀬:「いや、でも、メチャクチャ頼まれたからさぁ…………」
    彩谷千映理:「……え、受けたの?」
    嬬恋七瀬:「……受けた」頷く。
    彩谷千映理:「……めちゃくちゃウケるんですけどそれ」
    嬬恋七瀬:「しかも油絵だぜ?メッチャクチャでかいキャンパスで描くやつ」
    嬬恋七瀬:「賞なんて取ったらもう大変だよ。そうなったらボクが捕まんのかな?って思ってたんだけど」
    嬬恋七瀬:「結果から言えば、大丈夫だった」
    彩谷千映理:「何がどう大丈夫だったの」全裸でポーズ取ってるナナ先輩を想像してまた笑いつつ。
    嬬恋七瀬:「おい!勝手に想像してんだろ!やめろよな!」
    嬬恋七瀬:「いや、完成した絵見たらさ……なんか赤とか黄色とかの……四角とか三角とか……」
    嬬恋七瀬:「ピカソ?みたいな……前衛的っていうの?何かそういう感じで……」
    彩谷千映理:「抽象画」
    嬬恋七瀬:「ああ、そうそう。そういうの」
    嬬恋七瀬:「そういう感じで、何が描いてあるのか全然分かんなかったんだよね」
    彩谷千映理:「面白すぎるでしょ」
    嬬恋七瀬:「いや、でもマジでもう美大生と付き合うのやめよ~って思ったわ」
    嬬恋七瀬:「お前も気を付けろよ。あとバンドマン」
    彩谷千映理:「え、何?全裸でポーズ取ってキメ顔して出てきたのが抽象画?」
    嬬恋七瀬:「そうだよ。写メっとけばよかったな……」
    彩谷千映理:「面白すぎるでしょ」
    嬬恋七瀬:「『すごいね……ありがとう!』って言うのでギリだったわ」
    彩谷千映理:「そこでツッコまないあたり流石だと思うよ先輩」
    嬬恋七瀬:「いやまあ本人は真面目にやってんだろうしさぁ……」
    嬬恋七瀬:「彩谷は最近どうしてんの?」
    嬬恋七瀬:「まだあの……29歳のカレシとは上手くやってるわけ」
    彩谷千映理:「最近?あー、冬休み終わったし、とりあえず留年しない程度に出席してる」
    彩谷千映理:「夏目さんともまあ上手くやってる……んじゃない?私はそう思ってるけど」
    彩谷千映理:「それに、夏目さんの家、私ん家より学校近いし、いろいろ便利なんだよねー」
    嬬恋七瀬:「ふーん……ならいいけどさ……」ストローでフラペチーノを啜って。
    嬬恋七瀬:「いやマジで同棲……いや……うん……もう何も言わないけど……」
    彩谷千映理:「……まだ半同棲、大丈夫大丈夫」
    嬬恋七瀬:「じゃあこれまでみたいに適当に夜中にオールでほっつき歩いてたら怒られるんじゃね?」
    彩谷千映理:「その時は先輩の名前出せばとりあえず納得してくれるし、大丈夫大丈夫」
    嬬恋七瀬:「先輩の名前って……どっち……いやボクの……?」
    彩谷千映理:「スミちゃん先輩が夜ふかしするわけないじゃん?」
    嬬恋七瀬:「勝手に人をダシに使うなよな!」
    彩谷千映理:「はーい、次からは控えまーす」
    嬬恋七瀬:「本当に分かってんのか……?」疑いの眼差し。
    嬬恋七瀬:「……はー……これからどうする?メシでも食うか」
    彩谷千映理:「ごちそうさまでーす」いい笑顔ですり寄る
    嬬恋七瀬:「誰も奢るなんて言ってねえだろ!」
    GM:……といった具合に楽しくお話をしている君たちの下に
    ケイオスフェアリー:白い猫のような小動物がすり寄って来る。
    嬬恋七瀬:「ん?」
    彩谷千映理:「猫?」
    嬬恋七瀬:「何だお前。どっから来たんだ?」屈み込んで。
    ケイオスフェアリー:耳が長く、とてもやわらかそうである。
    嬬恋七瀬:「おいでー?」猫だと思って手を伸ばす。
    ケイオスフェアリー:首を30度ほど傾げて、じぃ……と観察した後に、てくてくと近づく。
    嬬恋七瀬:「あっ来た!」小声
    嬬恋七瀬:「よーしよしよし!おいでおいで」
    ケイオスフェアリー:てくてくてくてく
    ケイオスフェアリー:だんだんと近づくにつれて、光を反射する白い姿の細部が明らかになってくる。
    彩谷千映理:「猫……?」
    嬬恋七瀬:「いい子だね~。よしよし」撫でようとする。
    ケイオスフェアリー:具体的に言うと、頭部に長い耳と口しかない。ということが至近距離に至ってから判明する。
    彩谷千映理:「……何か変、じゃない?」
    嬬恋七瀬:「…………?」眉を顰めて。
    嬬恋七瀬:「……長毛種?」
    ケイオスフェアリー:「?」首を120度ほど傾げる。
    嬬恋七瀬:抱き上げてじっと見つめる。
    彩谷千映理:「……目、ある?」
    嬬恋七瀬:「……どこだろう……毛に埋もれてんのかな」
    彩谷千映理:もっとよく見ようと近づいてみる。
    ケイオスフェアリー:目元が明らかにならないまま、口元が露わになる。
    ケイオスフェアリー:裂けるような三日月状。頭部のほとんど全部までぐいっと開く。
    彩谷千映理:「わお、食欲旺盛そうな口……」
    嬬恋七瀬:「うっ……わ……!!」ぞくりと怖気が走る。
    嬬恋七瀬:「びっくりした……!猫じゃないじゃん……!」
    嬬恋七瀬:「あれかな……イタチ系……フェレットとか……?」
    彩谷千映理:「そういう普通のヤツならいーけど」すぐ抜けるようにコートの下に手を入れる
    嬬恋七瀬:流石に違和感を覚えて、ゆっくりと地面に降ろす。
    GM:その時、君たちの携帯に連絡が入る。UGNの緊急通信。
    彩谷千映理:「普通じゃないなら、どっかに連絡要るんじゃない?」
    嬬恋七瀬:「あー……マジ?そういのって…… ……!」
    嬬恋七瀬:顔を顰めて通話に出る。
    嬬恋七瀬:「はい、“ハーツイーズ”です、どうぞ」
    彩谷千映理:小動物を警戒しつつ観察している。
    黒瀬直:「うむ。こちら第12支部"デモン・ストレイト"」
    黒瀬直:「手短に言う。インリークォ・セル製の小動物型ジャームが複数逃げた」
    黒瀬直:「見つけた場合は捕獲・連絡を求む。どうぞ」
    嬬恋七瀬:「……」彩谷さんと目を合わせ、「……」それから小動物に目をやる。「……こいつじゃね?」
    彩谷千映理:「……い、一応特徴とか確認要るんじゃない?」
    嬬恋七瀬:「そうだな……すいません、特徴とか能力は分かりますか?」
    黒瀬直:「白くて耳が長い。それから……」
    ケイオスフェアリー:「………」危機を感知したかのようにぴくりと痙攣。
    ケイオスフェアリー:瞬間、嬬恋さんへむけて、長い耳を触手のように伸ばし──
    ケイオスフェアリー:ビリビリビリ!と謎の電流が走る!
    嬬恋七瀬:「……こいつじゃね? うわっ……!?」
    嬬恋七瀬:「う、ぐっ……!?」
    彩谷千映理:「ちょっ!」耳に向けて数発射撃するが防ぐには至らない!
    彩谷千映理:射撃直前にワーディングを展開します
    嬬恋七瀬:「痛たたたたたた!! 何!!何!?」
    ケイオスフェアリー:「!」弾かれるように逃げ走る。脱兎の如し!
    彩谷千映理:「……ナナ先輩、ダメージは。とりあえず連絡入れて追わなきゃ」
    黒瀬直:「オーヴァードに対し、それぞれ異なった変質を……!」
    黒瀬直:「すまん、遅かったようだな」
    嬬恋七瀬:「あー……いや、痺れたけどそんなでもないです。多分ブラックドッグ系……の……?」
    彩谷千映理:「こちら”ヴァイオレット・アイリス”。それらしき対象確認したけど逃げられました。……変質?」
    彩谷千映理:銃をしまってワーディングを解く。
    黒瀬直:「うむ。殺傷性はないはずだが…肉体に変調を与える」
    黒瀬直:「少し待て。合流して検査する」と言って、ぶつりと切れる。
    嬬恋七瀬:「変調……?」自分の掌に視線を落とす。
    GM:そう、嬬恋さんの肉体にダメージはない。ないものの異常はある。
    彩谷千映理:「……ナナ先輩が」
    彩谷千映理:「ちっちゃくなった」
    つまごいななせ:「彩谷おまえ……!」
    つまごいななせ:「でかくなってんぞ!!」

    nanatyan


    彩谷千映理:しゃがみ込んで視線を合わせる。
    つまごいななせ:「どうしたおまえ!大丈夫か!?」
    彩谷千映理:「いや、先輩の方が大丈夫じゃなくない!?」
    彩谷千映理:「っていうかかわいい……めっちゃかわいい」
    つまごいななせ:「は?ボクが何……」
    つまごいななせ:そこでようやく、ぶかぶかになった服がずり落ちてくるのに気付く。
    彩谷千映理:「……」
    つまごいななせ:「は?」
    つまごいななせ:「はぁああああ!?何だよこれ!!」
    彩谷千映理:「待って待って服脱げるのはまずい」
    彩谷千映理:「ちょっと洒落にならない」
    つまごいななせ:「おい彩谷ァ!どうなってんだこれ!!」
    つまごいななせ:「あっやば」手で掴んで。
    彩谷千映理:「わっかんないけど……十中八九あの小動物ジャームでしょ」
    彩谷千映理:「浴びたのナナ先輩だけだし」上着をとりあえず羽織らせる
    つまごいななせ:「あの小動物がジャームで攻撃を喰らったボクがエフェクトの効果で子供になったってこと!?」
    つまごいななせ:「そんなことあんの!?」
    彩谷千映理:「わかんない……、わかんないけど辻褄は合う……」彩谷も混乱している
    彩谷千映理:「ほ、ほら。少なくとも私は攻撃受けても触ってもないし……」
    つまごいななせ:「そ……そうだな……だから縮んでないんだろうけど……」
    つまごいななせ:「っ……とにかくアレだ……合流して検査するって言ってたよな?」
    つまごいななせ:「まずはそうしようぜ……マジで意味わかんないし……」
    彩谷千映理:「何か対処法とか、見つかるかもだし、ね……」
    つまごいななせ:「いくぞ彩谷!」
    つまごいななせ:ダルダルになった服を手で持ち上げながら、小さな体でふらふら歩いていく。
    彩谷千映理:「待って、待ってって!」服の心配をしつつ一緒に歩く。

    GM:ロイス取得をどうぞ
    つまごいななせ:彩谷さんに ○庇護/厄介
    つまごいななせ:ケイオスフェアリー 興味/○そんなことあんの? で取得します。
    彩谷千映理:先輩/嬬恋七瀬/かわいい○/不安
    彩谷千映理:ケイオスフェアリー 興味/とても警戒○ で取得します
    GM:登場侵食をどうぞ。
    つまごいななせ:40+1D10
    DoubleCross : (40+1D10) → 40+5[5] → 45

    彩谷千映理:32+1d10
    DoubleCross : (32+1D10) → 32+3[3] → 35


    GM:ミドルシーンは特殊なFS判定で進行します。
    GM:判定内容はこちら。
    GM
    使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
    難易度:6
    最大達成値:9点
    目標進行値:4

    GM:特殊ルールは3つ。
    GM:片方が支援判定を行った場合、もう片方の達成値を+3し、そのラウンドの最大達成値を10とします。
    GM:セットアッププロセスに決まるハプニングチャートは独自のものを用います。
    GM:FS判定が未クリアで4Rが終了した場合、強制的にクライマックスに移行します。ペナルティとしてクライマックスシーン開始時に暴走・放心が付与されます。
    GM:ちなみにクライマックスでは任意で、侵蝕率を100%まで伸ばせます。
    GM:その効果を受けた場合、バックトラックで50%減らせます。ワイバーンタイムみたいなの。
    GM:ミドルよわよわならジェネシフトもどんどんして大丈夫な安心設計だぞ。
    GM:それではセットアップ。ハプニングチャート!
    GM:1d6
    DoubleCross : (1D6) → 1

    GM:1:支部員など共通の知り合いに出くわす。GM・見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよい
    ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。

    GM:『ですね。らうんど1にはちょっと黒瀬出して帰らせるので』
    GM:『ラウンド2で出てもらって、ガッツリやってもらいます』
    GM:って見学席で言ったでしょ!
    つまごいななせ:これは……振り直しでいいのでは……?
    GM:振り直し!
    GM:1d6
    DoubleCross : (1D6) → 3

    GM:3:状態変化がもう片方に反転、あるいは両者になる。既に両方が陥っているシチュエーションの場合は片方が解決、もう片方が深刻化する
    ラウンド中達成値-2

    彩谷千映理:ワオ……
    つまごいななせ:くさ
    GM:どっちが良いです?
    彩谷千映理:ダブル幼女展開……?
    つまごいななせ:どうなるんだ……?
    つまごいななせ:彩谷さんが調子乗りまくってたら
    つまごいななせ:彩谷さんも幼児化する
    GM:くさ
    彩谷千映理:めっちゃいい
    GM:つまごいさんがブラックドッグなので
    GM:ちょっと電気残ってたんだな
    彩谷千映理:ブラックドッグめ
    つまごいななせ:あ……あたしそんなつもりじゃ……
    GM:というわけで判定!
    GM:達成値ー2だぞ幼女ども!
    つまごいななせ:やべ~
    彩谷千映理:ナナ先輩はバディムで差し引き+1できるな
    つまごいななせ:たよれる後輩
    つまごいななせ:コネUGN使って技能2!
    彩谷千映理:何なら支援射撃もあるけどまあいいかな
    彩谷千映理:要ります?
    つまごいななせ:怖いから頂戴!
    彩谷千映理:しゃげしゃげ!
    彩谷千映理:侵蝕+2 45→47
    彩谷千映理:ダイス+3してね!
    つまごいななせ:ダイス+3かな?
    つまごいななせ:たよれる~~
    つまごいななせ:6DX>=6
    DoubleCross : (6R10[10]>=6) → 10[1,4,5,8,10,10]+9[1,9] → 19 → 成功

    つまごいななせ:やったね
    彩谷千映理:やったー!
    つまごいななせ:最大達成値9だけど……
    彩谷千映理:10も上回ってる
    GM:さすが11の子。
    GM:情報収集に強い。
    GM:彩谷ちゃんも頑張ろうねえ
    GM:プライズではなくFS判定なので、合算なのだ。
    彩谷千映理:おお
    GM:きみの手腕を見せてやれ!幼輩に!
    つまごいななせ:がんばれ!
    彩谷千映理:情報:UGNでミーミル起動してコネUGN幹部に変化、エージェントツールも載って技能合わせて固定値は+4で判定
    彩谷千映理:4dx+4
    DoubleCross : (4R10+4[10]) → 4[1,3,3,4]+4 → 8

    つまごいななせ:盤石
    彩谷千映理:軽い裏取り
    GM:GOOD!

    GM: 第11地区ー第12地区 境界らへん(さっきよりちょっとだけ12に近い)
    GM:ケイオスフェアリーの攻撃に面食らった君たちの元に、件のエージェントはすぐやってきた。
    GM:端的な症状は連絡済みだったので、着替えも持ってきた。簡単な検査や尋問を終えて
    黒瀬直(男):「……うむ。良くも悪くも肉体の変化。それだけだな」
    彩谷千映理:「……」
    つまごいななせ:「そうですか!よかったです……」ひとまず胸を撫で下ろす。
    黒瀬直(男):眼帯をした2m近い大男が、少し安心したような調子で語った。
    つまごいななせ:初対面なので違和感を覚えていない。
    つまごいななせ:「それで、ボクらはこれからどうすればいいでしょうか?支部からの指示は?」
    彩谷千映理:「……?」十二支部の黒瀬直って、男性だったっけ……?などと考えている
    黒瀬直(男):「うむ。現状判明している戻し方が、2つある」
    黒瀬直(男):「変質を与えた個体の首を180度回転させてもう一度電流を流すか」
    彩谷千映理:「首を180度」
    つまごいななせ:「死にません?」
    黒瀬直(男):「死なん。あれは360度回るようになっているし、無駄に丈夫だ」
    つまごいななせ:「まじですか……すごいですね……」
    黒瀬直(男):「それか個体をしこたま痛めつけるか、だ」親指をくいっと、黒いポリ袋に向ける。
    つまごいななせ:「じゃあ、結局はどちらにせよ、つかまえるしかないってことですか?」
    つまごいななせ:高い声、上手く回らない舌足らずな口にやや苦戦しつつ。
    彩谷千映理:「はぁ……噂には聞いてたけど、傍迷惑なもの作るセルだよね」
    黒瀬直(男):「そういうことになる。問題はきみたちに任務達成能力が残っているかどうかだ」
    つまごいななせ:「えっ?」
    黒瀬直(男):「"ハーツイーズ"の戦闘能力ならば何も問題は無い」
    黒瀬直(男):「"ヴァイオレット・アイリス"の対応力も、十分すぎるほどにあるだろう」
    黒瀬直(男):「しかし、今の嬬恋くんは確実に弱くなっていると言える」
    黒瀬直(男):「……やれるかね?」正面から、2人の顔を覗き込む。
    つまごいななせ:「ぼ……ボクはやれます!」少し慌てたように。
    つまごいななせ:「身体能力は落ちてても……エフェクトは問題ありません!」
    つまごいななせ:「ちゃんとやれます!」
    つまごいななせ:「だよな、彩谷!」
    彩谷千映理:「問題ないと思います。……中身はまあ、いつも通りだし」
    彩谷千映理:「見た目はめちゃくちゃ可愛くなっちゃったけど」
    つまごいななせ:「うるせーよ!」
    つまごいななせ:「先輩だぞ!敬え!」
    彩谷千映理:「はいはい、えらいですねーすごいですねー」
    つまごいななせ:「おい!籠ってないんだよ!気持ちが!」
    つまごいななせ:「……ていうか……黒瀬さん?」
    つまごいななせ:「用意して貰って何なんですけど……」
    つまごいななせ:フリルのついた可愛らしい服を見て。
    彩谷千映理:「おーよしよし」スマホでパシャパシャと撮りつつ
    つまごいななせ:「他に無かったんですか……撮ってんじゃねー!」
    つまごいななせ:「消せこら!消せ!」
    つまごいななせ:ぴょんぴょん跳ねるが、手が届かない。
    彩谷千映理:「かわいい……いや、ナナ先輩かわいいなあ」
    彩谷千映理:「ナナちゃんって呼んで良い?」
    つまごいななせ:「彩谷ぁ!後でおぼえとけよ!!」
    つまごいななせ:「呼んだらころすぞ!!」
    彩谷千映理:「ナナちゃ~ん」
    つまごいななせ:「ぶっころす!!」
    つまごいななせ:ポカポカ殴りかかるが──悲しいほどに非力!
    彩谷千映理:「あーいたた、いたいよー。乱暴しちゃだめだよー」
    つまごいななせ:「こいつ……!ナメやがって……!ゆるせねえ……!」
    黒瀬直(男):「2人はとても仲が良いのだな」微笑ましげ
    つまごいななせ:「仲良くないですよ!!」
    つまごいななせ:「くそっ……後輩のくせに……!」
    彩谷千映理:「えー、連れないなー。私は先輩のこと尊敬してるのになー」
    つまごいななせ:「なら態度で示せ!」
    つまごいななせ:「写真を消せ!」
    つまごいななせ:「それ誰かに見せたら承知しないからな!」
    彩谷千映理:「うんうん後で消しまーす」
    つまごいななせ:「今やれーッ!」
    黒瀬直(男):「うむ、気が沈んでいないならば結構。問題ないだろう」
    黒瀬直(男):「私は別の個体を追っている。2人とも気を付けたまえよ」
    彩谷千映理:(別の個体……なるほどね?)
    つまごいななせ:「一杯いるんですね……」
    つまごいななせ:「黒瀬さんもお気を付けて。ボクたちもがんばります!」
    彩谷千映理:「ちゃっちゃと片付けないとね」
    黒瀬直(男):「うむ…ではな」そう言いながら2人の頭を優しく撫でた瞬間
    GM:ビリッ!静電気のような感覚が身体を疾走!
    彩谷千映理:「……」
    つまごいななせ:「ん?」
    黒瀬直(男):「むっ」
    彩谷ちえり:「すごい嫌な予感がするんだけど」
    黒瀬直(おとこ):「この感覚、覚えがあるぞ」
    いろやちえり:「……」
    つまごいななせ:「彩谷おまえ……」
    つまごいななせ:「縮んでね?」
    いろやちえり:「……」サイズの合わないメガネがずれる
    いろやちえり:「……えっ、待って」
    いろやちえり:「まってまって、え?」
    つまごいななせ:「ぶっ……」
    つまごいななせ:「あはははははははは!!あーーーっはははははははははは!!」
    つまごいななせ:「彩谷お前縮んでんぞ!!」
    いろやちえり:「うっそでしょ!?え?私も巻き込まれんの!?」
    つまごいななせ:「あーっはっはっはっは!!」
    つまごいななせ:「散々人をバカにしといて……!結局自分まで小さくなってやんの!」
    つまごいななせ:「あははははは!!ざまぁなさすぎ!!あーっはっあっは!!」
    いろやちえり:「うっそだあ……ちょっとまって……」袖の余った服を見る
    いろやちえり:「……と、とりあえず」
    いろやちえり:「ふく、服をもう一着……」
    つまごいななせ:「超ウケるんですけど……!ぷっ……くく……!」
    つまごいななせ:「ちえりちゃん今どんな気持ち?ねえ?」
    くろせなお(おとこ):「照魔鏡に年齢を吸われたときのたかさだな」ついでに縮んでいる。
    くろせなお(おとこ):「とりあえず私が着ていたスーツを羽織っておきなさい」
    つまごいななせ:「うわっ黒瀬さんも縮んでる……!!」
    いろやちえり:「ううー、くうーっ……」悔しさやらなんやらで声が出ない!
    つまごいななせ:「全然動揺してないし……」
    つまごいななせ:「ちえりちゃんも見習わなきゃいけなんじゃない?ん?」棚上げ!
    くろせなお(おとこ):「改めて応援も呼んでおこう。服のセンスが分からんし11の子で」
    いろやちえり:「うぐぐ……」だぼだぼの服のままその場で三角座り
    つまごいななせ:「人の気持ちが分かりましたか~?分かったらさっきの写真消…………」
    つまごいななせ:「…………ん?応援……?」
    つまごいななせ:「だ……誰を……?」
    くろせなお(おとこ):「私は問題ないので、このまま他へ向かう……さあ、誰が来るかは知らないが」
    くろせなお(おとこ):「君たちと仲の良い子とかではないかな」
    つまごいななせ:「…………」
    いろやちえり:「…………」
    くろせなお(おとこ):黒いポリ袋(中にケイオスフェアリーがぎっしり)を担ぎ上げる。
    くろせなお(おとこ):「それでは健闘を祈っておくぞ。君たちが失敗したら私も戻らないしな」
    くろせなお(おとこ):じゃっ、と手を上げて走り去る。
    つまごいななせ:「…………」それを見送って。
    いろやちえり:「応援……」見送りつつ
    つまごいななせ:「……だ……誰が来ると思う……?」
    いろやちえり:「……一周回ってイブさんとか?」
    つまごいななせ:「だったらいいんだけど……まあ彩谷より最悪なのは誰も……いや……」
    つまごいななせ:「…………」沈痛な面持ちで黙り込む。
    いろやちえり:「……ツグちゃんかスミちゃん先輩」
    つまごいななせ:「…………」
    つまごいななせ:「壬生は勘弁してくれ……」
    つまごいななせ:「絶対弄られるって……絶対……」
    いろやちえり:「私も弄られるじゃん……」
    いろやちえり:「今までの分……」
    つまごいななせ:「…………」
    つまごいななせ:「ツグミ……!!」
    つまごいななせ:「来てくれ……!!」
    いろやちえり:「ツグちゃん……!」
    いろやちえり:「助けてツグちゃん……!!」
    GM:セットアップのハプニングチャートです。
    GM:1d1
    DoubleCross : (1D1) → 1

    GM:1:支部員など共通の知り合いに出くわす。GM・見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよい
    ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。

    GM:良かった良かった
    GM:1以外が出たらどうしようかと思ってたよ~
    いろやちえり:よかった~
    つまごいななせ:やったね!
    GM:それでは判定!幼いなりの意志を見せてみよ!
    つまごいななせ:マイナーでジェネシフトしちゃえ
    つまごいななせ:47+4D10
    DoubleCross : (47+4D10) → 47+20[4,6,4,6] → 67

    GM:ナイスシフト!
    GM:ダイスボーナスキレてるね!
    つまごいななせ:意志で判定します!
    つまごいななせ:3DX>=6
    DoubleCross : (3R10[10]>=6) → 9[1,1,9] → 9 → 成功

    つまごいななせ:やったね
    いろやちえり:偉い!
    つまごいななせ:ジェネシフトしてなかったらファンブルだった
    いろやちえり:ジェネるか
    いろやちえり:マイナーでジェネシフト
    いろやちえり:32+4d10
    DoubleCross : (32+4D10) → 32+17[9,2,2,4] → 49

    いろやちえり:まだ安い
    いろやちえり:意志で判定!
    いろやちえり:4dx+1>=6
    DoubleCross : (4R10+1[10]>=6) → 10[4,4,8,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

    つまごいななせ:意志が強い
    いろやちえり:意志の力だ
    GM:思い出の一品が歩いてる!
    いろやちえり:私ががおまえの思い出だ
    GM:それでは無事に判定達成したので、次がクライマックス!

    GM: 第11地区ー第12地区 境界らへん(あのあと11よりに戻った)
    GM:君たちの願いは……届いたのだろうか?
    GM:応援にやって来るのは、果たして一体誰なのか!?
    GM:その答えが今、明らかに!
    木虎ツグミ:「お疲れさまです!嬬恋先輩に彩谷先輩、ご無事ですか!!」
    つまごいななせ:「ツグミーーーっ!」安堵にぱっと表情を輝かせる。
    つまごいななせ:「よかった……!ツグミ……!会いたかったよ……!」
    いろやちえり:「ツグちゃんだーーーーーっ!」
    いろやちえり:「助かった……助かったよう……!」
    つまごいななせ:「よく来てくれたな……本当によく……」
    木虎ツグミ:「わわ!二人とも本当にちっちゃくなっちゃってますね!」
    木虎ツグミ:先輩たちの一大事と聞いて、二人分の児童服をリュックに詰め十一地区から駆け付けたのだ。
    つまごいななせ:「ツグミが大きく見える……!」
    いろやちえり:「頼もしすぎる……いつも頼もしいけど今は100倍くらい……」
    つまごいななせ:「ありがとう……誰にも気付かれてないよな?他の誰にも……」
    木虎ツグミ:「えっと、連絡もらってすぐきちゃったので確実じゃないですけど」
    木虎ツグミ:「今この話を知ってるのは、私とあと小竹木さんくらいだと思います!」
    いろやちえり:「セーフ!!!」
    いろやちえり:「小竹木さんならセーフ……大丈夫……」
    つまごいななせ:「そ……そうだな……小竹木さんなら大丈夫だろ……」
    木虎ツグミ:「小竹木さんへの報告と服の調達だけして真っすぐ来ましたからね!」
    木虎ツグミ:「そうそう、これ!サイズが合うかは分からないですけど……」
    木虎ツグミ:リュックから二人分の児童服を取り出す。
    つまごいななせ:「…………」今の服と別の意味で可愛らしい児童服を見て。
    つまごいななせ:「…………」どちらがマシだろうかと黙考する。
    いろやちえり:「……よし、着替えてくる」選択肢がないので
    つまごいななせ:「……」ちら、とツグミちゃんを見る。
    木虎ツグミ:「どうしました?あ、タグとか付いたままでした?」
    つまごいななせ:「いや、何でもないよ。大丈夫」にこりと笑う。
    つまごいななせ:急いで駆け付けてくれた後輩が用意してくれた服を、無碍には出来ない。
    つまごいななせ:「着替えてくるね」
    つまごいななせ:たとえそれが、パステルでフリフリの女児服であっても──。

    いろやちえり:「……」
    つまごいななせ:「……」
    つまごいななせ:アルカイックスマイルを湛えて戻ってくる。
    木虎ツグミ:「わー!お二人ともすっごく似合ってますよ!!」
    いろやちえり:「……お揃い、だね」
    いろやちえり:メガネは外している
    つまごいななせ:「……だな」
    つまごいななせ:二人揃った子供らしい可愛い服。
    つまごいななせ:色違いのそれを着込んで並べば、姉妹にでも見えるかもしれない。
    つまごいななせ:「ありがと、ツグミ。マジで助かったよ」
    いろやちえり:淡い水色の服を確かめつつ。
    いろやちえり:「ほんとありがとね、ツグちゃん」
    木虎ツグミ:「いえいえ!これくらい全然大丈夫ですよ!」
    木虎ツグミ:「先輩達にはいつもたくさんお世話になってますから!」
    つまごいななせ:「任務中だろ?悪いな、手間取らせちゃって……」
    つまごいななせ:「……あ、そうだ」
    いろやちえり:「いい子……ツグちゃんいい子……」頭を撫でようと一瞬手を伸ばすが、届かない
    木虎ツグミ:「えへへー」 彩谷先輩の手に合わせるように屈む。
    つまごいななせ:「ツグミ、ここに来る途中でさ、何か変わった生き物とか見なかった?」
    いろやちえり:「そうそう、耳が長いやつ」
    つまごいななせ:「白っぽくて、これくらいの……」片手で撫でつつ片手でジェスチャー。
    いろやちえり:「……ああー、よしよし」嬉しそうに撫でる
    木虎ツグミ:「んっと、耳が長くて白っぽい……」 撫でられて目を細めつつ首を傾げて。
    木虎ツグミ:「あ!そういえばさっき」
    木虎ツグミ:「路地を抜けるときに白いなにかとすれ違ったような」
    つまごいななせ:「……マジ!?どっち!?」
    木虎ツグミ:「あっちの、服屋さんとクレープ屋さんの間の……」 言いながら指をさす。
    つまごいななせ:「……彩谷!」
    いろやちえり:「うん、先輩!」
    いろやちえり:「ありがとツグちゃん!ほんとファインプレー!」
    つまごいななせ:「行くぞ! ……ありがとなツグミ!また後で!」
    つまごいななせ:言いつつ慌てて走り出す。
    木虎ツグミ:「はい!お二人ともお気をつけて!」
    いろやちえり:「じゃーね!ありがと!」
    いろやちえり:駆け足でついていく
    木虎ツグミ:「行ってらっしゃい?!」 ぶんぶん手を振って見送った。

    GM:ロイス処理と購入判定をどうぞ。
    つまごいななせ:ツグミちゃんに ○庇護/女児服 で取得します
    つまごいななせ:ボルトアクションライフル!
    いろやちえり:ツグちゃんに 庇護○/ちょっと服がかわいすぎない?
    いろやちえり:支援射撃載せるヨー
    つまごいななせ:2DX+3>=15
    DoubleCross : (2R10+3[10]>=15) → 8[7,8]+3 → 11 → 失敗

    いろやちえり:アワワ……
    つまごいななせ:財産4で成功!
    つまごいななせ:装備します
    いろやちえり:あたしもボルアク
    いろやちえり:無形コンセで判定して潜伏者も載せちゃお
    いろやちえり:4dx7+16=>15
    DoubleCross : (4R10+16[7]>=15) → 10[2,6,7,8]+10[9,10]+4[2,4]+16 → 40 → 成功

    いろやちえり:よし
    いろやちえり:そうび
    つまごいななせ:つよすぎ
    いろやちえり:デコった
    GM:登場侵食をどうぞ。
    つまごいななせ:67+1D10
    DoubleCross : (67+1D10) → 67+2[2] → 69

    いろやちえり:49+1d10
    DoubleCross : (49+1D10) → 49+8[8] → 57


    GM:君たち2人は頼れる後輩……本当に頼れる後輩の道しるべに従った。
    GM:そしてそれが功を奏した!君たちは標的を路地裏へと追い詰めることに成功したのである!
    つまごいななせ:「はぁ……はぁ……ぜぇ……ぜぇ……」肩で息をしている。子供の体力。
    つまごいななせ:「とうとう追い詰めたぞこのやろう……!」
    ケイオスフェアリー:「シュッシュッ、ふしゅーっ」長い耳を振り威嚇!シャドーめいた挙動だ!
    いろやちえり:「……げほっ、げほっ、はぁ……はぁ……」
    つまごいななせ:「彩谷!おい彩谷大丈夫か!」
    つまごいななせ:「深呼吸しろ!ほら!吸って吐いて!」
    いろやちえり:「すぅー……はぁ……大丈夫、大丈夫」
    いろやちえり:「ここまで走らせた分、覚悟してもらわなきゃね……」
    つまごいななせ:小さな両腕でトイガンをしっかり握り、銃口を向ける。
    つまごいななせ:「とりあえず動けなくなってもらうぞ!」
    いろやちえり:銃を抱えるように持って、狙いをつける。
    いろやちえり:「やるよ、先輩」
    つまごいななせ:「ああ、さっさと片付けてメシ行くぞ」
    つまごいななせ:「奢ってやるよ」
    いろやちえり:「ふふ、やる気倍になった」
    ケイオスフェアリー:「ふかーっ!」ばちばちと電光放ちながら放たれる、強力なレネゲイドの奔流!
    GM:衝動判定と共に《ワイバーンタイム》
    GM:通常の侵蝕増加でなく、侵蝕率を100%まで任意で上昇しても構いません。
    GM:この効果を受けた場合、戦闘終了時に侵蝕率が50%低下します。
    つまごいななせ:あげちゃう!侵蝕100!
    いろやちえり:上げる!100だ!
    GM:暴走するかどうか、もう一回意志の強さを見せてみな!
    つまごいななせ:うおーっ
    つまごいななせ:3DX>=9
    DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 7[2,4,7] → 7 → 失敗

    つまごいななせ:うぎゃーーっ
    いろやちえり:ここにバディムーブしてもいいかな?
    GM:しよう!
    いろやちえり:する!
    いろやちえり:+3!
    GM:幼バディ!
    つまごいななせ:彩谷!
    つまごいななせ:頼れる後輩!
    いろやちえり:自分の分!
    いろやちえり:4DX+1=>9
    DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[2,2,9,10]+10[10]+3[3]+1 → 24 → 成功

    いろやちえり:意志力
    つまごいななせ:つよすぎ
    GM:さっすが~!
    いろやちえり:もとに戻らないと彼ピが逮捕されちゃうからな
    つまごいななせ:もとに戻らなくてもグレーだぞ
    いろやちえり:黒よりは白い
    ケイオスフェアリー(8)
       5m
    つまこい(6)いろや(6)
    GM:セットアップです。
    ケイオスフェアリー:《加速装置》行動値+6!
    つまごいななせ:≪怨念の呪石≫で暴走!侵蝕100>103
    GM:イニシアチブ。ケイオスフェアリーの手番
    ケイオスフェアリー:マイナーで《ポルターガイスト》。インプラントミサイルを破壊して攻撃力+12
    ケイオスフェアリー:メジャーで《コンセントレイト:オルクス》《空間歪曲射撃》《要の陣形》《アームズリンク》《雷光撃》《MAXボルテージ》
    ケイオスフェアリー:対象はあなたたち2人!ドッジダイスー2、ガード値ー5の攻撃だ!
    いろやちえり:思ったよりつええぞコイツ!
    つまごいななせ:ギェ~
    ケイオスフェアリー:10dx7
    DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,3,3,3,5,6,8,9,9,10]+10[2,3,5,8]+10[8]+5[5] → 35

    つまごいななせ:暴走リア不!
    いろやちえり:ワンチャンドッジ!
    いろやちえり:2dx+1
    DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[7,9]+1 → 10

    いろやちえり:ムリー
    GM:くたばれ~
    ケイオスフェアリー:32+4d10
    DoubleCross : (32+4D10) → 32+24[9,4,2,9] → 56

    いろやちえり:2ちえり吹っ飛んだ
    いろやちえり:ケイオスフェアリーのロイスを昇華して復活します
    つまごいななせ:そんなの死ぬ! 黒瀬さんに ○でかくて黒い/動じなさすぎ で取得して昇華復活!
    ケイオスフェアリー:バチバチと強力な放電!明らかに嬬恋さんへと差し向けられたものとは違う!
    ケイオスフェアリー:痛痒を与えることを目的とした、本気の攻撃が小さな2人に迫る!
    つまごいななせ:「むぎゃーーーっ!!」
    いろやちえり:「あっあっ痛っちょっ痛っ!」
    つまごいななせ:「ヤバい服焦げる!」
    いろやちえり:「わ、割とかわいいなと思ってたのに……!」
    つまごいななせ:全身に痺れと痛みを覚えながら、小動物を睨みつける。
    つまごいななせ:「後輩が持ってきてくれた服なんだぞ!」
    ケイオスフェアリー:「?」首をぐるりと1回転。
    いろやちえり:「うわっ、ほんとに360度回る!気持ち悪っ!」
    つまごいななせ:「こいつ……彩谷!やっちまえ!」
    GM:それでは行動どうぞ!
    いろやちえり:マイナー、ボルトアクションライフル効果で+5
    いろやちえり:メジャーで無形の影+コンセ
    いろやちえり:潜伏者ものっけてさらに+5しよう
    ケイオスフェアリー:(降伏のポーズ)
    いろやちえり:7dx7+10
    DoubleCross : (7R10+10[7]) → 10[1,3,4,4,4,6,8]+10[7]+2[2]+10 → 32

    ケイオスフェアリー:ギャーッ
    ケイオスフェアリー:3dx>=32 ドッジ!
    DoubleCross : (3R10[10]>=32) → 7[2,4,7] → 7 → 失敗

    GM:ダメージどうぞ!
    いろやちえり:4d10+8
    DoubleCross : (4D10+8) → 15[5,1,7,2]+8 → 23

    いろやちえり:……
    つまごいななせ:頑張ったな……
    ケイオスフェアリー:(威嚇のポーズ)
    いろやちえり:こいつ……!
    いろやちえり:「……」ケイオスフェアリーへと狙いを定める。
    いろやちえり:「……ただでさえ、近所の人には姪っ子とか言われるのに」
    いろやちえり:「このまんまだったら……!娘って言われるじゃん!」BANG!
    ケイオスフェアリー:ばちゅん!と軽い音を立てながら吹っ飛ぶ!軽い!
    つまごいななせ:「そういう問題か……?」
    いろやちえり:「深刻な問題だもん」
    ケイオスフェアリー:……だが丈夫!その動きはまだぴんしゃんしている。
    いろやちえり:「浅かったかなあ……!」
    GM:頼れる先輩の手番です
    つまごいななせ:うーん 使っちゃうか ≪セレリティ≫!
    いろやちえり:あ、侵蝕+6 100→106
    つまごいななせ:即座に2回メジャーを行います 103>108
    つまごいななせ:まず1回目
    つまごいななせ:あっごめんなさい その前にマイナーでボルトアクションライフル起動しときます!
    GM:どうぞ~
    つまごいななせ:≪コンセントレイト:ブラックドッグ≫+≪アームズリンク≫+≪クレイジードライブ≫
    つまごいななせ:対象ケイオスフェアリー!
    つまごいななせ:10DX7+4+5
    DoubleCross : (10R10+4+5[7]) → 10[1,1,3,5,6,6,6,8,8,8]+6[5,5,6]+9 → 25

    ケイオスフェアリー:3dx>=25 ドッジ!
    DoubleCross : (3R10[10]>=25) → 10[3,5,10]+3[3] → 13 → 失敗

    いろやちえり:妖精の手!したい!
    ケイオスフェアリー:ウギャーッ
    GM:どうぞ!
    つまごいななせ:ワーイ
    つまごいななせ:29+1DX7
    つまごいななせ:1DX7+29
    DoubleCross : (1R10+29[7]) → 4[4]+29 → 33

    つまごいななせ:まあよし!
    いろやちえり:侵蝕+4 106→110
    つまごいななせ:ダメージ!
    つまごいななせ:4D10+24+3D10+8 装甲有効
    DoubleCross : (4D10+24+3D10+8) → 25[1,10,9,5]+24+19[5,10,4]+8 → 76

    いろやちえり:良い火力!
    GM:こ、これが第11支部仲良しチームのコンビネーション……!
    ケイオスフェアリー:くたばります!演出どうぞ!
    つまごいななせ:死んだわ……
    いろやちえり:セレリティで復活も完ケアしていく見事なプレイング
    つまごいななせ:「彩谷!合わせろ!」
    いろやちえり:「オーケイ!」
    つまごいななせ:立て続けにトイガンを連射。弾丸はケイオスフェアリーの左右に着弾、同時に放電。逃げ場を塞ぐ。
    ケイオスフェアリー:「ウギャーッ!」釘付け!
    つまごいななせ:「よし!今!」
    いろやちえり:「行けーっ!」
    いろやちえり:ケイオスフェアリーの口めがけて数発射撃!
    いろやちえり:「先輩!ここ!」
    つまごいななせ:「ナイス……!」
    つまごいななせ:そのまま飛び込んで、怯んだ尻尾を引っ掴み、捕らえる。
    つまごいななせ:「首回せこらーーっ!」
    つまごいななせ:ぎりぎりと無理やり頭を回転させる。
    ケイオスフェアリー:「ムキューッ!」こんがりきつね色になった耳をやたらめったらに振り回しながら
    ケイオスフェアリー:ぐるりと首が回った!
    いろやちえり:「もどせーっ!とっとともどせーっ!」
    ケイオスフェアリー:ビリビリビリー!電流が再び放たれる!
    つまごいななせ:「うぎゃーーーっ!!?」
    いろやちえり:「あばばばば」
    ケイオスフェアリー:そのままぐったりと倒れ伏す。力を使い尽くしたのだ。
    つまごいななせ:「やった……!これで……!」
    GM:標的は沈黙、身体を戻す手順も完璧。
    GM:あなたたちの勝利だ!身体は戻る!
    GM:今すぐに!待ったなし!
    つまごいななせ:「……痛たたたたたた!!」
    つまごいななせ:ぐいぐいと身体が伸び、服に締め付けられる!
    つまごいななせ:「タイムタイムタイム!!」
    いろやちえり:「……待って待って!急!急だって!」
    彩谷千映理:「何もかもが急!!」
    嬬恋七瀬:「うわーっ!」
    嬬恋七瀬:足が上手く動かせず、その場で転ぶ。
    嬬恋七瀬:「ちょっと待っ……息……息……」首と胸元のボタンを緩める。
    嬬恋七瀬:「ゲホッゲホッ……!いやこれ……!」
    彩谷千映理:サイズが合わない分お腹が出ている
    嬬恋七瀬:「パッツンパッツンなんだけど!」
    嬬恋七瀬:「どうすんだよこれ……ブカブカより犯罪だろ……!」
    嬬恋七瀬:「苦しいし……!」
    彩谷千映理:「ヤバいよね……でも服……」
    彩谷千映理:「これしかなくない?」息苦しそうに
    嬬恋七瀬:「…………」
    嬬恋七瀬:「もう一回……誰か呼ぶ……?」
    彩谷千映理:「……十一から呼ぶのは不味くない?」
    彩谷千映理:「ツグちゃんだって忙しいだろうし……次来るのって」
    嬬恋七瀬:「…………」
    嬬恋七瀬:苦渋に満ちた表情。
    嬬恋七瀬:「……帰るか」
    嬬恋七瀬:「どっか……寄って……」
    嬬恋七瀬:「……服を買うための服が無い……!」
    彩谷千映理:「…………詰んだ?もしかして詰んだ?」
    嬬恋七瀬:「…………」天を仰ぎ、
    嬬恋七瀬:「…………」携帯を取り出す。
    嬬恋七瀬:「……あ、もしもし?ボクだけど」
    嬬恋七瀬:「うん……今大丈夫?うん……ちょっとお願いあるんだけどさ、いいかな?」
    彩谷千映理:マジで?という顔
    嬬恋七瀬:「今、クレープ屋さんの近くにいるんだけど……うん、そうそう」
    嬬恋七瀬:「家、すぐ近くだったよね?うん……うん」
    嬬恋七瀬:「悪いけどさ、ちょっと二人分の服用意して、持ってきてくれないかな?うん、そう。服。大人用の」
    彩谷千映理:マジかよ、という顔
    嬬恋七瀬:「そう、近くの路地。悪いね。うん、お願い。うん、愛してるよ」
    嬬恋七瀬:「…………」
    嬬恋七瀬:通話を切り、溜息を吐く。
    嬬恋七瀬:「…………持ってきてくれるって」
    彩谷千映理:「……美大生?」
    嬬恋七瀬:「……そう」
    嬬恋七瀬:「彫刻やってる方のね」
    GM:ワイバーンタイムによる減少によって確定帰還。故に省略します。
    GM:経験点は5点で固定。GMは4点いただきます。
    彩谷千映理:ワアイ
    嬬恋七瀬:やった~
    GM:お疲れ様です。帰還おめでとうございます!
    GM:きみたち2人は無事にケイオスフェアリーを捕獲することに成功した。
    GM:多少尊厳を失ったかもしれないが、無事に事態は収束した。ついでに黒瀬直も元に戻った。
    GM:というわけで約束の通りに。いつも通りの先輩後輩としての時間を取り戻したのである。
    嬬恋七瀬:時刻は既に深夜に差し掛かりつつあった。いつもなら遊び歩いている時間だが、今日は訳が違う。
    嬬恋七瀬:疲れ切った心身で気取ったレストランに入る気にもなれず、結局すぐそこのファストフード店に雪崩れ込むことになった。
    嬬恋七瀬:「はー……ひどい目にあった……」机に溶けるようにして、水道水と氷の味がほとんどのコーラを行儀悪く啜る。
    彩谷千映理:「なんだったんだろ……」遠い目をしながらチョコパイをちまちまとかじる。
    嬬恋七瀬:「休みの日までこれだもんな。マジでどうなってんの?この街……」
    彩谷千映理:「FHも悪党というか、ここまでくるとただの傍迷惑っていうか……」
    嬬恋七瀬:「マジで転属願い出そうかな……」ぐったりと項垂れる。
    彩谷千映理:「……本気で言ってる?それ」冷めたコーヒーをすすりながら。
    嬬恋七瀬:「んー……」肯定とも否定とも曖昧に、魚系バーガーの包みを剥がしていく。
    嬬恋七瀬:「んん……」そのままかぶりつき、むしゃむしゃと食べ始める。
    彩谷千映理:「……そういやさー、どこまで進んだの?」
    嬬恋七瀬:「…………」呑み込んで。「何が」
    彩谷千映理:「スミちゃん先輩にさ、告ったんでしょ?」
    彩谷千映理:「その後」
    嬬恋七瀬:「んぐっ……!」
    嬬恋七瀬:口元を抑える。
    嬬恋七瀬:「ごほっ!げっほ……!んぐ……!」
    嬬恋七瀬:「……何だよいきなり……!!」
    彩谷千映理:「何って、気になるじゃん?」ポテトを食べつつ。
    嬬恋七瀬:「……どこまで進んだ……って……そりゃ…………」
    嬬恋七瀬:「…………」
    嬬恋七瀬:「…………も」
    嬬恋七瀬:蚊の鳴くような声。
    彩谷千映理:「……」
    彩谷千映理:「はぁ~~~~~~~~」大きなため息
    嬬恋七瀬:「…………」ぐっとこらえるような顔。
    嬬恋七瀬:「……何にも…………進んでない…………」
    彩谷千映理:「……薄々」
    彩谷千映理:「薄々気づいてたけど、やっぱり……」
    嬬恋七瀬:「いやっ……!しっ……!かたないだろ……!」
    嬬恋七瀬:「お互い忙しかったし……!」
    嬬恋七瀬:「あんま会う機会も……無かったし……」目を逸らし、口を尖らせる。
    彩谷千映理:「その間に美大生と会ってたと」
    嬬恋七瀬:「ぐっ……!」
    嬬恋七瀬:反論しようとするが、何も出来ない。
    嬬恋七瀬:「……仕方ないだろ……!」
    嬬恋七瀬:「本命が出来たから別れようって全員に言ったらその日が命日になるって……!」
    彩谷千映理:「先輩達さ、そもそも任務の外で会って遊んだことあるわけ?」
    嬬恋七瀬:「…………」
    嬬恋七瀬:「な…………」
    嬬恋七瀬:「無い…………」
    彩谷千映理:「だよねー」
    嬬恋七瀬:「学校で会っても無視だし……」
    嬬恋七瀬:「いや……でも……!」
    彩谷千映理:「私でも流石に挨拶はするのに?」
    嬬恋七瀬:「そういうの変えたいからこ……!」
    嬬恋七瀬:「告っ……た……んだよ……!」
    彩谷千映理:「それで、変わりましたか七瀬さん」ポテトの空き箱をマイクに見立てて
    嬬恋七瀬:「……っ……だから……それは……!」顔を引いて。
    嬬恋七瀬:「…………」
    嬬恋七瀬:「……お……追々……これから……」目を泳がせる。
    彩谷千映理:ポテトの空き箱をペコっと凹ませる。
    嬬恋七瀬:「…………」
    嬬恋七瀬:「いや……だって……!」
    嬬恋七瀬:「初めて会ってからずっとこうだったんだって……!」
    嬬恋七瀬:「い……今更急に……変えられないっていうか……」
    彩谷千映理:「変える為に告ったんでしょ」
    嬬恋七瀬:「…………」
    嬬恋七瀬:黙り込む。
    彩谷千映理:「告ってそのまま何もナシだったらさ、『なんだったんだろうね』で終わっちゃうよ」
    彩谷千映理:「そのままフェードアウト」
    嬬恋七瀬:「……それは……」
    嬬恋七瀬:「……嫌だけど……」
    彩谷千映理:「……私さ、二人がギャンギャン言い合ってるの見てるの、結構好きなんだけどさ」
    嬬恋七瀬:「…………」
    彩谷千映理:「なんだかんだ息も合ってるし、だから、ナナ先輩がスミちゃん先輩のこと好きだって聞いてさ、ちょっと嬉しかったんだよね」
    嬬恋七瀬:「…………」視線を戻して彩谷さんを見る。
    嬬恋七瀬:「……がっかりさせるな、……って?」
    彩谷千映理:「応援してる……って」
    彩谷千映理:にやりと笑う
    嬬恋七瀬:深く息を吐き、俯いて顔を覆う。
    嬬恋七瀬:「…………」
    嬬恋七瀬:「……頑張ります」
    嬬恋七瀬:絞り出すようにそう言う。
    彩谷千映理:「頑張って、ナナちゃん」茶化すように言って。「……かっこいい先輩でいてよね、ホントにさ」
    嬬恋七瀬:「……ん」
    嬬恋七瀬:微かに頷く。
    嬬恋七瀬:「…………」
    嬬恋七瀬:「……そういうお前はどうなんだよ」
    嬬恋七瀬:「上手くやってるって言ってたけど……実際のところ」
    嬬恋七瀬:「どんな感じなわけ?」
    彩谷千映理:「どんな感じって、どんな?」
    彩谷千映理:「普通にデートとかするけど」
    嬬恋七瀬:「デートね……」
    嬬恋七瀬:「マジで大丈夫なわけ?って話は散々したから、もういいけど……」
    嬬恋七瀬:「どこまで進んでんの?」
    嬬恋七瀬:「ていうか、籍入れる気あんの?」
    彩谷千映理:「……籍」
    彩谷千映理:「えっ、籍。やーだ、気が早くない?私まだ17だし」途端に照れ照れしだす
    嬬恋七瀬:「いや、真剣交際って言い張ってなかった?」
    彩谷千映理:「最低でも3年待たせちゃうかなーって。それとも大学卒業までかなあ、だったら5年?5年かあー」
    嬬恋七瀬:「じゃあ結婚を前提にしてるってことだろ」
    嬬恋七瀬:「ていうか彩谷、よく考えてみろよ」
    嬬恋七瀬:「29が17と付き合って結婚も考えてないとしたら」
    嬬恋七瀬:「ヤバいだろ。完全に遊びだぞ」
    彩谷千映理:「……まあ、私は、なんていうの?ほ、本気のつもりだけど」
    彩谷千映理:「夏目さんそうだって思ってる、けど……」
    彩谷千映理:「どうしても考えちゃうよね、1%くらい」
    嬬恋七瀬:「今のうちにちゃんと確認しといたほうがいいぞ、マジで」じっと目を見て。
    嬬恋七瀬:「後で泣いてるお前見て、あの時本気で止めときゃよかった、なんて思うことになるのゴメンだからな」
    嬬恋七瀬:「しっかり言質取っとけよ。誓約書でもいい」
    彩谷千映理:「……」
    彩谷千映理:「……なんか、こんなに心配されるの、支部に入りたての時みたいだなあ」
    彩谷千映理:「ありがと、先輩」
    嬬恋七瀬:「ああ……そうかもな」少し笑って。
    嬬恋七瀬:「いや、メチャクチャ危なっかしかったもん、お前」
    嬬恋七瀬:「ボクに言われるの、相当だぞ?分かってる?」
    彩谷千映理:「流石に反省しました。いや真面目に」
    嬬恋七瀬:「やっと手が掛からなくなってきたと思ったら、いきなり干支一回り上と付き合いだすんだもんな」
    嬬恋七瀬:「そりゃボクも壬生もビビるって……」
    嬬恋七瀬:「……まあでも、何かあったら頼っていいんだからな」
    嬬恋七瀬:「いつまで経とうが、ボクは彩谷の先輩なんだからさ」
    彩谷千映理:「……ナナ先輩のそういうとこが好きだよ、私」
    嬬恋七瀬:「そうそう、そうやって素直に敬えばいいんだって」
    嬬恋七瀬:笑って、カップと包み紙を片付ける。
    嬬恋七瀬:「じゃ、そろそろ出るか…… ……あっ!」
    彩谷千映理:「ありがとうございまーす、ごちそうさまでーす」言いつつゴミをくずかごに
    嬬恋七瀬:スマホを確認して。
    嬬恋七瀬:「終電終わってんぞ……!!」
    彩谷千映理:「……うわっホントだ」
    嬬恋七瀬:「うわ?……マジかよ……ダラダラしすぎた……」目元を覆い。
    嬬恋七瀬:「……どうする?」
    彩谷千映理:「……私明日学校サボるつもりなんだけど、先輩は?」
    嬬恋七瀬:「んー……そろそろ単位ヤバいんだけど……」
    嬬恋七瀬:「まあ……行くとしても午後からでいいかな……」
    彩谷千映理:「……お、深夜フリーのクーポン」スマホの画面を見せる
    嬬恋七瀬:「またカラオケぇ?何回目だよ……?」
    嬬恋七瀬:「まあ……それしかないか……」嘆息する。
    彩谷千映理:「先輩あれ歌ってよあれ、Pretender」
    嬬恋七瀬:「Foo Fightersの?」
    彩谷千映理:「やー、髭男の。こないだ98点取ってたし」
    嬬恋七瀬:「知ってるわ!もう歌わねえって言ってんだろ!爆笑しやがって……!」
    彩谷千映理:「えー、記録更新しようよー」
    嬬恋七瀬:「しーなーい! ほら行くぞ!部屋埋まってたら始発まで悲惨だぞ!」
    嬬恋七瀬:コートを羽織って、冬の夜の中へ歩き出す。
    彩谷千映理:「……ふふっ、夜はまだこれからだもんねー」

    ──眠らない街に今日も一夜
      変わらない日常が育まれて──